DHCのアロマアイテムを意欲的に企画するアロマセラピー課から発信する癒し系ブログ

茶の湯の時間 [2009年05月28日(木)]

夏日のような照りと肌寒い雨が交互に訪れると、
うっかり風邪を引いてしまいそうにもなりますが、
今、風邪なんか引くと周囲からインフル疑惑の目で見られそうだから、
「ここはしっかり踏ん張らねば!」という近頃・・・いかがお過ごしですか?

またまたちょっとご無沙汰してしまいました

で、気合いを入れるためにも、
茶の湯で精神統一を計ろうとしたのでございますね(写真)。

不思議だけど、やはりお茶は気持ちを落ち着かせるアイテムで、
茶道というものが存在するのもよく理解できます。
重要な仕事にとりかかる前などに、
お茶を立てたり、瞑想をしたり・・・
人それぞれの儀式があると思います。

写真は、いい加減もう出がらしになった感の玉露なのですが、
緑茶と一口に言っても色々ありますよね。
「お茶の博物館」というサイトを参考に覗いてみたところ、
いわゆる煎茶は日光に照らされて育つのに対し、
玉露や抹茶は覆いを被せられて育つのだそうです。

煎茶がフレッシュな緑の芳香を放つのに対して、
玉露や抹茶は独特の甘い香りがするのはこうした違いから来るのでしょう。

そして、上級煎茶になればなるほど、
成分中のリナロールやゲラニオールといった芳香成分が多く含まれるため、
香りもよいのだそうです。

※リナロールやゲラニオールはバラやジャスミンなどあらゆる花々に含まれていて、
あの馥郁たる美麗な花香を形成しているアルコール類の成分。

緑茶にはホッとする成分と言われているテアニンアミノ酸の一種)と、
覚醒作用のあるカフェインの両方が含まれていて、
つまりはバランスのよい状態をもたらしてくれるのだと私は解釈しています。

和のアロマセラピーとして茶の湯タイムを見直している今更なのでありました。



16:05 | この記事のURL |
ここにもこんなクリスマス [2008年12月05日(金)]

そろそろ年の瀬ムード満点ですね。
牛さんもクリスマス風に飾られて心なしかニンマリ?
世の中は師走だけどマイペースで過ごしたいと思っています。

クリスマスというとキャンドルのイメージだけど、
先月、お香お香立ての新製品を発表したのでした。
アロマセラピー課のanother workです。

洗練されたインテリア提案を…ということで、
空想庭園をイメージしたお香とシンプルなお香立ての提案。


あえてクリスマスにお香でおごそかに!
・・・なんていかがでしょう?
独創的でマイペースな2008年の和クリスマス。
(そしてすぐ正月モードにスイッチ/牛さんもね)
アロマセラピー課からの提案です。

飲食の季節が多いこの季節は、
過剰な食欲を抑え、脂肪の燃焼を助けてくれる
グレープフルーツの精油で乗り切りましょう。

そう、今日は早めの忘年会なのでした〜


17:00 | この記事のURL |
橘の香り [2008年04月25日(金)]

朱塗りのお弁当箱と柑橘のランチタイム。
そろそろゴールデンウィークに突入ですね。
旅行もいいけど、ご近所ピクニックでもウキウキ気分になれます

写真の柑橘は甘夏ですが、柑橘の“橘(タチバナ)”は、
日本に古くから野生していた日本固有の柑橘で、
ミカン科ミカン属の常緑小高木。
ミカンに似た外見をしていますが、酸味が強く生食には向きません。
香りはネロリをやや軽くした感じがします。

「五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする」
/『古今和歌集』 よみ人しらず/
(訳)→5月を待って咲く花橘の香りを嗅ぐと、
昔親しんでいた人(恋人)が着物に焚きしめていた
薫き物の香りが想い出される。

他の多くのミカン科と同様、橘は5月に開花します。
花の頃になると、橘の香りがどこからともなく漂っていたのでしょうか。
『古今和歌集』だけでなく、多くの歌集で橘の香りについて詠まれています。
今の日本人にとってはあまり馴染みのない橘ですが、
和歌が詠まれた当時では、橘の香りによって恋人や昔のことを思い出す
…ということが定着していたようです。

香りに想いを馳せる…なんて、ロマンティックですね。
現代のように携帯やメールですぐに繋がる便利な時代ではなかったからこそ、
歌や文に想いをこめていたのでしょうか。

常緑は「永遠」であるということで喜ばれ、
家紋や勲章にも用いられてきた橘。
古事記にも興味深いエピソードが残されています。

この話の続きは次回にね


15:00 | この記事のURL |
土用の丑の日 [2007年07月30日(月)]


家の近所のひまわりですが・・・暑さでややぐったり?
でも、まだ梅雨明けしてなくて不安定な雨に見舞われています。
そろそろ梅雨が明けたら一気に夏全開でもっと暑くなるのでしょうか。

そして、今日は土用の丑の日。
土用の丑の日は鰻を食べることで知られていますね。
この風習の始まりには諸説があって、
言い出しっぺの有力候補は平賀源内なんだそうです。
相談に来た鰻屋に「丑の日だから“う”がつく鰻を、なんてどうだい?」
みたいなことを言ったかどうか・・・

栄養価的にもビタミンA、B群、Eなど豊富で、
暑さに負けない食材として理にかなっています。

この鰻にかけていただく薬味として山椒があります。
山椒はワサビと並ぶ日本古来の代表的薬味ですが、
「椒」には「芳しい」という意味があり、
これだけで山椒そのものを表すそうです。

山椒には山椒独特の芳香がありますね。
サンショオールやリモネンが含まれていて、
このリモネンはレモンなど柑橘類に多く含まれる芳香成分で、
爽やかな刺激とリフレッシュ効果があり、内臓の働きを活発にします。

和のアロマセラピーもさりげなく食生活に入り込んでいるでしょう?

「胡椒」にも「椒」が使われますが、
「胡」には「外国から渡来した」という意味があるとのこと。
胡椒の芳香にも爽やかさと刺激があり、元気になる感じがします。

時々、ピリリと刺激を与えながら暑さを乗り越えていきましょう


DHCエッセンシャルオイル」では、
現在のところスパイス系の精油は扱っていないけれど、
比較的スパイシーな要素を感じ取れそうな精油としては、
レモングラスマージョラムローズマリーなどのハーブ系や、
フランキンセンス(樹脂系)、バニラ(エキゾチック系)など。

場合によってはローズなどお花の香りにスパイシーを感じることもあります。
こんな話をしているとキリがありませんが・・・



・・・元気になりたい時は、レモングラスのフットバスなんかおすすめですよ。

エナジーチャージできるレモングラスフットバス
レモングラス2滴
バケツなどに入れたやや熱めのお湯に精油を混ぜ、
5〜10分ほど足を浸けます。
レモングラスにはデオドラント効果も期待できます。
できればお花など浮かべるとリゾート気分満点だったりして。


レモングラスは虫除けにもおすすめ。
虫除けについてはまた次回お届けしますね




14:10 | この記事のURL |
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