新！あねごろう観察日記

夕方あねごろうを迎えに行く前


『今、どこでござる？』


とメールを打った。


その返事が・・・



『今、図書館でございる』



ご、ございる・・・？


エグザイルもびっくりだよ (￣∀￣；)

『かあちゃん、おれの携帯
夜繋がらなくなるんだ』


『夜はあんたみたいな子が沢山アクセスするから
回線がパンクしちゃうんだよ』


『そうなの？』


『そうだよ。でもあんた、
夜１０時以降、携帯で遊ぶの禁止だから
別に問題ないでしょ？』


『そうだけど・・・』



翌日



『かあちゃん、おかしいよ。
今日も繋がらない』


『そう？・・・あらら〜？あんたもしかして
おかあちゃんとの約束破って
１０時以降やってる？』


『そうじゃないけど、やってて
ちょっと時間過ぎることあるじゃん』


『じゃ、その時やめたらいいじゃない』


『うん・・・』



更に翌日



『かあちゃん・・・あんた何か設定した？』



ギク（￣ー￣；



『きっかり１０時に切れるってこと発見したんだよ』


『そう？なんもやってないけどねぇ〜
おやおや？
もしかして、毎日破ってるってこと？』


『ちがうよ。たまたまだよ』


こうして・・・


１０時以降のアクセス制限

をかけたことは


暗黙の了解となった。


これにて一件落着（￣∀￣；）

産声をあげてから、早１６年

お腹の中で大暴れしてくれちゃって

おかあちゃんを３ヶ月も入院させ

なおかつ１ヶ月も早く出てきた

せっかちな　あねごろう

生まれてからは朝昼晩泣き通し

ちっとも言うことをきかなくて

外に連れて歩けば逃走

こんなに手の掛かる子はいないと

悩んだこともあったけど・・・

今だに引きずってるよね（￣ｗ￣）

でも、健康という宝をもって

生まれてきてくれたことが

何よりと、感謝しています。

あねごろう　祝☆十六歳

先日、高校の学校祭があり

生徒全員が、自分の将来の夢を

紙粘土でアートする作品展があった。




どれどれ、あねごろうの作品は・・・


なんじゃこりゃ
おや、コメントがあるぞ。。。

『夢は多きくなので、私の夢は世界を繋ぐような
大きなことが出来たらいいなと思います。

皆笑顔で幸せなら絶対楽しいのだから

早く世界から戦争や粉争が無くなればいいと思います。』


こんな短い文章の中に、誤字が２つもあるやん(；・∀・)

多きく大きくって小学生の漢字だよ(T∇T)アハハ・・・


あねごろうの将来の夢は

世界をつなぎ、世界紛争をなくすことか。。。

オバマになるしかないな(￣ｰ￣)ﾆﾔ...

中学校のバスケの総体が始まり

三年生は、最後の大会を迎えた。

ちょうど一年前、あねごろうもそこに居た。


指導者に恵まれず、学校にお願いして

去年ようやく来ていただいた先生は


鬼監督と呼ばれる人だった。


でも、もう時間が少ない三年生には優しく接してくださった。


入学してからほとんど指導らしいことを受けていなかったので


難しいことを指示できない先生は、


『きっちり自分の役目を果たして来い。』


と言って、三年生をコートに送った。


そして試合前、一人一人に声を掛けた先生。


『おまえは、リバウンドに集中しろ。』


『おまえは、速攻を忘れるな。』


そして、あねごろうには・・・


『試合中は絶対、寝るな。』


先生のその名言が今でも心に残って


穴があったら入りたい・・・。（苦笑）

近所の神社でお祭りがあった。

たくさんの出店の他に

無名だが、歌手や踊り手も来るので

昔懐かしい雰囲気のお祭りだ。

あねごろうと次女を連れてちょっと覗きに行くと

子供はたくさんいるが

高校生くらいの女の子だけが全くいない。

『高校生くらいになると興味なくなるのかねぇ』

と言うと

『ちがうよ。カレシがいないと恥ずかしくて

女子同士では来ないんだよ。』

『へえ。去年は来てたのにね。』

『おれらの学年の女子はみんなそうなんだよ。』


だが・・・

女子が全くいない為

来ていた男子が、あねごろうに群がる群がる。

ちょっとした逆ハーレム状態(；・∀・)

久しぶりに中学校の友人達（男子のみ）と

楽しい時間を過ごしたあねごろう

帰り際に一言・・・

『来年もこよーーっと』

おととい夜突如あねごろうが

『やべえ！やっちまった！』


明日のテストが出題されるテキストを忘れてきたと言う。

もう時計は午後９時を回っていて

学校は開いているわけもない。

そこで、友達から写メで送ってもらったが

所詮、携帯の画面。

文字の判別が難しい。

数時間、解読を試みたが、結局

朝早く学校に行って、勉強するという。

『だからかあちゃん、
おれを５時に起こして』

『いいよ。
でも一回で起きなかったら
見捨てるよ』

自分で・・・と言いそうになったが

失敗を取り返そうと思う気持ちはあるようなので

協力することにした。

これが、千羽鶴の翌日のこと。


・・・おまえらヽ(#`Д´)ﾉ

先日のPTAで、個人面談をしていただいた時のこと

日ごろお世話になっているお礼と

副級長に選んでいただいたのに

役に立っていないであろう

お詫びがしたかったのだが

先生のお考えはこうだった。


『リーダーシップを発揮できる子より
みんなに合わせられる子
元気で明るい子がいいと思っていたところに
あねごろうさんの笑顔が
ピカピカ輝いていて、この子しかいないって
直感で思いました。』


