涙の飼い主たち [2013年01月15日(火)]
「時薬」という言葉を知ったのは多分、誰かの、葬儀のあとのお坊さんの説話
忘却は神の優しさ、という言葉は本の中で
時間が解決してくれるよ、と言われても、今もて余す気持ちは時を待たない
それでも
時が癒すのは日が登り、月が沈みの毎日に、慣れていくから
癒すではなく薄めるに近い
愛猫を見送ったのは
三五日前
有限の命、飼い主も愛猫も
その時に
同じように他の飼い主さん達にお役に立てば…とお式のことを記したい
飼い主も見ず知らずの飼い主さんの記事に、助けられたから。
ハードな内容かもしれないので、気の進まれない方は飛ばして下さい
深夜、この世を卒業したダネを前に呆然とした飼い主
泣くは勿論
これからどうしたらいいの…。と検索した
深夜のこともあり、友達に電話することも躊躇われたから
ひどく孤独だった
たくさん記事を読んだことと今までの経験、耳知識で
ペットシーツに寝かせた
硬くなってしまうことは知っていたが、思いの外
それは早かった
シーツは飼い主が心臓マッサージしたりしたことや、直前の摂取などを勘案して。それは正解だった
濡れたタオルで全身を拭いて、足や手や体を自然になるように動かした
時間が経つと動かせなくなる
出来れば、全体を小さくなるよう手足や首を曲げてあげるといい
飼い主は初め
昇華するのはネットによくある、移動式のものがいいかと思った
来てもらって、思い出の場所を巡り、昇華したら拾う…
完全に個別だしこれはいいと思った
だが…規制が充分でなく中には、良くない噂もたくさんあることがわかり、止めた
全てが良くない訳ではないだろうが、どこがそうだとわかり得よう?
名前なんて変えて幾らも同じことを続ける所もあるそうだから、見分ける自信が飼い主にはなかった
ダネの卒業式を穢す訳にはいかない
歴史あるペット供養のお寺を先生が教えてくれた
そこにしたのは
地方自治体や、獣医師会の指定があり地域で唯一
認可された炉だったこと
他にも認可された炉はあったが、合同で拾えない
イコール係員さんに委ねたら、何も返ってこないシステムだったので断念した
先生が教えてくれた所に連絡をして予約をした
それから、飼い主はダネの爪を切りブラッシングして綺麗にしつつ、毛を集めた
何も残ら無いのが怖かったから。
ワイヤーネット、S字フックが掛けられるようなものにバスタオル重ねて敷き、ダネを寝かせ、お腹の近くには保冷剤を置いた
ワイヤーネットごと持ち上げて、猫タワーに上げたり、室内の涼しいところへ運んだりした
メモリアルの何かを、や
その後のことは実はこの位に考えなくてはいけない
そんな風に13日は朝を迎えた
当日は
ダネをバスタオルにくるみレスポのウィークエンドに入れ、お寺さんについた
それぞれお寺さんによってシステムは違うだろうが、花や持参物は一緒に支度していく方がスムース
そのお寺さんは
パウチ、ビニール袋に入った物は大丈夫だった
着くと、たくさんの涙の飼い主がいて、多くは
商品の入っていた段ボールに眠っていた
段ボールがない飼い主は
すぐに方舟を用意してもらい、レスポから移した
すると、方舟には布が掛けられ、短刀が置かれた
長くなってきたので
続編に…
忘却は神の優しさ、という言葉は本の中で
時間が解決してくれるよ、と言われても、今もて余す気持ちは時を待たない
それでも
時が癒すのは日が登り、月が沈みの毎日に、慣れていくから
癒すではなく薄めるに近い
愛猫を見送ったのは
三五日前
有限の命、飼い主も愛猫も
その時に
同じように他の飼い主さん達にお役に立てば…とお式のことを記したい
飼い主も見ず知らずの飼い主さんの記事に、助けられたから。
ハードな内容かもしれないので、気の進まれない方は飛ばして下さい
深夜、この世を卒業したダネを前に呆然とした飼い主
泣くは勿論
これからどうしたらいいの…。と検索した
深夜のこともあり、友達に電話することも躊躇われたから
ひどく孤独だった
たくさん記事を読んだことと今までの経験、耳知識で
ペットシーツに寝かせた
硬くなってしまうことは知っていたが、思いの外
それは早かった
シーツは飼い主が心臓マッサージしたりしたことや、直前の摂取などを勘案して。それは正解だった
濡れたタオルで全身を拭いて、足や手や体を自然になるように動かした
時間が経つと動かせなくなる
出来れば、全体を小さくなるよう手足や首を曲げてあげるといい
飼い主は初め
昇華するのはネットによくある、移動式のものがいいかと思った
来てもらって、思い出の場所を巡り、昇華したら拾う…
完全に個別だしこれはいいと思った
だが…規制が充分でなく中には、良くない噂もたくさんあることがわかり、止めた
全てが良くない訳ではないだろうが、どこがそうだとわかり得よう?
名前なんて変えて幾らも同じことを続ける所もあるそうだから、見分ける自信が飼い主にはなかった
ダネの卒業式を穢す訳にはいかない
歴史あるペット供養のお寺を先生が教えてくれた
そこにしたのは
地方自治体や、獣医師会の指定があり地域で唯一
認可された炉だったこと
他にも認可された炉はあったが、合同で拾えない
イコール係員さんに委ねたら、何も返ってこないシステムだったので断念した
先生が教えてくれた所に連絡をして予約をした
それから、飼い主はダネの爪を切りブラッシングして綺麗にしつつ、毛を集めた
何も残ら無いのが怖かったから。
ワイヤーネット、S字フックが掛けられるようなものにバスタオル重ねて敷き、ダネを寝かせ、お腹の近くには保冷剤を置いた
ワイヤーネットごと持ち上げて、猫タワーに上げたり、室内の涼しいところへ運んだりした
メモリアルの何かを、や
その後のことは実はこの位に考えなくてはいけない
そんな風に13日は朝を迎えた
当日は
ダネをバスタオルにくるみレスポのウィークエンドに入れ、お寺さんについた
それぞれお寺さんによってシステムは違うだろうが、花や持参物は一緒に支度していく方がスムース
そのお寺さんは
パウチ、ビニール袋に入った物は大丈夫だった
着くと、たくさんの涙の飼い主がいて、多くは
商品の入っていた段ボールに眠っていた
段ボールがない飼い主は
すぐに方舟を用意してもらい、レスポから移した
すると、方舟には布が掛けられ、短刀が置かれた
長くなってきたので
続編に…