ロードバイクに乗りながら、多摩川サイクリングロード(多摩サイ)で見た夢、見た風景、想った事などを中心に、気ままに更新中のブログです。地球の上の様々な場所の一つ、東京の近郊から。

遊びは終わり? [2008年12月08日(月)]
●鎖骨骨折から695日目。

マクドナルドが、強烈な表現の広告を出し始めた。

曰く、「ハンバーガーをナメているすべての人たちへ」。


電車内で目にした、「ニッポンのハンバーガーよ もう遊びは終わりだ」、という広告も、かなり刺激的。

いづれも、「クォーターパウンダー」という、1/4ポンド(約113グラム)のビーフパティを使ったハンバーガーの全国展開に合わせた広告、らしい。

113グラムと聞くと、それほどでもないと感じるが、「通常の約2.5倍のビーフパティ」と聞くと、ちょっと驚いてしまう。

挑発的なコピーは、この商品がターゲットとするであろう、若者の心を掴むであろうか。

メタボ世代の僕の場合は、「I'm loving it」、「100円持ってマックに行こう」の方が、より魅力的だなぁ。
posted at 07:08 | この記事のURL
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気合とコツ [2008年10月23日(木)]
●鎖骨骨折から650日目。

先週末、”コストコ(COSTCO)金沢シーサイド店(横浜)”に久しぶりに行ってきた。

倉庫型の、いかにもアメリカ的な広い店内は、沢山のお客さんで賑わっていた。




昼時だったので、フードコーナーに直行し、ホットドッグと冷たいソフトドリンク(おかわり自由)のセット(260円)を注文した。

空の紙コップの中に、紙に包まれた熱々のホットドッグが無造作に入って出てくる。これも、アメリカ的なものの一つ。

紙を広げ、パンとソーセージの間に、ピクルス、オニオン、ザワークラフトをどっさり入れて、ケチャップとマスタードをかける。

ダイエットコークを飲みながら、いつものように、ガツガツ食べた。

たっぷり入れたピクルスやオニオンを、こぼさず残さず食べるには、気合が必要。

それと、ちょっとしたコツ。

考えてみれば、「気合とちょっとしたコツ」があれば、多くの事は、乗り切れるのかもしれない。

気合とコツ、そして継続。

それにしても、ノーベル科学賞を受賞された下村教授の、85万匹のオワンクラゲの採取は、凄まじい。

勿論、コストコのホットドッグとは、全く次元が違うけど。
posted at 07:48 | この記事のURL
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神田の素敵なビストロ [2008年04月11日(金)]
●鎖骨骨折から455日目。

神田駅東口から徒歩1分、JRガード下にビストロ「樽や」がある。

http://www.kanda-guide.com/shop/012/index.html

2006年10月に、テレビ東京「アド街ック天国」で、「気軽にフレンチを楽しめる洋風居酒屋」として紹介された。

同年11月には、テレビ朝日「裸の少年」でも、「道場黄門さまと行く神田神保町特集」で、「ガード下に発見!洋食のスゴ腕シェフの店」、として紹介された名店。

創業27年で、2年前に全席禁煙にされたとのこと。

1階と2階があり、ガード下とは想像できないほど、奥行きがある。

19時過ぎの店内は、雨模様にも関わらず、満席だった。

ワインと食事を楽しむ客達の、熱気が満ち溢れていた。

パリの居酒屋には行った経験がないが、こんな感じだろうか。

牛すじのワイン煮、エスカルゴ、キッシュ、オムレツ、いづれもとっても美味。特に、牛すじのワイン煮が絶品だった。

リーズナブルなワインが揃っているのも、嬉しい限り。

3人で、白ワイン1本、赤ワイン2本を空けた。

このお店で、何よりも特筆すべきは、オーナーシェフご夫妻の素敵な笑顔。

アットホームなお店で、幸せな気分になった。

こういうお店の常連になりたいなぁ、と思う。

とっても美味しかったです、ご馳走様でした。
posted at 12:45 | この記事のURL
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ワインとクリスマス [2007年12月25日(火)]
●鎖骨骨折から347日目。

