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バイバイ・エイミー [2007年08月30日(木)]

自分に英語を教えてくれてた、エイミー。 (過去ログ→)

今日は最後のレッスンでした。

彼女は世界をかけめぐり、政治学の研究をしている学生です。
ながく活動の拠点としていた日本を後にして、
次はスコットランドの大学で、文献調査するそうです。
そして、もう戻って来ないって・


今日のエッセイのテーマは、「ありがとう」でした。
「 毎週のレッスン、とても楽しかったです・・ 」
いつものように 英文のレポートにして スピーチしました。

普段はやりのように飛んでくる、彼女のするどいツッコミも添削も
今日は無かったです。
下手くそな英語に ちょっと笑って、うなずいてくれた。
なんか、拍子抜けするな・

スコットランドでは、とりあえず友人の家に居候しながら
アパート探しするんだって。


彼女は、何に向かってるのかな・

エイミーに教わったのは
英語だけじゃなくて、もっともっと大きなものでした。


元気で、がんばってほしいです。
Thanks a lot. And see you again!



勉強 [2007年08月28日(火)]

最近 忙しいなりにも、
法律の勉強は地道に続けてます。


以前は、仕事の帰りに 都内の夜間学校に通学してましたが
ドキドキの病気になって辞めちゃった。

病気が完治した後、
地元の特許事務所の弁理士の先生に、お世話になり
また一から勉強を教えてもらってましたが。

先生が顧客を接待してる場に、深夜に呼び出されて
運転手として付き合わされることが増えてきて。 (当然飲まない)
これって違うかな。 と思って辞めた。

いま考えると、先生は自分に経営のノウハウを伝授しながら
大切なお客さんを、紹介してくれていたのかもしれない。
当時それに気づかず、先生には申し訳ないし。
それから、あまり自分の勉強すすんでません。


仕事や家庭を抱えながら、
独学で勉強するって、大変ですね。
目標を決め、計画を立てていざ勉強してても、
本業のほうで何か問題が発生すると、そっちに意識が向くから。

と、めずらしく弱気になってますが・

コツコツと、がんばるしかないですね。

おくすり [2007年08月25日(土)]

うちの会社のテレビCMが、新しくなってた。

薬を作ってる会社 なんですが、おかげさまで
売れ行きがよいらしい。
(クスリがよく売れるということは、よいことなのか・)

自分らにとっては、次々に仕事が舞い込んできて あたふた・・
長期休暇は いつになることやら・

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旅先で風邪をひいたら、一人では どうすることもできません。
今回は、いいクスリ になりました。

翌朝、キヨタカ氏と奥さんは、ふたたび様子を見にきてくれ
元気になった自分を
ロス・アンジェルス観光につれてってくれました。

○ハリウッド 
 ご存知、アメリカ映画を象徴する、巨大なスタジオ郡です。
 山の中腹にある看板は 街のシンボルとなってます。


○ユニバーサルスタジオ
 大阪にあるやつの 本家です。 本物の映画スタジオを バスツアーで
 回れます。 入場料のみで、アトラクションは全て無料。(多分)
 しかも待ち時間 ほぼ0分



○サンタモニカ・ビーチ
 ここ、アメリカ西海岸!って感じがします。
 夕日がとってもきれいで、まさに 元気のクスリ です。

お二人へのお礼にと、 「寿司バー」で ごちそうしました。
元祖?カルフォリニア巻き を食べました。


 これ最近は日本の回転寿司でもフツーにありますね。
 アボガド と サーモン(またはエビ)と マヨネーズを
 逆のりまきにして、ごまをふってます。


酒は百薬の長。 ビールで乾杯して元気・完全復活しました。

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夜、車でホテルまで送ってもらう途中で、
アメリカ社会をうつす、とても深刻な問題を 生で体験した。

