クジラとイルカの図鑑 [2007年09月30日(日)]


南の島へ旅に行くと、
思いがけなく『イルカ』に遭遇することがあります。
船に並んでジャンプしながら、ずいぶん長い距離をついてくる。



好奇心旺盛で、知能も高いイルカ。
船の へさき にできた波に背中を乗せて、
上手にサーフィンなんかしてるのも いるんです。

このイルカ、なんていう種類?

そんなとき、この1冊があると便利です。

クジラとイルカの図鑑 マーク・カワーディン著 日本ヴォーク社

完璧版。と書いてあります。

クジラとイルカ、実は生態上は 明確な区別がありません。
哺乳動物なのはよく知られていますが。
この本ではなんとなくですが、体長3メートルまでの種類を イルカ。
3メートル以上の種類を クジラ。
とわけているようです。



種の説明、特徴・見分け方、分布、行動、食物・・・
わかりやすい挿し絵入りで、読んでいて飽きません。



  

この本、10年くらい前に購入しましたが、
現在は 「絶版」 または 「重版未定」 らしい・・

紹介しておきながら 購入できないことに、いま気づきました。

へえ、こんな本があるんだ・
くらいに、心に留めておいてください。

ところで。
日本近海にもイルカはいるか?

はい。野生のイルカを全国各地の沖合いで見ることができます。

小笠原諸島や沖縄だけでなく、
皆さんのお住まいの近くでも、ドルフィンウォッチング観光を
開催している。

と思います・・
(詳しく調べられなかった。)


今日のブログは、ぐだぐだになったので、
布団かぶって寝ることにします

地元の花火大会 [2007年09月29日(土)]

ちょうど、旅行に出発するはずだった来週 10/6(土)の夜に
地元の花火大会があります。

この季節はずれの花火大会。
全国の花火師が集って、新しい花火を競う大会です。
この結果で、来年の花火の受注が決まるらしくて、花火師の
気合いの入り方が違う。
みると、あちこちの花火大会とは、迫力に差があるかも。

観客は80万人。って、どんだけなのか想像つかないでしょう。
地元は大騒ぎになります。


土浦全国花火競技大会 HPより

うちからだと、会場までちょっと遠いのですが。
大渋滞の裏道をすりぬけて、いつも近くまで行って見てました。

見てると、すごく寒いんです。

がたがた震えながら、恋人とくっついて見るのが慣わしです。
寒空を見上げて、心も体も暖めあうのでした。

この花火大会が終わると、夏は完全に終わったのか・
と実感します。


もちろん、今年は見に行く予定はありませんでした。

予定が変わって 急に暇になりましたが、
これといって、花火を観にいく行く理由も見当たらないです。

寒いけど・

はい、うちで布団かぶって寝てますね。

渡航は延期 [2007年09月28日(金)]

タイ旅行。
残念ながら、ちょっと延期することとしました。

理由は・・・あのね。 お恥ずかしい限りですが・

パスポートの有効日数が不足していました。


〜 タイ入国後30日以内の観光目的の滞在の場合、国際規定により
  パスポートの残存期間は6ヶ月以上と定められています。 〜


そして、まぬけな自分のブログ。 <9月17日の記事
パスポートの残り期間をしみじみと見て、
積み重ねてきた 旅の思い出に浸ってます。


 ・・・以下省略

なんとも、まあ。
写真におさめて 「有効期限満了日」 とまで書いて、しっかり
注目してますね。

タイ入国には、6ヶ月以上の有効期間がいるとは・・・
完全に、自分の確認ミスです。

あ〜あ。

一応、本日パスポートの更新に行ってみたけど・
出来上がりは10月9日。 (出発予定日は10月6日でした。)

超特急で10月5日までに更新する手段も教えてもらいましたが。
面倒なのでやめたよ。

あと、タイ大使館にも問い合わせてみました。
現地で何か手続きする方法はあるのでしょうか?