12月24日(月)の朝日新聞・天声人語は、クリスマスについて語られていた。

クリスマスを彩る楽曲には、「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」などの聖歌と、「ホワイトクリスマス」「赤鼻のトナカイ」といった非宗教歌がある。後者を代表する「ジングルベル」が世に出て、150年になるそうだ。(中略) 歌詞は馬ぞりで走る楽しさに尽きており、宗教色はない。日本のクリスマスも、大衆文化としてはキリスト教を超えた国民行事だ。祈りとは無関係に酒宴が催され、愛が語られ、贈り物が渡る。2000年後の東洋で、自分の誕生日がこれほど「祝」されるとは、イエスでも見通せなかったろう。洋の東西を問わず、祭りは家族の「小さな幸せ」を確かめる時でもある。 (12月24日の天声人語からの抜粋)

全くその通りだと思う。

クリスマスの意義を厳密に考えるのではなく、日本人特有の寛大さ(包容力、又は曖昧さ)で、家族が集う行事として捉え、楽しんだらいいと思う。

僕自身は、iPod+Boseのスピーカーで非宗教歌を流しながら、家族で夕飯を食べた。

少し贅沢をして、ボルドーの赤ワイン「Chateau d'Issan 1999」を開けた。

ホームセラーで約5年間眠っていた、メドックの格付けワイン(3級)。

2年ほど前に開けた時と比べ、熟成香が増しているように思ったが、シルキーなところは相変わらず。しっかりとした果実味が感じられる。タンニンも心地いい。

1999年にマルゴー村の葡萄で醸造されたワインを、2000年前に水をワインに変えた方の由来のある日に、2007年のiPodを聴きながら、じっくりと味わった。

Merry Christmas!
posted at 20:18 | この記事のURL
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ワインの新しい楽しみ方 [2007年11月22日(木)]
●鎖骨骨折から314日目。

10月23日に放映された、「明日から使える"仕事術"スペシャルpart4」を、先週末に観た。

5人の方々が登場するスペシャル番組の中で、ソムリエ佐藤陽一さんが、手ごろなワインをより美味しく飲む方法を紹介されていた。

その方法は、何と、「ワインを瓶ごと振ってみる」。

デキャンタージュと同じ効果があるという。

佐藤さんの眼差しと説明に、とても説得力があったので、早速試してみた。

まずグラスを2つ用意する。開栓した白ワインを静かに注いで、味わう。悪くない。

コルクで再び栓をして、ワインボトルを両手でしっかり持ち、上下に激しく振る。

液面に気泡が浮かんでいる。テレビと同じだ。

グラスに注ぐ。

がが〜ん。

香りがドカンと飛び込んでくる。

味も全く違う。かどが取れて、とても柔らかくなった。

驚愕。

いいワインを丁寧に味わうのもいいけれど、カジュアルなワインを工夫して楽しむのもいい。

静と動。

受動と能動。

ワインの世界は奥深い!
posted at 12:46 | この記事のURL
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しっとり、もちもち。 [2007年10月31日(水)]
●鎖骨骨折から292日目。

亀田製菓の「ちぎれもち」を、先日食べた。

パッケージの写真と商品説明は、ストレートで判り易く、個包装も好ましい。

いわゆる「ぬれせんべい」のバリエーションの一つとも言えるが、食感がとにかく面白い。

「しっとり」、「もちもち」に加え、黒豆の「さっくり感」もある。

やや甘口の醤油味。一袋250円の傑作。

一口で食べられる、ミニサイズ。

一口の幸せ。

幸福、口福。
posted at 12:32 | この記事のURL
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和食に合う白ワイン [2007年10月11日(木)]
●鎖骨骨折から272日目。

いい白ワインに出会った。

「シュタインマン・ジルヴァーナー・トロッケン Steinmann Q.b.A.Trocken」。

ドイツ・フランケン地方の白ワイン

ワインショップで、「和食に合う白ワインで、お勧めは?」と相談し、選んで頂いたもの。ドイツワインというと、甘口のイメージがあるが、これは違うらしい。

1本、1,680円。

ワインショップの説明では、レストラン用途がメインのワインで、基本的には店頭に並べないようにしているとの事。

そう聞くと、ますます買いたくなる。

3本購入し、冷蔵庫で冷やしてから、1本開けてみた。

紙の封を切り、スクリューキャップを回して外す。

一口飲んで驚いた。

クリアーで、とてもスッキリしている。

端麗で、落ち着きがある。

果実味が強すぎず、食事の邪魔にならない。

確かに、繊細な和食に合う白ワイン、だと思う。

また一つ、素敵なワインに巡り会った!
posted at 08:36 | この記事のURL
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サンドイッチの進化 [2007年10月06日(土)]
●鎖骨骨折から267日目。

