今日12月1日は、
世界エイズデー。
現在では、エイズは
「死の病」から「つきあう病気」へと
変わりつつあります。
今年、エイズウイルス(HIV)の3種類の新しい治療薬が、
日米で相次いで承認されました。
「死病」だったエイズは、出現から26年たった今、
「つきあっていく慢性病」に変わってきました。
でも、ワクチンなどで体内からウイルスを完全になくす
根治療法は、まだ糸口がつかめていません。
そもそも、エイズ(AIDS)とは、どのような病気なのでしょう。
AIDS:後天性免疫不全症候群(
Acquired
Immune
Deficiency
Syndrome)は、
ヒト免疫不全ウイルス:HIV(
Human
Immunodeficiency
Virus)が免疫細胞に感染し、
免疫細胞を破壊します。
免疫細胞が働かなくなるため、通常は病気を起こさない
細菌やカビなどによって病気を発症させることとなります。
1981年にアメリカで世界初の患者さんが報告されてから、
急速に世界中に広まりました。
85年に、熊本大学で、AZT(ジドブジン)という薬を開発しました。
今では5タイプ約20種類あります。
96年からは、効き方が異なる3タイプの薬を組み合わせて飲むことで
ウイルス増殖を強力に抑える治療法が確立しました。
薬をきちんと飲めば、ウイルスの増殖はほぼ完全に封じ込められるそうです。
しかし、薬は一生、飲み続けなければなりません。
飲む時刻も、どんな薬より厳しく定められています。
副作用もあります。
HIV感染は、
性行為
血液感染
母子感染
が知られています。
一番の予防は、性行為でコンドームを使用し、血液・精液に触れないことです。
これは、新たなHIV感染者を予防する上で、重要と考えます。
以下に、HIV感染を受けているかどうかを調べてもらえる機関を
紹介しました。
AIDS。予防が肝心、しかし、発症してしまった方への正しい知識をもち、
偏見がなくなることを祈ります
AID(救いの手)がたくさん集まったAIDS。
予防と、無理解による偏見をなくすシンボルが、
レッドリボンです。
「
エイズ予防情報ネット」
「
レッドリボンキャンペーン2007」