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麻酔がなかった時代 [2010年03月11日(木)]
 私は『医学を蔑(ないがし)ろにしている』わけでは御座いません。その証拠に、私は10年以上、その業界で飯を食べさせていただいてまいりました。その結果、「治せるものは治せるし、治せないものは治せない」で、御座いました。
 では、ゲルソン療法は完全に治癒できるのか?厳格なゲルソン療法は、費用と手間と時間が半端なくかかります。そして、日本にはゲルソン療法の専門医はおりません。つまり、「もし何かあった時に対応できる専門家」がおられません=患者さん御自身が専門書籍(ゲルソン流派)を熟読されて主治医になるしか方法はないのです。 
 これもまた、非常につらい作業で御座います。

 
 じゃあ、どうすりゃいいのよ?となった場合に「私の知りうる唯一の方法」として栄養療法(ゲルソン療法)を綴らせていただいておる次第でございます。

 健康なうちは何を食べても代謝してくれるから言いのよ、好きなものを食べて。ただ、健康を害して「薬は飲みたくない」、もしくは「薬を飲んでもよくならない」といった場合、「こう云うやり方もありますよ。ただし、お金と時間がかかりますが」と綴らせていただいておるだけなんですね。そこのところを間違えないようにお願いいたします。

 では、どれくらい私が現代医学を愛し、信用しているかという証拠を本日から綴らせていただきます。題して『医学はすごい!』スンゴイですよ〜。

 尚、これより先(既に?)、不適当と思われる表現が含まれている可能性があります。気分を害された方は、速攻・迷うことなく、他のurlへと御移動されますようお願い申し上げます

 現代の医学お語る上で避けて通れない言葉が御座います「EBM:エヴィデンス・ベースド・メディシン=科学的な証拠に基づく医学」で御座います。
 何をして「科学的証拠」と申すか、で御座いますが…それを知るためには、過去へと遡(さかのぼ)る必要が御座います。ですネ…。

 さて、麻酔がなかった時代…考えたことがありますか?

 イギリスのロンドン病院には手術の鐘≠ネる記念品が保存されているそうで御座います。19世紀以前のお話しでは御座いますが、「いざ手術を始める!」という時に、この鐘を鳴らしたそうで御座います。
 なんで?実は嘘のない話、それは、実話…病院内で手のあいている人間を集めて患者さんを抑(おさ)えつけるため、だそうで御座います。
 考えてもみて下さい。麻酔のなかった時代のことで御座いますよ?ロープで縛って手術台に固定しても暴れだすと始末におえなくなる、のは必然では御座いませんか…おい、おい。

 アルコールやら阿片(アヘン)、マンドラゴラなどがあったでしょう?それ以外にも殴ったり、首を絞めて気絶させる方法もあった、と聞いておりますゾ?なかには「葉巻を肛門に差し込んで、ニコチンの作用で筋肉が弛緩(しかん=ゆるんだ)したスキに手術したれ!」と云う、身を護ろうにもそんなことを言っている場合ではない時代で御座いますから、ゾっとさせられます。

 こんな絶叫時代?に別れを告げるべく発明されたのが、エーテル麻酔で御座います。1846年、ボストン在住だったウィリアム・モートン歯科医、あんたはエライ!
 なんでも、「ギルバート・アボットなる青年の顎(あご)に出来た血管肉腫を痛みもなく25分で切除された」そうで御座います。
 スンゴイでしょう?殴られる・首絞められる・尻に葉巻挿入される・ロープで縛られみんなに抑えられる等など。こんな苦難に遭(あ)わずに済むことなく手術が成功したわけで御座いますから。

 が、しァかしぃッ!この時代にも既(すで)に被害者同盟≠ェ出来ておったそうで御座います。なぜか―不慣れなエーテル麻酔が手術中にきれて肉体的・精神的な苦痛を味わった。麻酔の量が多過ぎて植物人間になった…が、しかし!
 エーテル麻酔のない時代には100人中100人は痛い思いをさせられていたわけで御座います。それに比べれば、100人中50人が失敗したとて、50人が成功したんだからイイジャン。仮に、30人しか成功しなかったとしても、30人は手術の苦痛から救われたんだよ?70人は運がなかったンだい!などと捨て台詞を吐くことなく精度(制度)を上げることに腐心された結果、現代の麻酔技術が確立されたわけで御座います。

 「EBM:evidence-based medicine)とは、「良心的に、明確に、分別を持って、最新最良の医学知見を用いる」だそうで御座います。つまり、「エヴィデンス・ベースド・メディシン=科学的な証拠に基づく医学」とは、こうした数々の犠牲、尊い命により築き上げられたものなので御座いますね。

