セキセイインコのフジコと暮らす日々のことあれこれ。
どこにでも登場してしまうフジコ、
実は男の子なのだ!

2008年10月  >
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント♪
むら
フジコは新聞派 (10/26)
みみやす
催促するフジコ (10/24)
ちっぷる
フジコは新聞派 (10/24)
チェリー
フジコは新聞派 (10/24)
ハート
フジコは新聞派 (10/24)
♪いんのすけより・皆さまへ☆
催促するフジコ (10/24)
まいか
催促するフジコ (10/24)
にほんブログ村 鳥ブログ セキセイインコへにほんブログ村 花ブログ ベランダガーデンへ
フジコは新聞派 [2008年10月24日(金)]
最近さぼっていた読書の記録。
ちょっとまとめて記しておこう



『掘割で笑う女  浪人左門あやかし指南』 輪渡颯介・著 (写真・左)

城下の掘割に現れた女の幽霊を見た普請方の侍が、間もなく病気で亡くなり
女の幽霊を見た者は必ず死ぬという噂がささやかれる様になる。
そんなお江戸に暮らす、酒と会談を愛するという一風変わった浪人・平松左門
と、そのかつての門弟である純朴で少々臆病な刈谷甚十郎らが繰り広げる
怪談ミステリー。
幽霊話に御家騒動など複雑な話が絡み合い、ミステリアスに仕上がっている。
次々と起こる奇怪な現象も、何処までが本当の話なのか、仕組まれたものなのか・・
様々な背景と相互して不可思議であると共に、幽霊話が意外とゾクリときて
怖い。
キャラクターよし、内容よしの、なかなか面白い時代小説であった。


『百物語』  輪渡颯介・著 (写真・右)

「堀割で笑う女」に続く、浪人左門あやかし指南シリーズの2作目。
幽霊嫌いの甚十郎がひょんなことから百物語に参加させられる事となり、
そこで主催者の商人・和泉屋の主人が姿を消すという事件に巻き込まれる。
前作同様、怪談好きの浪人・平松左門も加わり、奇妙な百物語の意外な
真相を暴いてゆく。
甚十郎の怪談嫌いに拍車がかかり、ちょっと笑えてしまうところも・・
キャラクターに馴染んできたせいか、個人的には2作目のほうが面白く
第3弾の刊行が楽しみでもある
  



『深海のYrr(イール)』  フランク・シェッツィング・著
      上・中・下巻

ノルウェーの海洋生物学者ヨハンソンのもとに届けられた「ゴカイが海底で
メタンハイドレートの層を堀り続けている」という奇妙な知らせ。
それを発端に、カナダではクジラやオルカが人や船を襲い始め、フランス
では猛毒バクテリアに侵されたロブスターで多くの死者が出、その他
世界各国の海で不可解な現象が起こり始める。
アメリカ軍指揮のもと、世界中の研究者が集まったチームが結成され
謎の解明に迫る。
深海からのメッセージは何なのか、人間の未来はどうなってしまうのか・・
ケールの大きな深海ミステリー。

この物語、フィクションではあるが何人かの学者は実在する人物でもあり、
科学的な内容は素人には難解な部分も多いのだが、今、地球にせまって
いる環境破壊や資源問題等について考えさせられる、現実味のあるストーリー
であった。
まだまだ知られざる部分の多い深海の世界、そこには本当にナゾの
知的生命体がいるのかもしれない。




『おそろし』 宮部みゆき・著
     三島屋変調百物語事始

ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった「おちか」は、叔父夫婦の営む
三島屋に身を寄せることになる。
三島屋で奉公人に混じって働く中、留守中の叔父に代わって訪れた客の
身の上話を聞いた事がきっかけで、「百物語」と称した話会の聞き手役に
任ぜられる。
怪談というより、語り手の体験した不思議な話を聞いていくうち、おちかの
心情にも変化があらわれ始め、やがて過去の事件の真相も明らかになっていく・・。

ちょっぴり怖くて、ちょっぴり悲しい、宮部みゆきらしい「百物語」。




『トンネルU  ディープス』 上・下巻
     ロデリック・ゴードン  ブライアン・ウィリアムズ  著

以前ご紹介したことのある「トンネル」の続編。
地下世界に紛れ込んでしまった少年ウィル、その友人チェスターの冒険物語。
地上に暮らす人間社会を避け、地中深くコロニーを作って暮らす人々。
そこはスティックスと呼ばれる組織に厳しく統率された規律ある社会。
命がけの冒険に挑む少年たちの運命はどうなっていくのか・・。

ちょっとジュールベルヌの「地底探検」を彷彿とさせるような、今後も目の離せない1作。




フジコ、みんな面白い本たちだったよ☆
フジコも読んでみる?