ないです。


- - - - - - - - - - - - -
ね、自分のズボラさがよくわかったでしょう。

に行きタイ!

と、まわりに起きてた問題は、一個づつ解決してきましたが。
自分自身が原因の、思わぬ落とし穴があって

全身脱力感、マッサージ要らずです。


仕事の休暇が取れるようにと、
励ましてくださった皆さんにも、ごめんなさい。


日程を変えて、また一から調整します。
それにしても、バカですね。

タイ式マッサージ [2007年09月27日(木)]

今日は、ジョーン先生と英語の初レッスン。
エイミー先生のレッスンを一緒に受けてた 友人K君ひろって
会社帰りに、ファミレスに行きました。

ところが。 
ジョーン先生、来ませんでした。
どうやら、自分がレッスン日を間違えて連絡してたようです。
前にこちらが送ったメールを見たら。10月最後の水曜日からね。
英語で書いてありました。

こちら側のミスですが、電話口でジョーンは何度も謝ってました。
すごく、いい人かも。

------------------

レッスンキャンセルとなった帰り道。
自分がタイに行くことを知った、いつもお疲れモードのK君が
「今からタイ式マッサージに行こう!」 と言い出した。

まあ、急に暇になったしな。
タイの雰囲気でも調査しに、行こうか。

タイ式マッサージ店は、いかがわしくありません。
って、この辺だけか?
どちらかというと、女性のお客さんが多いようです。
看板には 「男性客も大歓迎」 と書いてありました。

40分、60分、90分コースがあるようです。
自分は40分コース。高いか安いかわかんないが3000円でした。


お店は、無理やりに南国リゾートのような雰囲気です。
豪快な感じのタイ人のお姉さんが、マッサージしてくれました。

タイの美味しい料理。とか教えてもらいながら、
はじめは足とか揉んでもらって、すごく気持ちよかった。
手とか腕をやってるとき

あははははー

脇の下は、くすぐったくてダメだって。
最近は人からわきを触られることもなく、忘れてましたが・
かなり弱点なんです。
一瞬にして、汗だくになってしまった。

最後に、いててて。プロレス技の連続でゴキゴキやりました。
これは気持ちいいのかな。
むしろ、屈辱的な感じがします。

現地では、1時間で300バーツ(約1000円)くらいだそうです。
バンコクのお店を紹介してもらいましたが、
マッサージしてくれる人によって、当たり外れ が大きい
と言ってました。
6日からのタイ旅行では、機会があったら行ってみよう。


ちなみに今日現在、
会社の休暇はまだ認めていただいておりません。


航空券予約 [2007年09月25日(火)]


旅の始まりは、航空券予約からです。

ネットでたくさん 「海外航空券予約」 のサイトがありますね。
日程と行き先を入力して、旅行会社を「安い順」に検索したら、
片っ端からメールか電話で問い合わせます。

今回は、タイ、マレーシア、シンガポールの3カ国を候補地に
選んでいましたが、
やはり日本から渡航者の多いタイは、便数も多く値段も手ごろで
交渉しやすかったです。

そう。格安航空券を、値切り交渉するんです。

今回は タイ・バンコク往復航空券 で一番安かった金額を元値に、
各社に 指し値交渉 (この値段より、安くなるでしょうか?) して
一番値引いてくれた旅行会社に決めました。

自分の場合、指し値交渉は 1回にします。
2社でさらに競争させると、限界まで安くなるでしょうが。
ン百円の競争してる間に、残席が無くなるというオチもあるので。
1回でベストプライス。とお願いすることにしてます。

もっと早めに予約すれば、早割りとかあるし。
仮予約しといて他社に乗り換えても キャンセル料なし。ですね。
いつもぎりぎりまで休暇の日程が決まらないので、
苦労してます。