ドアをロックしてっ。

キヨタカ氏、道を間違って
ロス市内のスラム街に迷い込んでしまったんです

そのまま、通りの赤信号を無視して 猛スピードで走り抜けていく・

ここは ロス市警 も手に負えぬ無法地帯 ですから。
路上生活者が徘徊して
通りすがりの車のドアを無理やりあけて、強盗するらしい。
彼ら 拳銃も持ってます。
薬も さじ加減。 ここまでリアルなロス観光はいりません。

もう大丈夫です。すみませんでした。

スラムを通り抜けて、大型ショッピングモールまで来たら、
急におしっこしたくなった。 ちょっとトイレ行ってくるね・

トイレに行くと、そこで若者が3人、虚ろな眼差しでしゃがみこんで
ドラッグをやってました。

ああ 怖い。怖い。
良薬は口に苦し(たとえがくるしい・)
体験を通じて勉強になったロスの旅でした。


ロス・観光編



ロス・アンジェルス [2007年08月24日(金)]



以前ブログで書いた 「ラスベガスの旅」 では
感動と興奮のあまり、旅先で高熱を出して しまいました。

そのアメリカ旅行の続編です。
飛行機で 次の目的地 ロス・アンジェルスへと移動しました。

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「ジャポネ、これうまいんだぜ。いいから食べなよ!」

飛行機の隣に座ったメキシコ人のお兄さんは、やたらと
辛いスナックを勧めてきました。

朝、熱をはかったときは38度でしたが
セニョールが会話の折々に差し出す 激辛スナックを
半袋もつまんでしまい、ロスに到着したときは 顔面真っ赤で
沸騰寸前です。

あーつらい。 とりあえず、ホテルで休んでいましたが。
一人旅で風邪を引いたときの、心細さといったら・

アメリカ在住で 幼なじみのツトムが
「もしロスで困ったことがあったときは・・」 と 事前に連絡先を
教えてくれた彼の友人に、たまらず 電話をした。

 ツトムの大学時代の友人。キヨタカ氏。
 自分とも同い年にして、某有名デパート L.A店の店長さんです。
 アメリカ人の奥さんと二人で、ロス・アンジェルスに住んでます


「大丈夫ですかー?」
初対面にもかかわらず、キヨタカ氏は奥さんと飛んで来てくれた。

彼らの優しさに安心ました。
自分でも緊張が すっと 和らぐのがわかりました。
ありがとう。ほんと助かった。

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旅先では テンションがあがってしまい、
つい・無理をしてしまいがちです。
余力をもって行動することが、大切ですね。

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おなかすいたでしょう。
ということで、キヨタカ氏夫妻に
近くのハンバーガーショップに連れてってもらいました。



○ バーガーキング。 
アメリカ発祥で、世界中にあります。
直径15センチくらいの巨大ハンバーガーです。



サイズがでかくて 食べ切れません。
なので、一度日本に進出しましたが
食べ残すことが不徳とされる日本では、流行らずに撤退しました。

と思って調べたら。
今年、また日本に再進出してます。
全国展開するそうですから、機会があったら食べてみて!


続く

名札 [2007年08月21日(火)]


うちのアイリ。

首輪に名札をつけました。



家の中と庭の芝生へは 出入り自由にしてるんですが、
その柵を飛び越えて、外へ脱走するんです。

日中 一人でいる父が、ちょっと出かけようとすると
その後を追って出てしまう。 父のことが大好きなんです。
置いていかれて、心細くなるんでしょう。


日に日に予想を超えてジャンプ力がつくから、
庭の柵は、もう3回も高く直してるんですが。
さらに知恵を使って、植木鉢なんかを踏み台にするのか、
必死に金網の柵をよじ登るのか、わからないけど。
いつのまにか出ちゃうらしい。

父が ふと車のバックミラーを見ると、
一生懸命に追いかけてくるんだって
あぶないね。

だから、家の中に入れて出かけるようにしたけど。

もし、何かの拍子に また脱走して迷子にならないように、
名札に電話番号と名前を書いてぶらさげました。

これ、対策としてはどうなんでしょう?
やっぱ柵をどうにかしないとね。

カンボジア料理 [2007年08月19日(日)]

