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電話 [2010年02月09日(火)]
 これは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。「世の中には、こういった考え方があり、それを実践されていらっしゃる方々がいる」と、云うことで御座います。
 もしも実践されます時は、自己管理・自己責任で、お願い申し上げます。
 また、加療中の方には不適切な表現が含まれております。お気に障りましたならば、即座に、他のURLへ移行されてくださいますようお願い申し上げます


 電話というのは人と人を結ぶ最高の道具で御座います。まれに、お近づきになりたくない人との縁を結ぶ凶器にもなりますが…。Z先生との御縁も、1本の電話で御座いました。
 そして、その御縁を結んでくださいましたのは、世間話仲間のQさんでした。

 「Sさん。僕が外来で化学療法を受けているX大学付属病院の専任医師のZ先生が、連絡を取りたがっているんですが電話番号、教えていいですか?」
 「告訴しないことを前提条件としてならばオーケーです」

 で、ある夜。Z先生から電話が御座いました。

 「Sさんのお宅でしょうか」
 「はい」
 「Qさんからお聞きしましたが、無免許で栄養療法をされておられるとか」
 「していません。私は、亡き父と同じ細胞変性症の方々とお茶を飲みながら世間話し≠しているだけです」
 「世間話し≠ナすか」
 「世間話し≠ナす。で…X大学付属病院のお医者さんともあろうお方が、世間話ししか能のない男に、どのような御用でしょう?」
 「Qさんからは、何も聞かれておりませんか」
 「日帰り(外来)化学療法のドクターで、父と同じ細胞変性症(悪性血管○腫)を患いながら、治療を続けておられる方がいる、と云う世間話し≠ヘ拝聴しておりますが、お名前までは…」
 「ならば、話が早い。単刀直入に申します。私をお仲間に加えて頂きたい」
 「手術・放射線・化学療法は拒否していただきますよ?つまり、自らのお仕事を否定していただくことになりますが…」
 「否定はしません。治療は続けます。そして、仕事も続けます」
 「ジレンマ(葛藤)に苛(さいな)まれます。やめた方がいいです。中途半端なことは、御自身のためになりません。Qさんの様態を見ていれば、お分かりでしょう」
 「あれほど化学療法を受けて、アレだけのコンディションだからこそ、きめたのですが」
 「Qさんの場合は例外です。と、云いますか先生の減薬療法のおかげで、まだ、体が頑張っていられる¥態にあるだけだと思っております。アレが通常量だと、とっくに心臓に(負担が)きていてもおかしくないはずです」
 「薬が悪さをするのではなく、病気の進行が悪さをするのです。そこを、お間違えのないように」
 「では、悪さをしない薬を縦横無尽に駆使されて、加療にお励みになられますことをお勧めさせていただきます」
 「ご立腹されたなら謝ります。何とか、お仲間に加えていただけませんでしょうか。私には遣り残したことがあるんです。もしもこの方法で治ると実証できたら、専門の病院を造りたいんです」
 「先生。私は、もう2度と、父と同じ見送りをしたくないんです。専門教育を受けられて現場に立っていらっしゃるんですから、そのプロセス(経緯)と顛末(てんまつ=結果)は、よく御存知でしょう…」
 「だからこそ、Qさんの状態が信じられない…幸い、自分がお父上と同じ病気を得たことで、自らの体で体験できるチャンスに恵まれたのです。ぜひ、このチャンスをものにしたいのです」
 「御自分のお体で人体実験、ですか」
 「言葉が過ぎませんか」
 「失礼、言葉が過ぎました…主作用を上回る副作用…その様を観続けられて来られた方、混合診療は認められないと云う国の方針を守り国から保護されていらした方が…職務に殉(じゅん=全う=死す)ずる決意も覚悟もないのはいかがなものかと」
 「天気と法律は個人の力ではどうすることも出来ません」
 「ならば、他の患者様と同様に、国の方針に従われてはいかがでしょうか」
 「私は、これを試したい、と申された方の御意志を否定せずにまいりました。国の方針に従うのではなく、自らの意志=哲学に従う人間でありたい―この思いに嘘・偽りはありません」
 「…もしも、御自分の体調がよくなられた場合―御自分が実践されていらっしゃる療法を他の患者様に勧めることは保健診療医として、国が決めた法律に抵触(ていしょく=ふれる=違反)することになり資格剥奪のうえ医学会から追放される可能性があります」
 「ですから、自由診療(保健の利かない全額自己負担=自費診療)の道へと進むつもりでいます」
 「大学病院に籍を置いて、化学療法を行いながら、自らは栄養療法を併用する…患者様には許されていない混合診療を自らは行う」
 「いま救える命のために現在認められている療法を行うことが正しい職務だと信じています。そして、それが間違いだと判った時は、心の命ずるままに我が道を行くつもりです」
 「医局からも見放されますよ?(医師は医科大学の医局に在籍することにより、出世や昇給など、生活の糧(かて)をえております)」
 「私の人生は新たな岐路に来ています…命を失う恐れ以外に、何を失う恐れがありますか。私は最後まで学術の徒≠ナありたい…生まれ変るチャンスをくれませんか」
 「国の統計では、自殺される職種の上位は医療従事者の方々だと伺(うかが)っております。理想と現実のギャップ、自らが行った贖(あがな)いきれない贖罪(しょくざい)=

(1)金品を出したり、善行を積んだりして、犯した罪をつぐなうこと。また、刑罰を免れること。

(2)キリスト教で、人々の罪をあがない、人類を救うために、イエス-キリストが十字架にかかったとする教義。和解。

 に苦しみ自らの命を絶たれた多くの方を見送ってまいりました。この療法が成功するかどうかは、いかに我侭(わがまま)になれるか―極論すえば、他人の迷惑を顧(かえり)みない自己中心的な、どうしようもない人間になれるかにかかっています」
 「自分のためになることで誰かを救えるのならば、私は鬼にも悪魔にもなります」
 「鬼や悪魔になって安いサプリメントを高額で売られたらかなわないじゃなですか」
 「と、いうことは?」
 「私は顔と声と性格がいい分、頭と口が悪い人間ですよ?」
 「Qさんからうかがっています。しかし、それほどとは」
 「それは、まだ付き合いが浅いからですよ。これから、徐々にお互いのボロが出て来ますから、覚悟してください」
 「…こちらこそ、よろしくお願いします」
 「では、手始めに入会金1千万円と幸せのカルピス1本5百万円≠10本ご購入下さい。それから、満願成就・家内安全・無病息災の御利益があるイスラム教とロシア聖教とヒンドゥー教にキリスト教が合体した、お伊勢様ご謹製のクロス(十字架のペンダント。インコの名前じゃないですヨ!)を、お友達価格1本2千万円で握手代わりに御購入下さい」
 
 明日へ続く…かなッ!?

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかで穏やかなものとなりますように。
ノーマン・カズンズ [2010年02月10日(水)]
 これは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。「世の中には、こういった考え方があり、それを実践されていらっしゃる方々がいる」と、云うことで御座います。
 もしも実践されます時は、自己管理・自己責任で、お願い申し上げます。
 また、加療中の方には不適切な表現が含まれております。お気に障りましたならば、即座に、他のURLへ移行されてくださいますようお願い申し上げます


検索結果笑いの医学的効果
この笑い療法のもとになったのは、強直性脊椎炎という膠原病の一つを同療法で治した米国のジャーナリスト、ノーマン・カズンズ氏の闘病記『五〇〇分の一の奇蹟』(日本では八〇年に翻訳されたが、すぐ絶版になり、九六年に『笑いと治癒力』の題で岩波文庫 ...
www.mmi-net.co.jp/menu/book/bb8/bb8warai.html - キャッシュ - 類似ページ 

 「お疲れのところを、お呼びたてしてすみません」Z先生は、個室のベッドで横になって化学療法を受けておられました。「左季肋部痛を主訴に同僚の医師に診てもらったところ、貧血と血小板の減少を指摘されました。そして、9月下旬に当院で左上腹部に弾性硬の腫瘤を触知≠ウれました。
 血液検査では貧血と血小板減少が確認されました。
 腹部CT では脾臓に一致して一部が造影される内部不均一な腫瘍を認められました。
 FDGPETでは左上腹部から側腹部に集積像を認められました。
 輸血と血小板輸血を施行するも血小板減少が増悪するため、脾機能亢進による汎血球減少と診断され,脾摘除術を施行してもらいました。
 摘出標本は大きさ15×12×12cm、重量990g。表面平滑は弾性軟です。割面は充実性でした。
 病理組織学的検査で血管肉腫と診断されました。
 術後に、末梢血幹細胞移植を併用した超大量化学療法を施行してもらい、術後36 か月無再発生存中でした。なのに…」
 「3年間(36ヶ月)も無再発!頑張りましたね。現代医療も捨てたものではありませんね」
 「副作用には悩まされましたが」
 「この御様子ならば、私の出る幕はありませんね。実費の交通費をいただくのが申し訳ない」
 「もう、副作用と戦う気力がなくなってきましてね…」
 笑うでもなく、怒るでもなく、先生は無表情に呟かれました。
 「抜け毛も皮膚の爛(ただ)れもない…いやァ、立派なものです。もっとも、ここに至るまでの頑張りたるや、想像を絶するものがあったでしょうけれど」
 「生き残るためです…亡くなった両親が言っていました。命根性が汚い人間が勝つ≠チて」
 「失礼ですが、ご家族は?」
 「交際を申し込もうと思った矢先に病気が発覚しまして…失うものは、己が命だけです」
 「斧が命≠ニは、樵(きこり)か大工さん?」
 「…?残念ながら、そんな余裕はありません」
 「御存知かもしれませんが、NK細胞を活性化する最も費用のかからない方法は笑う≠アとです。笑えないということは病気に負けたこと、になってしまいます。バカになりましょうよ」
 「バカでも死ぬ時は死にますからね」

