空と海のこころ手帳

第一幕

こんなにわたしが　うつ　なのは

やっぱり　おかだちの爆弾発言だよ　原因は





「僕は結婚願望ないですねー」
←しれっ。







あのヤロー、思いっきり、叫んでやりたいっ








「乙女の純情を弄んだわね、


この飯粒男ー！！！！！！！」




注）おかだちの身長：自己申告１６３センチ

　　　　　　　　　　まな姫見積もり１６０センチ

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　体重・・・日々膨張中、測定不可

　　　　　　　　　　　足は、わたしの方が長いと思う。

　　　　　　　　　　　顔は、わたしの倍はあると思う。











第二幕




口癖、って、おっそろしいよね・・・。

暇さえあれば、


「はぁ・・・おかだち・・・」





その度に、うるさいっって母の罵声









第三幕


それでね　ついつい　おかだちに　電話をしちゃった　まな姫でした・・・。



まな姫　　「うつで、くたばっています・・・。」


おかだち　「くたばっている間は大丈夫」



まな姫　　　


おかだち　「では、また今度・・・。」



まな姫　　「ハイ、ではまた今度・・・



　　　　　　　



　　　　　　　あの・・・、おかだちは、結婚願望ないんですよね・・・。」




おかだち　「ハイ、僕はひとりで生きていけます。」




まな姫　　「それはウソですっ



　　　　　　　おかだちが着ている服　食べているご飯



　　　　　　　この電話も　電車も



　　　　　　　おかだちひとりで、作れへんもんっ」





おかだち　「いや、僕はそれでもひとりで生きていけますっ」




まな姫　　「じゃあ、おかだちは、地球が滅びても、


　　　　　　　ひとりで生きていけるんですかぁぁぁ」





おかだち　　「そもそも　地球が滅びるとか、そういうことは次回にして、


　　　　　　　　とりあえず、僕は〜」











終幕


「何を二人でガキの喧嘩をしとるんや」




母の乱入で、


「では、また今度・・・喧嘩の続きを・・・。」



と、強制的に切られた電話・・・。






耳にこだまするよ・・・ツーツーツー・・・。















でも、おかだちの声はまろやかだ・・・

今日は・・・呆然・・・


最近　いろんなことがありすぎて　おかだちとの仲直り進んでいなかったけど


おかだちに　会ってしまいました



おかだちは　何気なく



「恋愛はファンタジー、僕は結婚願望ナシ」



という趣旨の内容を・・・お、思い出せない・・・ショックのあまり・・・








わたしは　頭真っ白　わたしの５年間はいったい・・・


その間にだって、いろいろ・・・でもないけど、あったのに・・・




診察内容もすっかり忘れて　主治医の先生がわたしの脳の話とかしてたけど



主治医の先生の話も覚えてない・・・



アニエス　ｂ．で　着せ替え人形やってきました・・・。













こちらのワンピースの１号を、お取り寄せしてもらいます・・・






な、涙も出ないし・・・ええと・・・主治医交代の話はいったいどうなったんだっけ・・・。

第一幕


おかだちのアホ・・・

きちんと別れたわけではナイけれど、別れたようなもんじゃないかい・・・


わたしがこうしてふさっているのに、頑固で冷たいヤローだぜ・・・

しっかし　わたしもアホじゃないやいっ

恋の神様・Ｋちゃんの応援

あれこれ　作戦　練っているんだから






第二幕


やはり、色眼鏡を外して、冷静にターゲットを分析しないとね


おかだちのコンプレックス〜

ふっ。

それは何と言っても・・・



背が低い


脚が短い


頭がデカイ


首がナイ





ああ・・・禁断のことを言っちゃった・・・



だ〜か〜ら〜。


小柄で、しかも足元がおぼつかないから、ヒールのついていないペタンコ靴を履いているわたしくらいしか、




おかだちより背の低い女性はまれだわ






し〜か〜も〜。









おかだちの、女性の趣味は把握済みよ


わたしも、伊達に５年間も付き合ってるわけないって










第三幕


そこでまな姫、大変身


腰まで伸ばしたロングヘア、見事にばっさりマチルダ・カット。


これがまたまた、アニエスのロリータの服に似合うのさ〜


ふっ







終幕


先日、ノーコメントやったおかだち・・・


しか〜し、あえて話題を避けてるあたり、


まな姫のワナにかかりつつあるわね



ほんまかいな・・・







おばちゃん　「あんなヘンなやつの、どこがええの」

昨日は　結局　おかだちは　

ネクタイ　持ってきませんでした

（忘れたんだと思うけど）


代わりに　どうして返すの　持っていますよ

なんだか　うやむやに　距離だけを取る約束


また　約束ができちゃった

わたしが　おかだちに　寄りかかるから

いつまで　たっても　一人歩きしないから

だから　ネクタイの　ひとり立ちの約束



最初は主治医の先生と

障害者手帳　生活保護

そんな話を　最近まで


それから　ちょっと　バイトをしたい

今の職場には　戻れない　でも

わたしにもできる　バイトがあるかも

ちょっと　探していたんだよね



でもね　このたび　上司たちに会って

やっぱり　遠回りしていても

どんな形でも　戻りたい

そんな気がした　昨日でした



おかだちに　クイズを出したのです

わたしが　何になりたいか、って

プールのインストラクター？

ううん　はずれ

それは　「夢」だよ　この身体じゃあ



正直　おかだち　びびってた

人見知り　引きこもり　そんなわたしが