カンボジア旅行記、おまけ編。

自分が現地で食べてきた料理を紹介します。
料理名は よくわかんないので、勝手にネーミングしました。

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◇ チキン入り ココナッツ 
 ココナツ入り チキン ではありません。 その逆です。
 この器、ヤシの実の 皮を削ったものです。
 スープと鶏肉が入ってました。
 中のココナツを削って一緒に食べます。
 味は・・特に印象がない。
 と言う事は、無難な味だったと思う。みなさん美味しく
 食べれるということです。



◇ 激辛&生臭カレー
 カンボジアのカレー、チョー辛いです。
 そのうえ、魚醤 (ニョクマム、ナンプラー)で味付けてあるので、
 ちょっと生臭い。
 魚醤は 東南アジアの調味料。 魚からつくられた醤油です。
 これ苦手な人も多いのでは? 
 匂い 臭いフェチの自分は好きなんです。




◇ 空芯菜(くうしんさい)のにんにく炒め
 これカンボジアだけでなく、中国や東南アジア全域にあります。
 自分はカンボジアで3日連続で注文しました。
 シャキシャキした歯ごたえ、やみつきになります。
 空芯菜って、日本でも一般的にあるんでしょうか?
 自分は見たことがありません。  ←作り方



◇ カンボジア鍋 ゲテもの風
 ブタの臓物脳みそ揚げた皮などを入れる鍋料理です。
 最後にラーメン入れます。ダシがうまい!
 材料の画像中央の小皿。 これ何?って聞いたら、
 「あじのもと。」
 カンボジア庶民の味として、定着しているそうです。
 日本の味の素 よりも大粒で、味付けかたもダイナミック。
 唐辛子と混ぜて、煮えた食材を 直づけして食べました。



ちなみに写ってるのは、ジャングルガイドのスロース君です。
地元の人しか行かない、安くておいしい店に連れてってくれました。


◇ カンボジア豚野菜 ラード焼き
ジンギスカン鍋のような鉄板中央に、ラードが乗ってるでしょう。
鉄板の周囲に、滴り落ちた油がたまるんですが。
その中で、野菜を揚げて食べます。



ラード油は、かなりクセがありますね。 おいしかったですが、
この時点で自分は腹いっぱいで、スロースに全部食べてもらいました。



〜 寸評 〜

カンボジア料理は、素材の味をうまく活かした、素朴な料理です。
ちょっと辛いがアンコールビールがよく進む、微笑みの味でした



ジャンゴー [2007年08月17日(金)]

カンボジア旅行記、話が長くてごめんね・

ようやくジャングルにたどりつき、最終話です。

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○湖に沈む森
 雨季の増水で森全体が沈み、浸水林と呼ばれます。
 プランクトンが増殖して魚の繁殖のためのゆりかごとなります。
 近年は森林の伐採が進み、生態系全体の破壊が進んでいます。



森を案内してくれる 小船の船頭のおじさん。
地雷を踏んだのか、片足をなくしています。
10歳くらいの坊やが、櫓(ろ)をこぐのを手伝ってます。

森の中は樹木が密生しているわけでないので、
樹々の間をぬって、奥まで入っていけるのです。
ああ、涼しいなあ。

「ホ〜〜〜〜エッ」

突然、船頭のおじさんが奇声をあげたので、びっくりした。
森に棲む、サルを呼んでくれてるようです。
しかし 何度も何度も、呼んでみますが、サルは現れません。

おじさんの悲しい叫び声だけが、森にこだまします。

「昔はたくさんいたんだけどね。今は4頭しかいないんだ。」

野生動物の宝庫であったカンボジアは
森林伐採と 乱獲によって
この広い森でも、サルの数が激減してしまったようです。




小船に乗った森の探検は、ハラハラドキドキ。
まるでディズニーランドのジャングルクルーズのようでした。

と、言いたいところですが。

親子の漕ぐ小船は、森の中を1時間ほど回ってくれたのですが、
ほんと、動物がいないんです。

鳥がバタバタって飛んでっただけ・
あとは 「し〜〜〜ん」 としてます。

水の中には、小魚がちょろちょろしてます。
昔はワニなんかもたくさん棲んでたらしいけど・・・
それもすでに全滅しちゃったそうです。

戦意喪失したまま、小船は高床式の村に無事帰還しました。


おじさんと坊や、一生懸命に小船を漕いでくれました。
どうもありがとう。
お礼のチップを渡すと、本当に嬉しそうに喜んでくれて。
帰りのボートに乗り換え、村を離れる自分らに、
いつまでも手を振ってくれました。