 電話をいただいた時の印象と違い、かなり追い詰められている―私は、自らの観察眼の甘さを痛感させられました。

 「脾臓原発の血管肉腫は悪性度が高く、病状が急速に進行するとされる、まれな疾患す。現在のところ、有効な治療法が確立されておらず、長期の予後は期待できません。私は運よく、破裂前に脾摘除術を受けることができました。術後に末梢血幹細胞移植を併用した超大
量化学療法も乗り切ることができました。これも同僚や諸先輩、スタッフの皆様のお陰です」
 「俺がオレがの我≠捨てて、お陰オカゲのゲ≠ナ生きて行ければ、病は克服できます。もっとも、笑いを忘れてはいけませんが」
 「そんな余裕はない、と言ったろ!」
 「私の名前は、太郎ではありません」
 「…失礼」大きく息を吐いて目を閉じて、ゆっくりと、目を開けられました。「関係書籍とブログを拝読させていただきました。本当に、奇跡が起きますか」
 「奇跡?万に1つの偶然で起きるものが奇跡です。たとえ百万、十万に1つだとしても、確実に延命されていらっしゃる方々が存在している以上、奇跡ではなく然(しか)るべくして起きた現象―必然=当たり前のこと≠セと思っておりますが。
 3年再発、5年再発なしに頑張っていらっしゃる方がおられる。ゲルソン療法の現実を理屈で看破できない以上、これは誰にでも起きる必然です。お櫃(ひつ)の前に座ってご飯を盛った方が美味しくいただけますでしょう?櫃前(ひつぜん)とは、それぐらい当たり前のこと≠ネんです」
 「いまは、電子ジャーの時代ですからね」
 「だから、米が蒸されて美味しくないんですね」
 「コメったものですか…」
 「さすが難関を潜(くぐ)り抜けてこられた国家資格者、面白くない!」
 「駄目ですか…」
 「いえ、いえ。バカになれる資格は充分ございます。わたし以上に」
 「喜んでいいんでしょうかね…」
 「泣いているよりは、喜んで笑っていたいじゃないですか」
 「笑える状況じゃないんですがね」
 「なんでしたら、脇腹くすぐりましょうか?」
 「点滴が漏れたら洒落(しゃれ)にならんでしょう」
 「先生の天敵は私、ってことですか」
 「へんな人と関わりを持っちゃった…」
 「人間関係は大変なんですヨ。肉体関係よりも、ね?」
 「Sさん、アンタ、本当に変わってらっしゃる!」
 「だから金にもならない、逮捕のリスク(危険)を背負(しょ)ったボランティア(無料奉仕)をしてるんでしょうね」
 「いや、これは好奇心を満たすための無責任な人体実験ですゾ」
 「だから最初に申し上げましたでしょ?世間話し≠ナすって。世間話しは無責任、と相場が決まっているんです」
 「幸福の壷とロザリオ(十字架のペンダント=クロス*インコの名前じゃないヨ!)の手続きはしていないから、解約できますよね?」
 「充分に」
 「でも、変な人を困らせたいから…もうしばらく様子を観るのもいいかな」
 「脇腹をくすぐられる前に関係を断ち切られた方がいいかも知れませんよ?」
 「クーリング・オフ(解約期間)は何日ですか」
 「私が手を引く、と宣言するまで」
 「N.Gワードは?」
 「死にたい、やめる、諦(あきら)めた、もう駄目だ」
 「本当に変わった方だ」
 「変わった人から出世させてくれましたか。じゃあ、点滴の後で、ゆっくりと、御飯を食べながら続きをしましょう」
 「食事は勘弁してもらえませんか…食欲がね…」
 「点滴の中身は…大丈夫です。食べなきゃ、病気に勝てませんよ」

 と、格好つけて、私は各種サプリメントを先生に渡した。

 「本来ならば、点滴前に飲んで欲しかったんですが…いま、ぬるま湯でこれだけ(5種類、8粒と1包)。あとは、点滴終了後にすぐ、これを飲んでください(6種類2包)」
 「こんなに!?」
 「血液検査の結果と食事内容、生活態度次第ではもっと増えますよ」
 「薬だけでも大変なのに…」
 「薬は今日から、全てやめてもらいます」

 私は、クスリともせずに、言い放った。専門家に面と向かって楯突くんだから、いい根性してましたね…つ〜か、怖いもの知らずのおバカ≠ナ御座いました。

 尚、文中のサプリメントの種類は病態・病状・病理などによって異なるため、表記は差し控えさていただきました。
 亡き父のブログをお読みいただいておられました方は「あっ、アレか!」のアレ≠ナ御座います。
 お読みいただけていない方には、差し障りが御座いますので、御勘弁を…外野が煩いのよ。んでもって、私以外への家族や親戚への誹謗中傷が雨・アラレで大変だったのネ…なもので、世間話仲間をみつけて聞いてください。
 もっとも、下手に手を出したらヤケド≠カゃすみませんよ

 さて、明日の更新やいかに!結構、へヴィーなのよ。この作業…

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかに穏やかなものとなりますように。
サプリメントデザイン [2010年02月11日(木)]
 これは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。「世の中には、こういった考え方があり、それを実践されていらっしゃる方々がいる」と、云うことで御座います。
 もしも実践されます時は、自己管理・自己責任で、お願い申し上げます。
 また、加療中の方には不適切な表現が含まれております。お気に障りましたならば、即座に、他のURLへ移行されてくださいますようお願い申し上げます


・対象の年齢
・ 対象の性別
・ 対象のどのような悩みを解決する目的のか
・ 対象の主な居住地

 「以上が、私の基本です」病棟の最上階にある食堂で、丸い4人テーブルにZ先生と座り、私は切り出した。「それ以外にも、細々(こまごま)とし要素を加味したうえで、その人に合ったものを時々の血液検査によって決めさせていただいています」
 「ちなみに、資格はお持ちですか」
 「Qさんから聞いておりませんか?業界資格もなければ、医師や薬剤師などの国家資格も持っておりません。ただの、ズブのド・素人です。ですから、役務(えきむ=仕事)の対価としての報酬(代金)は受け取れません。必要経費以外に1円でも報酬をいただいてしまうと、違法診療≠ナ逮捕されてしまいますからね」
 「それではSさん、趣味で人体実験しているのと同じですよ…無責任すぎる」
 「動物を含めて、命に責任を持てる人間が1人でもいますか?失った命を取り戻せる人間など、どこの国にもいません。悪趣味なお医者さんごっこ≠ニ詰(なじ)られても結構ですよ。
私は気のあった友人と無責任な世間話を楽しんでいるだけですから。けして、無理強いはたしません」
 「胡散(うさん)臭い人だ」
 「でも、吐き気はないでしょ?食欲だって…」
 「そう云えば…車椅子を使わずに歩いてこれたし…」
 「あれ全部、市販のサプリメントですよ。ビタミンCなんて、30日分で300円しないんですから(DHCさんですよ〜)」
 「久しぶりにステーキでも食べたい気分ですよ」
 「肉類は今後7年間、一切禁止です。動物脂肪はガンの餌ですからね」
 「じゃあ、天ザル(テンプラ+ザルソバ)を」
 「先生、ゲルソン博士の本を読まれたんですよね?3白といって、精製された米・砂糖・塩は一切、絶っていただきます」
 「ですからソバを…」
 「市販のソバは5:5から6:4で小麦粉が使われています。御自分で打ってみれば分かりますが、十割(とわり)蕎麦は打ち置き出来ません。2:8だって、小麦タンパクのグルテンが足りなくて切れてしまいます。良心的な店はドウと呼ばれる麺帯(めんたい)になる前の捏(こ)ねた塊(かたまり)を冷蔵庫で寝かして発酵させて均一にさせていますが。
 健常者ならともかく、精製した米や砂糖、塩などの純正炭水化物はビタミンB群を浪費させてしまいます。汁にも日持ちをよくするために、砂糖と塩が使われています。
 テンプラの衣は精白された小麦粉で、生卵にはビタミンDの一種を吸収阻害する成分が含まれいます。それに油は溶剤で作られているうえに、使い古されて酸化されたヘタったものです。体にいいはずがありません」
 「そんなことを云ったら、食べるものなんてなくなっちゃいますよ」
 「果物と野菜があります」
 「Sさんは知らないんだ…ぬ、ぬるい!白湯(さゆ)だ!?」
 「お願いして持ってきてもらいました。体温と同じくらいの温度の白湯だけを飲んでもらいます。しかも、浄水されたものを」
 「病院の精製水は3日〜1週間かけて濾過(ろか)されるんですよ。しかも、純粋すぎて魚も飼えなければ、人間が飲んだら下痢をしてしまいます。簡易浄水器等、お金の無駄です」
 「スーパーの透幕蒸留水は可能な限り天然の伏流水に近い$だと信じています。病院の純水製造装置は必要なミネラル成分まで塩素などと一緒に取り去ってしまいます。御存知のように、ミネラルは微量栄養素です」
 「だから、食事から摂ればいい」
 「その食材が怪しい、と言いますか危ない≠ですね」
 「おことばだが、レストランのサラダは事前に切られ、水にさらされ、葉脈(ようみゃく=葉っぱの管)にある栄養素は水に溶けて、浸透圧で水が入り込んでいるだけの紛(まが)い物(=ニセモノ)です栄養なんてありません。
 果物だって、農薬付けでたべられたものじゃない」
 「ですから、サプリメントで足りない栄養を補うんです」
 「私は宇宙飛行士ではなく患者、病人です。とくに、明日をも知れない大病人です。苦しい治療に耐えてきている人間に唯一残されている楽しみは食事=食べることだけなんです。何の権利があって奪い取ろうと言うのですか!!」
 「それは、先生がお決めになられたことだからです」
 「私は言ったはずです。現代医学と併せて取り組むと」
 「私が折れたように、先生の方もプチ妥協≠オて、折れてくれませんか?折角の御縁を反故(ほご=なかったこと)にしたくはないでしょう」
 「せっかく食欲があるのに、好きなものも食べれないなんて…コーヒーならいいですよね?自然食品だから」
 「河豚(ふぐ)の肝やトリカブト、お酒にタバコも自然食品≠ナすよ」
 「タバコを食べる人はいないでしょう」
 「ゲルソン博士に拠(よ)れば、コ−ヒーはひまし油浣腸の時に1杯(拙事『ガン食事大全第33章総合食事療法の処方箋B [2009年11月04日(水)]』、コーヒー浣腸を参照下さい)
だけ飲むことが許されています。
 基本的に、コーヒーは飲み物ではなく、お腹(なか)=大腸を洗うもの、と御理解下さい」
 「Sさん、貴方はヘンな人だ!」
 「一族郎党から嫌われています。大変な変態です」
 「笑うところ、ですか?」
 「NK細胞を活性化していただければ幸いです」
 「フルーツの盛り合わせとヨーグルト飲料を。Sさんは?」
 「同じものを。あっ、ヨ−グルトはアシドフィルス菌のヨーク十勝(とかち)飲むヨ−グルトを用意ししていますから結構です。フルーツだけ、お願いします」
 「ゴリラの食事だ…」
 「ゴリラは雑食です。肉も食べますよ」
 「笑うところですか?」
 「NK細胞を活性化していただければ幸いです」
 「…1人暮らしだと言うことですが、食事は基本中の基本です。仕事柄、不規則な食事=栄養補給になるかと思いますが、これから申し上げることを実践していただけますか」
 「あとで、お父上の闘病記録を読ませていただきます。今は、食事を楽しませてくれませんか」
 「ゴリラの気持ちをお知りになりたいと」
 「肉を食べられるゴリラの気持ちなど知りたくもない」
 「笑うところですね?先生、笑顔。消えてますよ」
 「…Sさん。薬は全部やめてもらいます、って云いましたよね?医師が薬を否定したなら、患者は救われない」
 「ですから、ジレンマに陥(おちい)りますよ、って申し上げたでしょう?」
 「その、変な言葉遣いは何とかなりませんか。慇懃無礼(いんぎんぶれい)で、バカにされているような気がして不愉快だ」
 「愉快、に変換して笑って流して下さい。ノーマン・カズンズの精神です(昨日の更新を参照して下さい)。今は、食べることに集中しましょう。オレンジの美味しいこと」
 