先生、直感力もなければ、相当くじ運も悪いですよ(￣▽￣；)

しかも、見るからにリーダー的には見えなかったんですね(・∀・｡)


先生は、家でのあねごろうの様子を

熱心に聞いてくださり、大笑いされていた。

事実だけしか言ってないんですか（苦笑；）

あねごろうの中間テストの結果が届いた。


『はあ〜。やっぱおれだめだぁ〜』


『何言ってるの。いいじゃん。
ぜんぜん勉強しなくても、
後に６人もいるんじゃん。』


『それっていいの？』


『すごいよ〜。
きっと勉強すればメキメキあがるよ〜』


『そうだよね！』


『そうだよ〜；』


とりあえずそう言ってみる母だった（；￣д￣）


気を取り直して、『豊かな余生』の、みみやす兄さんから
キリコメニアピン賞をいただきました〜ありがとうございます

あねごろうにはどんな職業が合うのか、話題になった。

（学校の勉強が好きではないので・・・）
『専門学校で特別な技能を身に付けるのも
いいと思うよ。』


『たとえば？』


『あねごろうは動物好きだから、トリマーとか。』


『何それ？』


『動物の美容師さん。
他にも色々あるから、自分で調べてみれば？』


『動物かあ・・・楽しそう！おれ、それになる！』


『おいおい。例えばだよ・・・・。』


『・・・・あっ！！やっぱだめだ。』


『な、なんで？』はやっ(；・∀・)

『だって、ヘビ来たら無理だもん。』


ヘビ？（≧艸≦）゛ププ


『トリマーは動物のヘアカットだよ（￣ｗ￣）』


『だって、じいちゃんも毛が無くても床屋行くじゃん。』



ま、確かに・・・(￣∇￣;)。

あねごろう、高校の席替えがあった。

今は、最前列の真中なので

冗談で

『授業に集中できるように、そこに居れば？』

と言っていた。

すると本当に、先生に目が見えないからと

嘘をついて、その席にしてもらったそうだ。

『へえ、やるねえ。』

『でなきゃ大変なことになるからね〜♪』

『大変なことって？』


『テストの答案の回収、後の人から前の人に

手渡しで送ってくるんだよ。

一番前だと誰にも見られずに済むだろ。』


げげっ！そんな理由(；￣□￣）？？？


回答を埋めようとは思わないのね(；´∀｀)・・・。

あねごろうが

『これ、かあちゃん預かってて。』

と、携帯を差し出した。

『おれ、土日何もしないで

携帯いじって過ごしちゃった。

このままだと、おれ、だめになる。』

と言う。

週末どころか、携帯を買ったここ数ヶ月

ほとんどの時間が携帯に費やされていることは

知っていた。

時々、『時間を決めてやりなさい』　と注意しても

『わかってる』の一言。

本人の自覚がないと、

注意した分、隠れてやるだけなので

野放しにしておいた。

だが、さすがに気付いたのだろう。

費やした時間に何も無いことを。

『おれ、夜９時から１０時までの１時間以外は

携帯見ない。かあちゃん預かってて。』

自分で気づいたようだ。

早速、何かを決心したかのように

夕食後机に向かい、５分・・・。

あれっ？

寝てる(￣□￣lll)

それから数時間が経過し

９時どころか１０時を回り・・・

あなたの携帯タイム

もう終わってるんですけど(；・∀・)

夫は最近NHKの将棋の番組がお気に入りだ。

今日もTVに向かって

『おれなら次はあれだな。』

などと言いながら、

挟み将棋しかしらない私に話を振る。

そこへ、あねごろうがやって来て

夫の隣に座り

『おお！おれも最近

じいちゃんと見てるから詳しいよ。囲碁。』

いやいや、これは将棋ですから(；´∀｀)

夫は将棋の話を

あねごろうは囲碁の話を

永遠に平行線のまま一緒に楽しんでいた。

マスという共通点しかないはずだが

話はなぜかかみ合っていた(；・∀・)

