人喰谷と縄が池と龍神伝説 [2010年09月23日(木)]
その、月長石の採れる場所なのですが・・・

『人喰谷/ひとくいだに』という所です。


【人喰谷】 ↓ 〈一部掲載させて頂きます。ご了承下さいませ・・・〉

http://nanto.zening.info/gokayama/Hitokuidani.htm


『人喰谷』・・・ 

いかにも人骨が転がっていそうな感じの〈?〉所です。

ちなみに、私は『蛇喰/じゃばみ』なんて言う地名の所に住んでいるので・・・

同じような感じですね。


人喰谷の近くには『縄が池』という、龍神伝説のある池があります。


【縄ヶ池(なわがいけ)】 ↓ 〈一部掲載させて頂きます。ご了承下さいませ・・・〉

http://nanto.zening.info/nawagaike/

【縄が池姫神社】 ↓ 〈一部掲載させて頂きます。ご了承下さいませ・・・〉

http://nanto.zening.info/nawagaike/P1010401_m.htm


【井口村の藤原秀郷誕生譚:富山編D】 ↓ 〈一部掲載させて頂きます。ご了承下さいませ・・・〉

http://regionalmyth.seesaa.net/archives/201003-5.html


“ それは井口村に伝わる次のような話です。
 「城端町蓑谷の山の中に、ミズバショウで名高い縄が池がある。この池の中には龍女がすんでいるといわれる。もと、滋賀県の琵琶湖の主の娘で、今から千年ほど昔、鎮守府将軍藤原秀郷という武将が連れてきて棲まわせたと伝えている。この武将は蓑谷近くの井口村で生まれたそうで、大へんふしぎな話がある。大むかし、井口村に大きな、大きな池があったとぉ。ある晩のこと、市平という若者の家へ、どこからともなく、美しい若い女性が訪ねてきたがじゃ。そしていうことには、「わたしは自分の家でひとりでいるが、淋しうてならぬから、この家にしばらくおいてくだはれんけ」市平もひとり身で暮らしていたので、承知したとぉ。女は毎日、食事、掃除、洗たくなどの家事をみんなしてくれたので、お互いに頼り合い、結婚して夫婦となった。そのうちに女のお腹が大きくなって赤ちゃんが生まれることになり、市平は大そう喜んだが、その女は、「実をいうと、私は池の主の龍女です。人間の子どもを育てることができません。申し訳ないが、あなた一人で育てて下さるようにお願いします。私は池の中でこの子が丈夫に育つように祈って守ります」といって姿を消してしまったとぉ。市平はびっくりしたが、しかたなく男手で育てることにし、藤太という名をつけてかわいがった。その子は元気でわんぱくに育ったとぉ。藤太が七つ、八つのころ、藤太は池の大蛇の子どもじゃという噂がでたが、少しも恥ずかしがらず、お母さんの大蛇に会いたがり、毎日、池の淵へ遊びにいったそうな。ある日のこと、池の水がざわざわして、大蛇が出てきて、母親の姿になり、藤太に向かって、「藤太や、母さんが守っているから立派な人になっておくれ」とはげました。藤太も喜んで、こういった。「じゃけれど、いつも母さんと一緒におりたいから、ぼくのお腹に入って守ってくだはれ。それで龍の神通力で、小さな小さなものになってみてほしい」すると、大蛇は、みるみるごま粒ほどになった。藤太はちょいとつまんで、のみこんだ。それで、藤太の住んでいた村を蛇喰と呼ぶようになったとぉ。その後、藤太は立派に成人して、播磨国へ行って武士となり、体力、知力、武力を修行し、大へん名高くなり、天子さまに召し寄せられて藤原秀郷という名をたまわり、のちに偉い鎮守府将軍に任じられたのだそうな」(石山直義『とやまの民話 第二集』(株)C・A・Pタウン情報とやま、1992、22〜23頁)。
 龍女と井口村の男の間に生まれた子が出世し、藤原秀郷になるという伝承です。藤原秀郷とは、10世紀前半、平安中期の武将です。下野国の押領使でありましたが、承平・天慶の乱に平貞盛に協力して、平将門を鎮定し、以後東国に勢力を持ったとされています。俵藤太とも呼ばれ、琵琶湖の勢多の唐橋の下に棲む、龍神に頼まれて、近江国三上山でむがでを退治した伝説があります。そのような関係で、この縄が池に琵琶湖の主の娘の龍女が棲んでいるとあるのでしょうか。 ”