 尚、文中のサプリメントの種類は病態・病状・病理などによって異なるため、表記は差し控えさていただきました。
 亡き父のブログをお読みいただいておられました方は「あっ、アレか!」のアレ≠ナ御座います。
 お読みいただけていない方には、差し障りが御座いますので、御勘弁を…外野が煩いのよ。んでもって、私以外への家族や親戚への誹謗中傷が雨・アラレで大変だったのネ…なもので、世間話仲間をみつけて聞いてください。
 もっとも、下手に手を出したらヤケド≠カゃすみませんよ

 さて、明日の更新やいかに!結構、へヴィーなのよ。この作業…

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかに穏やかなものとなりますように。
ペルー [2010年02月12日(金)]
 これは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。「世の中には、こういった考え方があり、それを実践されていらっしゃる方々がいる」と、云うことで御座います。
 もしも実践されます時は、自己管理・自己責任で、お願い申し上げます。
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 「全ての投薬をやめる…死ね≠ニ言うことですか。私は抗ガン剤の大量投与でこのクオリティー(質=状態)を保っているんですよ」
 「私の父は、一切の投薬を拒否して3年4ヶ月の間、健常者と変わらない生活を続けていました。そして、最後の入院時に単なる消化薬≠服用した結果、1ヶ月で逝去しました。よっぽどの病院嫌いだったんでしょうね」
 「その時に、私と同じように大量投与を受けていれば亡くならずに済んだ。そうは考えられませんか」
 「父は、亡くなる2日前以外は、全て6人部屋に入院していました」
 「感染症のことは頭になかったのですね」
 「白血球数は、アベレージ(平均)4千〜5千ありましたからね」
 「ノイアップ(増血剤の1種)が効いていたんだ」
 「父には効かなかったので主治医の教授が、普通の方と体の出来が異なるようなので、化学療法以外は好きにされて結構です≠ニ、節を曲げてくれました」
 「大学病院の教授…○○教授と言えば、日本屈指の専門家であり、この病気における天皇≠ンたいな方ですよ?信じられないな」
 「私は大学職員ではなく、医療費を払って病院を養う患者の家族ですから、御威光は通じません。もっとも椎間板を2本と半分骨にしていたので、こんな喧嘩(けんか)腰の台詞(せりふ)は云えませんでしたけどね」
 「言わずに正解ですよ!貴方、それは無茶すぎます!!教授と言えば最高権威ですからね」
 「私は変な人ですから、病気を治せない最高権威など認めません。ただ、死亡診断書など、後々の手続きを考えて、それなりの態度で接しさせていただきましたが…話がずれました。
 医師である以上、薬の添付書類(取扱説明書)に書かれている副作用については熟知されておられるかと思いますが、肝臓に負担をかけない薬はないですよね?」
 「…」
 「栄養療法の根幹は、病気の原因である体内の毒素を肝臓で解毒して、体外へ排泄することにあると信じています。ただでさえ病気で疲れてる肝臓に薬で負担をかけるのは理屈にあいません」
 「それは理屈です。現代の医療は、正確な薬学に基づいて運営されています。ビタミンにせよ、ミネラルにせよ、効果を発揮…期待できる量を摂るための食事が可能とは思えない。また、そんな大量の食事をしたら肥満を招き、糖尿病などの生活習慣病になってしまう」
 「ですから、食べるものを限定・選定してもらいます」
 「Sさん。私は人間を診断し治す資格を与えられた医師であり、貴方は医師の資格を持っていない、診察される側の人間です」
 「でも、栄養士さんではない」
 「しかし、指導・管理する責任を負わされている」
 「だから同等の知識がある、とは言えません。液果類の弱点=欠陥って答えられますか」
 「液化類とは注射薬や水薬?」
 「JRや私鉄のプラットフォームが設置されている場所です」
 「…?」
 「駅、か…失礼!イチゴやメロンなどに代表される液果植物は果実に農薬や重金属などの土壌汚染物質が多く含まれるそうです」
 「それは貴方の思い込みだ!私は信じない。それに果物に興味はない」
 「人間に限らず、どんな生物も土から栄養をいただくことで命をながらえれいます。植物や果物を食べない動物は食べる動物を捕食しています。また、海も陸地なくして存在しえない、と云うのが一般的なコンセンサス(統一意見)です。
 農業と食事の専門書を読んで勉強して下さい。
 ネットは噂の宝庫です。必ず、専門書で裏付けをとることを忘れないでください」
 「自分に知らないことはない、ですか…尊大な人だ」
 「私よりも詳しい専門家の方は、たくさんいらっしゃいます。それら専門家の方々の研究結果を聞きかじった中途半端な知識を得たことで、謙虚と言う文字が素っ飛んでしまった可哀想な人間、です。嗤(わら)ってやって下さい。NK細胞、活性化しますよ?」
 「私はね…Sさん。ここに移って来る前に、ペルーを旅して来たんです」
 「コンドルは飛んで行く、ですね」
 「そのあと、です。マチュピチュに代表される、古代インカ帝国の吟線に触れてみたかったのです」
 「アポカリプト(メルギブソンが監督を務めた映画)ですね」
 「その前です…」
 「笑うところですか?」
 「笑えるものなら笑ってください」
 「失礼しました。先を、お願いします」
 「当時、ペルーのある村の墓地では埋葬されていた御遺体―ありていに言えば、ミイラ、ですね…の盗掘が横行していました。つまり、生と死が日常に当たり前に存在していたのです。
 彼(か)の地では乾いた骨と土が混ざり合っていて、踏まないように気をつけて歩いていても、踏んでしまうのです。パキ・パキ音を発(た)てて…それでも、村の子供たちは構わずに走り回って遊んでいました…楽しそうに、弾(はじ)けんばかりの笑顔で…。
 私はまだ30そこそこの若造で、死と言うものの概念に、センチメンタルな、というか―ドラマティックなものだという憧(あこが)れを感じていました。死というのは物語の最後にそれが訪れて、近親者の心に重く、深い悲しみを植えつけるもの―マスコミが作った観念論の虜(とりこ)になっていたのですね…それが、こんなにも呆気(あっけ)なく味気ないものなのかと愕然(がくぜん)として、生きていることはそれだけで素晴らしいものだ、と思い知らせたのです。
 生きていることは素晴らしい―そうだとすれば、人の胸を撃(う)つ出来事や、あの子供たちの目のようにキラキラと光り輝く瞬間や出来事=宝物は私たちが生きている営(いとな)み―身近な生活のなかに溢(あふ)れているのではないか、と考えるように変わりました。
 それは仕事仲間や友達、家族、もしかしたなら私自身のなかにもある分かりやすい感動に出会うことではなく、ちょっとした喜びや悲しみのなかに見出すことが大切なもの、なのではないか―普段の、ありふれた生活のなかにある喜びを見つけ出す努力を、毎日を大切に生きる喜びを、いつの頃からか忘れてしまっていた自分に気づかされたのです」
 「ならば初心貫徹、ゲルソン療法に賭(か)けてみませんか。自らの体で体現して、その思いを1人でも多くの患者様に伝えてみませんか。
 現代療法の善いとこ悪いとこを知り抜いていらっしゃるんですから」
 「だからこそ、悪いところ―副作用を軽減して、善いところをもっと引き出したいからこそ、化学療法も放射線療法も続けるのです」
 「貴方も頑固な方だな…」
 「医師が自らの立場や考えを揺るがせてしまうようでは患者を救うことなど出来ませんね」

 尚、文中のサプリメントの種類は病態・病状・病理などによって異なるため、表記は差し控えさていただきました。
 亡き父のブログをお読みいただいておられました方は「あっ、アレか!」のアレ≠ナ御座います。
 お読みいただけていない方には、差し障りが御座いますので、御勘弁を…外野が煩いのよ。んでもって、私以外への家族や親戚への誹謗中傷が雨・アラレで大変だったのネ…なもので、世間話仲間をみつけて聞いてください。
 もっとも、下手に手を出したらヤケド≠カゃすみませんよ