予約が完了したら、正式申込書を メールかFAXして、
代金を振り込めば、航空券が郵送されてきます。

たったこれだけで、海外に行けちゃうんですね。

もちろん、座席はエコノミーです。


タイ国際航空HPより

地図が読めない男 [2007年09月23日(日)]

何を隠そう。 自分 「地図が読めない」 男です。

訪れた街の地図は、家の 客間 にたくさん貼ってます。 (→過去ログ)
ただ眺めるのは、好きです。

でも地図を見ても道に迷ってしまう、「方向音痴(重症)」 なんです。

国内でドライブに行ったときも、ぜんぜん目的地にたどりつけず、
何度 「喧嘩」 になったことでしょうか。
先日も、日課のウォーキングコースを 少し変更しただけで、危く
プチ放浪の旅。になるところでした。

ベストセラーにもなった本では、
「男性と女性の 脳の仕組み の違い。」が書かれてます。
それによると、おおかた地図が読めないのは女性のほうですね。
しかし自分は、男性側の意見に 「そうそう」 って納得します。
だって男ですから。


話を聞かない男、地図が読めない女 主婦の友社

自分の場合は。
道がわからなくても、「あてにならないカン」に頼ってどんどん
進んでしまうのが、路頭に迷う最大の理由のようです。


そんな状態で世界各国を旅して、大丈夫なんでしょうか

ダメです。何度も失敗しました。
現地に着いて、ホテルから ちょっと夕飯食いに行ったまま、
帰り道がわからなくなり、
見知らぬ街を、3時間も徘徊したことがあります。

ん?いま歩いてる場所、地図と違うかも・ 
そう気づいたときは、おしっこ我慢の限界に達して
ちょっと空き地の陰まで行って 立ちシoン してしまいました。
男で、よかったです。

最後はタクシーで無事ホテルに戻れたよ。

そんな失敗の反省から、
最近は外国の街を歩くときは、曲がり角の景色をデジカメに撮影して、
帰り道は それを見ながら戻ってきます。
この作戦、使えます。

〜世界の曲がり角〜


以前、日本製のティッシュを一枚一枚、
曲がり角に目印として落としながら、歩いてみたことがあります。
風で飛ばされぬように、石ころとか乗せながらね。
しかし、途上国ではそれを子供が珍しがって持ち去ってしまうので、
意味なかった。

もし置いてあっても、ゴミと一体化して目印になりませんでした。
デジカメ画像ならば、リアルにその場所がわかるし。
人に見せてたずねることもできます。


ただしこの作戦。「行って・戻る」道のりにしか使えません。

片道通行の移動では、相変わらず「あてにならないカン」に頼って、
よけいに 景色を楽しみながら、
のんびり、きままに歩くことにしています。


タイに行きタイ [2007年09月21日(金)]


今日、会社の『リフレッシュ休暇』 を申請しようと思っていたが
一日バタバタしててできなかったです。

休暇予定日には 仕事を入れないように、
ひそかにスケジュールは調整してますが・ 
土壇場で 「この案件、急ぎで頼む・・」と、なることは多々ある。

ほんとに休めるのか?

-------------

次の旅行先は、タイにしようと思ってます。  →タイランド

タイの国旗

期間は10月6〜11日。 3連休 + 休暇3日間です。
すでに バンコク往復航空券 は予約済み。

タイでは先日、観光地のプーケットで国内線の飛行機が落ちましたね。
ニュースでは「過当競争で安全性に疑問?」と言われてますが・

現地5日間の短い日程では、国内線の移動となると思うので。
知らなかったことにします。


まだタイの どこで何するか、決めてません。

タイ行った人。 どんな感じでした?
自分は初めてなので、いろいろ教えてね。


自分、基本は往復の航空券しか手配しないのですが、
今回は深夜に到着する便なので、1泊目のバンコクの宿くらいは
前もって 押さえておこうと思ってます。

少しづつ、現地情報も調べてます。
生活習慣とか、最低限のマナーぐらいですけど。 →タイのマナー


10月のタイは、全国で「ロイ・クラトン」というタイの灯篭流しの
お祭りがあります。
バナナの葉や紙で作った綺麗な灯篭を、線香や花で飾って
満月の川に流すそうです。