SUBWAYのローカロリー&ローファットのサンドイッチが旨い、と知人から聞き、早速行ってみた。

サンドイッチのメニューが、想像以上に多い。ローカロリーが5種類、他にも10種類のサンドイッチがある。

パンは、ウィート、セサミ、ホワイト、ハニーオーツの4種類、調味料(ソース)は、チリトマト、赤ワインビネガー、わさび醤油他の6種類の中から選ぶ。

かなり悩んで、「ペジーデライト」 を注文した。

野菜がどっさり入った、シンプルなサンドイッチ。

パンはウィート、調味料はバジルマヨネーズを選んだ。

マスタードとハラペーニョのトッピングもお願いした。

とにかく、野菜の量が凄まじい。普通に食べると野菜がこぼれ落ちてしまう。

まず、パンからはみ出た野菜を食べる。

マイルドなバジルマヨネーズとマスタード、それにハラペーニョの辛味が加わった野菜が、なかなか旨い。

野菜の量が減ってから、パンと野菜に噛ぶりつく。

パンが野菜の副菜になっている。

サンドイッチのような、サラダ。

サラダのような、サンドイッチ。


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18世紀、イギリスのサンドウィッチ伯爵が、トランプ遊びの合間に片手で食べれるようにパンに具を挟んだ、というのが、サンドイッチの由来としてよく知られている。

真偽は判らないが、少なくとも、SUBWAYのベジーデライトは、サンドウィッチ伯爵向きではない。

片手だけでは、とても食べられないから。

両手で食べるサンドイッチ。

サンドイッチの進化、又は抵抗。

シンプルで旨かったなぁ。
posted at 15:55 | この記事のURL
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自転車、剣闘士、ワイン [2007年10月05日(金)]
●鎖骨骨折から266日目。

「Cycles Gladiator Cabernet Central Coast 2005」、を飲んだ。

カリフォルニア、モントレー・カウンティのハーン・エステート・ワイナリーで醸造された、1,500円の気楽な赤ワイン

2006年に市場に出た、New face。

タンニンが控えめで、全体的に柔らかい。

極端な樽香もなく、適度な余韻。

バランスの取れた、ミディアムボディ。

「カリフォルニアで最もコストパフォーマンスの高いカベルネ」、と宣伝しているサイトもあるが、この価格帯では(北米では、$9.99)、優等生の部類に入ると思う。

何と言っても、エチケットがお洒落。

19世紀後半、フランス人の画家が、Gladiator(剣戦士)という自転車会社の広告用ポスターに描いたものらしい。

 The invention of the bicycle ushered in a new spirit of freedom during the late
 19th century. The Golden Age of Cycling reached its pinnacle in 1895 -; that
 same year French painter G. Massias created one of the great Parisian art
 posters advertising a fashionable new bicycle: Cycles Gladiator.


妖精が、自転車に乗っている。

自転車のペダルに描かれた、羽。

100年前の夜空を、飛んでいるのだろうか。

Cycles Gladiator。自転車の剣闘士。

1895年のアートが描かれた2005年のカリフォルニア・ワインを飲んだ翌朝、2007年の多摩サイに挑む!
posted at 19:50 | この記事のURL
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雨の多摩サイ対策ワイン。 [2007年09月29日(土)]
●鎖骨骨折から260日目。

 東京は、朝から雨。

 しとしと、しとしと。

 多摩サイに行けない。

 自転車に乗れない。

 シクシク、シクシク。

 明日、日曜日の天気も怪しい。

 今週末は自転車に乗れそうにない。

 やれやれ。

 悔しいから、先週ワインショップで勧められたワインを飲もう。

 エチケットには、妖精と自転車が美しく描かれている。

1890年代のヨーロッパ、ベル・エポックの時代に、フランスの画家が自転車広告のポスターとして描いたものらしい。

Cycles Gladiator(サイクルズ・グラディエーター)。

自転車の剣闘士。


ぐびぐび、ぐびっ、っと。
posted at 15:45 | この記事のURL
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蛸と鯨、そして骨折 [2007年09月01日(土)]
●鎖骨骨折から232日目。