 さて、明日の更新やいかに!結構、へヴィーなのよ。この作業…

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかに穏やかなものとなりますように。
ルール [2010年02月13日(土)]
 これは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。「世の中には、こういった考え方があり、それを実践されていらっしゃる方々がいる」と、云うことで御座います。
 もしも実践されます時は、自己管理・自己責任で、お願い申し上げます。
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 「あんなことがあった後だけに、もう、会ってくれないかと思いました」
 「暇人ですから」
 「しかしですね、Sさん。世の中でプロと認められている人は、全て、自分の知識や技術に自信が有るからこそ、経験をお金に換えることが出来るのです。依頼主は、その経験と言う名の知識や技術に、喜んで貴重なお金を払ってくれるのと違いますか」
 「その通りだと思います。不必要なものに大切なお金を払う人はいませんからね」
 「ならば、どうして貴方は医師としての国家資格を習得しないのですか」
 「医師の資格を取るためには、心ならずとも、信念に反する行為をしなければなりませんから」
 「世間の人は、皆、そうやってプロとしてお金を稼いで生活されていらっしゃる。それを否定するのは失礼なことだとは思いませんか?」
 「否定も批判もいたしません。私は、健康弱者からお金をいただくことを善しとはしない、変な人なんです。第一、法律に違反して逮捕されたくはありませんから」
 「それがプロを否定して批判している、とは思いませんか」
 「残念ながら。これは私の趣味であり、生業(なりわい)を建(た)てる仕事ではありませんからね」
 「医療従事者は健康弱者からお金を奪う悪者みたいな言い方だ」
 「そんなことは御座いません。私自身、10年の上、医療従事者として生活を建てさせて頂いていた時期があります。それだけに、医療従事者の皆さんの苦労は身に染みているつもりです。
 ただ、どうしても私の思うところと現実が噛み合わないところがあるだけの話です」
 「聖者を気取って生活が出来るお坊ちゃまですか」
 「40過ぎ(今年50歳)の居候(いそうろう)です、お恥ずかしい」
 「ご結婚は?」
 「先生と同じ、花の独身貴族です」
 「御両親がいらっしゃるだけ羨ましい」
 「私に言わせれば、御両親がいない先生の方が数倍も羨(うらや)ましいですよ」
 「罰当たりなことを」
 「御経験がない方には分かりますまい…もっとも、いなければいないなりに、考え方も変わってくるでしょうけどね。私はもう充分に尽くして来ました。5枚もある椎間板を2枚と半分しか骨にしただけね」
 「その言い方がよろしくない。感謝の気持ちが微塵(みじん)も感じられない」
 「骨にした組織と退職金を戻してくれたなら、発言も変わるかと…それよりも、実費(交通費)を払ってまで、喧嘩(けんか)相手が欲しかったのですか?」
 「いや…失礼しました。実は、明日から1グレイ(放射線の単位)15回の治療が始まります。そこで、ぜひ、サプリメント…いや、世間話しのお相手をと」
 「かしこまりました。ただ、繰り返させていただきますが、ゲルソン博士は放射線療法を勧めてはいらっしゃいませんよ?」
 「私は医師です」
 「お薬は?」
 「あれから主治医の先輩と相談して、中止してもらいました」
 「化学療法も?」
 「喧嘩の続きはやめましょう。時間がもったいない。私なりの折衷(せっちゅう)案と申しましょうか、誠意と受け止めていただきたい」
 「私の命ではないので構いませんが…出来れば、世間話をせずに、このままさようなら≠ウせていただきたい気分ですね」
 「話しを元に戻したい、と」
 「実績のあるゲルソン博士をして駄目≠セと云う治療をしながら、どうやって治そうと言うのですか?私には大切なお金を払って喧嘩を売っているサディステックな病人としか思えません。勘弁してくれませんか…」
 「…放射線療法で快方されていらっしゃる方がいます。それをどう解説されますか」
 「私は見た事も会ったこともありません。だいいち、化学療法も放射線療法も拒否して快方されていらっしゃる方々を、どう説明されますか」
 「それこそ、私は会ったことも見た事もない」
 「ゲルソン関係の書籍はお読みになりましたか?」
 「ひととおり、拝読させていただきました。が、俄(にわ)かには信じられません」
 「レントゲン写真や詳細なデータまであるのに?」
 「今の世の中、いくらでも捏造(ねつぞう=偽造)できますからね」
 「公聴会の記録も?」
 「政治に興味はありません」
 「先生は、いったい、何がやりたいんです。駄目なものは何をやっても言ってもダメなんです。私以上に、多くの症例を御覧になられて来られたはずでしょう」
 「相乗効果と言うものがあります。1つだけの何かが悪いわけではなく、体の中でさまざまな要因が複雑に絡み合って悪い結果を導いてしまう…違いますか?」
 「ならば、1つづつ、悪いと思われる要因を排除して行くのが理屈でしょう」
 「本当に悪ければね。残念ながら、悪いと証明されたわけではない」
 「殉職者(じゅんしょくしゃ=職に忠実な死者)ですか…しかし先生、貴方が望んでいる治療―栄養療法では禁忌(きんき=禁止事項)とされていることですよ?成功が望めない治療をする価値があるんですか」
 「私は医師です。たとえ99%の効果が望めなくとも、残りの1%に賭(か)けて来ました。また、賭ける―そうあるべき、なのが医師という人種なのです」
 「ならば、栄養療法なンぞ、やめちまえ」
 「な、なんですと!?」
 「どんな遊びや仕事にもルールと云うものがあるんです。先生だってあれやだ、これやだ、痛い注射なし、のレントゲンは怖い、本当に治りますか≠セのと受診ごとに言われたら、私が信用できないなら他へ行ってくれ≠ニなりますでしょう」
 「それはプロとしての意地―プライドだ。Sさんはアマチュア、趣味でやっておられるのでしょう?」
 「アマチュアだから、趣味だからこ。報酬を貰っていないからこそ、いつでも、気分次第で手を引かせてもらえるんです」
 「それでは、常に顔色を伺(うかが)いながら対応しなければならない―専制君主の独裁政治を営(いとな)む暴君だ…」
 「小沢○郎と呼んで下さい」
 「笑うところですか」
 「笑えるものなら、NK細胞活性化のためにも、大いに笑ってください。共感や共鳴できる部分がなければ、仲間とは云えませんでしょう?人間は損得でつながるか、ウマが合うかでしか付き合う事が出来ないものだと信じています。
 先生と私の間には利害関係はありません。ならば、人として共感できる魅力がなければつながっていることは出来ません」
 「それは理屈だ…」
 「世の中は法(ルール)≠ニ言う名の理屈で動いているものだと思い込んでいます。へ理屈で世の中を回せるのは政治家と小説家とマスコミだけです」
 「医療のルールを破っている人が、そこまで云うか…」
 「どんな遊びや仕事にもルールがあります。大事なことはルールを守りながら、その枠(わく)から半簿でも踏み出して、新しい領域を広げることが出来るかどうか、だと勝手に妄信しています。
 オーベン(指導医)から教わった処方や処置だけにしがみついていたならば、なんの進歩もないでしょう」
 「医学は日進月歩≠ナ進歩しています」
 「それで、アメリカや西洋諸国では減っているガン死が減少できないのはどういうことですか。病気の進歩が医学を上回っている、と言うことですか?ガンは人間の細胞の一部ですよ?そのメカニズムも、発症から転移、悪化まで解明できているんでしょう?それならば、なぜ治せないのですか。ガンを退治したけど患者も死んじゃった、じゃ洒落にならないでしょう」
 「現代の医療は、貴方には知り得ない、奥の深い問題を内包していのです」
 「それは患者や家族には関係のない、医師会と国と製薬会社の問題です。現場に立つ医師が唯々諾々(いいだくだく=しぶしぶ)とルーティン(日課)をこなしている以上は前に進まない―我々庶民にはどうしようも出来ない問題です」
 「だからこそ、私は自分の体で新しい地平を切り開こうとしているのです。そして、あなたに、その手助けをお願いしているのです…」

  尚、文中のサプリメントの種類は病態・病状・病理などによって異なるため、表記は差し控えさていただきました。
 亡き父のブログをお読みいただいておられました方は「あっ、アレか!」のアレ≠ナ御座います。
 お読みいただけていない方には、差し障りが御座いますので、御勘弁を…外野が煩いのよ。んでもって、私以外への家族や親戚への誹謗中傷が雨・アラレで大変だったのネ…なもので、世間話仲間をみつけて聞いてください。
 もっとも、下手に手を出したらヤケド≠カゃすみませんよ

 さて、明日の更新やいかに!結構、へヴィーなのよ。この作業…

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかに穏やかなものとなりますように。
抗ガン剤 [2010年02月16日(火)]
 これは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。「世の中には、こういった考え方があり、それを実践されていらっしゃる方々がいる」と、云うことで御座います。
 もしも実践されます時は、自己管理・自己責任で、お願い申し上げます。
 また、加療中の方には不適切な表現が含まれております。お気に障りましたならば、即座に、他のURLへ移行されてくださいますようお願い申し上げます