 対してゲルソン療法は?と申しますと…未読な方は無断転載させて頂いた『マックス・ゲルソン ガン食事療法全書』をお読み下さい。ゲルソン博士も、多くの失敗(試行錯誤に犠牲)の末に独自の療法を確立されたというわけで御座います。

 どちらにしても運≠カゃねェかッ!って?…私としては厳格にやるか、やらないか≠セと思うのですが…いずれにしても、両方とも膨大な資料(犠牲、失敗)≠ノ基づいているわけで御座います。

 だからナニ!って?つまり、どちらを選ぶかの選択肢は私たちにある、と云うことで御座います。
 
 と、云うことで…まだ続きます。医学はすごい!

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかで穏やかなものとなりますように。
戦争 [2010年03月14日(日)]
 尚、これより先、不適当と思われる表現が含まれている可能性があります。気分を害された方は、速攻・迷うことなく、他のurlへと御移動されますようお願い申し上げます。尚、私は医師では御座いません

 現代の医学お語る上で避けて通れない言葉が御座います「EBM:エヴィデンス・ベースド・メディシン=科学的な証拠に基づく医学」で御座います。
 何をして「科学的証拠」と申すか、で御座いますが…それを知るためには、過去へと遡(さかのぼ)る必要が御座いますですネ…。

 16世紀のヨーロッパ。病院とは拷問部屋の代名詞のようなもの?だったのかも知れません…。

 前々日も記させていただいたように、砲弾を受けた兵士が重症を負い、運よく病院に担ぎ込まれた、といたしましょう。彼を待ち受ける運命たるや、今の医学からは想像もできないほど過酷なものが御座いましたようです。
 まずは麻酔なしで、アルコール綿で傷口をいじくりまわされます。そして一息ついたところで、煮立てた古い油を、その傷口にタップリと注がれるのです。そりゃあもう、絶叫モンでしょう…。
 理由は「砲弾によって受けた傷は火薬の毒に侵されている」と、信じられていたからだそうです。そして、「その傷口を消毒できるのは、よく熱した解毒剤入りのニワトコ(スイカズラ科の落葉低木)の油しかない」と信じられていたそうです。
 1536年(ようやく日本に鉄砲が伝来しようとしていた頃)のこと。フランソワ1世とカール5世の戦いが起こったそうで御座います。この時に戦場へと出兵された医師のアンブロワーズ・パレが、偶然にも新しい治療法を発見されたそうで御座います。それは…。

 負傷兵が思ったよりも多く、パレは熱した油を使い切ってしまったそうで御座いまう。そこで彼は、「卵黄とバラ油とテレピン油を混ぜて作った塗り薬を代用品として使ってみた」そうで御座います。すると、熱した油を塗られた兵士は「傷口が腫(は)れ上がり、痛みで夜も眠れなかった」というのに、代用品を使った兵士は「腫れも痛みもなかった」そうで御座います。

 以来、熱した油を使った残酷な?℃。療は徐々に影を薄めたそうで御座います。

 戦争は弱者の命を犠牲にして既得権益者(権威者)の利益のみを守る、と云う意味で反対では御座いますが、ドイツが行ったホロコースト(ユダヤ人やポーランド人への大量虐殺)、に本が中国人や捕虜に対して行った人体実験、アメリカ軍がベトナム戦争で行った枯葉剤(DDT)や高温多湿による湿疹から兵士を護るベビーパウダー(シッカロール)の開発等、医学に対して多大な貢献をもたらしたことも事実で御座います。

 「EBM:evidence-based medicine)とは、「良心的に、明確に、分別を持って、最新最良の医学知見を用いる」だそうで御座います。つまり、「エヴィデンス・ベースド・メディシン=科学的な証拠に基づく医学」とは、こうした数々の犠牲、尊い命により築き上げられたものなので御座いますね。

 対してゲルソン療法は?と申しますと…未読な方は無断転載させて頂いた『マックス・ゲルソン ガン食事療法全書』をお読み下さい。ゲルソン博士も、多くの失敗(試行錯誤に犠牲)の末に独自の療法を確立されたというわけで御座います。

 どちらにしても運≠カゃねェかッ!って?…私としては厳格にやるか、やらないか≠セと思うのですが…いずれにしても、両方とも膨大な資料(犠牲、失敗)≠ノ基づいているわけで御座います。

 だからナニ!って?つまり、どちらを選ぶかの選択肢は私たちにある、と云うことで御座います。
 
 と、云うことで…まだ続きます。医学はすごい!