昨夜、「蛸と鯨 池尻大橋店」に行った。(お店のHP

「紅虎餃子房」や「万豚記」をはじめとして、飲食業界で数々のヒットコンセプトを出してきた、中島武社長が率いる「際コーポレーション」の一店舗。

落ち着いた店内は、店名通り、蛸と鯨の料理が定番から創作系まで驚くほど沢山あった。



メニューの右上、「蛸の丸ゆで」は、ゆであがった小ぶりの蛸が丸ごと出てくる。ハサミで切り、山葵醤油をつけて食べる。ほど良いゆで加減で、ぷりぷりとした食感がいい。

鯨のタタキ、唐揚、ハリハリサラダ、串焼き等など、いづれも旨かった。

途中で、鎖骨骨折の話題になり、何と5人中3人が鎖骨骨折の経験者だった。恐るべし、鎖骨骨折。

芋焼酎をロックで飲みながら、骨折話で盛り上がりながら、骨折しない蛸と鯨を堪能した...。

--------------
今朝、早く目が覚めたので、蛸と鯨と焼酎が少し残ったカラダで、多摩サイへ行った。

途中、雨をポツリと感じたと思ったら、いつの間にか霧雨になった。

以前、多摩サイで突然の大雨に遭遇し、橋の下で雨宿りしたことがある。そんなことを思い出しながら、構わず走り続けた。

霧雨のシャワーの中を、気分よく、ぐいぐいペダルを漕いだ。

多摩サイ前後の体重差:▲0.8kg。

今日も快調。
posted at 18:00 | この記事のURL
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ワインと外交 [2007年08月14日(火)]
●鎖骨骨折から214日目。

西川恵著『ワインと外交』(2007年、新潮新書 を読んだ。

華やかな饗宴を巡る、様々な外交秘話が、丁寧に語られている。

食材、料理の品数、ワインの銘柄(産地、由来)、饗宴の場所や招待客の人数に、招待側とホスト側双方の思惑と駆け引きが、表れるという。饗宴の舞台が、外交そのものであることが、よく判った。

料理のメニューも興味深く、聞いたことも見たこともない料理がたくさんあった。

名前を知るワインは多かったが、今迄に飲んだワインは一本もなかった。(とほほ)

ウィットに富んだスピーチの紹介も面白い。

この本の筆者は、毎日新聞社に勤務し、テヘラン、パリ、ローマの特派員を経て、外信部長を勤めた方。裏扉の顔写真には口髭もある。「恵(めぐみ)」というお名前から、勝手に性別を判断してはいけない。

「外交と饗宴」、又は「外交とワイン」というタイトルの方が、本の内容に則しているが、「ワインと外交」の方が売れそうだ。「安倍総理と小泉総理、中国で厚遇されたのはどっち?」という帯も、なかなか見事。

ここに出てくる高級ワインは、庶民には手が届かないが、世の中にはカジュアルに楽しめるワインも沢山ある。

今宵はワインを飲もう。知人との親善外交!
posted at 20:25 | この記事のURL
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ららぽーと横浜♪で満腹 [2007年07月16日(月)]
●鎖骨骨折から185日目。

台風の日曜日、予定を変更し、ららぽーと横浜に行った。午後から雨と風が強まる予報にも関わらず、館内は大混雑。凄まじい集客力だと思う。

昼食をとるため、まずは3階のレストランが集まる場所へ直行した。先回は包み焼きハンバーグを食べたので、今回はあっさり系の、「うどんのう」
少し並んだが、座席数が多く、20分程度で席に案内された。メニューの種類も多く、全体的にボリュームが十分あり、店内も明るいので、家族連れに向いている。セットメニューも豊富で、単品のうどんは麺の大盛が無料。器も大きく、インパクトがある。

「ぶっかけスペシャル」を食べた。具だくさんで美味。満腹。



うどんが出てくるまでの間、指で影絵を作って遊んだ。



少しブラブラした後で、人気のアイスクリーム「Cold Stone」へ行った。



陽気な店員が、時に合唱しながら、冷たい石の上で(文字通りCold Stone)アイスとトッピングを混ぜる姿が、とても楽しい。

「うどん」と「アイス」でお腹が満たされている間に、台風は何処かへ行ってしまった。
posted at 19:27 | この記事のURL
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桜の開花と焼酎の関係 [2007年07月12日(木)]
●鎖骨骨折から181日目。

久しぶりに、焼酎の話題について。

焼酎は、ストレート、ロック、お湯割り、水割り等、飲み方を、好みに合わせて選べるお酒。体調に応じ、焼酎の割合を加減し、アルコールの濃度も調整できる。ワインや日本酒のように、飲み方をほぼ固定化する厳密性はなく、いい加減とも言えるが、よく言えば、包容力が大きく、懐が深い。