 「私はね、先生…抗ガン剤の理屈といいますか、成り立ちとでも云いましょうか…バカな素人はバカなりに考えたんです。その結果、抗ガン剤の眼目(がんもく=目的)は、体内に有害な活性酸素を生じさせることで病変部=ガン細胞をやっつけることにあるんだと。だからこそ、ビタミンA・C・Eの抗酸化物質やセレンに亜鉛、鉄分を大量に摂ることで活性酸素を除去することが出来る。つまり、副作用の軽減が出来る≠ではないかと」
 「それは、高価な治療費を払って法外なサプリメントの購入費用の浪費でプラス・マイナス・ゼロにするってことではないですか。
 それでは、なんのための治療か分かりませんでしょう、本末転倒(ほんまつてんとう)も甚(はなは)だしい」
 「ゼロではありません。生活態度や栄養摂取量によっては、むしろマイナスの結果が生じてしまいます。それが心臓血管障害や転移、病状の悪化という負の循環へとつながり、悪戯(いたずら)に生を永らえさせることで、知らなくてもいい痛みや苦しみを味わうことになるんです。
 ですから、何をするかを決めたならばいいとこ取り≠ヘやめて、1つのやり方=療法に師事された方がいいと思うわけですね。療法だけに、両方は成り立ちません」
 「笑えませんね…Sさんは決意と覚悟≠ネる言葉がお好きなようですが、御自分でやると決めた以上は、最後までその決意と覚悟を押し通すべきではありませんか。それこそが、決意と覚悟=責任と言うものです」
 「言葉遊びはやめませんか」
 「?」
 「ルールに従えない者は、そのゲームや仕事に参加する資格はありません。つまり、傍観者として指をくわえて見ているしかないんです。いや、自らが参加することも経験したこともない者が、訳知り顔で批判・批評めいた発言をすることは、実践されている方に失礼です。
 自らを正当化するために他者を貶(おとし)める言動は、何もしない卑怯者のいい訳です。
やらないことを出来ないことの言い訳にはするというのは、いかがなものでしょうかね」
 「教祖の話術、ですか…私は信者にはなりませんよ」
 「私もお布施(ふせ)をいただくつもりは御座いません。それに、罰当たり≠ネ無神論者ですから。先生は神を信じておられるのですか?」
 「人間の胸に宿る精神―考え方こそが神だと信じてやって来ました。医師が病を治すのではなく、病を持った人がどう治したいかを決めて治して行く。医療従事者は、病を持った方の背中を押してあげることだというのが私の信念です」
 「イデオロギー(主義・主張)論争は不毛です。レゾンデートル(存在理由)は人それぞ、です。ならば、自己完結をもって善(よし)としませんか?他人様の世界に土足で踏み込んで荒らしまわるのはいかがなものでしょうかね」
 「誰かに必要とされているのに、それを拒むというのはいかがなものですかな」
 「質問には質問を、ですか…。
 いいでしょう。この病気の結末を御存知の上での御発言、と受け取らせていただきましょう」
 「人間に限らず、生あるものはいつかは経験することです。しかし、私はまだ死にたくないし、これ以上の苦痛…果て方をしたくないんだ!」
 「ならば、ダメだと判っていることはしない、ことです。心臓疾患には、くれぐれも、御注意を」
 「いけ好かない皮肉屋だ」
 「そんな男に交通費を払ってまで会いたいとは奇特なお方だ」
 「喧嘩をしたくてお呼びしたわけではありません。私に合ったサプリメント…世間話しを、お聞かせいただきたい」
 「その前に…前提をお話しさせて頂きます。いいですね?」
 「…」
 「先生が希望するやり方では、絶対に完治はいたしません。よくて、副作用が軽減できる程度です。その後は心臓疾患や病変の悪化、転移を繰り返して…生あるものがいつかは経験する≠竄闥シしの利かない状態へと突入します。そうなった場合、誰のせいにすることもできません。全て、御自分の責任であるということを一筆、認(したた)めていただけますか」
 「構いません。が、私にも医師としての意地があります。完治した後で私を利用しないという文章―誓約書をお書き願えますか」
 「構いません。
 しかし、先生。余計なことですが、持ち家や土地を所有されていますか?」
 「マンションを間借りしている、しがない身分ですが、何か?」
 「先生を利用しようにも、利用しようが御座いません…失礼。
 仮に持ち家やや土地をお持ちだとしても、病院を建てる、病院に改築するためには、驚くほどの費用と労力、時間を必要とされます。失礼ながら、今の先生の状態で融資をしてくれる銀行があるとは思えません。また、先生が夢想されている形態の病院を開業できる可能性は、限りなくゼロに近いです。
 そして、運よく開業できたとしても、クライアント(依頼主)が定着して、生活を営める可能性は絶望的にありません。
 「重病を患っている病人に、なんということを…!」
 「先生には、栄養療法に関する正確な知識も経験もありません。10年以上携わらせていただいている私だって、全ての病態に適応できるわけではありません。そして、その10年以上の時間は絶望と嫌悪≠フ連続でした。
 私はド・素人だから救われますが、先生は国家資格を持っていらっしゃる―つまり殺人医≠フレッテルを貼られてしまいかねません。もっとも、その可能性も限りなくゼロですけど」
 「どうあがいても完治はしない、と?」
 「おそらく、この半年で結果が出ると思われますが…」
 「それは、半年で死ぬということですか」
 「逆です。今よりも体調がよくなって、バンバン化学療法と放射線療法の回数が増えて行きます」
 「いいことではないですか。貴方は本当にヘンな人だ…」
 「その結果、先生ご自身が見てこられたような結末を迎えることになります」
 「貴方は預言者になりたいのですか?現代医療を否定するだけでは飽き足らず、幽言飛語を用いて民衆を欺(あざ=騙す)き、無用な死者を山のように築き上げる。私が殺人医ならば、貴方は卑劣な殺人者だ」
 「栄養療法に取り組まれるのならば、御自信が発した言葉が降り注いで来ますよ…。
 医学を学ぶに当たり、やってはいけないルールを学ばれたかと思いますが、栄養療法に取り組まれる以上は、同じようにやってはいけないルール≠守って―学んでいただきたい。それが出来なければ、大切なお金と命、時間を溝(ドブ)に捨てるようなものです」
 「Qさんは?Qさんも、化学療法と放射線療法を併用されていらっしゃるではないですか」
 「Qさんは…亡き父が存命中からのお付き合いでして、御存知のように減薬療法(抗ガン剤や放射線の量を減らす)≠ヨとスライドしてもらっています。そでも、ペースメ−カー埋め込み術をすることになってしまいましたが」
 「生を終えるよりも、生きながらえている方が善いではないですか。変な人だ」
 「私の目的は、体に負担をかけずに寛解(かんかい=ガン細胞の活動停止)へと導くことです」
 「好きな肉やケーキなどの甘味を奪うことが、体に負担をかけない方法≠ナすか」
 「病気になった人に、好きなタバコやお酒をやめさせない医者はいません。肉もケーキも、食べないからと言って死ぬことはありません。それに、一切の甘味を拒否しろ、とは申しておりません。
 砂糖をザラメや黒糖へ、白米は玄米に。ウドンをソバか無精白ウドンか無精白なパスタに換えてもらうだけです。
 まずは3ヶ月。頑張ってみませんか?」
 「食事を換えることに異論はありません。しかし、化学療法と放射線療法は続けます」
 「分からない人だな先生は…意志が固いというか頑固と言いますか」
 「ガンを患(わずら)った医師ですから」
 「うまい!NK細胞、活性化しちゃいましたよ」
 「Sさんが活性化しても意味がないでしょう?」

  尚、文中のサプリメントの種類は病態・病状・病理などによって異なるため、表記は差し控えさていただきました。
 亡き父のブログをお読みいただいておられました方は「あっ、アレか!」のアレ≠ナ御座います。
 お読みいただけていない方には、差し障りが御座いますので、御勘弁を…外野が煩いのよ。んでもって、私以外への家族や親戚への誹謗中傷が雨・アラレで大変だったのネ…なもので、世間話仲間をみつけて聞いてください。
 もっとも、下手に手を出したらヤケド≠カゃすみませんよ

 さて、明日の更新やいかに!結構、へヴィーなのよ。この作業…

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかに穏やかなものとなりますように。
放射線療法 [2010年02月17日(水)]
 これは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。「世の中には、こういった考え方があり、それを実践されていらっしゃる方々がいる」と、云うことで御座います。
 もしも実践されます時は、自己管理・自己責任で、お願い申し上げます。
 また、加療中の方には不適切な表現が含まれております。お気に障りましたならば、即座に、他のURLへ移行されてくださいますようお願い申し上げます



