行け★三十路ちゃん！

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妊娠５週目に入ったとたん　つわりが始まった三十路ちゃん。
初めはまだ寝込むほどではなかったものの

つわり５日目に事件は起きました




夜中３時ごろ、気持ち悪くて目が覚め
りんごを食べてみたり、炭酸ジュースを飲んでみたり
座ってみたり、寝転んでみたり・・・

いろいろ　してみたけど　気持ち悪くなる一方・・・


乗り物酔いとかとは違うので　吐いても良くはならない・・・

吐くことを繰り返して　食道や歯を荒らしてしまわないように
と、本に書いてあったので　



とにかく耐える・・・


　　　　　　　耐える・・・


　　　　　　　　　　耐える・・・　





そんなこんなで朝になり　家族が起きだしてきました。
朝８時をまわった頃、もうどうにも苦しくて

だんな様に病院に電話してもらい、
つわりの症状を和らげる処置があるのか聞いてもらいました。

すると　吐き気止めのような点滴があるとのことで
病院に連れて行ってもらうことにしました

病院は車で１５分くらいのところ。
その１５分の間にますます気持ち悪くなり、

気持ち悪くなりすぎて呼吸ができなくなってしまいました
なんでしょう・・・？過呼吸みたいな感じでしょうか

次第に酸素が足りなくなってきたのか手足がしびれだし、
病院についても　歩くことはおろか、立つことも出来ませんでした


かかえられて　病室に入り、
「例の大阪おっちゃん」丸出しの先生が

「とりあえず、赤ちゃん見てみよか〜」と内診開始。
この状態みても　ノンキなおっちゃんやな〜
と思いましたが、


「大丈夫、赤ちゃんは元気やわ」

その一言を聞いて、なんだかす〜っと体の力が抜けて
少しラクになりました。



・・・先生の一言ってすごい。



「つわり　はな、英語でモーニングシックネスっちゅーてな
　朝、特に気持ち悪くなる人が多いねん。
　空腹になると　しんどくなるから　起きたらすぐ
　なんか　口に入れや〜」
　

内診後、少し落ち着いたので　採尿もし　異常なし
そして点滴開始。

しばらくすると、さっき撮ったばかりのエコー写真を持って
看護師さんが来てくれました。


「ここに　あかちゃんの写真置いときますからね」


と、枕元にエコー写真をおいて病室を出て行きました。




すると、突然　私の目から　大粒の涙。
声を殺すのが無理なくらい　号泣してしまいました。

自分でもなんで泣いてるのか　わかりませんでした。

赤ちゃんが元気でホッとしたのか
「親」になったことを改めて実感したのか
生命の力強さに感動したのか・・・

何の涙か　よくわかりませんでした。
こんなに号泣したのは　生まれて始めてだったかも。




2時間後、点滴も終わり　家に帰りました。
先生に言われたとおり、気持ち悪くなったら
何かを無理にでも食べるようにしました。

初めは　りんごやこんにゃくゼリーなど
のど越しのいいものを食べていましたが
案外、ごはんやうどんなど　食べ応えのあるものというか
そこそこ腹もちのいいものを食べた方が　気分はマシになりました。


食後3〜４時間すると　また気持ち悪くなるので
少量をちょこちょこと。

夜中に一人起きて　眠いのに白目むきながら
夜な夜なお茶漬けをすする
「妖怪お茶漬けババア」のようになってました
私が勝手に作った妖怪です・・・笑

でも点滴の日から　体調がおもわしくなくて
ほとんど寝たきりになってしまいました。
マジで　床ずれできました






そんなこんなが約３ヶ月続きましたが
今はとっても元気です

明日は始めて　病院が主催する「マタニティヨガ」に参加します
また今度、ご報告いたしますね