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幼馴染との再会 [2008年01月30日(水)]


今回のアラスカ往復は、アメリカのシアトルを経由しました。

急に、年末年始の航空券を探したからね。
シアトルに住む幼馴染 「ツトム」の家に1泊することにして
無理やり アラスカ行きのチケット見つけた。


3年ぶりの再会。

よう。

ぜんぜん、おっさんになってました!
現地で不動産オフィスを営むツトムに、貫禄負けです。

湖に囲まれた シアトル。


夜明け前に到着


おっさん二人して、
米国のハンバーガー屋さんレッドロビンで朝メシを食った。


デカイのわかるかな


本場スタバックスの口をチューチュー吸いながら
シアトルの美術館で話もはずむ。



ツトムは、いつも同級生の近況とか 根掘り葉掘り 聞いてくる。
日本にいたって、そんなに会わないからな・

みんな、頑張ってる。

と確実な線で、回答しておきました。
働き盛りですから、みんなヨロヨロになるまで働いてるでしょう。


お互い、元気でよかった。


日本からのお土産は、ここのブログのみなさんにも
紹介してもらったんだ。

結局、日本のものなら何でも喜んでくれたよ。

幼馴染・って特別ですよね。
たくさん、元気もらって来ました。

地の果ては [2008年01月27日(日)]

シャボン玉。とんだ・・ 屋根まで、飛ばずに・・

落ちて、そのまま。


この後カメラも凍った



ロッジで飼ってる ワンちゃん達・・
この極寒で、なんと・外飼いしてるんです。


一匹だとダメなんだって。
身を寄せ合ってるから、寒くても平気なんだな。



朝10時の夜明けです。



寒くたって。 なんだって。
地球の果てまで行ってみたら・・

こんなに たくさんの感動があるとは思ってませんでした。


気長に待つ旅・・は、
まずは信じてみること。の大切さを教えてくれました。
ゆっくりと・また一歩、自分自身が前進した旅。

みなさんに感謝です。


〜アラスカ「オーロラ鑑賞」記



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・・・突然ですが、

プチオフ会報告


昨日、ブログ友達の ゆかはなさん&ゆかん と3人で
初のオフ会してきました。
お昼に集合して、ゆかんが調べてくれた韓国料理のお店。
自分、何食ったんだっけ?

ブログではいつも楽しませてもらってる二人。
自分から お誘いしておきながらも、
こちらは緊張してあまり話ができなくて、ごめんね!

で、3人でほんと笑ったね!
二人とも、イメージ通りに面白い人なんだな。
ほとんど無口な自分を気遣って、たくさん話してくれては
それで二人して爆笑してるんだもの。
おかしくて仕方なかったよ!

お見受けした印象。
ここでは言わないほうがいいのかな。
良い意味で・・・見た瞬間に自分の頭の中・真っ白になった!
おちゃらけたコメントとかで 勝手に妄想して、
すっかり騙されてた自分・ ほんと甘かったです!

なんか失礼だな。ごめん。
またアラスカに行って、頭冷やしてこなくちゃ。


これをきっかけにして、
みんなの友達の輪が広がっていったら嬉しいな。
自分、新しい仕事の準備で忙しくなりつつあるけど・
機会があったら、また開催したいです!


オーロラ [2008年01月21日(月)]



それは、とうとうやってきました。


全てのものが・凍る極地で、
空までもが凍ってしまったかのような 淡緑色の光。


オーロラ出たよ・



光は虹のように弧を描きます。
ゆっくりと形を変えて、明るさを増していく。

なんなんだろう

不思議な光景に、誰もが言葉を失います。

そして、虹に亀裂が入った・と思った瞬間。
光が弾けて、カーテンのようにひらめくその姿は・・

まるで天使が舞い降りるときの背景のよう。




森の中は小学校の明かり


何かを探しに来たのか、
光の帯がサーチライトのように地上を照らして動きます。

約2時間。
光はみんなに『感動』と『安心感』を残して
ゆっくりと渦を巻くようにして天に帰って行きました。




一緒に見た人の中には、ずっと泣いてる人もいました。
自分は泣かなかったけど
大泣きした後のように、スッキリした感じがした。

もう、大丈夫だよ。

みたいな感じです。



# ロッジで一緒に見たカップルのMさん・Aさん。
デジタル一眼レフで撮影した 貴重な画像を送っていただき
感謝してます!


自分も今度は一人でなくて、
誰かと一緒に見に行きたいな・・

とか妄想して喜んでおります。


続く

満天の星空 [2008年01月19日(土)]