改めてこんな事を思ったのは、漫画「美味しんぼ 第95巻 焼酎革命」 を、読んだから。

この本の中で、ホワイト&マッカイのマスター・ブレンダーから、ウィスキーの最も美味しい飲み方は1対1の水(常温)で割る事と聞き、それを参考に、焼酎1に対して、常温の水0.5で割る飲み方がいい、と語っている。

割り方による味の変化を、桜の花に置き換えている。
 ストレート : 味のつぼみが開かない
 ロック : つぼみのまま固まる
 お湯割り : 味と香りが開きすぎて、満開を過ぎた花のように乱れる
 常温の水割り : 味と香りが活性化して、見ごろの桜の花のように開く


一般論としては、概ね言い得ている、と思う。

焼酎の飲み方は、基本的に好き好きだが、酒質に応じて、割り方の向き不向きはある。「富乃宝山」、「魔王」はロックが旨いと思うし、多くの芋焼酎は、「ぬるめのお湯割り」が圧倒的に旨い。あらかじめ水で割って寝かせておく「前割り」は、少し手間だが、水と焼酎がきれいに馴染む。

新しい焼酎に出会うと、全ての飲み方を一度試して、その焼酎の「適性」を探るのが、僕の流儀。

試飲方法に、「常温の水割り」が新たに加わった。
posted at 12:33 | この記事のURL
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コブサラダ [2007年07月09日(月)]
●鎖骨骨折から178日目。

コブサラダ(Cobb salad)は、Wikipediaによれば、1935年にハリウッドのレストラン「ブラウン・ダービー(Brown Derby)」のオーナー、ロバート・H・コブさんが考案したサラダらしい。

常連客の為に、ありあわせの食材を食べやすく刻んで盛り合わせただけの「まかない料理」が大人気となり、西海岸からアメリカ全土に広がったという。


我が家のコブサラダ↑↑↑

本場のコブサラダを食べたことはないが、「まかない料理」と考えれば、何でもあり。

ボリュームがある陽気なサラダ。

サラダでファイト!
posted at 22:20 | この記事のURL
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ららぽーと横浜の洋食 [2007年07月03日(火)]
●鎖骨骨折から172日目。

先週末、「ららぽーと横浜」に初めて行った。

 

バーゲン中のためか大混雑。何よりもその広さに驚嘆した。約370もの店舗があるという。何度か行った北米のショッピングモールよりも、格段に大きい。

面白そうなショップもあった。特にレストラン系が充実していると感じた。

「キタグリル パレット」という洋食屋さんで、「包み焼きハンバーグ」を食べた。パンパンに膨らんだホイールを開けると、熱々のハンバーグの香りが広がる。やや火を通しすぎだったが、味自体は悪くない。

ナスと味噌ソースのハンバーグ、チーズとえびのハンバーグ(トマトソース)、おろしポン酢のハンバーグを、それぞれ味見して楽しんだ。

 

料理の醍醐味の一つは、驚きと意外性。包み焼きは、充分それを満たしてくれた。

昼食後、ぶらぶらと館内を歩き回り、ストレート青汁を飲み、ヨーカードの食料品を買って帰宅した。
posted at 12:45 | この記事のURL
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本まぐろの「脳天」 [2007年06月22日(金)]
●鎖骨骨折から161日目。

「築地市場 市場の厨房」 に行った。(グルナビのサイト

場所がものすごく判りずらかった。

グルナビの「アクセス」の説明には、「都営大江戸線築地市場駅 A1出口 徒歩1分」とある。グルナビの地図を片手に探したが、判らない。看板もない。結局、先行部隊に交番のところまで出迎えに来てもらった。ポイントは、築地市場の中に入ること。お店の前にだけ、小さな看板があった。

お店の内装はとてもキレイ。「市場」の粗雑さはない。満席。

特筆すべきメニューは、 『本マグロの食べ比べ』 。マグロの『脳天・ほほ肉・裏あご・中トロ・赤身』の盛り合わせが入っている。

「ほほ肉」は生姜醤油、「裏あご」はニンニク醤油で、その他はわさび醤油を薦められた。「ほほ肉」と「裏あご」は、見た目も味わいも似ている。新鮮な馬刺しのような感じ。

「脳天」は、後頭部の身。初めて食べたが、しっかりとした赤身が、ぷりぷりの脂に包まれていた。とっても濃厚だがトロとは全く違う。食感は、「表面を軽く炙った、新鮮なレバー」のようなイメージ。