この灯篭流し。インターネットでもできますので
参加してみてください! →オンライン ロイ・クラトン


好きな「灯篭」と、流す「川」を選んで、
「Your name:名前」 と 「Prayer :願い事」を入力して (英語かローマ字)
「Submit:入力」ボタンを押します。

自分は、旅の安全をお願いしておきました。

いやいや。
まずは「仕事の休暇が取れますように。」だったな。

自分コメント [2007年09月20日(木)]


先月、英会話のエイミー先生が去ってしまいましたが、
そのエイミーが、新しくジョーン先生を紹介してくれました。

キューバ出身の弁護士。
ガタイのいい黒人男性で、筑波大に研究に来てます。
自分が法律の勉強をしてるので、話が合うだろう。
とエイミーの計らいですが・

今日は顔合わせだけでしたが、お互いに口数が少なくて
ぜんぜん間が持たなかった。
これから毎週、沈黙の英会話レッスン。になるかもしれない。

---------------

仕事のほうは、自分が担当してる企画がやっと纏まりそうです。

この企画は6月頃に 業界の新聞にも掲載されていたので、
DHCさんの関係者も、注目してるかもしれないな

企画の内容は、ほんと つまんないです。
でも優秀なスタッフと一緒に仕事してるので、ソツなく纏めました。
あとは役員の決済を受けるだけ。

それが無事に通れば、『リフレッシュ休暇』 を取る予定です。

---------------

姪の怪我は、順調に回復しています。
昨日、かかとの骨に通してあった ボルトを抜く手術をしたので
その経過を見てるところです。

先週の3連休も一時帰宅して、
怪我する前と同じように くだらない「兄弟ゲンカ」しました
日に日に歩行も上達して、脊髄損傷も麻痺が無さそう。

焦ってはいけないから、ゆっくりリハビリするように言ってます。


まあ、油断はできませんね。
仕事の進捗は、これまで何度も 土壇場でひっくり返ってきました。
姪はリハビリ中に転んだりしたら、一からやり直しになることも。

旅の準備も、自分の思惑だけで 先走りすぎないように。
ボチボチとやってます。

準備中 [2007年09月19日(水)]


先日、パスポートのブログ記事を書くときに、
10年前の自分の顔写真を見て、笑ったついで ですが。

海外旅行の様子も思い出しながら、しばらくニヤニヤしました。

フランス国内の超特急TGVに乗って、W杯観戦。
日本から同行したツアーの仲間と、なぜか自分だけ離れた車両に
座席が割り当てられて、孤独に旅したっけ。

そのとき、向かいの席に座ったのが、フランス人老夫婦。
隣に座ったのが、修道院のお嬢さん。
まるで 『世界の車窓から』 の1シーンのような光景でしたが。
当時は英語フランス語も、まったく話せなくてね・

おばあさん が差し出してくれた
オリーブオイルを塗ったフランスパンを頬張りながら
ただ、笑顔でいるだけでした。

隣のお嬢さんが、英語でなにやら話しかけてくれたけど、
アイ キャン ノット スピーク イングリッシュ。
自分のバッグに付けてた、サッカー日本代表のを見て
「ヤポネ?(日本人)」 と聞かれて、
ただ、うなずいただけでした。

これまで見たこともない、
地中海沿いの眩しい景色が、右の窓・左の窓に 次々現れて
なんだ? この不思議な世界は・
夢見心地のまま、時間がすぎていくような感じでした。

この体験が、後に パスポートのたくさんのスタンプ。
につながったわけです。

そろそろ、次の旅・・大丈夫かな
現在準備中です。

パスポート [2007年09月17日(月)]