森のロッジは、3泊しか予約してませんでした。

オーロラ。 まだしっかり見てません。

残り2泊は 街に下りて市内観光も考えてましたが・・やめた。
ここ気に入ったし、オーロラ一本で行こう。
最後の晩までロッジに留まることにしました。

ロッジに長期滞在している旅行者 『ハル君』 に聞くと、
クリスマス前から ずっと曇りすよ・・
ハル君は風邪をひいたらしく、ずっとベットに横になったままです。

自分がパン焼いてやるよ。

ブログ友達のゆかん(=yuhyang)から、コメント欄で教わった
韓国屋台風のサンドイッチを焼いてあげた。


パンにハムエッグとチーズを挟む

ハル君は、これどうみてもアメリカのサンドイッチだ、うん。
と言うが、韓国のだよ・ 
とても美味しくいただきました。


団体さんが帰ったのと入れ替わるように、二組のカップルが
ロッジにやってきました。 

コーヒーでも、飲みます?



これまでになく、今夜は一層冷え込むな。 芯から寒い・
一人 空を見上げると。


星が・・出ました。

恐ろしいほどの数の星・・
星は粉々になって、流れ星になって次々と落ちていきます。
空気が透明なんだ。
こんなに鮮明な天の川、前に どこの国で見たっけな・


おーい。ちょっと外に来てごらん!

防寒着を着込んで、みんなで満点の夜空を見上げた。
星が流れる度に、わあ。って歓声があがります。



アラスカに来て よかったかも・


しばらくの間、無音で賑やかな星空を眺めていたら
ふと誰かが言った。

なんか、北のほうの空が 薄明るくない?


・・それは、とうとうやってきました。


続く

アラスカの湯 [2008年01月18日(金)]

アメリカの大学で 社会人留学 してる 『イチロー』君。
なかなかの好青年です。
ウィンターバケーションの一人旅で、アラスカまでやって来たそうです。

 明日はレンタカーで、温泉にでも行こうかと思ってます。

 おーいいな、自分も一緒に連れてって!


チナ・温泉リゾート。
フェアバンクスから車で2時間くらい。
ロッジからさらに山奥に入ったところにある天然温泉です。
施設では、露天風呂につかってオーロラ鑑賞もできます。

イチロー君は、凍った山道をゆっくり・運転してくれた。
温泉に着くと森の景色が一変します。
木々の枝に湯気がついて、樹氷になってるんです。



入浴料は5ドル。
混浴ですが、もちろん水着着用。
自分は周到にも自宅から水着を持ってきてました。



ロッカー室で着替えて 露天風呂までの30mが、地獄
マイナス30℃を、うぉー。とか言いながら裸で歩くんですから。
でも、慌ててはいけません。
地面が凍ってるので、すっ転びます。




そして じんわりと湯につかった瞬間が、この世の天国

あー、あったかい。


髪の毛を濡らしてちょんまげにしたら、そのままの形で
バリバリに凍った。
イチロー君は、ちょっと笑ってくれました。


もう出られない。

また地獄を通ってロッカーに戻る勇気なんて無い。
1時間は入ってたよ。
最後はフラフラになって、よろめきながらの脱出ですが・


結局のところ 地獄ですっ転んで膝が流血してしまいました。


続く

アイス・フィッシング [2008年01月14日(月)]


オーロラ、なかなか出ませんねー!

某旅行会社 オーロラ鑑賞ツアーの現地ガイドさんに聞いたら、
アラスカの空は曇ってても 1瞬にして晴れるんですよ。
って言うけど・


ロッジ滞在3日目。
自分と相部屋だった旅行者 「コテツ」君 を誘って、
『釣り』に行ってみることにしました。
コテツは大阪で小学校の先生をしているそうです。

前の晩にキースじいさんから、朝10時出発だ。と言われて、
コテツには朝早く起こされたけど・
キースが準備して出発したのは、お昼過ぎだった。
これがアラスカ時間。 のんびりしてます!