カンボジア旅行記


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お詫び

ブログに誤りがありましたので訂正しました。
ボケ進行中なので、許してね。


トンレサップ [2007年08月15日(水)]


「ジャングル日帰り探検ツアー」
日本では、こういうツアーは馴染みが少ないですね。
プライベート・ツアーが主流の欧米では、普通にガイドブックにも
載っていて、とても人気があるようです。

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夜も明けぬ早朝。
スロースが、トゥクトゥクを運転して迎えに来ました。

「なんか、おはようございます。」

「なんか〜」 と言うのは、スロースの日本語で話す 口癖です。
使い方がちがうけどね・
まあ意味は通じるから、流しましょう。

「なんか、出発します。」

あいまいな感じの出陣で ガクッときますが。
まずはトンレサップ湖という大きな湖に向けて進みます。


○トンレサップ湖
 東南アジア最大の湖。
 大雨のつづく雨季になると湖の水があふれ、
 まわりの台地と森を水浸しにしながら 面積は3倍にも広がります。

この湖には、水上で生活する人たちがの集落があります。
船の家で 炊事・洗濯を行い、テレビ、トイレもあるようです。




湖でボートに乗り換えて、ジャングルを目指します。
水上生活の村を抜けると、広い沖に出ました。
日差しがギラギラとまぶしいですが、湖上にはさえぎるものが無くて。
暑くてたまりません・

湖にそそぐ河口から ボートは川をさかのぼり、森を抜けていくと
開けたところに集落が見えてきた。

「なんか、ここはコンポンプロという村です。」

スロースは、あいかわらず他人から聞いたみたいな言い方をしますが
彼は日本の大学の 民族研究班の通訳として、
昨年ここで1ヶ月生活した経験があります。
彼の顔馴染みの家族が、自宅に招待してくれることになりました。

○コンポンプロ 
 雨季に上昇するトンレサップ湖の水面に合わせ、6mにもなる
 高床式住居で、独特の生活をする集落です。



1月はちょうど乾季で水面が低く、招いてくれた高床式の家へは
長いはしごで上がりました。
おじゃましまーす。

この家、床が竹のアミでできているので、やぶけそう。
そうっとです。
昼食の準備をしていた家族とごあいさつをして、
そのまま昼食をごちそうになりました。



昼食は、小魚の塩辛と、白いご飯です。
この小魚の塩辛、ちょっとにおいを嗅ぐと、くっせ〜〜〜の。
子供のころ、飼ってたザリガニが死んだ水槽の臭いです。
オエッ。



でも家族のみなさんは、遠慮しないでお食べなさい。
って やさしい顔をしてるから。勇気を出して一口食べてみたら

「しょっぱくて、ちょっぴりほろ苦くてうまい」

無理やりたとえると、鯖寿司にかに味噌をまぶしたような味です。


小船に乗って、村を案内してもらいました。
彼らは川で小魚を獲って生活しています。 網の仕掛けも見せて
もらいました。

さらに、川の上でブタを飼っているようです。



ブタはイカダに乗せられ、えさの水草を食べていました。
豚の排泄物はただちに小魚の餌になり、それを網の仕掛けで獲る。
ということは、さっき食べた小魚は・・


集落に戻って、昼寝をすることにしました。
高床式のアミの床は、風をとおして涼しい〜。
「なんかいいなあ、なんか最高だな〜。」
自分もスロースの口癖が完全にうつってしまいました。

続く

アンコール遺跡 [2007年08月12日(日)]

