退職、
結婚、はたまた
誕生日 etc・・・
お世話になっている周囲の方々や、お友達などの
人生の節目節目や、ちょっと改まった機会には、
昔からできるだけ自筆で
「カード」や
「お手紙」を書くようにしています。
子供の頃から、どちらかというと手紙
を書くのは
好きなほうで、
(小・中学校の頃は、同じ学校に通ってるのに
わざわざ友達と文通してたりしたこともあるくらい)、
何を書こうか、
ペンの色や
便箋・封筒・シールに至るまで、
自分の気持ちを伝えるツール、
そしてもちろん送る相手のことをあれこれ考えながら、
書く時間がすごく楽しい
のと、
やっぱりもらう立場になっても
手紙の封を開ける瞬間って、他にはない
独特の
嬉しさ や
ドキドキ感 があって、私は好きなんです。
なので、自分がもらった手紙も
小学生の頃から1通残らず、全部残してあります。
パソコン や
携帯電話 の 普及と共に、
私も例に漏れず、
明らかに 送る・もらう どちらにおいても
通信手段は
メール の方が多くなりましたが、
↑で述べたように、
改まった場合には
必ず自筆で言葉を伝えるように心掛けてます
。
と、言うのも、
私は
日記を読み返すように、
ふと、昔もらった手紙
や プリントアウトされたメール
に
目を通すことがあります。
もらった当時は
お互いさらっと交わしていたり、
日々何度も送り交わしていたメールのうちの1つだったようなものでも、
改めて読み返してみると、
「自分はこんなこと考えてたんだ」 とか、
「あぁ、この人はこんなに自分を励ましてくれてたんだ」 と、
今更ながら
感動したり、
差出人への
感謝の気持ちが
ぶわーっ と溢れてきたり。
自分がそういう経験をしているからこそ、
「16小節のラブソング」 ではないけれど、
人生の中で、ふと読み返したくなる手紙、
相手にとって、そんな
「心に残る言葉」 で
自分の気持ちを伝えたい、伝えられるようになりたいというのが
私の中の、ずっと変わらない日々のテーマでもあり、
自分の贈った言葉が相手にとって、
そういう
「ふとした時に読み返したい」、
そんなものになってくれたら、これ以上嬉しいことはないなぁと思うのです。
自分の気持ちや感情を
自分以外の誰かに伝えようとするとき、
やっぱり必要なのは
「言葉」。
伝えたい想いがあっても、
それを的確に表現する言葉を知らなければ
相手には伝わらない。
当然と言えば当然のことなんですが、
大人になるに連れて、
単語力や語彙力って、
年相応に磨かなければいけないなぁ と思うようになりました。
子供の頃から
文章に触れること自体は決して嫌いではなかったものの、
今から思えば学生時代、
積極的に自ら 本
を読んだりということをあまりしていませんでした。
でも、私が
「この人の書く文章って好きだなぁ」 と思う人
(文筆業ではない人の場合)は
やっぱりきちんと常に本を読んでる人のことが多くて。
決して、
難解な単語や言葉を駆使する、という意味での
「高度な文章」 ではなくて、
人を惹きつける、引き込む力をもつ言葉、文章。
そういう文章を書ける人に純粋に憧れてしまう
私は、
(学生時代になぜもっと多くの
を読んでこなかったのだろうと
大分、後悔
しつつ)
本に限らず、できるだけたくさんの文章に触れて、アンテナを張って、
それによって自分の感情表現の幅を拡げたり、
相手の心に響くように、言葉を自在に繰り出せる力を
少しでも身に着けたい
なぁと思います。
手紙 を書いたり、
こうやって
ブログ を書いたりすることは、
楽しみであると同時に、
自分にとっての貴重な
修行の場かもしれません。