まったりと、ぷりぷり。

旨かった。

マグロで元気!
posted at 07:45 | この記事のURL
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「どぜう鍋」の幸せ [2007年06月14日(木)]
鎖骨骨折から153日目。

渋谷の「駒形どぜう」に行った。「ヨシモト∞ホール」のすぐ近く。ガラス越しに「森三中」の姿が見えた。

「駒形どぜう」の創業は1801年、徳川11代将軍・家斉の時代で、泥鰌(どじょう)を「どぜう」と表記したのは初代の発案だったらしい。

「どぜう鍋」を、久し振りに食べた。

直径15cm程度、縁の高さが2cm位の小さな丸い平鍋に、泥鰌が丸ごと、びっしり敷き詰められている。15〜16匹くらい入っているだろうか。鍋をコンロに乗せて火をつける。刻みネギをドサッと入れて、ダシ汁がぐつぐつしたら、できあがり。

泥鰌の身は箸でつまむと崩れるほど柔らかい。泥鰌を丸ごとするりと、口に入れる。生臭さや泥臭さは微塵もない。甘いダシ汁と刻みネギの微かな辛味が、ふんわりとした泥鰌と重なり合う。

旨い。いくら食べても、食べ飽きない。心が安らぐ旨さがある。

懐かしい味がする。

200年の歴史が育んだ「どぜう鍋」で、とても幸せな気分になった。
posted at 19:01 | この記事のURL
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香港美味の幸せ [2007年06月07日(木)]
鎖骨骨折から146日目。

東京都世田谷区、池尻大橋と三軒茶屋の間、「三宿」の交差点近くの香港料理のお店に行った。

くらげの冷製、ピータン豆腐、蒸し鶏生姜ネギソースがけ、イカ炒め、スペアリブ、豚耳、牛すじ煮込み、鶏の唐揚、大根もち、黄金ニラともやし炒め、空心菜、レタスのオイスターソースがけ、小籠包、香港醤油焼きそば、焼きビーフン、...

小皿料理で、様々な料理を楽しめる。

昔、香港で食べた料理と、同じ香り、同じ味わい。

香港の街の匂いを思い出した。

日本で食べる広東料理の大半は、味がまろやかすぎて、個性が弱い。この店は、直球勝負の香港料理。

暖かい紹興酒と美味しい香港料理で、胃袋と大脳(ココロ)が、幸せになった。

至福。多謝。
posted at 12:16 | この記事のURL
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神々の焼酎で幸せになる [2007年05月11日(金)]
鎖骨骨折から119日目。

芋焼酎 「神座」(かみくら) について。

酒造元は、「さつま寿」で有名な尾込商店。尾込商店のある鹿児島県川辺郡川辺町は、周囲を山々に囲まれ、町内を数多くの川がゆったりと流れる水の郷。神々の伝説も伝えられているという。

焼酎の季刊誌「焼酎楽園」の昨春号に載っていた、尾込商店の三代目当主・尾込宣希さんの談話を、少し引用する。

「都会ではロックで飲むというので、商品化したのが二八度の『神座』です。でも、最初は全然売れませんでした。そのうち、ロックや水割りだけでなくお湯割りでも飲まれるようになった。(中略) うちの蔵ぐせなのか、強烈な個性というよりは、やわらかな仕上がりになる。そこで、無理に酒質を変えるよりは、今できることをのばしていったほうがいいと考えるようになりました。(後略)」 (『焼酎楽園 vol.21』から)

さて、久しぶりに 「神座」 のお湯割りを一口飲んで、思わず唸ってしまった。

旨い。

ふっくらとした柔らかな甘さがある。奥深い味わいがある。

五感で捉えた、コクのある味わい、優しい香り、滑らかなテクスチャーが、神経を介して、脳幹部、視床、大脳皮質の感覚野へと伝わり、大脳皮質連合野で、大きく豊かに統合される。

「神座」 とは、神をお迎えするところ。

静寂で荘厳な森の中に、柔らかな光が差し込み、古(いにしえ)の神々が集う姿を想像する。

南九州地方の方言に、 「だれやめ」 という言葉がある。「晩酌」を意味するこの言葉の元は、「だれ」=疲れ、「やめ」=止め。即ち、「疲れを癒す」、ということらしい。

まさしく、仕事の疲れが、ドサッと抜けた。

神々の芋焼酎で、だれやめの幸せを味わった。
posted at 19:05 | この記事のURL
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序曲から第一楽章へ [2007年04月14日(土)]
鎖骨骨折から92日目。

東京の最高気温は24℃。暑い!