アラスカの大自然。
夏に一人レンタカーで森を走ったときと、まるで別世界。
あのときは孤独だったな。


雪は少ないが、あるもの全てが凍る


ロッジから車で1時間ほどのところに、大きな湖があります。
湖面は全面凍ってるから、広場みたい。
魚なんか、いるのかな?




キースは釣りが大好きなんです。
今日は大物狙いだぞ!
ニジマスとか、イワナとかが釣れるらしい。
エンジンドリルで湖面に穴を開けると、氷の厚さは1mくらいです。


穴を掘りまくるコテツ先生とキース

10箇所くらい掘りました。
自分は掘った穴の周りの雪をスコップでどかして、
1個づつ仕掛けをセットしていきます。



おー寒い。

じっとしていられない。
放っておくと、穴が凍り始めてしまうので
3人で次々と移動しては氷を割り、垂らした糸を動かします。

釣れない。

吹きさらしの湖。気温はマイナス35℃を示してますが
痛いんだよね、風が吹くと。
1時間もすると、意識がモウロウとしてきた。
コテツ先生は、マジ死にますわ〜・とか弱音を吐いてるけど
死ぬ気で頑張れ!

キースが、ポットのお湯でカップラーメンを作ってくれた。
体中がホカホカ暖まるー。
世界で一番うまい、カップ麺だった。

気を取り直して、
手ごたえのあった1箇所の穴に集中して釣りを再開します。
ピク。って感触があるから、どうやら魚はいるらしい。
が、釣れない。



コテツ先生が、トイレはありますか?
とキースに聞いてる。
第一の方法は我慢する。第二の方法はその辺でする。
・・・彼は遠くのほうまで歩いていきました。

先生も、先生オシッコ。って言うんだな。


あっという間に、あたりは真っ暗になってしまった。
1匹も連れずに キースは諦めきれないようだけど、
コテツと二人で説得して、帰ることにしました。

オーロラも、こんな感じで出なかったら・・・


いやいや、弱気になってはいけません。
気長に待つ旅。
チャンスはまだあります。


続く

アラスカ犬ゾリ [2008年01月12日(土)]

ロッジでは、オーロラ出待ちの日が続きます。

ああ退屈・

ロッジに滞在していた団体さんが、犬ゾリに乗りに行く。
というので、一緒に連れてってもらうことにしました。

アラスカ、マッキンリーで消息を絶った冒険家・植村直己 (→過去ログ)
彼の探検記を読み漁り、すっかり犬ゾリに魅せられた自分。
わあ、楽しみだー。
(感情をこめて読んでね)


かつて犬ゾリは、極寒の狩りや移動の重要な手段として
犬は厳しく扱われていたようです。
人間には絶対服従。
言うこときかないと、人も犬も共倒れしますから。

現在は、犬ゾリはレースや観光用のみだって。
どことなく、犬たちはペットのように のん気な顔してました。


小屋は念願の凍ったシッコ


まずは順番に、係の人が操縦する犬ゾリに乗せてもらった。
けっこうスピードが出ます。
防寒対策はしっかりしてるが、風を受けると顔が痛い・


振動も大きくて手振れする

森の中を1周。 ひとり約3分の犬ゾリ紀行も
団体さんが次々に乗るので、犬もへばってる模様です。




どなたか、操縦してみたい人いますー?

ちょっと、操縦してみました。
ソリに座った係の人が、「1foot、2foot・・」とか指示してくれる。
というか、ブレーキをかけるだけなので簡単さ。



おおー楽しい!

