8月に大阪から東北へ
車で行きました
その旅行記を綴っています。
立派な武家屋敷が並ぶ 秋田県角館。
普通、昔の町並みというと、狭い路地を想像してしまいますが
角館は幅10mくらいのとっても大通りにあります。
広い道ですが、あまり車も通らないので歩きやすいです
この日、夕方から大曲の花火を見に行く予定にしていたので
ここ角館ではあまりゆっくりできないので
すばやく見学する為に
人力車 に乗りました
「人力車」というと、関西人の私は京都・嵐山の人力車の
元気いっぱいの大学生のお兄ちゃんを想像していたのですが
なんと角館の人力車の引き手は
女性
男性もいらっしゃるそうなんですが
私たちは女性の運転手さん?にお世話になりました。
乗せてもらってるときに後ろから撮らせてもらいました
もちろん、ブログに載せることは了解済み
とっても素適な方だったので、是非お顔も載せたかったんだけど
「え〜〜〜
そんな
」と、ちょっと嫌そうだったので
後姿だけ・・・
右奥にたくさんのギャラリーが写ってるでしょ
私たち、カメラマンの被写体の的ですよ
周りのみなさんが、写真は撮るし、手は振ってくれるし
まるで雅子様のご成婚パレード←言いすぎ
やっぱり人力車に乗ってよかったです
短時間に色んな観光ガイドをしてくれました。
南北に伸びる角館の武家屋敷は北に城があったため
北から順(城から近い順)に格が高くなるそうです。
武家屋敷の外観にも、格の高さが現れます。
いくらお金を持っていても、下級武士の家には付けては
いけない物などもあったそうです。
さて、問題です これはなんでしょう
武家屋敷の門の前にありました。
かつてはすべての家の前にあったそうですが、
今はこれがあるのは2件ほど。
答えは駒とどめ。 ようするに馬をつないでおくところです。
昔、来客の馬などを留めておいたものなんですね。
こんなの、教えてもらわなければ通り過ぎていってしまいますね。
おもしろい事を教えてもらいました。
とある下級武士の門のところにこんな表札のような物が・・・
「電話一番」 と書かれてあるのですが、
どういう意味なのでしょう・・・
これはこの町で一番最初に電話をひいたお宅なんだそうです。
下級武士だったので、それまではあまり偉そうにはできませんでしたが
明治のころになると、お金持ちが権力を持ってきました。
そこで、このお宅はお金持ちだったんでしょうね
電話を一番最初にひいて、しかも玄関にそれを掲げてあるという・・・
なんとも いじらしいというか、かわいいお話し(笑)
近くには
ギバちゃん(柳葉敏郎さん)の母校がありました。
秋田が産んだ 大スター
だそうです。
角館を散策しているとやたら目に付く
もろこしあん とか
あんもろこし の看板。
もしや
とうもろこしにあんこかかってる
と思って、人力車のお姉さんに聞いてみたら、
秋田の名物で、あんこを使った和菓子なのだとか。
昔 中国のことを唐土とかいて もろこし と読んでいたそうです。
なので「もろこし」というのは中国から伝わってきたものという意味。
また、他の説では「もろもろの菓子に越して美味しい」
という説もあるそうです
元バスガイドの私はそういうお話、だ〜い好き
どっちかってーと、歴史より雑学に強いガイドでした
歴史の話は右から左なんですが
雑学だと、1回聞くと覚えてしまうので
他にもいっぱい いろんな楽しいお話をしてくれたと思うのですが
なにせ、かれこれ2ヶ月前のことで・・・
記憶が薄れてしまって・・・
もっと早くUPしたかったんですが
人力車では道路沿いを通るだけなので
途中 降りて武家屋敷内を歩いたりすることはできませんが
いろんなポイントや、オススメを教えてくれるので
まず、人力車に乗って案内をしてもらってから
時間があれば、町を歩いて散策するともっと楽しめると思います
確か 料金は
15分 3000円 30分 5,000円
だったと思います。
二人乗りの人力車で、1人で乗っても2人で乗っても同じ料金。
時間によって、料金が変ります。
15分コースだと、上級武士の町並みだけ。
30分コースだと、ほぼ全域の武家屋敷を見せてもらえます。
乗ると
「乗車証明書」がもらえます(笑)
人力車の数は案外少なくて、全部で4台だったかな
電話予約ができません
乗り場で待つか、走ってる人力車を捕まえて、
「次、お願いします
」と言うか。
私たちは運良く、ちょうど乗り場に着いたときに
前のお客様が降りている時だったので、
待たずに乗ることができましたが
角館は道が平坦で広いので、バランスをとるコツを覚えたら
あとは体重をかけたら前に進むので
嵐山の人力車などとは違って、そんなに体力がいらないとのこと。
でも、それにしたってけっこう重労働なハズ。
とっても笑顔が爽やかな、40代くらいの女性でした。
冬場は観光バスの運転手さんなのだとか
・・・ということは、多分 元バスガイドさんなんだと思うんですが
そこまでは聞いてませ〜ん。
みなさんもとっても素適な人力車のお姉さんに
会いに行ってはいかがですか
ただ〜し
沿道の注目の的になること間違いなし・・・は覚悟の上で(笑)
この屏風はどこの武家屋敷だっけ・・・
わすれました〜