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先日、カリフォルニアの赤ワインOverture(オヴァーチャー)を飲んだ。

Overtureは、ナパ・バレーのカルト・ワイン、「Opus One(オーパス・ワン)」のセカンド。ヴィンテージ(生産年)の表記はない。基本的に、ワイナリーでの直販のみ。

ワイナリーは、ボルドーの名門、シャトー・ムートン・ロートシルトと、カリフォルニアの雄ロバート・モンダヴィが、莫大な資金を投入し1978年に立ち上げたjoint ventureが出発点。(Opus Oneのエチケットには、バロン・フィリップとロバート・モンダヴィの横顔とサインが描かれている。)

モンダヴィは、1936年にナパ・バレーでワイン造りを始め、米国を代表するワイン生産者だったが、経営戦略を巡る同族内の対立等を経て、2004年11月、世界最大のスピリッツ会社・コンステレーション・ブランズ(ニューヨーク州)に、約1,300億円で買収された。現在のOpus OneとOvertureは、バロン・フィリップの娘フィリッピーヌと、コンステレーションのロバート・サンズ社長が合意し、従来通り、造られている(らしい)。

我が家のOvertureは、2001年に北米から持ち込んだもの。狭いセラーの中で、6年の間、静かに眠っていた。もっと早く飲むべきだったが、最後の1本ゆえに踏ん切りがつかず、ついつい飲み頃を逸してしまった。

フレッシュな果実味は、もはや無い。タンニンがすっかり溶け、枯れた熟成香が全体を包み込む。カリフォルニアの青空よりも、日本の里山の風景が相応しい。晩秋の夕暮れ。ひんやりとした風がそよぎ、林が揺れ、カラスが鳴く。

Overtureの希少性と値段を考えると、飲む機会は、これで最後だろうと思う。今生の別れ。ゆっくりゆったり、味わった。

Overture(序曲)の次は、Opus One(第一楽章)!
posted at 15:08 | この記事のURL
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ワインに名前を書くという事 [2007年04月13日(金)]
鎖骨骨折から91日目。

1月13日(土)の鎖骨骨折から、ちょうど3ヶ月。

左上腕の筋肉に、時々ごくごく軽い痛みが残る程度。腕を上げたり、後ろに回したり、右手で肩をマッサージしたりと、リハビリを継続中。

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自宅でワインを開けた。ワインショップ・エノテカのサイトで買った、パーティーパック・ルージュ(赤ワイン12本セット、¥9,975 税送料込)の中の1本。

JARDIN DES CIGALUS SYRAH 2004 (仏・ラングドック・ルーション)
  ジャルダン・デ・シガルス シラー (単品定価 ¥1,600)

濃厚でパワフルな、いわゆる南仏のシラーらしさはあまり感じられない。控えめで、自己主張しずぎない穏やかなスパイス香は、様々な味付けのお惣菜に合わせやすい、とも思う。

造り手は、ラグビーのフランス代表選手だったジェラール・ベルトラン。ラグビーボールの香りがするワイン、という訳ではない。(笑) 別のワイナリーで彼が造るVILLEMAJOU(ヴィルマジュー)は、雑誌Brutusのワイン特集号で取り上げられ、爆発的なヒットになったらしい。

エチケット(ラベル)は少し地味。「Syrah」と中央に書かれ、「ジェラール・ベルトラン」の名が下にある。

商品に自分自身の名前書く、という点は、エディ・メルクスと同じだ。

ツール・ド・フランスで大活躍したエディ・メルクスは、引退後、地元ベルギーで自転車メーカーを興した。自身の名前を、そのフレームに、堂々と刻む。
http://blog.livedoor.jp/alu_cross/archives/51308362.html

名前に対する自信と誇り。マーケティングへの有効活用。

たかがワイン、されどワイン

ワインは奥が深い。人生も。
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ワインが飲みたくなる小説 [2007年04月08日(日)]
鎖骨骨折から86日目。

「vintage '06」(2006年 講談社)、を読んだ。

6人の直木賞作家がワインを題材に書いた短編小説集。「小説現代」で、2004年〜2005年の間に別々に書かれたもの。

文体、ジャンルが全く異なるので、通して読むと少し読みづらいが、全般的には登場人物がくっきりと描かれていて、売れっ子の小説家達の確かな腕が光るアンソロジーになっている。