 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかで穏やかなものとなりますように。
焼き鏝(ごて)@ [2010年03月15日(月)]
 私は『医学を蔑(ないがし)ろにしている』わけでは御座いません。その証拠に、私は10年以上、業界で飯を食べさせていただいてまいりました。治せるものは治せるし、治せないものは治せない。じゃあ、どうすりゃいいのよ?となった場合に「私の知りうる唯一の方法」として栄養療法(ゲルソン療法)を綴らせていただいておる次第でございます。
 健康なうちは何を食べても代謝してくれるから言いのよ、好きなものを食べて。ただ、健康を害して「薬は飲みたくない」、もしくは「薬を飲んでもよくならない」といった場合、「こう云うやり方もありますよ。ただし、お金と時間がかかりますが」と綴らせていただいておるだけなんですね。そこのところを、お間違いなく。

 では、どれくらい私が現代医学を愛し、信用しているかという証拠を綴らせていただきます。題して『医学はすごい!』スンゴイですよ〜。

 尚、これより先、不適当と思われる表現が含まれている可能性があります。気分を害された方は、速攻・迷うことなく、他のurlへと御移動されますようお願い申し上げます

 現代の医学を語る上で避けて通れない言葉が御座います「EBM:エヴィデンス・ベースド・メディシン=科学的な証拠に基づく医学」で御座います。
 何をして「科学的証拠」と申すか、で御座いますが…それを知るためには、過去へと遡(さかのぼ)る必要が御座いますですネ…。


 『麻酔がなかった時代』におけるエーテル麻酔≠フ登場からさかのぼること2百年、16世紀の医師アンブロワーズ・パレは前日に紹介させていただいた治療方法の他にも、苦痛と悲鳴の残酷な治療方法(当時は、当たり前・正しいと信じられていた)?≠ゥら患者を救った英雄でも御座います。それは『焼き鏝(ごて)』の使用をやめさせたこと、だそうで御座います。

 16世紀と云う麻酔のなかった時代といえば「砲弾で受けた傷には煮立った油を、切断手術のあとの止血や消毒には焼き鏝を」と云うのが傷口の治癒のためには当たり前のコンコンチキだったそうで御座います。
 現在で云えば不慮の事故や事件、壊疽(えそ)や壊死による切断手術のあとでは真っ赤に熱した焼き鏝を!?と云う世にも恐ろしい消毒方法を抹消してくれた、まさに救いの神≠ノなるわけで御座いますね。らっきィ〜っ!
 考えたくもないでしょうが、考えてみて下さい?切断ほど大袈裟な怪我ではなくとも、焼き鏝を当てる治療が日常的に行われていたスンゴイ時代のことを。受ける患者の側になったとしても、実行する医師の側になったとしても身震いがして来るでは御座いませんか。もっとも、「それをしないと(してもらわないと)助からない」となると、患者は必死に耐え、医師も必死に心を鬼にして、鬼の形相で?やっていたわけで御座います。このあたりが、現代のガン治療と共通しているところかと思えてならない私で御座います(失礼!)

 なんと申しても、現在の抗ガン剤や放射線治療は、両方ともNCIの所長であられた方により否定されてしまった」と云う経緯が御座いまして…ぱくッ!

ウェブNCIインフォメーション - ファクトシート・その他 - 米国国立衛生 ...
臨床試験開始2006/5スタチンと癌予防 Q&A 2005/6 ... NCIベンチマーク(国際標準)7巻 第1号 ... NCIのNatural Products Branch(天然物部門) Q&A 2000/5 天然物質からの抗癌剤の開発 ...
www.cancerit.jp/NCIinfo/nci_index.html -ブックマーク:2人が登録-キャッシュ

 キーワードニュース (分子生物学 栄養学に関するニュース、ブログ)
そんな中で、八五年、アメリカ国立ガン研究所(NCI) のデヴィタ所長は『分子生物学的にみても抗ガン剤でガン ... 相原弘和、健康薬学科(昭和大学薬学部臨床分子薬品学助教授)青木公子、医療薬学科(科学技術研究所分析化学部長)小島孝一 ...
news.sub.jp/news/分子生物学 栄養学

NCIが、どれだけ抗ガン剤の開発に寄与してきたかと申しますと、こんなにも多くの抗ガン剤を作って来ておられました(療養中の方や御家族は目の毒です、見ないように)…ぱくッ!
アメリカ国立癌研究所 - Wikipedia
アメリカ国立癌研究所( - こくりつがんけんきゅうじょ、National Cancer Institute; NCI)とは、アメリカ合衆国の国立衛生研究所 (NIH) の一部であり、保健社会福祉省公衆衛生局を構成する8つの機関のうちの1つ。...

