Acteur/Actrice(アクトゥール/アクトリス)
フランス語で男優、女優です。皆さんはフランス映画をご覧になりますか?今日は私の知っている限りのフランスの男優、女優を紹介しましょう。
★★★イザベル・アジャーニ
フランスの大スターで国内最大の映画賞であるセザール賞を4度受賞、カンヌとベルリンでも主演女優賞を獲得、オスカーにも2度ノミネートされています。恋多き女でもありウォーレン・ベイテイやダニエル・デイ=ルイスとも浮名を流しました。ダニエルとの間に一児儲けています。
★★★シャルル・アズナヴール
どちらかというとシャンソンで有名な歌手/男優。エデット・ピアフに認められてこの世界に入ったそうです。昔、由紀さおりさんが「恋文」という曲で「アズナブール流しながら♪」と歌っていましたね。「徹子の部屋」にも出演していました。
★★★ファニー・アルダン
フランスの映画監督/男優であったフランソワーズ・トリュフォーの晩年のパートナーだった人。大好きな女優のひとりです。「8人の女たち」「永遠のマリア・カラス」でも素晴らしい演技でした。「エリザベス」にも出演しています。
★★★ギャスパー・ウリエル
「つぐない」ではエマニュエル・ベナール、「ロング・エンゲージメント」ではオドレイ・トトゥと共演。「ハンニバル・ライジング」では若き日のレクター博士役を演じて、今や若くしてフランス映画界を代表する男優のひとりとなりました。
★★★アヌーク・エーメ
クロード・ルルージュ監督の名作「男と女」に主演してゴールデン・グローブ賞を獲得した女優です。本人や映画は知らなくても「ダバダバダ、ダバダバダ♪」のスキャットだけの曲は知っている人も多いハズ。
★★★マチュー・カソヴィッツ
監督としても有名な人で「憎しみ」でカンヌの監督賞を獲得しています。他には「クリムゾン・リバー」など。役者としては「アメリ」でオドレイ・トトゥの相手役や「バースデイガール」でニコール・キッドマンとつるむ役を務めています。
★★★ヴァンサン・カッセル
ああ、怖い。怒らせると何をするか分からない役をやらせたら天下一品。「オーシャンズ12」「同13」などハリウッドで既におなじみの顔ですが、今年「Babylon A.D.」で監督としてもデビュー。ヴィン・ディーゼル主演で全米興行成績1位を獲得してます。
★★★ジャン・ギャバン
没後もう30年以上になってしまいました。若い方は知らないでしょうが、うちの母も名前を知っているほど日本では人気のあった俳優さん。「宇宙刑事ギャバン」のギャバンも彼の名前から付けられたそうです。
★★★エヴァ・グリーン
ありゃりゃ、彼女はフランス人女優だったんですね。ダニエル・クレイグが新ジェームス・ボンドとして主演した「007 カジノ・ロワイヤル」でボンド・ガール役でした。
★★★マリオン・コティヤール
昨年「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」でオスカー主演女優賞を獲得した若手実力派女優。 ハリウッドでもリメイクされた「TAXi」3部作やティム・バートン監督の「ビック・フィッシュ」にも出演していました。
★★★シモーヌ・シニョレ
こちらはちょうど50年前に「年上の女」でオスカー主演女優賞を獲得した女優です。彼女のダンナは同じくフランス人俳優のイブ・モンタン。マリリン・モンローとの不倫もありましたが、シモーヌが亡くなるまで彼女に連れ添っていたそうです。
★★★ダニエル・ダリュー
70年のキャリアを誇る大女優です。昔、日本でもたいそう人気のある人だったそうで、50年以上も前に岸恵子さんと日仏合作映画で競演したそうです。「8人の女たち」でも健在振りを示していました。
★★★オドレイ・トトゥ
ご存知「アメリ」で不思議少女を演じたオドレイ・トトゥちゃんも今年30歳になりました。「ダ・ヴィンチ・コード」ではトム・ハンクスと競演も果たしましたが、これからどのような方向に進むのでしょうか?
★★★カトリーヌ・ドヌーヴ
説明不要のフランスを代表する大女優。フランスと限定しなくても大女優としてトップの位置に君臨しています。その美貌は世界一と言われたほど。最近はちょっと体にも貫禄が付いてきましたが。「インドシナ」ではオスカーにもノミネートされました。
★★★フィリップ・ノワレ
ヌーヴェルヴァーグの先駆けとなった名匠ルイ・マル監督の「地下鉄のザジ」から「ニュー・シネマ・パラダイス」「イル・ポスティーノ」まで人々に深い感動を与えた名優です。一昨年惜しくも癌で亡くなりました
★★★ジェーン・バーキン
エルメスのバッグ「バーキン」は彼女の名前を冠したことでも有名です。「ナイル殺人事件」等のアガサ・クリスティーもので観た記憶があります。娘は女優のシャーロット・ゲンスブール。多方面で活躍したセルジュ・ゲンスブールとの間に出来た子です。
★★★ブリジット・バルドー
マリリン・モンローと並ぶ20世紀のセックス・シンボル。ですが、1970年前半で女優活動は終えているので女優としての顔は「ビバ!マリア」くらいしか知りません。今は 動物愛護運動家として神田うのに噛み付いたりしています。
★★★エマニュエル・ベアール
トム・クルーズと「ミッション:インポッシブル」で共演したことにより世界的にも有名になった今やフランスを代表する演技派女優。「8人の女たち」で後ろにまとめていた髪をほどいた瞬間がたまらなくイイ女にみえました
★★★ジャン=ポール・ベルモンド
「勝手にしやがれ」というと沢田研二さんが出てくる前は彼の代名詞。ジャン=リュック・ゴダールの監督長編デビュー作でヌーヴェルヴァーグの代表作でした。20世紀のフランスを代表する男優のひとりです。
★★★シャルル・ボワイエ
イングリット・バーグマンと共演した「ガス燈」はあまりにも有名。早くからアメリカの市民権を取り「80日間世界一周」やオリジナルの「007カジノ・ロワイヤル」等多くのアメリカ映画に出演しましたが、妻が亡くなってから2日後に自殺してしまいました
★★★ソフィー・マルソー
アイドルだった彼女も今や40代、そりゃそうですよね「フランスの薬師丸ひろ子」ですからね「ラ・ブーム」懐かしいなぁ。ハリウッドにも進出ましたね。今年3月にはフランス映画祭の団長として来日していました。
★★★イザベル・ユペール
ぎょえー、何をするんだ!主演女優賞を獲得した「ピアニスト」の演技は衝撃的でした。一転「8人の女たち」ではコミカルにオールド・ミスを演じていました。
★★★ジャン・レノ
もはや日本でも人気者の説明不要の人ですね。最近はハリウッド作品中心ですが、フランス映画でももちろん活躍中。多くのリュック・ベンソン作品に出演、彼が製作した「WASABI」では広末涼子と共演していました。
こんな所でしょうか。実際もっとフランスでは大スターだったり、昔華々しく活躍された方もいると思いますが、あくまでも私の知っている範囲ですので、もしこの中から漏れていてもご容赦下さい。
え?肝心な人が抜けている?
幾らなんでも知らないはずがないだろうと?
さあ・・・
いったい誰のことやら・・・
おしまい。
◆アラン・ドロン◆
わざわざ私が書かなくても
出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
◆Category:フランスの俳優◆
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出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』