定年退職前に、学校で美術の先生をなさっていたという、
奥ゆかしい 男性と お知り合いになり、
皆で、絵を描いてみました・・・。
その方は、ご自分の水彩画用の用紙と、
水彩画用絵の具、筆などを こころよく 貸してくださり、
お花や、野菜などをテーマに描いてみましょう・・・と。
最初は、私たちに好きなように自由に描かせてくださいます。
そして、できあがる頃に、
「ここに、こんなふうに・・・。」
と、ちょっと、絵筆を入れてくださる。
すると、絵が、見違えるくらいに、立体感をもち、生き生きとするのです
魔法の筆だ・・・。命の息吹を与える、魔法の手だ・・・。
そして、
「今度は、こんな風に、やってごらん・・・。」
と、微笑むのです・・・。
今日は、わたしは、桔梗を描いてみました。
でも・・・。
なんだか、変なんですよね
すると、同い年のお友達が覗きに来て、爆笑するんですよお、
私の桔梗を見て
これ、絶対に、何か違うよおお、って、
おなか抱えて笑うんですよ・・・
じゃあ、君の絵を拝見させていただこうじゃないのぉ。
ぶっ。
あんたに、笑われたくないよね・・・。
彼女、何を描いていたと思いますか・・・
昼食に添えられていた、しなびた しめじ 1本が、
モデルさんとして だら〜っと、 ティッシュペーパーの上に
伸びておりました・・・・・・