 「Sさん、糜爛(びらん=ただれ)が起きない。そればかりか脱毛も、食欲減退もない!」
 「糜爛は塗り薬で、食欲は飲み薬で対処できます。
 私はね、先生…放射線の理屈は、体の正常細胞まで焼いてしまうものだと、信じて疑わない人間なんですよ」
 「放射線は日常でも浴びているものですよ?相変わらず、おかしな事を言うお方だ」
 「日常でも浴びているならば、無理して浴びる必要はないでしょう?
 放射線の半減期(はんげんき=体外への排泄、持続時間)はどれくらいですか」
 「放射線療法は、白血球を観ながら慎重に行う安全な療法≠ナすよ、Sさん」
 「白血球が下がると、ムリクリ注射で上げてまた下げる…体にいいことないでしょう」
 「私の体調は、スコブルいい!これが、現実です」
 「サプリメントやめてみませんか?」
 「1度決めたものは最後までやり通す。それが私の信念です」
 「漫画みたいな人だ…」
 「NK細胞、活性化してくれましたか?」
 「私はね、先生。原爆症になった方々の記録を読み漁って、生還された方々の食事内容を研究させてもらいました。その結果、ゲルソン療法に共鳴したんです。ビタミンミネラルの協働(きょうどう=共に働く)により、体を修復・守ってくれているだけの話です。
 嘘だと思うのならば、栄養療法を始める前の生活に戻ってみればいい」
 「あんな苦しみは2度とゴメンだ」
 「ゲルソン博士は、菜食生活とわずかなタンパク質だけで治療されて来ました。本当にそうお思いならば、化学療法と放射線療法とは縁を切ることです」
 「縁が切れるのは完治した時だけです。私は死ぬまで医学の徒でありたいのです。そしえ、それこそが患者さんへの忠心だと信じてやまない人間なのです」
 「…先生ねェ、過ちを認めるのは間違いではないし、これから先生がやろうとしている活動においては避けては通れない道ですよ?
 今までの副作用が感じられない、ならばその理由=原因を探って、それを確かめる必要があるのではないでしょうか。それは先生御自信のためでもあり、将来の患者様のためにもつながることなのではないでしょうか」
 「Sさん、副作用を感じることなく現代医学の恩恵にあずかることができる。これこそが、私の求めている医術なのです。第2クール(2週目)前にはノイアップ(増血剤の一種)を注射しても白血球がなかなか上がらなかったのに、今ではノイアップのお世話になることもなく治療を続けることができている。これで、完治できたならば何も言うことはありませんではないか」
 「完治できるならば、今頃私は新聞の3面記事≠飾っていますよ…人間の体は、基本的に同じものだと強く信じています。
 持病の有無により人それぞれ違う≠ニいう観念論が成り立っていますが、ゲルソン博士が提唱された栄養療法は主目的以外の病状さえも治癒してしまわれたのです。つまり、体の代謝機能さえ正常な状態に戻すことができれば、どんな人でもどんな病を患っていようが治せるんです」
 「間違った治療法を粛々(しゅくしゅく)と行う放射線医や化学療法医は極悪人、みたいな言い方をされますね。じつに、不遜な方だ」
 「彼ら彼女らは、自分が正しいと教えられた療法を正しいと信じて行っているプロ≠ナす。私みたいなド・素人がアレコレ口を挟む余地はありません。
 しかし、現実として、そのやり方で直っている方はいません。ダメな療法を延々と続けていても患者様の利益にはなりません」
 「それでは、ダメだと判っている高額医療を悪戯(いたずら)に施(ほどこ)している給料泥棒か死刑執行人′トばわりだ」
 「自虐的になるのは、今までいい結果を出せなかったからですか?」
 「私自身―この体が現代医療の正当性を現わしている、生きた証拠ではないでしょうか」
 「副作用を感じられていないんですもんね」
 「うちの大学は開かれていましてね、他所(よそ)の大学出身者の放射線医が理事長を任命されていらっしゃいます。他の大学病院ではありえないことなのです。つまり、それくらい確かな技術と知識に裏打ちされているのが現代医学なのです」
 「エビデンス・ベースド・メディスン(EBM=実例に基づく医学)ですか…では、副作用に悩まされていない先生の状態を、EBMでは、どう説明してくれるのでしょうか。放射線は蓄積されて代謝されない、がコンセンサス(統一意見)でしたよね」
 「それは大量に爆(ばく=被爆、さらされる)された場合で、減薬療法的にわずかな線量で細心の注意を払って治療してくれているからでしょう」
 「では、サプリメントの必要は御座いませんね」
 「貴方はすぐそれだ。何かと言うと患者を脅す。医療に携わる者が絶対にやってはいけない卑劣な言動だ」
 「私はド・素人です。それに、先生は栄養療法に価値を見出されていらっしゃらない。ならば貴重な時間を割(さ)く必要もないわけです。今、こうしている間にも、私のPCにはメールが送信されているかもしれないし、電話が鳴っているかもしれないんですから」
 「早まりますな…誰も何も認めていないわけではありません。体に染み付いた垢を落とすには時間がかかる―それを承知されているから、こうしてお付き合い下さっているのでしょう?」
 「先生、それを言っちゃあお終いでしょう…二の句が告げれなくなる」
 「では、アルバート・リーの話しでもしませんか。エミルー・ハリスのホット・バンドに入る前の貴重な音源を甥っ子に焼いてもらったんですよ。レア(貴重)ですよ」
 「1970年に彼が結成した、カントリー・ロックバンドのヘッズ・ハンズ&フィートですか!」
 「その前ですよ」
 「後にコロシアムやアトミック・ルースターで活動するシンガーのクリス・ファーロウのバック・バンド―あのELPやエイジアのカール・パーマーも一時在籍していたサンダーバーズ?」
 「1960年代の…ニール・クリスチャンのバック・バンドにジミー・ペイジの後任として加入していた時期のものです」
 「ヨダレものですね…」 
 「貴方が私に付き合ってくれている理由が分かりましたよ」
 「?」
 「レアな音源に釣られているのでしょう?」
 「音源の切れ目が縁の切れ目ですか…では、お代えしに渡した音源の数々で、とっくにチャラでしょう!」
 「つくづく変な男(ひと)だ…」


  尚、文中のサプリメントの種類は病態・病状・病理などによって異なるため、表記は差し控えさていただきました。
 亡き父のブログをお読みいただいておられました方は「あっ、アレか!」のアレ≠ナ御座います。
 お読みいただけていない方には、差し障りが御座いますので、御勘弁を…外野が煩いのよ。んでもって、私以外への家族や親戚への誹謗中傷が雨・アラレで大変だったのネ…なもので、世間話仲間をみつけて聞いてください。
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 さて、明日の更新やいかに!結構、へヴィーなのよ。この作業…

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかに穏やかなものとなりますように。
メラトニン [2010年02月18日(木)]
 これは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。「世の中には、こういった考え方があり、それを実践されていらっしゃる方々がいる」と、云うことで御座います。
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 「Sさん。メラトニンを使ってみようと思うのですが、デザインを変更していただけませんか」
 「メラトニンですか…何か今のデザインで不都合が生じましたか?」
 「1日に飲む量が多過ぎます…まるで、サプリメントに生かされているようで感心できません」
 「先生ね、サプリメントを飲まずに済む食事に換えてみませんか?」
 「本格的なゲルソン療法ですか…私の仕事には適(あ)いませんよ」
 「星野(仁彦)先生は、診察や会議、公演の合間に野菜や果物、ニンジンジュースを飲みながら大腸ガンを克服(こくふく)≠ウれたそうですよ」
 「固定ガン(特定の臓器に発症するガン)と、血管内部に発症して血流に乗って体内を浮遊する私の病(やまい)とでは根本から違います。
 お考えいただけませんか?」
 「メラトニンはどんな食物にも含有されております(詳しくは、拙事『奇跡のホルモンメラトニン』無断転載をお読み下さい)。個人的には興味がありますが、1日あたりのサプリメント費用が高くなってしまいますよ?」
 「メラトニンは最強の抗酸化物質、と書かれておりましたが」
 「たしかに。私が見て来た限りでは否定はいたしません。ただ、併用しているサプリメントの種類と価格―商品のグレード、症状と個人差にひらきが有りすぎます。
 悪性血管肉腫―ことに先生の症状でお使いになられていらっしゃる方を知りません」
 「ならば、私を実験台にすればいい。私がよくなれば、どんなガンにも効くということが実証出来るではないないですか」
 「私の父は、ドクター・レ−ンの鮫の軟骨で、寛解(かんかい=ガン細胞の活動停止)宣言をいただきました。これが、当時の主治医による、直筆の親書です。署名もありますでしょ?」
 「…まさに、○○教授の字です!しかし、メラトニンの方が格段に安いではありませんか」
 「そうなんですね…しかも錠剤・カプセル・液体と各種そろっていらっしゃる。
 しかし、これで寛解を得た人を知らないんです。
 ビタミンA、C、E、B群と各種ミネラルの取り合わせにより、体内でもメラトニン様(よう=同様)のホルモンが形成されるようです。ビタミン剤ミネラル剤の併用で断薬(だんやく=薬をやめる)に成功された方が大勢おります。かく言う私も、その1人ですが…父は「高すぎる」と云う母の反対で、弟切り草(おとぎりそう=セントジョーンズワート)のサプリメントに換えてしまいました。
 結果、8日後には再発・転移の末に、心房細動(しんぼうさいどう=通常1分間に60〜100回である心拍が300〜6;600回という速さになる不整脈)となり、ペースメーカー(心拍調整器)埋め込み術をし、2週間後には最後の入院となり、1ヶ月たらずで旅たちしました」
 「メラトニンを使っていれば、違う結果になっていたとは思えませんか」
 「残念ながら、思えません」
 「?」
 「タキソールの添付文書(てんぷぶんしょ=薬の取り扱い説明書)によれば、肝臓や血管に重大な影響を及ぼします。
 体調が優れているのが幸いして、人の5倍から6倍もの化学療法と放射線量を受けました。そして、その通りになってしまったのです。
タキソール注射液30mg 医薬品情報・検索 イーファーマ
タキソール注射液30mg,パクリタキセル注射液. ... なお、本剤使用にあたっては、添付文書を熟読のこと。 (禁忌) 1.重篤な骨髄抑制のある患者[骨髄抑制は用量規制因子であり、感染症を伴い、重篤化する可能性がある]。 ...
www.e-pharma.jp/allHtml/4240/4240406A1031.htm - 類似ページ
 私はね、先生…2度と同じお見送りをしたくないんです。
 今の先生は、父と全く同じ状態にあります」
 「私は死なない。薬は病(やまい)から人を救うためにあるもの、なのです。放射線治療も然(しか=同じ)り。治療とは病を治すもの、なのです」
 「それで、何人の人を救えましたか?」
 「Sさんね…人間は同じ船に乗っているのです。乗り合わせている人間が俺はコッチだ、私はアッチだ≠ニ、駄々をこねるわけにはいかないのです。
 ラーメン屋に入ってカツ丼を食いたい、と言ってもせんないことです。命の限られている人間から希望を奪い、あれダメ・それダメ、では寝覚めがよくないでしょう」
 「御意見を聞き入れて、最悪の結果を招いた日には、もっと寝覚めが悪くなります」
 「メラトニンは天然物質、でしょ?」
 「タバコもお酒も、河豚(ふぐ)やトリカブトも天然物質です」
 「老い先短い人間の願いをかなえて下さいませんか…なんのために、無断転載までしてネットに流したのです!」
 「私の知らないところで、自己管理・自己責任において使う分には問題はありません」
 「そんな無責任な…」
 「私としては、こういう情報がありますよ、と記(しる)しただけです。多剤併用(たざいへいよう=多くの種類の薬や療法)のガン患者様に強制する気も勧めるものでもありません」
 「それは貴方、非常識だ!散々煽(あお)っておいて知らない、出来ないは虫が良すぎる」 
 「先生ね、栄養療法に取り組む前と後では、体調の変化が著(いちじる)しく変わっていますでしょ?」
 「たしかに。だからこそ、もっと楽になりたい。早く治したい。そう思うのが人情と言うものでしょう。貴方は本当に変な人だ」
 「ダメだと判っていることを傍観(ぼうかん=見守らせる)させるのが善(よし)とする、それが正しい行為=人間の取るべき態度だと言うならば、私は喜んでヘンなオジサンになれますよ」
 「メラトニン、どうしてもダメですか?」
 「残念ながら、今の療法を進めて行く以上は、私は責任ある大人の態度として拒否させていただきます。
 ただし、やるのは勝手です。先生ならば国内外の文献や資料を比較的、容易(たやす)く入手できる立場にいらっしゃるわけですから。他人に頼ることなく、御自分で新たな地平を切り開かれて下さい」
 「1年以上、付き合ってくれていて無責任でしょう、それは!」
 「だって、国家資格を持たないド・素人だもん」