『いえ、ワタシは新聞派なので』
          ガジガジガジ・・ 

新聞って・・ちぎって細かくしてるだけじゃない!
散らかるからやめて〜


Posted at 14:18 | 読書の記録 | この記事のURL | コメント(7) | トラックバック(0)
この記事のURL
http://www.dhcblog.com/sekisei/archive/415
トラックバック
この記事へのトラックバック
URL http://www.dhcblog.com/sekisei/tb_ping/415
コメントする
名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

コメント
いんのすけさんは読書好きなんですね〜
私は結構好き嫌いが激しい方なので
なかなか手をつけられません・・・
いんのすけさんの本、なんだか難しそう〜〜
結構ミステリー系やホラー系がお好きなんでしょうか

フジコちゃんは新聞派なのね
うちの子はなぜか・・・
ちぎって食べちゃってたので散らかりませんでしたが
カラダに良くないだろということで
紙類はとりあげてましたよ
Posted by:むら  at 2008年10月26日(日) 09:59

こんばんは〜
ゾクッとくる系は、なぜか妊娠中によく読んでました。(笑)
今はちょっとダメかな〜

「トンネル」、実はちょっと気になってた本。
夏休みにsho*の「ビースト・クエスト」を買う時に
その側にあったこちらの本。
2年生のsho*にはちょっと難しいかな〜と、
字の大きなビーストにしたのでした。
今、まだ「白い巨塔」を数ヶ月に渡り読んでいるので、
読み終わったらチェックしてみようかな。
Posted by:kotori*  at 2008年10月25日(土) 23:39

私も最近すっかり時間が出来たので
また読書始めました〜。
なんか夢中になってしまって、
寝る前に読みだしてやめられなくなり、
朝起きれない生活が続いております…。
Posted by:コメハナ  at 2008年10月25日(土) 02:02

時代小説と怖い話が好きだから
『掘割で笑う女  浪人左門あやかし指南』と『百物語』と『おそろし』
この3冊が気になるなあ
最近、小説読んでないなあ。
漫画ばかりで活字離れしちゃってます
たまには活字も読まないとね〜〜
フジコちゃん新聞カジカジはいいけれど、
本は齧っちゃダメだからねえ〜〜
そういえば親分は寝転がるんだよこっち以外にも何故かカゴの中で
こっちみたいにコロンと・・・。
水浴びながら転がったのは見た事無いけど
「転がりインコの会」でも作る
Posted by:獅子王 聖  at 2008年10月24日(金) 22:34

読書の秋ですね〜
私は昔よく本を読んでいましたが、最近は全くです
・・
宮部みゆきは好きで読んでましたよ

フジコちゃんは新聞派なんですね・・って読んでる
んじゃなくちぎる方

ちっぷるは水を沢山飲んだ後、私の手に「カポッ」と水を吐き出します
下痢はあまりしないかもしれません。
Posted by:ちっぷる  at 2008年10月24日(金) 19:26

いんのすけさんは、読書をしているのですね
エライです
私も、前までは読書が好きだったんですが・・・
最近は読まなくなっちゃいました
本屋さんには、結構行くんですが・・・立ち読みだけで買わないんです

これからは、いろいろな本を読んでみようかな

フジコちゃんは新聞がいいの?
細かい字でギッシリなのに・・・凄いね
でも・・・新聞を噛んでるように見えるのは、気のせいかな???
Posted by:チェリー  at 2008年10月24日(金) 17:27

いんのすけさんは読書の秋ですね〜
こうしてあらすじを読んでいるだけで
ワクワクしてきますね(ミステリー系恐怖系大好き)
でも本を読んでいると眠くなってしまう私・・・
いんのすけさんが紹介してくれた本で
DVDがあったらな〜といつも思うんですけどね
フジコちゃんは新聞カジってますね〜
インコがかじるのを見るとおもしろそうだな〜と
思えるときがあります
Posted by:ハート  at 2008年10月24日(金) 16:17

プロフィール


いんのすけ
自己紹介
ブログ

http://www.dhcblog.com/sekisei/index1_0.rdf
おともだち♪

最新トラックバック
塩豚 (06/25)
蜂蜜研究 (03/03)
ログイン
Mypagetopに戻る