自分のパスポートを見たら、あと半年足らず(2月25日) で
有効期限が切れることに気が付きました。



10年パスポート。
このブログに記している通り、懲りずにあっちこっち行きました。

スタンプもたまりましたね。


ここから10ページ続きます。

たくさんの「出国」スタンプは、プチ挑戦の記録かな。
そして、同じ数だけの「帰国」のスタンプ。

それぞれの体験を経て、ちょっとだけ自分に自信ついたかも・

旅を通じて知り合った多くの友人、お世話になった人たちに
恩返しをするつもりで、ブログを書いてます。
その国のことを、みなさんが少しでも興味を持っていただけたら
うれしいですね。


さて。
「no photograph」 のままだった、自分のプロフィール画像。
パスポートにさせていただきます。
かなり地味ですが、わかりやすくていいでしょう。

パスポートの写真は、10年前(28歳)の顔で、
自分としてはかなり笑えますが。
恥ずかしいので、もちろんお見せしません。

ベトナムコーヒー [2007年09月15日(土)]

旅行記の中にもちょっと書いた、ベトナムコーヒーを作ってみました。

ベトナムのオープンカフェの気分を出すため、外で撮影しました。


〜用意するもの〜

○ ベトナムコーヒー
             : 現地では100gあたり300円〜で買えます。
             日本で買うと その3倍くらいの価格でしょうか。
             ちょっと濃い目で、バターを使ってローストする
             ので独特の香ばしさが特徴です。

○ ドリッパー    : 現地で1個50円で買えます。
             フィルターはセットせずに、底にあいてるたくさん
             の小さな穴からゆっくりとドリップするため、
             深いコクのコーヒーに仕上がります

○ コンデンスミルク
             : 甘いものが大好きなベトナム人は、
             ミルクではなくてコンデンスミルクを入れます。

○ 氷、お湯




〜作り方〜

1、グラスに、コンデンスミルク と 氷 を入れます。



2、ドリッパーに粉を多め(スプーン3杯くらい)入れ、
グラスの上にセットして、お湯を注ぎます。



3、落ちたコーヒーで氷が解けて、アイスコーヒーになります。
  光の加減で薄そうに見えますが、実際はかなり濃い目です。



4、かき混ぜて出来上がり。
傍をチョロチョロしてた アイリ と一緒に撮影です。



普通の紙フィルターで入れる場合は、さらに粉を濃い目にセットした
ほうが良いと思います。
ベトナム式ドリッパーより、少しまろやかになります。

ホットで入れる場合は、粉を若干少なめにします。

おせっかい [2007年09月14日(金)]

Wikimedia Commons より

ベトナム戦争記念館を、初めて見学したテッちん。
衝撃的な展示物に、かなり動揺していました。
その後、街を歩いているときも しばらく無言だった。
と、そのとき。

「あ、うんこ もらしたかもしれない・」

突然テッちんが、青ざめた顔で言いました。
昨夜の屋台の焼肉がよくなかったのでしょう。
朝から下痢でハラが痛いといってましたが、なにも歩きながら・・

内またで歩きにくそうなテッちんを、そこに待たせて
パンツを買ってきてあげた。
もちろん値切り交渉しながら、35円まで下げました。
「これに履き替えなよ」


旅行3日目にして、二人とも持ち金をほとんど使っていません。
テッちん、せっかくだからパーっと使いたい。と言うので
ベトナム式マッサージのお店に行きました。
自分は足のマッサージ、テッちんはシャワー浴びておケツを
よく洗いたいと言うので、全身コースを頼んでた。

終わってスッキリした顔のテッちん。
おねえちゃんがカワイかったので、チップをたくさんあげた。
と言ってました。聞くと、代金とは別に3000円分も渡したらしい。
これはベトナム人10日分の給料に相当します。 
まったくしょうがないなあ。