このまま、森を抜けてカナダまで行ってもいい?
係の人は、今夜はアメフトのテレビ見るからダメ。とか言った。


犬のリードを、ソリから外す方法も教わりました。
おお、よしよし!よしよし。
ムツゴロウのように抱きしめて、ワンちゃんにバイバイですが。

小屋に戻って暖炉にあたってると、異変に気づいた。

自分、とっても犬くせえ・

ニオイも凍るアラスカで、一張羅のダウンジャケット
強烈な臭いが染み入っています。

あったまると、臭みが溶けるんだー。

団体さんのみんな、
そんなに自分を避けないで、仲良くしてねー。


続く

極寒のロッジ [2008年01月09日(水)]


・・・静かだな。

完全に音の無い世界。 わかります?
車の騒音とかだけじゃなくて、風の音すらしない・

自分は無音の世界を、初めて体験しました。



アメリカ アラスカ州 フェアバンクス。
世界で最も明るいオーロラが出現するエリアだそうです。

街から 車でさらに1時間も森の奥にある ロッジに泊まりました。
オーナーのキースじいさん。
奥さんと息子夫婦で、牧場を営んでます。



冬は 短い昼に暖炉の薪を割り、じっと春の訪れを待つ・

外は極寒ですが、ロッジの中は半袖でちょうどいいほど
とても暖かい。


自分泊まったのは 共同の男部屋。
リビングにいることが多いから、ここは寝るだけね。
オーロラ鑑賞ツアの団体さんが来てると聞いてましたが、
なんと・全員日本人でした。


屋根裏部屋にベットが並ぶだけ

夫婦やカップルで来てた人も多かったですが、
みな男女別の部屋に泊まって かわいそうだったな・


共同のキッチンを使っての自炊です。
食事時はいつも団体ツアーさんで混み合ってるので、
自分はキースの奥さんのバルマと一緒に、
2階で生活する 家族のキッチンを使わせてもらってました。

こんなにたくさん雪があるけど、飲料水は貴重です。
シャワーも2日に1回です。


日の出は朝10時。 日没は昼3時。

オーロラ出現を待つ間。ほんと暇でしたねー。
団体さんが時間交代で、必ず外に立って見張ってくれてるので
仲良くしとこう。っと。

ときどき、自分も防寒服を来て一緒に外に出てみますが。
曇ってます。

北の空に星が出たら、チャンス!
しかし、そのときにタイミングよくオーロラは出ません。


曇ってる夜空の写真

毎日・夜中ずっと起きてて、団体さんが夜食を作ってくれたり
一緒にカルタやったり、書初めしたり。
極地まで来ていったい何してるんだ?とか思いながらも
朝5時くらいに力尽きて寝ます。

しかし。
朝8時にはキースとバルマの夫婦喧嘩で起こされる。
聞いてると、孫のヨーグルトをあんた食べたとか食べてないとか
つまんねえ内容の喧嘩。

コップ1杯くらいの水じゃ、顔も洗えないし・
懐中電灯を持って、静かな森へ 散歩でもしてこよう。

続く

あけましてただいま [2008年01月07日(月)]


新年あけましておめでとうございます!
今日夕方の便で無事に帰ってきましたよ。アラスカから。

ただいま!!

地の果て・極寒の世界は、貴重な体験だったよ。
寒くてマジ死ぬかと思った。
それでも事故もなく、風邪も引かずに元気です!
あまりにも普通に帰ってきたので、ご心配いただいた皆さんには
なんだか申し訳ないくらいです。

それで、肝心のオーロラ・・・見れたのかって?
うーん。どうなんでしょう・
結果は追々記事に書いていきますね。

予想以上に日本人観光客が、たくさんいました。
成田からフェアバンクスに直行便が飛んでるのは知ってたけど。
クリスマスからずっと天候が悪くて、
オーロラ見れずに帰国した人は多かったな・




宿泊した牧場のロッジでは、
オーナーのファミリーに本当にお世話になりました。
まるでホームステイのような生活だったな。
1日4時間くらいしかない昼間には、
犬ぞりや釣りに連れてってもらったりして、楽しかったー!
極寒い中、極々暖かいもてなしをしてもらって感激です。

一番心配してた自炊の食事も、
宿泊者にお裾分けしてもらったりして。食った食った。
年越しそばに雑煮におしるこ・・
食いすぎた。

立ち寄ったシアトルでは幼なじみとの再会・・
1週間で思い出が詰まりすぎて、何から記事にするか迷うくらいです!

みなさんは、どんなお正月をお過ごしでしたか?
順番にブログ拝見させてもらいます!

ことしも変わらずによろしくお願いします!