夏日のような照り

と肌寒い雨

が交互に訪れると、
うっかり風邪を引いてしまいそうにもなりますが、
今、風邪なんか引くと周囲からインフル疑惑の目で見られそうだから、
「ここはしっかり踏ん張らねば!」という近頃・・・いかがお過ごしですか?
またまたちょっとご無沙汰してしまいました
で、気合いを入れるためにも、
茶の湯で精神統一を計ろうとしたのでございますね(写真)。
不思議だけど、やはりお茶は気持ちを落ち着かせるアイテムで、
茶道というものが存在するのもよく理解できます。
重要な仕事にとりかかる前などに、
お茶を立てたり、瞑想をしたり・・・
人それぞれの儀式があると思います。
写真は、いい加減もう出がらしになった感の玉露なのですが、
緑茶と一口に言っても色々ありますよね。
「お茶の博物館」というサイトを参考に覗いてみたところ、
いわゆる煎茶は日光

に照らされて育つのに対し、
玉露や抹茶は覆いを被せられて

育つのだそうです。
煎茶がフレッシュな緑の芳香を放つのに対して、
玉露や抹茶は独特の甘い香りがするのはこうした違いから来るのでしょう。
そして、上級煎茶になればなるほど、
成分中のリナロールやゲラニオールといった芳香成分が多く含まれるため、
香りもよいのだそうです。
※リナロールやゲラニオールはバラや
ジャスミンなどあらゆる花々に含まれていて、
あの馥郁たる美麗な花香を形成しているアルコール類の成分。
緑茶にはホッとする成分

と言われている
テアニン(
アミノ酸の一種)と、
覚醒作用

のあるカフェインの両方が含まれていて、
つまりはバランスのよい状態をもたらしてくれるのだと私は解釈しています。
和の
アロマセラピーとして茶の湯タイムを見直している今更なのでありました。