夜は、ちょっと高級なベトナム料理を食べに行きました。
 生春巻き、揚げ春巻き、エビだんご、牛肉の炒めもの、チャーハン、
 焼きビーフン、お好み焼き、デザート・・
おいおい ハラが調子悪いのに、そんなに食えないじゃん。
と止めても、テッちんは次々に注文してましたが。
結局、食べられずに残してました。



夜のホーチミンは、大量のバイクのライトが次々に流れて、
ちょっと不思議な光景です。
「涼しくって、気持ちいいなあ。」
明日帰国だというのに、テッちんは部屋に荷物が散乱したまま
いつまでもベランダに出て ビールを飲んでます。

やたらと手間のかかるテッちん。

お前は一人じゃ生きられなそうだから、いい人をみつけて
再婚しなよ・



---------------------
去年の春。

テッちんは、パチンコ仲間の紹介で知り合った10歳下の人と
子供ができちゃって、めでたく再婚しました。

はい。わかってます、自分は完全に追いこされてます。


テッチンとベトナム旅行記

ツーリング [2007年09月12日(水)]


「ダン君のバイク、かっこいいなあ。」

ベトナム人の おもな交通手段はバイク。
以前にもここで紹介したことがありますが、
街中の大量のバイク、予想をはるかに超えてめまいがします。

ハンさんは学生ですから、自転車しか持ってないですが
ダン君は仕事もしてるので、日本製(HONDA)のバイクを持ってます。


これ、日本では新聞配達員とか農家のおじさんが乗ってる
スーパーカブ と同じ車体の ベトナム仕様。 ちょっとオシャレです。

ダン君が 「運転してもOKですよ。」 と言ってくれたので
後ろにテッちんを乗っけて、
「クルっと、一回りしてきまーす!」

海沿いの真っ直ぐな道を、
後ろと会話ができるくらい、ゆっくりのベトナム交通ルールに合わせて
のんびり走りました。
交差点では、必ず 「ピッ ピッ ピー」とクラクションを鳴らして、
周りのバイクに 注意をうながしながら曲がります。

家族で3人、4人乗りのバイクも多いので、慎重にね。



元の場所に戻ってくると、ダン君が一人で待ってました。
「あれ?ハンさんは、どこに行きましたか?」

聞くと、彼女は自分らのあとを追って、自転車で走っていったらしい。
少し待ってると、ハンさん マジ漕ぎ して帰ってきた。
「あらら、どこへ行ってたんですかー?」

「はい。あなた達が、来るっと 言いましたので、
一緒に行きました。」


古典的なギャグのようですが、ハンさんの目は真剣そのもの。
ぜいぜい言いながら説明してました。


案内してくれたハンさん ダン君へのお礼に、それぞれの家族総勢
15人くらいを連れて、屋台に夕飯を食べにいきました。
ビールとジュースで乾杯して、魚介類がたくさん入った鍋と、
焼肉をたらふく食べた。 おいしかったです。

お支払いは ベトナムの通貨で、25万8千 [ドン]
桁の多さにひるみましたが、1円=140ドンで計算すると、
1800円でした。


続く

ニャチャン [2007年09月10日(月)]



ブルーなテッちんと行く ベトナム4泊5日の旅。

添乗員さんをつけました。
ベトナム中部の街、ニャチャンで知り合った友人のハンさんです。
(→過去ログ参照)

彼女とは、1年前の一人旅で知り合ってから、定期的に
日本語(ひらがな)で メールや手紙を交換してました。


「はじめまして、てっちん」

海外では初対面にして、呼び捨てはOKです。
日本語・少し。の彼女は、立て続けに失礼をかまします。

「あなた、としよりですね。何歳ですか?」

たしかに、テッちんは老けてみえますが、
同級生。とメールで書いた単語を 理解してなかったようです。
気さくなテッちんは苦笑いしながらも、すぐにハンさんと
打ち解けてくれました。