これは初めて知りました☆

『蛇喰』と『縄が池』と『琵琶湖』は、龍神〈龍女〉繋がりのある土地だったのですね☆


“ なぜ、この富山県の井口村と藤原秀郷の関係が語られているのでしょう。『井口村史 上巻 通史編』(井口村史編纂委員会編、井口村発行、平成7、48ページ)は、藤原利仁の三男が井口氏になったという『源平盛衰記』を紹介しています。利仁は平安初期に活躍し、鎮守府将軍に任じられた人物です。井口氏と井口村の起源、藤原利仁が鎮守府将軍であったという点、また藤原一門で、屈指の武人であったとされる、秀郷の子孫と語る武将が戦国期に多いことから、この伝承が生まれたのかも知れません。 ”


今日見つけたのですが、『井口城』の地図です。


【越中・井口城】 ↓ 〈一部掲載させて頂きます。ご了承下さいませ・・・〉

http://www.hb.pei.jp/shiro/ecchu/inokuchi-jyo/


『蛇喰館』?・・・付近にそんな所があったのですね。 


“ ここでも伝承にある地名を地図上でみつめてみたとき、龍女の棲家と、秀郷の家の関係が、ほぼ南方方向に位置し、ある程度、三輪山の蛇の棲家と、娘の家との方位関係に類似点を見いだすことが出来るのです。 ”


三輪山でも、地図的に同じ配置で伝説があるのですね。

ひょっとして・・・ 

高瀬神社 → 蛇喰 → 縄が池 → 琵琶湖 → 三輪山 

・・・よく分かりませんが・・・

地図的に同じライン上に位置するような〈?〉気がします。

蛇〈龍神〉レイライン〈?〉かも?・・・  

早速『レイライン』で、検索です☆ 


【序章にかえて:レイラインとは?】 ↓ 〈一部掲載させて頂きます。ご了承下さいませ・・・〉

http://ameblo.jp/spiritualjourney/entry-10203359154.html


“ ガリア人は主要なレイラインにはさまれた土地のことをwouivre*2と呼びました。Wouivreとはヘビのことで、大地を滑るように動きます。この磁気的なヘビのエネルギーは地下水脈や金銀銅の鉱脈とも関連があります。地下深くからマグマによって隆起した、異なる尾根と繋がるレイラインもあります。地下の磁気的なヘビのエネルギーが表に出ると、その土地は豊かになり、またイニシエーション・テンプルとしても使われました。フランス、シャルトル大聖堂のラビリンスは迷路の真中でとぐろを巻き上昇するヘビのエネルギーの好例です。また、アメリカ、カリフォルニア州に位置するシャスタ山にもたくさんのレイラインが山とその周辺に見られます。日本の江ノ島やジャワの火山の噴火口、バリの寺院なども聖なるグリッド上にあります。

ヨーロッパの民話におけるメリジューヌ*3や、インドの神話におけるナーガ*4は、半人半蛇の姿をしていますが、wouivreの流れの秘密が表現されているものといえます。半人半鳥のFlying Dragons*5やセイレン*6もまた、wouivreと関連があります。

世界各地の、イニシエーションが行われた神聖な場は、このような強力なレイラインのグリッドの上に建てられています。そのなかには、クレタ島のヘビつかいの女神や、コブラの王冠を被った古代エジプトの王や女王たちなど、巫女や祭司が教えを授けていた所もありました。蛇紋(じゃもん)石でつくられた宝飾品を身に付けたケルトのドルイド僧や、古代ギリシャ・デルファイの神官たちもそうでした。彼らはみな霊的なイニシエーションのための場所としてグリッドを利用していました。このようなパワースポットと整合することで、癒しや予見、預言や他のたくさんの霊的な能力を生じさせることができるイニシエートを生み出していったのです。 ”



『レイライン』は、蛇〈ドラゴン〉のエネルギーが流れているのですね☆ 


【風水先生レイラインを行く 神聖地相学世界編―荒俣宏コレクション2 荒俣 宏】 ↓ 〈一部掲載させて頂きます。ご了承下さいませ・・・〉

http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-619.html


“ レイライン、これは東洋でいう 「龍脈」 にあたるそうですね。ヨーロッパに風水があったとは驚きです。 ” 


東洋では『龍脈』と言うのですね。

『レイライン』は、『霊ライン』かと、思っていました〈汗〉・・・  


【内なるレイライン】 ↓ 〈一部掲載させて頂きます。ご了承下さいませ・・・〉

http://ameblo.jp/spiritualjourney/entry-10205538226.html#main


“ ともあれ、歴史のある時点で、この惑星は目覚めることではなく、意識上で眠っていることを選択しました。ヘビは悪と関連づけられ、女性は誘惑と関連づけられるようになりました。これは古代のイニシエーションの場所に隠された秘密なのです。 ”


蛇とは不思議な生き物なのですね☆


様々なご縁と、導きのある今に感謝致します☆


今日も全てに感謝☆ 
記事の感想をクリック タメになる
おもしろい
ほしい!
おうえん!
最近の評価状況

この記事のURL
http://www.dhcblog.com/durer/archive/459
コメントする
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク
コメント