  尚、文中のサプリメントの種類は病態・病状・病理などによって異なるため、表記は差し控えさていただきました。
 亡き父のブログをお読みいただいておられました方は「あっ、アレか!」のアレ≠ナ御座います。
 お読みいただけていない方には、差し障りが御座いますので、御勘弁を…外野が煩いのよ。んでもって、私以外への家族や親戚への誹謗中傷が雨・アラレで大変だったのネ…なもので、世間話仲間をみつけて聞いてください。
 もっとも、下手に手を出したらヤケド≠カゃすみませんよ

 さて、明日の更新やいかに!結構、へヴィーなのよ。この作業…

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかに穏やかなものとなりますように。
便秘 [2010年02月19日(金)]
 これは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。「世の中には、こういった考え方があり、それを実践されていらっしゃる方々がいる」と、云うことで御座います。
 もしも実践されます時は、自己管理・自己責任で、お願い申し上げます。
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 「主治医の教授が退官されてから、処方が変わりましてね…この2日間、お通じがないのです。」
 「担当医の方は何と?」
 「排便のサイクルは人によって違いますから。1週間や1ヶ月、排便がない健常者もいます。≠ニ」
 「医療従事者として正しい解答、かと思われますが…メラトニンの効果はいかがですか?」 「…Sさんの言うとおり、手を出していません…お腹(なか)が張るんだ…」
 「最近の治療と処方を、教えていただけますか…お腹を、チョット失礼…」
 「夏だと云うのに、ダウンベストを着て…汗かいて頑張っていたのに…メラトニンを使っていれば…」
 「メラトニンは体内で造られています。だからこそ、血液検査がいいんじゃないですか…ダウンのおかげで低体温症から脱却できたでしょう?」

ガンは低体温が原因だ! ”身体を動かし体温を上げよ!”過ぎたるは及ば ...
ガンは低体温が原因だ! ”身体を動かし体温を上げよ!” ホノルル大学客員教授 久間 英一郎. 一年前にも「冷え」について書きましたが、今回は「低体温と免疫」について書いてみたいと思います。昔は子どもの体温は37度近く、大人は36.5〜36.8度くらいだっ ...
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 「汗をかいた後は気化熱≠ナ体が冷える…」
 「蒸散(じょうさん=蒸発)の熱で体が冷えないように、汗をかいたら拭いて下着を替えて下さい、と云ったでしょう…お腹がガチガチで手応えがない…

マッサージだけでうんちが出やすくなる方法
あの「の」の字の意味は、小腸→結腸→直腸の順番で 働く腸の動きを表しているんです。 例えば、高齢者や足とかに怪我をしている人など思うように 運動ができないことがあると思います。 そんな時、自宅でもできる便秘解消が、この「の」の字 マッサージ ...
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 「服薬をやめてから悪夢や多夢(たむ=途切れ途切れに断続的にみる多くの夢)から解放されたというのに…この2日ばかり…またヘンな夢をみるようになった…」
 「便の毒素が回って来た…何を食べていたんです」
 「野菜と果物…とニンジンジュース…」
 「量は?」
 「お腹いっぱい…すぐに、お腹がすいてくるからガマンできないのです…よ…」
 「2日間、ガスも出ない…?」
 「偏(かたよ)った食事がいけなかった…」
 「野菜や果物だけですか、食べたのは?」
 「シリアル…コーンフレークスとか甥っ子や姪っ子が作ってくれたラタ(ラタトゥイユ=西欧風の煮物)…」
 「先生…ラタの味付けは?…コンソメとか使っていませんでしたか?」
 「…それくらいは…いいでしょう…生クリームとチーズ…」
 「動物性の脂肪は禁忌(きんき=禁止)だと云ったでしょ…!どれぐらい召し上がったんです…!!」
 「そこのタッパーを2日がかりで…」
 「これって、3人分はありますよ!?」
 「久しぶりで…濃厚なクリームが美味しかった…口は災いの元ですな…」
 「笑えないギャグはいいですから…処方内容を…」
 「タキソール60mg、フィシザルツ100ml、デカドロン6mg…ザンタック50mg、生食(生理食塩水)50ml…10ミリグラムのレスタミン5錠…
 放射線は1グレイを15回…」
 「鼓腸(こちょう=お腹が張る、こと)に関しての情報は?」
 「聴診器にて問診…直腸診(肛門から指を入れて便の状態を探る方法)で便が降りていない状態=cだそうです。
 タンナルピンとビオフェルミンを…何とかなりませんか…苦しいんですよね…」
 「コーヒー浣腸はやっていらっしゃらなかった…?」
 「仕事と食事に追われて…食生活を変えたら、毎日1回はお通じがあったものですから…」 「さてと…便秘が起きた原因について、考えてみましょう…

 便秘の種類 : 便秘、克服への道
便秘の原因<器質性便秘 に移動‎: 器質性とは、便の経路である消化管(胃→小腸→大腸→肛門)に物理的な障害があることを指します。 機能性とは、自律神経が正常に働かないことによる排便障害です。 器質性便秘の主なケースは以下の通り ...

便秘の種類 - 便秘の原因<器質性便秘> - 便秘の原因<機能性便秘>
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 担当医はなんと?」
 「…便秘です…」
 「イレウス(腸閉塞)でも憩室(けいしつ=腸に便のポケットが出来る)や腸重積(服を脱ぐ時の袖の様に、腸が腸そのものに入っていってしまう病気)でもない?
 では、なぜ浣腸をしてくれないのですかね?」
 「私の知ったことではない…担当のレジデント(研修医)に訊いてくれ…!」
 「先生ねぇ、嘘をついては困ります。見当は付いていらっしゃるんでしょう?浣腸で圧をかけることでガチガチに固まった腸が破れて腹膜炎≠ノなる惧(おそ)れがある。
 処置室どころか、手術室がひどいことになった御経験、1度くらいはありますでしょう?」
 「…おどかしているのか?最低な男(ひと)だ…」
 「現実と向き合っていただきたいのです。この病気は全身病≠ナす。現実を受け入れて学ぶことが出来なければ前へは進めません。
 整腸・消化薬で楽になってますか?それが、医学の限界なんです」
 「…では、み…民間、栄養療法で…なんとか…なるのですか」
 「イチかバチか…腸に異常がない、と断言できますか?」
 「私自身で(レントゲン)写真を確認した…転移も異常もない…放屁(ほうひ=オナラ)もない…助けてくれ…」
 「アシドフィルス・ヨーグルトは冷蔵庫に?」
 「3日前に切らしてしまって…飲んでいない…」
 「…!売店で買うしかないな。ファイバー(食物繊維)とビタC(ビタミンC)は?」
 「手付かずのまま、ベッド・サイド・テーブル…の…中に…」
 「サプリも飲んでいなかった、と…しょうがねエな…」

 「はい、これ。一息で飲んで下さい」
 「…す・酸っぱい!それに、ドロドロしていて飲みにくい…」
 「バリウムより美味しいでしょう…手の焼ける人だ…早く、飲み干して下さい。もう1杯、ありますから」
 「まだあるの…!死んだ方がましだ…」
 「いいですよ、やめてもらっても。残りは私がご馳走になりますから」
 「…短気な男だな…中身はなんですか…」
 「はい、最後の500ml」
 「…の…飲み干しました…で、中身は…?」
 「粉ミルク(全ての栄養素をバランスよく配合したもの)をアシドフィルス・ヨーグルト(無脂肪)で溶かして、食物繊維と亜麻仁油とビタミンCを加えたものです」
 「…!グル音(おん=お腹が鳴る音=蠕動(ぜんどう=腸の活動)運動の音)が…で、出そうな気がする…ト・トイレへ…行って来ます」
 「いットイレ」

 「すごい音のオナラが出て、お腹がすっきり…ゴメン…急に催(もよお)して来ました…」

 「いやあ、Sさん!すっごい量が出ましたよ〜なんと言っていいのか…」
 「ビタミンCだけで10gは溶かしましたからね…先生の命根性の汚さがなければ、とても飲み干せない代物でしたね」
 「…10g!…たしかイチかバチか≠ニか、云いましたよね?」

なぜ天然ビタミンCが重い便秘を治すのか
新鮮な野菜や果物を大量に取ると、それに含まれるビタミンCが腸にまで届き、数少ない乳酸菌のエサとなって働きます。 ... その他にはビタミンCは便秘を解消する働きがあります。 野菜や果物に多く含まれているビタミンCには、腸内細菌を増やす作用が ...
www.kenkoukeepers.com/GH/.../kaiben_bitaC.html - キャッシュ - 類似ページ

自分でできる便秘解消法(食事編)|病院・薬・サプリメントの情報満載 ...
便秘解消に効果的な食品の一番手が食物繊維。日常の食事を通してたくさんとるよう心がけたい。成人の場合、1日当たり20〜25gぐらいが目標だ。また、いくら食物繊維が多いからと言って、1日中こんにゃくばかり食べるというやり方はバツ。 ...
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アシドフィルス菌
アシドフィルス菌はカンジダ症・脂漏性湿疹・抗生物質を飲んでいる方や便秘の方によく効きます. ... 写真撮影も完了した上記アシドフィルス菌が残っており、期限切れになりそうだし、便秘の症状もないが、腸内の有益菌を増やすので体にいいだろうと何も ...
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 「もしも下部消化疾患(腸の病気)があれば、圧力により腸が裂けて、お腹の中がウンコだらけの腹膜炎であの世行きです。運がよかった」
 「そんな危険な賭けを、本人の承諾もなしにやったのか…!」
 「御自分で(レントゲン)写真を確認していらした、と。で、なんとかしてくれ、と」
 「貴方は、ヘンを通り越して、恐ろしい男だ…」

 下部消化器疾患(腸の病気)をお持ちの方は、絶対に真似をしないでください。急激な圧力により腸が裂けて、お腹の中がウンコだらけの腹膜炎であの世行きになる危険が大きいです。
 必ず、主治医・担当医のアドヴァイスに従って下さい。整腸・消化薬が効いた可能性もありますから。

  尚、文中のサプリメントの種類は病態・病状・病理などによって異なるため、表記は差し控えさていただきました。
 亡き父のブログをお読みいただいておられました方は「あっ、アレか!」のアレ≠ナ御座います。
 お読みいただけていない方には、差し障りが御座いますので、御勘弁を…外野が煩いのよ。んでもって、私以外への家族や親戚への誹謗中傷が雨・アラレで大変だったのネ…なもので、世間話仲間をみつけて聞いてください。
 もっとも、下手に手を出したらヤケド≠カゃすみませんよ

 さて、明日の更新やいかに!結構、へヴィーなのよ。この作業…

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかに穏やかなものとなりますように。
医局 [2010年02月20日(土)]
 これは、貴方にお勧めしているわけでは御座いません。「世の中には、こういった考え方があり、それを実践されていらっしゃる方々がいる」と、云うことで御座います。
 もしも実践されます時は、自己管理・自己責任で、お願い申し上げます。
 また、加療中の方には不適切な表現が含まれております。お気に障りましたならば、即座に、他のURLへ移行されてくださいますようお願い申し上げます。


パクリタキセル - Wikipedia
効能・効果-組成・成分-用法・用量-作用機序

パクリタキセル (paclitaxel, TXL, TAX, PTX, PAC) は、タキサン系に類する抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)。1971年に太平洋イチイ (Taxus brevifolia) の樹皮から分離された物質である。

ja.wikipedia.org/wiki/パクリタキセル-キャッシュ

 上記より無断転載で御座います…パクッ!