シェムリアップにある 日系の旅行代理店に仲介してもらい、
日本人の団体さんツアーに、自分を加えてもらいました。
「○○ツアーズ」
2〜4人組で参加してる日本人が、1台の観光バスに あわせて
20人くらい乗っています。

ツアーのガイドさんは、カンボジア人女性のブンさん。
カンボジア女性に多い童顔の、かわいらしい感じの人です。
日本語を上手に話します。

アンコールの遺跡は、どうみても不思議です。機械の無い時代に
何十人がかりで運ばれるような大きな石が、積み木のように
積み上げられているから。
デザインにもこだわりがあって、神秘の世界に引き込まれます。



大昔の人達は、これどうやって作った?
ブンさんに聞いても、詳しくはまだ解明されてないらしい。


○アンコールワット
初日の出を見た宮殿。国旗にもデザインされる建築物は象徴的です。
長い回廊の壁にほどこされた彫刻は見もの。
中央の塔には、異常に急な階段を使ってなんとか登れますが、
みんなビビッてどうにも降りれなくなります。



○アンコールトム
遺跡が集中する大きな都城。中心にはバイヨン寺院がある。
人面像のある塔が有名。 とにかく敷地が広くて廻るのが大変です。
日本人ツアー客は、熱帯の暑さに慣れていませんから。
ふう〜、あっつい。
石の上にぺシャンと座り込んでしまいます。


○タプローム
石の建造物の隙間から大木が生えてきて、ど根性を感じる寺院。
そのシュールな姿なかなか面白い。
ブンさんは一生懸命に寺院の説明をしてくれますが。暑さのために
みんなは ただ遠くを見つめ、話なんて聞いちゃいません。




ガイドさんが、カンボジアのジャングル探検の話をしてくれました。

湖に水没する森林
小船の上で生活する民族
チョー高床式の住居
川で飼育されるブタ


なにー? 川で飼う ブタってなんだー?


そのジャングル探検、明日一緒に行かない?

さあ、早くゲストハウスに戻って、明日の探検の準備しなくちゃ。


続く

ゲストハウス [2007年08月10日(金)]

アンコール遺跡観光のまち、シェムリアップで泊まった宿は、
1泊4ドル(=480円)のゲストハウス。
日本では考えられない安い値段だね。



おお。見た目はなかなかです。
ゲストハウスは、日本で言う ペンション みたいな感じ。働いてるのは
オーナーのご主人と 妊婦の奥さん、あとはスタッフなのか友達なのか
不明な人たちが4人。


そこに到着すると、彼らが庭でワイワイと卓球をしてます。
ハロー。部屋を見たいんだけど・ 
と言うと、奥さんが部屋の鍵を渡してくれました。

4ドルで エアコン、トイレ、シャワー付き。これは最高です!
しいて言えば、街の中心から1kmほど離れてるのがネックなのだが。

でも大丈夫。 あんたらスタッフなの?友達なの?の人のなかから、
だれか暇な一人が、街までトゥクトゥクで乗せてってくれるから。
トゥクトゥクはバイクで座席の車を引っ張る乗り物です。


トゥクトゥクこれ


ただし、彼らには英語はまったく×
つねに身振り手振りで会話です。

「ご飯」 「グットなお店」 「あなた知ってる?」
・・・ジェスチャーでなんとか。

「買い物するから」 「何時に」 「ここ迎えに来て」
・・・伝わったかな。ちょっと不安・

「現地旅行会社で」 「アンコールツアーを」 「予約したい」
・・・身振り手振りの形が、まったく思いつかん。

自力で探してツアーを予約しました。
そのツアーの様子は、明日紹介するね。


カンボジアの夜道は、チョーこわい。 もう真っ暗ですから。
未舗装の悪路に、電灯がない。そこをトゥクトゥクで走ったりするから
ガタんゴトんと揺れ、転倒するんじゃないかって不安になります。
それにゲストハウスの彼らは、昼間からビールを飲んでますし。


カンボジアの「アンコールビール」まあまあです。

自分も、ゲストハウスのレストランで、
言葉が通じず最後までスタッフなのか友達なのか
わからなかった彼らと一緒に、真夜中まで楽しく飲んでました。

続く

カンボジア [2007年08月08日(水)]

年末年始のカンボジアを最後に、半年以上も旅に出ていません!

