今 大阪の サントリーミュージアム天保山で
エミール・ガレ展
ガレとジャポニズム が開催されています
今日
行ってきました
以前 お友達のrie-bさんの
を読んでから とっても 行きたかったのです
平日だったせいか空いていて ゆっくりと見ることが出来ました
大体 一つの作品に一人って感じ
ジャポニズムと銘打ってあるように 北斎や広重
日本の浮世絵の影響を 強く受けたガレの作品には
日本的な絵柄がいたるところに見えます
北斎漫画などに出てくる 蛙 バッタ 蜻蛉
そして日本的な模様 雲型 蓮 青海波 檜垣 菊 茄子 富士山 ・・・
中でも特に
「蜻蛉」を愛し晩年までこだわり続けたようです
最晩年に作られた
脚付杯「蜻蛉」
これは最も有名なランプかもしれませんね かなり大きいです
「ひとよ茸」
一夜の間に大きくなって軸だけ残して
溶けてしまうという茸・・の育っていく過程だそうです
これが 今回最も印象に残った花瓶
やはり「蜻蛉」が描かれていますが 真っ逆さまに落ちていく蜻蛉です
死 をイメージしていることは明らかでしょう 1889年頃の作品です
ガレ 55才位 死の4〜5年前です
見て回りながら これをrieさんが見たんや・・・と思っていました
ガレも凄いのですが ガレにここまで影響を与えた日本を ちょっと誇りに思いました
巨大な蜻蛉が足になった家具は びっくりしましたね
何故ここまで蜻蛉にこだわったんだろう・・・