恐るべしあねごろう

『かあちゃん、Tシャツ乾いてないよ〜！』

最近毎日体育があるので

体育用のTシャツが乾ききっていなかった。

高校指定の物を買うまで

中学校の物を着ていいことになっていたが

注文しているのに、いまだに来ない。

『そろそろTシャツ来ないと、

妹の洗い代えもなくて困るね。

いつ来るんだろうね。』

と言うと

『はあ？もうみんな着てるよ。

みんな、高校の赤Tシャツなのに

おれだけ中学校の白Tシャツだよ(｀□´)』

『ええ？それじゃまるで

ゴールキーパーじゃん（￣□￣；）

なんでうちには来ないの？』

『だって購買で自分で買うんだもん。』


じゃあ早く買えよ・・・

昨日は母の日

プレゼントをあげたり貰ったりした方も多いと思うが

私があねごろうから受け取ったものは・・・


『シネ！』


朝、あねごろうの部屋に入って

突然言われた言葉。

気に入らない時いつも言う一言。

携帯をいじってる時に入ってこられたのが

気に入らないのだろう

と思ったら、

『かあちゃん。このメール見てよ。

ありえなくない？』

と言うので覗いてみたら

恐ろしく長い長い内容のチェーンメール

それを見たあねごろう

携帯にむかって

『シネ！』＝しねぇ＝しない（回さないよ！）

と言っただけだった(￣0￣；

でも・・・

結局、昨日が母の日であることには

気づかないあねごろうだった(￣ｰ￣；

本日、あねごろう美容室デビューをした。

実はあねごろう、いまだにかあちゃん床屋。

高校生になったのだから

そろそろ世間を教えなければと、

嫌がるあねごろうを連れて美容室へ。

『やっぱ、怖いよ。かあちゃんでいいよ。』

と一軒目の店先で拒否され

二軒目は、問答無用で突入した。

そこはなんともお洒落な雰囲気で

ちょっと場違いな気もしたが

若干殺気立った親子を

不思議そうにも暖かく迎えてくれた。

『始めてですか。』

『はい。』　（美容室が(´-ω-｀;)ゞ）

『小学・・・中学生ですか？』

『高校生です。』　（小学生料金でも結構ですよ(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ）

待つこと３０分。

あねごろう、頭が軽くなったと大喜び。

それはきっと・・・

よ〜く洗ってもらったからだよ(￣ー￣；)

新番組『魔女たちの２２時』

美しく変身した女性たちの

ビフォーアフターを紹介する番組。

女性なら、ちょっと興味のある番組だ。

その番組を熱心に見ていたあねごろう

風呂から上がってきた私に

『かあちゃん！あんたってやっぱすげえよ！』

と言う。

いきなり何を褒められたかわからず

『なんで？』

と聞くと

『今テレビに出た人、

４０歳に見えないって言うけど

外車もってるような超金持ちで

エステも沢山行けるような人だったんだ。』


なるほど、その人と比較してるのか(*゜▽゜)


『うちのかあちゃんなんか、

化粧品は、たまに郵便で送られてくる

ちっこいやつだし、』


試供品のことだね(￣∇￣)


『エステどころか食費もケチって

栄養のあるもの殆ど食ってないのに』


そんなふうに思ってたんかい(￣∇￣；)


『かあちゃんももう４０だけど

タダでこんなに若いんだから

かあちゃんの方が絶対すげえよ！』


ああ・・・それは・・・どうもどうも。


それから、４０、４０と連呼してくださって・・・恐縮です。

答えた人から座れるという

クイズ形式の問題が終わる頃には

ドキドキハラハラ感で盛り上がり

クラスの中は暖かい空気になった。

先生うまいですな〜(*’v｀丱)☆+゜


そして次にリスニング問題。

先生が適当にどんどん当てていく。

どれ、あねごろうは・・・


んん??

揺れている？

いや、小さく踊っているヾ(。￣□￣)ﾂ

この問題が解るのだろう。

嬉しさのあまり、小刻みにリズムを取っている。

分かりやすいぞ、あねごろう(･∀･)

次の問題になり

あねごろうは・・・

動かない。固まっている(￣▼￣|||)

解らないのかぁ・・・

かなり分かりやすいぞ、あねごろう(*´-ω-｀)

こんなに態度に表れて

この先、世の中うまく渡っていけるのだろうか（￣ー￣；）。。。

親として初めての高校授業参観に行った。

あねごろう、私には体育と言っていたので

体育館へ向かおうとしたが、

玄関に『１年○組は英語です→図書室』の貼り紙が。

だまされるところだった（￣ー￣；

教室では最前列に座っているあねごろうだが

場所が図書室なので、

机の配置が違い後の方へ座っていた。

あねごろうがよく見える(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ

全員起立し、答えた生徒が座れるというのをやっていた。

小さいあねごろう、まるで森の中にいる様でかなり不利。

そこでとったあねごろうの行動は。。。



ジャンプ



両手を振りながら飛び跳ねてるではないか。

小学生か、流されてる人に見えるぞ（￣ー￣；）

おかげで即あててもらえた。

あねごろうの席は

教室の最前列中央なので

黒板以外、どの壁も遠い。

高校では連絡事項が壁に掲示されるので

情報を自分で書き写しておく必要がある。

隣の席の子に

『あねごろうちゃん、今日貼られた紙
なんて書いてるか見える？』

と聞かれ

『ちょっと待ってね。。。』

と、１００均の双眼鏡を取り出し

見てあげようとしたところ

大爆笑された。

『かあちゃん。おれ、なんで
笑われたんだ（￣ー￣；』

と、理由が分からず、苦笑いのあねごろう

しかも、その双眼鏡

小学校４年の登山の時に買ったやつやん。

ずっと入れっぱなしだったとは(；￣Д￣）

あなたやっぱり面白いかも(￣∀￣)