一部、ワインが登場する必然性のない作品もあるが、それはまあ、ご愛敬。

6本のワインは、以下の通り。

 石田衣良 「父の手」  岩の原ワイン (岩の原葡萄園)
 角田光代 「トカイ行き」 TOKAJI ASZU HETSZOLO 1995 6put (トカイ)
 重松清 「ひとしずく」 CHATEAU BEYCHEVELLE 1962 (ボルドー)
 篠田節子 「天使の分け前」 CHEVALIER - MONTRACHET 1990 (ブルゴーニュ)
 藤田宜永 「腕枕」 CHATEAU HAUT BRION 1971 (ボルドー)
 唯川恵 「浅間情話」 登美 (登美の丘ワイナリー)

「トカイ行き」は、ワインとストーリーがしっかり絡み合う秀作。失恋して「切り離された」私と、「後ろ手に閉めた扉がみな自分の家につながっている」酒屋の息子が、ハンガリーで出逢う。最後の一文もいい。

「ひとしずく」は、40代の男性の微妙な心情が見事に描かれている。タイトルも上手い。

「天使の分け前」は、ワイン好きには堪らない愉快なストーリー。北杜生の名作、「怪盗ジバゴ」を彷彿させる、爽快活劇。

ワインが飲みたい。
posted at 18:13 | この記事のURL
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初めてのCalon Segur  [2007年02月14日(水)]
2月14日(水)、鎖骨骨折から33日目。

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2月12日(月)、初めてCh. Calon Segurを開けた。

鎖骨骨折以来、重宝していた「Screwpull」は、コルクを突き抜ける時にボトルの中にコルクの欠片が落ちる可能性がある。思い切って、約1ヶ月振りにソムリエナイフを使った。(患部が少し痛んだ。とほほ。)

「テロワールのヴィンテージ」と呼ばれた2001年もの。2002年の春に先物予約販売(プリムール)で購入した1本で、当時3,800円程度だったと思う。デリバリーは2003年夏頃。この日まで、我が家の小さなホーム・セラーの中で、静かに眠っていた。

標準的なセパージュ(栽培面積比)は、cavernet sauvignon:65%、merlot:20%、cavernet franc:15%。

湿った土、ハーブ、チェリーがいる。粘り気が少なく、「ワインの涙」がほとんどグラスに残らない。上品なミディアムボディ。長い余韻。幸せな心地。

2001年のCh. Calon Segurは、今買うと8,000円程度。この5年で、約2倍の値段になり、飲み頃を迎えた。(雑味が少しあり、今後の熟成も期待できる。)

今日はSt. Valentine's Day。老若問わず、素敵なカップルに幸多かれ!
posted at 05:55 | この記事のURL
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CalonでCalonに乾杯  [2007年02月12日(月)]
2月12日(月)、鎖骨骨折から31日目。

鎖骨バンドの累積着用時間が700時間を越えた。おかげで胸はぺったんこ。

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今日2月12日は、愛犬(アプリコット色のトイ・プードル ♀、体重2.5kg)の誕生日。

鹿児島のブリーダー宅で生まれ、2004年春に飛行機に乗って我が家に来た。人好きで、甘えん坊。仕事を終えて夜帰宅すると、玄関まで走ってきて、尻尾を振って迎えてくれる。

Ch. Calon Segur(シャトー・カロン・セギュール)は、フランス・ボルドー地方、サン・テステフの最北区域で作られるワイン。1855年、ナポレオン3世が『パリ万博』の記念に付けた格付けは、第3級。

18世紀、このシャトーを所有していたセギュール伯爵が、ラトゥールやラフィットなどの著名なシャトーも持ちながら言ったと伝えられる、有名な言葉。(本当はフランス語のはずだけど)

“I make my wine at Lafite and Latour but my heart is in Calon”

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愛犬の誕生日から2日後のSt.Valentine's Dayには、Ch. Calon Segurの”ハート”のワインが話題になる。トイ・プードルもCh. Calon Segurも、フランス産。

そんな縁で(こじつけで)、愛犬の名前は、”Calon(カロン)”。

Calonの誕生日は、毎年、Calon Segurでお祝いしようと企てていたが、未だに実現していない。今日こそ、Calonの3歳の誕生日を、Calon Segurでお祝いしよう!
posted at 11:35 | この記事のURL
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