今年4月から 職場の上司が一新されて、まだペースがつかめず
長期の休暇をとるタイミングが伺えない。

来週からの夏休み期間も、とびとびで仕事を入れちゃったしね・

ああ、次はいつ旅行に行けるんですかねえ。

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新年、あけましておめでとうございます。
今年もがんばりましょう。


などと 毎年正月に、がんばろう。とか勢いだけで言ってます。
ところで今年の抱負はなんだっけ?

 1. 一年を健康にすごす。

 2. よいひとをみつけて、今年こそ結婚する。


あはは、恥ずかしい。 

いまのところの経過としては、
 1番目の抱負は、おかげさまで健康ですから OK です。

 2番目はの抱負は何ですか。
・・えっと、本人がんばっても、できることと、できないことがあるんです。

ちなみにこれ、
今年の元日にアンコールワットの寺院で立てた抱負です。


  〜 アンコールワットは、カンボジアにある世界遺産の遺跡群です。
  8世紀に創設され12〜13世紀に栄えた、アンコール王朝の都。
  15世紀に王朝が没落してから、1度は完全に忘れ去られるの
  ですが、フランス人の探検家によって今から130年前に再発見
  されました。



カンボジア・シェムリアップの空港に到着すると、そこはもう熱帯の
ジャングルです。
アンコールのジャングルの中に、ポツンと国際空港を作っちゃった。
そんな感じかな。

Googleマップの航空写真でも遺跡がはっきり見えます。画像をクリック



アンコールの遺跡群は、半径30kmの中に遺跡が点在しますが、
全部をまわろうとすると1週間かかるらしい。
とりあえず、3日間のフリーパスを買いました。

到着したのが12月31日。
で、翌朝は5時に起きて、アンコールワットで初詣です。



うーん、すばらしい初日の出。
なんか今年はいいことありそう。と思い、ここでどさくさ紛れに
先ほど書いた新年の抱負を立てましたが。

がんばっても無理なこともあります。



話が中途半端ですが、今日はこのへんで失礼して
続く。


うちのワンちゃん [2007年08月06日(月)]


実家の姪が大怪我をして入院しているので、
自分はしばらく実家にいて、家族のことを手伝っています。

家庭にちょっとナーバスな出来事があっても、
ワンちゃんが愛嬌をふりまいて、笑いをさそってくれます。

今日のブログは、そんなうちのワンちゃんの話です。

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去年の春、姪の高校合格のお祝いに、
「何がほしい?」って聞いたら 「犬を飼いたい」というので、
「毎日 散歩に連れて行くんだよ。」
キャバリエという種類の犬を飼うことになりました。

名前は「アイリ」 です。
姪はなぜか、女の子みたいな名前をつけましたが、オスです。
現在は8ヶ月。とてもやんちゃです。


アイリがうちに来てすぐに、テラスに出てトイレができるように、
専用の出入り口を作ってあげました。




うちの周りは、もともと2面がフェンスに囲まれているので、
車庫の側にも柵をつくて、庭で自由に遊べるようにしました。




アイリは ボールが大好きで
ちょと見せると、興奮して飛びついてきます。




とってこい。
だれかが教えたわけでもいないのに、投げると取りにいって
自分のところに持ってきます。



困ったことに、
最近は暑いせいから、一生懸命に 庭の片隅に穴を掘って
そこで寝ているようですが。


夕方になると、
泥だらけのまま家の中に入ってきて、走り回っています。


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おきて破りの11枚画像づかい。
親バカぶりが伺えます

バックパッカー [2007年08月05日(日)]

バックパッカーとは。
持って行く荷物は全部 バックにいれて旅行する人の事ですが、それプラス、ツアーなどに頼らず、出来るだけ余計なお金をかけないで、安く旅行すると言う意味も含まれています。
なぜお金をかけないかというと、
当然ながら 「お金が無いから」 ではありません。出来るだけそこで暮らしている人の普段の生活を体験するためです。