やっぱり　復職　したいです

そんな　発言　いきなりしたから



今日は　そんな　第一歩

「こころの科学　職場復帰」

こんな本を　読み始めました

筋肉の具合も　診てもらいました



いろんなことが　急に回転

周囲のペースに飲み込まれないように

でも　誰にも　迷惑かけないように　　　　　　　

実りの秋に向けて　少しずつ

復職できたら　いいよなあ


焦りもするし　不安もあるし

夢はできたけど　形は見えない


最初の　一歩は　重かった

でも　満月の光の　重い足取り

まんざら　悪くないんじゃない？

巷で流行の　カレンダー

わたしも、やっちゃいました



おかだちには、ふられたんだけど・・・また一から出発するわよ・・・って。









まな姫とおかだちのとある一ヶ月









きゃああああああ

こんな一ヶ月もあるんだわ














おかだちとまな姫のとある一ヶ月








げ、現実を見せ付けられた・・・_l￣l●lll

わたしの５年間の恋愛は・・・

根本が間違えていたのかもしれない・・・






好きだよおかだちＴシャツ












もういやおかだちＴシャツ
















・・・・・・_l￣l●lll

第一幕

消灯時間の頃になると　看護婦さんが見回りに来る。

だから　一応　お布団にいる　まな姫・・・

しかし今夜は　もう一人・・・












第二幕


閉め切ったカーテンの中、看護婦さんが耳にしたのは・・・
























まな姫　　「ああぁ　もっと・・・　」

まな姫　　「あぁ・・・気持ちいい・・・」



















第三幕



「まな姫さんっ」




閉め切ったカーテンがシャッと開けられ、

看護婦さんが見たものは・・・。






















うつぶせになったまな姫と、

１００円ショップのツボ押しを手にしたおばちゃん・・・。








終幕


看護婦さん　「まな姫さん・・・・・・変な声出さないで。

　　　　　　　　Ｒさんも、そろそろお部屋に戻って。　」







訳も分からず、怒られたまな姫・・・。

あ・・・・・・








おばちゃん　「もう〜、看護婦さん、


　　いきなりカーテン開けるなんて無粋やわあ。


　　　　　ああ。こんな時間、もう、おかだちさん、来ないねー。


　　　　　ほな、おやすみ〜。」









そのまま今まで倒れていたまな姫・・・・・・。




　　　　　　　　

おかだち・・・。

５年も思い続け・・・やっと成就しかけたのに・・・


しかも、仕事の関係で、これからも会うんだよ・・・

会いたいんだけど・・・



ほんまはね。　

９．１１の、テロとイラク戦争の遺族の方々へのチャリティーＴシャツ、３枚もペアで買ってあるんだよ・・・。

もう、渡せないのか・・・。




ふぅ・・・。








おかだちＴシャツ








そうなんだよっ　おまえは、人目を気にしすぎじゃああああ

わたしが、病人になって、ずっと休職していて、問題児だからって・・・












待ってておかだちＴシャツ






５、５年になったから、賞味期限切れだと・・・











えーい、ブログ名変えてやるうっっっ〜




くたばれおかだちＴシャツ












　_l￣l●

第一幕

しんどすぎる　だるすぎる　やる気ない　肩こった・・・

ひとり　一日の大半を　布団に横たわって過ごしているのに

必ず　からんでくるのが　おばちゃん・・・








第二幕


締め切ったカーテンが　こそりと開いて

誰かが　忍び寄ってくる・・・




おばちゃん・・・




おばちゃん　「わたしも　寝ようかな。」




















おばちゃん　「狭い。もっと向こう行って。」







・・・・・・・おいおいおいおい、自分のベッドで寝てくれ






おばちゃん　「まな姫ちゃん・・・お風呂は・・・」


まな姫　　　「しんどい・・・。」


おばちゃん　「くさいよ。」


まな姫　　　「ここはわたしの布団です・・・

　　　　　　　暑苦しいから出てってクダサイ・・・。」










第三幕


しかし、根付いているおばちゃん・・・。

せっかくだから、肩揉みと、ツボ押しをやってもらおう・・・。






まな姫　　　「あああ、そこそこです・・・うー。ぎゃあああああ。」


おばちゃん　「くたばれっ、おかだち！」


まな姫　　　「肩甲骨の下にも、巣があります・・・。


　　　　　　　　ぎゃあああああ、そこ、そこですっ。」


おばちゃん　「くたばれっ、おかだち！」





最近は、おばちゃんがやってくると、無言でツボ押しを差し出すまな姫・・・。








終幕

こうやって、おばちゃんと、私の左肩の巣と、おかだちを撃退していたのに・・・。










おばちゃんがわたしの布団で眠り込み、自分が撃退されてしまったまな姫・・・。

「５年間の嬉し泣き」



あれから　１ヶ月もしていないのに


その１ヶ月で　いろんな　いろんなことがあって



わたしは　心身ともに体調が悪化していき



５年間の想いが　散ってしまった




５年の間に　いろんなことがあった



他の男性からの告白やプロポーズを蹴った



わたしは　どんどんおかだちになじんでいって




おかだちも　なじんできてくれていた　そう　思っていた




わたしのこの体で　わたしの全てを知っている　おかだち以外に



今から　どうやって　他のひとを　見つけろと言うんだろう



まだ　一滴も　涙が出ない



まだ　一滴も　涙が出ない




ただただ　しんどくて



先が　見えない