ja.wikipedia.org/wiki/アメリカ国立癌研究所-キャッシュ

 そこの所長を勤めた人間の発言をしても「ガンの治療は手術と抗ガン剤と放射線」とゆずらない国がある…医師は国の命令で動いており、今も昔も正しい≠ニ信じたものを粛々(しゅくしゅく)と実践されているプロの集団のことだと信じております。
 そして、その療法こそが唯一無二の手法である以上、プロとして職務を遂行する。どこがイケナイノ?100人中50人が失敗したとて、50人が成功したんだからイイジャン。仮に、30人しか成功しなかったとしても、30人は手術や難病の苦痛から救われたんだよ?70人は運がなかったンだい!などと捨て台詞を吐くことなく精度(制度)を上げることに腐心された結果が、今の痛みが少ない現代療法=医学につながっているんですね。
 「EBM:エヴィデンス・ベースド・メディシン=科学的な証拠に基づく医学」とは、こうした数々の犠牲?尊い命により築き上げられたものなのですね。

 でも、イケナイことは善くないよ、と云う天邪鬼(あまのじゃく)な医師の登場が医療を変えて来たということも、歴史が証明している事実で御座います。

 天邪鬼なお医者さ〜んッ、早く出て来てちょうだ〜いッ!はい、天邪鬼なマックス・ゲルソンで御座います。の、ゲルソン療法は?と申します…と、書籍(3冊)か無断転載させて頂いた『マックス・ゲルソン ガン食事療法全書』をお読み下さい。ゲルソン博士も、多くの失敗(試行錯誤?)の末に独自の療法を確立されたというわけで御座います。

 どちらにしても運≠カゃねェかッ!って?…私としては厳格にやるか、やらないか≠セと思うのですが…いずれにしても、両方とも膨大な資料≠ノ基づいているわけで御座います。

 だからナニ?って?…明日からは、世間話仲間を入院先に訪ねた時に教わった著書の一部を著作権法違反≠ノよる逮捕覚悟でパクらせていただきます。

 ことの発端は、彼女の検査の結果が出た午後でした。
 「内臓や血液、栄養状態に異常はないのに、尿検査がちょっと…こちらは?お子さんですか?」
 「遠い親戚の者ですから、御心配なく」
 「彼女がそう云うなら…通常ならばほとんど検出されないケトン体≠ェ強陽性―つまり、大量に排出されています。これは、神経症状や昏睡(こんすい)を引き起こす、非常に危険なレベル(数値・域値)です。お体に異常はありませんか?」
 「いたって健康です…きっと、ゲルソン療法を実践させていただいている先生方のおかげじゃないかしら」
 「また、戯言(たわごと)を…」
 「だって先生、ここに書いてありますよ」
 「…!?まァ、お体に異常もなく、御自身に検査の必要性が感じられないならば無理強(むりじ)いは出来ませんから…あっ、そうそう。念願の退院日が決まりましたよ。御家族のご都合にあわせて、明日にでもどうぞ」
 「マァ、ホントに?」
 「仰(おっしゃ)るとおり、病院(ここ)にいても薬を服(の)むわけでもないし、点滴もしないじゃあねェ…正直、やりようがないです。そのかわり、体調が優(すぐ)れなくなったら直(す)ぐに連絡して下さい。その時は…」
 「最後の入院と覚悟を決めて、薬でも点滴でも、なんでも云うことを聞きます」
 「最後って…あまり人聞き悪いことを云わんで下さい。まったく、Lさんにはシャッポ(帽子)を脱ぎます…くれぐれも無理をしないで下さいね。少しでも変だと感じたら、直ぐに連絡して下さいね。私を含めて優秀な医師がお待ちしておりますから」

 の、「ここに書いてある」『ここ』の本、平成20(2008年)年4月6日にマキノ出版様より刊行されたばかりの『食べることやめました 森 美智代:著』のP.109『科学が証明した私の体 断食と少食でシステムが変わった!?』P.134を、明日から今度こそ著作権法違反≠ナ逮捕される覚悟で無断転載させていただきます。

 ゲルソン療法に少食は御座いませんが、非常に興味をかきたてられる内容で御座います。
Lさん、素晴らしい情報をありがとうございました。

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかで穏やかなものとなりますように。

追伸
 『医学はすごい!』は、日を改めて綴らせていただきます。いやア〜、それにしても『本当に医学はすごい!』