自分の旅も こんな感じの旅なんですが、
ひとつだけ違うのは、自分の場合は「ほんとにお金が無くて」こういうスタイルの旅をしています。

仕事がら、休みなく働きづめの日が続くことがありますが、
(ボランティア精神にもとづくなど)すべてが給料に反映されているわけじゃないんですね。

サラリーマンは、
コツコツ お金と休暇を貯めて(ストレスもたまる)、旅に出るんです。


行き先が決まったら、往復の航空券だけを手配する。宿泊や食事、観光は、すべて現地調達です。
慣れてくると、かえって そのほうが安くて効率的にみつけれるんです。

一応、古本屋でガイドブックくらいは買っていきます。
空港に到着したらタクシーをひろい、そのガイドブックに載ってるテキトーなホテルに向かわせます。
でも、そこのホテルが満室だったり、値段が高かったりするとバックを背負って、ホテル探しです。

そうやって歩いていると、街の様子や次の行動のことを考えて便利そうなロケーションのホテルがみつかります。アジアなんかでは、1泊1000円くらいで朝食・シャワー付のきれいなホテルに泊まれます。

あとは、フロントやお店の人づてに、面白そうなところを教えてもらって、観光します。
ガイドブックには無い、現地の穴場を教えてもらえることも多々。
観光地では、現地で1日ガイドさんを雇うこともありますし、偶然友達になった人に案内をしてもらうこともあります。

おそらく、日本からツアーで行く旅の半額かそれ以下で収まるのでしょうが。
まあ、そんな旅ですから、かなり慎重に行動しているのですが、まれに小さなトラブルもあります。

命以外は全部とられてOK。
そう思えば、強盗に遭ってもこわくはありません。
おそらく、ションベンちびる程度です。(実際にちびったことは無し)

全部とられると、めんどうな荷物がなくなってすっきりすると、過去に経験者は言ってました。


山の神 [2007年08月03日(金)]



ワアアアアアアアオ。
オーう マイ ガーッ


マッキンリーに近づくと、
乱気流に巻き込まれて、セスナは激しく揺れ始めました。
乗客たちは 大パニックです。

マッキンリーの峰をなめるように旋廻し、谷をすり抜けます。
すぐ後ろの座席のおばさんが、ブラウン飛行士に
あなたもっと安全に飛行しなさいみたいに必死に訴えていますが。
チョイ悪なブラウン飛行士は、調子に乗って
いつもより余計にグルグル回ってるようです。

こっちは、よく考えたらジェットコースターもダメなのに
こんなリアルでハイリスクな アトラクションは、完全に無理です。

  

酸欠にくわえて 振動による飛行機酔いで、
もう目を開けることができない。
勇気を出して、ほんの少しだけ目をあけると
岩肌がありえない距離で真横にあって、気持ち悪い。
ああ気持ち悪い。

チョイ悪パイロットは、気持ち悪乗客 を励ましつつも、
セスナはマッキンリーを5週くらいして、ふもとの氷河に着陸を試みます。

ガツ。ガツ・ガツ。ダダダダダダ・・・

滑走路ではなく、氷の上に軟着陸するときは、
着陸失敗したか・
と思うほどの衝撃に、心臓が止まるくらいの緊張が走ります。
神様・マジ助けて。
乗客たちのなかには、その恐怖に涙している人さえいました。



降り立ったアラスカの氷河は、黒くて汚かった。

本来、1年間にほんの数センチのみ移動するはずの 氷の流れは、
地球温暖化の影響で 年間数十メートルも流され、地表面を削り、
イメージしていた ブルーの氷ではなくて、
灰のような色をしていました。


