この作品は映画館で観たかったんだけど、近くの劇場で公開してなくて、レンタル待ちしてました
ウガンダの
アミン大統領に関する知識といったら十数年前に、レンタルビデオ屋で見かけた
食人大統領アミンのパッケージを眺めたくらい
記憶を辿ると
数十万人を虐殺した!
政敵の生首が冷凍されていた!
人肉を食べた!
同時に黒人白人の女を抱いた!
と、こんなショッキングなことがパッケージに書かれていて、写真もグロかったように思います
このビデオを見つけた時にはすでにドキュメンタリー映像のせいでヘタレと化し、まったく観たいと思わなかったので、今だ未見だし、アフリカと日本はあまりお付き合いが無いから情報も少ないし、本当のことを知るのはなかなか難しいように思います。
この作品も原作本があって、自分より学歴が上の親を持ち、ゆえに自己を確立させる為、貧しい人を助けたいと、医学校を卒業したスコットランド人青年がウガンダに赴任し、怪我をした大統領の治療をしたことから大統領に気に入られ主治医となり、その彼の目線で描かれた映画なので、ほぼフィクションです。
なので、ノンフィクションではなく、サスペンス作品として、なかなか面白かったです
フォレスト・ウィテカーの笑顔がめちゃめちゃ可愛い
この青年医師の役を演じたジェームズ・
マカヴォイも良かった
観てないけど、『ナルニア国物語』でヤギ人間演じてたそうで。
彼の笑顔も良くって(ちょっと笑った顔がシャルロット・ゲンスブールに似てる
)ヤラレまひた〜
あと、『Xファイル』のスカリーがちょっとだけ出演してて、『Xファイル』がテレビ放映されてた以来だから懐かしくて、嬉しかったです
実際のアミン大統領やウガンダの事はまだ勉強不足であまりわかりませんが、
類は友を呼ぶ
無知で気分屋の大統領。
やはり無知でお気楽な青年医師。
それゆえ悲惨なラストを迎える。
無知とは罪であるってずいぶん前に、どなたかから聞いた言葉なのですが、それを実感させられます。
音楽も良かったし、映像がとてもキレイでした