 パクリタキセル (paclitaxel, TXL, TAX, PTX, PAC) は、タキサン系に類する抗悪性腫瘍剤(抗がん剤)。1971年に太平洋イチイ (Taxus brevifolia) の樹皮から分離された物質である。

 発見当初はタキソール (Taxol) と呼ばれていたが、1990年にブリストル・マイヤーズ スクイブ社がこの名を商標として登録し、商品名タキソール® (TAXOL®) として使用するようになった。そのため、特定の企業商品を連想させないように、薬学系の研究者を中心に一般名であるパクリタキセルが物質名としても使用されるようになり、現在は2つの物質名が併用されている状態である。

 1993年にロバート・ホルトンらのグループにより初めて全合成された(発表は翌年)。しかし、全合成はコストが高い。現在、医薬品としてのパクリタキセルは太平洋イチイの葉よりバッカチンVという原料を取り出して、これをもとにパクリタキセルを合成している。また、細胞培養法(PCF法: Plant cell fermentation法)により安価で大量に供給する技術も確立されている。

 同じくタキサン系の薬剤にタキソテール®(一般名ドセタキセル)がある。
 
ウェブNCI臨床試験結果
 2つの投与スケジュールでパクリタキセルとドセタキセルの有効性を比較した臨床試験結果は投与スケジュールに関わらず、 ... とシクロフォスファミド療法後のパクリタキセルまたはドセタキセル第3相無作為試験。 ...
www.cancerit.jp/NCIinfo/clinicaltrial/diary.cgi?mode=comment&no=49 -キャッシュ

 「パクリタキセルからドセタキセルへと換(か)わったら、なんか調子がよくなりましてね…昨日は久しぶりにバナナとリンゴを持って、鎌倉へハイキングに行ってきましたよ。
 6時間、歩きとおしでも筋肉痛すら出てこない。現代医学はたいしたものです」
 「ドセタキセル(=タキソテール)も60mgを週1回ですか?」
 「お察しの通り、です。貴方は、本当に医師になればよかったのに」
 「父と同じなんですよ、先生…。
 私の知識は偏(かたよ)った聞きかじりでしかないですから、とても…」
 「Sさん、申し訳ない…張り切りすぎたようです…胸が…横になっていいですか…」
 「構わず楽な姿勢で寛(くつろ)がれて…唇が青褪めていますよ…看護師さんを呼びましょうか?」
 「大袈裟な…動悸(どうき)が…ちょっと横になれば…すぐに治り…」
 
 「どうしてすぐに呼んでくれなかったんです!」
 「?チアノーゼ(唇が青褪める=無酸素状態)を認めてから、すぐにナース・コールを押しましたが」
 「SaCO2(=指先で測る血液中溶存酸素濃度)は98.7…?意識レベルは…」
 「聞こえていますよ、婦長」
 「せ、先生…お話できるんですか!」
 「まったく、問題ありません」
 「って、先生…左手の親指が曲がっています。爪も黒ずんでいる」
 「バチ状指ですか…こんなもの…」
 「震え…震顫(しんせん=細かな震え)は?」
 「貴方は、本当に…医師になればよかった…」
 「アンタは、なんの権利で治療の邪魔をするんだ!患者を怖がらせて楽しいのか?!」
 「いいんだ、○○先生。この人は…私がお願いして来てもらっている…」
 「はるかに遠い親戚です。
 それより、胸水の惧(おそ)れが…」
 「余計なことは言わなくていい!専門医が処置しますから、出て行ってくれませんか」
 「抜水(ばっき=ドレーン)ですか?」
 「いいから、でていってくれ!」

 ばち指 - Wikipediaばち指(ばちゆび:撥指)とは、上肢・下肢の指の先端が広くなり、爪の付け根の角度がなくなった状態を指す。名称の由来は、肥厚した指が太鼓のバチ状であることから。この症状自体に痛みなどはないが、重大な疾患の症状として現れる事が多い。 ...
ja.wikipedia.org/wiki/ばち指 - キャッシュ - 類似ページ

胸腔ドレーンについて2点教えてください。 - Yahoo!知恵袋
2008年9月5日 ... captain_crash_and_beauty_queenさん. 胸腔ドレーンについて2点教えてください。 胸水貯留のため、トロッカー ... nittel_64さん. 胸腔ドレナージは、 @出血や胸水など液体成分を体外へ排出するA肺内や胸腔外から胸腔内への空気漏れを排気 ...
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/.../q1218930577 - キャッシュ - 類似ページ

 「あれから5ヶ月が経(た)ち、オカゲさまで、順調です…!?」
 「どうしました、先生!?」
 「む、胸が…」
 「看護師さん、容態が急変しました。チアノーゼです!」

 「すぐに心臓外科へ移っていただきます。お荷物は…」
 「私が、まとめてお持ちします」
 「御家族の方?」
 「顔見知りじゃないですか…通りすがりのヘンなオジサン、です」
 「こんな時に…!御家族以外に患者様の私物を触らせることは出来ません」
 「…いいんだ、婦長…この人は…遠い親戚の、ヘンな…オジサンなんだ…」
 「先生まで…!ベッドごと移動しますよ」
 「どんな時にも笑いを忘れない。NK細胞、活性化してますよ、先生!」
 「…弟子になれましたな…」
 
チアノーゼ
A1:体表部の毛細血管静脈叢で還元ヘモグロビン量が増加することによって、皮膚が青みかがった紫色になることをチアノーゼと呼びます。口唇、耳たぶ、爪、指先などが青紫色に見え、動脈血が低酸素血症であることをあらわしています。 ...
homepage3.nifty.com/mickeym/No.1.../07tianoze.html - キャッシュ - 類似ページ

 「仰(おっしゃ)るとおり、心房細動でした」

心房細動(詳細解説)
心房細動は図2の様に、心房内の種々の場所で無秩序な電気的な旋回(リエントリー)が起こることが原因と考えられている。リエントリーとは直訳すれば「再入」、電気刺激が旋回し、再び刺激するために、一回の刺激で何度も電気的興奮を繰り返すのである。 ...
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 とりあえず、体外式のペースメーカーで抑(おさ)え、2日後に○○のハート・センターで埋め込み術を行います」
 「○○のハート・センターって…先生の同期で、今年独立開業された…」
 「開業祝を、2度わたす羽目になりました」
 「お友達思いな方だから」
 「Sさん。今からでも間に合いますか。ゲルソン療法」
 「担当のレジデント(研修医)はもかく、主治医の教授がなんと申されるかですね…」
 「退官された先輩ならばともかく、今度の方は他所(よそ)の大学から来られた意欲的≠ネ方ですからね…」
 「医局違い、ですか?」
 「まさか…ジッツですよ」

 大学病院の、関連病院(ジッツ)と市中病院の違いはなんですか ...
2009年5月25日 ... ganglion45さん. 大学病院から医局員(医師)が派遣されている病院はジッツです。 市中病院でも大学から医師が派遣されていれば、その大学病院のジッツといえます。 ...
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/.../q1026548380 - キャッシュ - 類似ページ

 「子会社の役員が本社に乗り込んで来て名を上げる、ですか」
 「Sさんの云うことを聞いておけばよかった」
 「私は嘘吐(うそつ)きなヘンなオジサン≠ナすから…」
 「まだ、間に合いますかね?」
 「新しい教授の考え次第でしょうね…このまま化学療法と放射線療法で小康状態を長く保てれば短期間での出世は間違いない。新しい処方を開拓されたわけですからね、名を残しますよ。
 仮に…(ダメで)元々ですから」
 「大量投与も減薬も、すでに一般化していますよ…」
 「先生の場合は、きわめて珍しい症例ですからね」
 「ならば、なおさら無理が利(き)く」
 「本気で仰ってます?」
 「貴方は、本当に医者でもなのに、医者みたいな口を利く男(ひと)≠セ」
 「医者にならなくてよかったでしょ?」
 「つまらない知識…好奇心の虜(とりこ)になってしまいましたな…」

 
  尚、文中のサプリメントの種類は病態・病状・病理などによって異なるため、表記は差し控えさていただきました。
 亡き父のブログをお読みいただいておられました方は「あっ、アレか!」のアレ≠ナ御座います。
 お読みいただけていない方には、差し障りが御座いますので、御勘弁を…外野が煩いのよ。んでもって、私以外への家族や親戚への誹謗中傷が雨・アラレで大変だったのネ…なもので、世間話仲間をみつけて聞いてください。
 もっとも、下手に手を出したらヤケド≠カゃすみませんよ!

 さて、明日の更新やいかに!結構、へヴィーなのよ。この作業…

 あなたと貴方の大切な方の毎日が、1秒でも長く、健やかに穏やかなものとなりますように。
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