っていうか、やっぱ寒いって。
マイナス10度では、耳も手も凍てつくよ。
目眩も吐き気もすっかり吹っ飛び、出発です。


帰途はブラウン飛行士と お話しをしながら飛びました。
彼は、自分の尊敬する冒険家 植村直己をよく知ってたそうです。

ナオミは、ずっと帰ってこないんだ。

マッキンリーで植村さんが遭難して20年。
ブラウンが駆け出しのパイロットだったとき、ちょうど彼も捜索に出た。
しかし見つからなかった。

それ以来、マッキンリーにフライトする度に、
途(みち)すがら どうしても彼の姿を探してしまうそうです。

お前も、ナオミのようにクールな(男前な)日本人になれよ。

ブラウンにそう言われましたが、
まだまだ 達成していません。


マッキンリーフライト編

遠のく意識 [2007年08月01日(水)]

マッキンリー山の標高は6194m。
富士山の2倍くらいですね。

北アメリカ大陸の最高峰ですが、北極圏の厳しい
気候条件もかさなって、多くの登山家が挑んでは 退けられ
氷河に埋(しず)められた山です。

ガイドブックには、
山の気温はマイナス50度を下回る。と書いてある。
もちろん、素人さんは近づくことさえできません。

ただでさえ、アラスカはどこ行っても寒いんですから。

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さて、セスナ機の整備が完了したようです。

マッキンリー遊覧飛行の乗客は、アメリカ人10人と、日本人1人。
そしてパイロットはこの道30年のベテラン。 ブラウン飛行士。
サングラスの似合う、ちょい悪な感じの おじさんです。

ブラウン飛行士は、簡単に自己紹介をした後に
「飛行の安全注意事項」 みたいなことを、
みんなに よく説明しています。

英語が早くて、むずかしくて、わからん・

ま、いいか。搭乗してしまえば、あとは乗ってるだけでしょう。
乗客たちの体重のバランスを考えながら、ブラウンがひとりひとり
座席を割り振ってくれます。

あれ? もう座席がないみたいですけど・

もしかして、自分は補助席?
たしかに自分は、みんなより安い料金で2時間コースに乗りますが。
セスナに補助席なんて、ないでしょう?

おどおどしてると、ブラウンは 「カモーン」みたいな手振りで
こちらを呼んでます。

なんと、操縦席に乗れと言うんです!



はい。ここに、操縦カンがありますけど。

ブラウンは、
また早口英語でなにやら注意事項を説明してますが。
なに言ってるかわかんないし。
とりあえず、このへんの機械、全部触っちゃダメね。

ゆっくりと滑走路に移動して、ブラウン飛行士スロットル全開。
離陸!

上昇して右に旋回。そして水平飛行。
自分の目の前の操縦カンは、それに合わせて右に左に動きます。
とりあえす、触っちゃダメね。


眼下に見えるツンドラの原野は、人間の手が一切 加えられてない
本物の自然がどこまでも続いています。

カリブーの群れが、迫るセスナの陰から逃れようと、
地球の果てまで走り抜けていきます。


ブラウン飛行士はスロットルを上げて、さらに上昇。
コックピットのメーターの一つが、高度 10000フィート (3000m)を
指しています。
まだまだ、マッキンリーの頂上の半分くらいだけど。
すでに 相当寒いです。

    2時間コースは赤いルート。
   マッキンリーをぐるぐる回って、ふもとの氷河に降り立つ。



ブラウンが、早口英語で機内アナウンスをしました。
レディス。アンド ジェントルマン。ジス プレインイズ ゴナ・・・
あとは全く理解できず。


さらに高度を上げると、マッキンリーが見えてきました。
と同時に、頭がボーっとしてきた。
高度が高くて、酸素が薄いんじゃないの?
メーターは、高度 20000フィート(6000m)を指してます。
だんだんと、意識がもうろうとしてきた。

ブラウンが自分に、「アーユーOK?」 何度も心配してくれますが、

ああ、気持ち悪・
もうだめかも。


ところでみんなは大丈夫なの?と、後ろの乗客を振り返ると、
なんと全員が酸素マスクを着用してるじゃないか。


先ほどのブラウンの機内アナウンスは、酸素マスク着用を促す
お知らせだったようです。


続く。