ニャチャンは 静かなビーチと 漁港の町。
外国人バックパッカーが多く立ち寄ります。
自分も素朴な街の風景と、のんびりした空気が好きです。



喫茶店でベトナムコーヒーを飲んでると
ハンさんが通う 日本語学校のお友達 ダン君が来ました。
「こんにちは、てっちん。 とる。」

もの静かなダン君が、船を出してくれました。
ニャチャンの海の周りには、小さな島がたくさんあって
ダイビングすることもできます。

船の中で、ハンさんが聞きました。
「あなた、奥さん、死にましたか?」
「毎日、泣きますか?」


直球ストレートの質問に、テッちんは普通に答えてた。
「涙が全部なくなったから、もう泣きませんよ!」



船が無人島の近くに停泊しました。
ここで、ダイビングしよう。
っても、彼女たちは水着持ってないし、自分は泳げない。
テッちんだけ着替えて、ワーーって言いながら飛び込みました。

と、その直後に。
「イタタタ足つった〜〜、助けて〜〜〜」

急いで浮き輪を投げて、ロープで引っ張り上げました。
「死ぬかと思ったー」と真顔で話すテッちんに、

「あーーっ!あなた嘘つきました。泣いてますね。」

ハンさんの、容赦ないツッコミです。


続く

相部屋 [2007年09月09日(日)]

3年前の秋。
同級生「テッちん」の嫁さん「トミちゃん」が白血病で亡くなった。
2人の子供を残して。
テッちん、いつまでもメソメソ泣いてました。
「トミを、幸せにしてやれなかった・」 って。

バブルの頃に事業に失敗してから、ずっと借金生活。
それでもトミちゃんは 「テッちんと一緒なら幸せ。」 って言ってた。

1周忌を過ぎても、
まだクヨクヨして仕事も手に付かない テッちん。
そんな引きこもってばかりじゃ、トミちゃんも うかばれないよ・

----------------------

ということで、
テッちんを、無理矢理ベトナムまで連れてっちゃいました!

2年前の秋。
ホーチミン・シティに到着した自分とテッちんは、
市内の安宿に泊まることにした。
学生の頃、ともに寮生活してたとき以来の「相部屋」です。

  自分ら、高専という一風変わった学校の同級生でした。
  テッちんは野球部、自分はサッカー部で
  部活 → 夕飯 → 風呂 → 夜寝ずにくだらない話(爆笑) →
  朝飯 → 学校(寝る)&昼飯(2回) → 部活 ・・・

  このサイクルから抜けられずに、いつも成績はビリ争いでした。

  テッちんは、当時の彼女「トミちゃん」との間に子供ができて
  学校を中退して、結婚した。


旅の道中でも、
「あら?サイフがない。」 「パスポートがない。」・・とか。
「風呂のお湯どうやるんだ?」 「部屋にカギ忘れてきた!」・・など。

いちいち、世話がやけるテッちん。
その度に、しょうがないなあ。と面倒をみる自分。
寮生活してた頃から、二人の役割が変わってません。

ホーチミンでは、まず市場で 買い物のしかた を教えました。


ベトナムでは、商品に定価というものがありません。
「これいくら?]と聞いて、言い値を交渉しながら買います。
あまりにも、日本と物価の差が激しいため、
安い!と飛びついて、得した気分でボッタクラレます。

 ミネラルウォーター(500ml) : 20〜50円
 コーラ(330ml) : 40〜50円
 生ビール(中ジョッキ) : 30〜60円


テッちん、安すぎる!と言って、
へんてこな半ズボンを500円で買ってましたが。
自分が 別の店で同じものを値切ってみると200円まで下がった。
といった感じで油断できません。
たいした差ではありませんが・


雑貨屋のショーケースをのぞきこみ、テッちんが固まってる。

イルカの形をした 箸置き

「トミにお土産買ってこう。」

イルカが大好きだったトミちゃん。
テッちんの心の中では、ずっと彼を支えています。


続く
| 次へ