ロードバイクに乗りながら、多摩川サイクリングロード(多摩サイ)で見た夢、見た風景、想った事などを中心に、気ままに更新中のブログです。地球の上の様々な場所の一つ、東京の近郊から。

愛と創造の奇跡     [2008年12月16日(火)]
●鎖骨骨折から703日目。

先日、国立新美術館の『巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡』、に行ってきた。


国立ピカソ美術館(パリ)の大改修に伴う、世界巡回展の一環の大回顧展。

「愛と創造の軌跡」という副題通り、ピカソに愛され、ピカソを愛した女性たちを描いた作品が、特に印象的だった。

「肘掛け椅子に座るオルガの肖像」、「ドラ・マールの肖像」、「泣く女」、「マリー=テレーズの肖像」、「若い画学生のフランソワーズ・ジロー」、「膝をかかえるジャクリーヌ」、等など。

新古典主義、キュビスム、シュルレアリスム、晩年の無邪気な画風など、その様式の多様性は凄まじい。

ピカソと時間を共有した女性たち。

オルガ・コクローヴァ、マリー=テレーズ・ヴァルテル、ドラ・マール、フランソワーズ・ジロー、ジャクリーヌ・ロック。

結婚した女性もいれば、未婚のまま子供が授かった女性もいる。

同時進行の愛もあり、中でもドラ・マールとマリー=テレーズは、ピカソを巡って、取っ組み合いの喧嘩をしたらしい。

ピカソの最後の妻となったジャクリーヌがピカソに出逢った時、ピカソは72歳、ジャクリーヌは35歳。8年後に2人は結婚し、その11年度、ジャクリーヌは91歳のピカソの大往生を看取る。その後、ジャクリーヌは自殺し、マリー=テレーズも自殺している。

彼女たちが幸せだったかどうか、知る由もないが、彼女たちを描いた作品群は、時を超えて人々に語り続ける。

「愛と創造の軌跡」は、「愛と創造の"奇跡"」でもある。

奔放な女性遍歴に支えられた、ピカソの飽くなき創造への希求、魂の純真な叫びが、作品の中に渦巻いていた。

posted at 07:10 | この記事のURL
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遊びは終わり?     [2008年12月08日(月)]
●鎖骨骨折から695日目。

マクドナルドが、強烈な表現の広告を出し始めた。

曰く、「ハンバーガーをナメているすべての人たちへ」。


電車内で目にした、「ニッポンのハンバーガーよ もう遊びは終わりだ」、という広告も、かなり刺激的。

いづれも、「クォーターパウンダー」という、1/4ポンド(約113グラム)のビーフパティを使ったハンバーガーの全国展開に合わせた広告、らしい。

113グラムと聞くと、それほどでもないと感じるが、「通常の約2.5倍のビーフパティ」と聞くと、ちょっと驚いてしまう。

挑発的なコピーは、この商品がターゲットとするであろう、若者の心を掴むであろうか。

メタボ世代の僕の場合は、「I'm loving it」、「100円持ってマックに行こう」の方が、より魅力的だなぁ。
posted at 07:08 | この記事のURL
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茂木健一郎@駒場     [2008年11月27日(木)]
●鎖骨骨折から684日目。

11/24(月)、東大駒場祭の「茂木健一郎 講演会」に行ってきた。

7号館4Fの広い教室は、立ち見が出る程の大盛況。

写真は自由にどうぞ、と言われたので、写真も撮ってきた。


後輩の大学生達に語りかける茂木さんの口調が、いつも以上に熱気に溢れていた。

「東大入学なんて大したことじゃないぞ」、「世の中には凄いものがたくさんある」、と茂木さんは言う。夏目漱石の「坊ちゃん」、加藤和彦の「あの素晴らしい愛をもう一度」、ユーミンの「海を見ていた午後」を例示し、質の高さと想像力の素晴らしさ、驚異的な程の短期間で作られた作品であることが語られる。

日本のインテリ層への批判は容赦ない。「ムラ社会で出世競争している」、「ワールドワイドで活躍できている人が皆無に等しい」、「本気で文化を作ろうと思っていない」、「日本語の情報は質が低い」、と。

「新聞の書評はひどい、何故全て同じスペースなのか」との指摘は、正鵠だと思う。

次期米大統領バラック・オバマのTシャツ姿になった茂木さんは、「オバマは政治的思想が卓越しているから大統領になった」、と言う。

オバマのスピーチをYouTubeで見てみた。2004年7月の民主党全国大会でのスピーチ「The audacity of hope(希望が持つ大胆さ)」、2008年11月の「Yes, we can」。いづれも、聴衆のココロを激しく揺さぶる、信念、情熱、知性、そして若々しいエネルギーがある。こういう政治家は日本では生まれない、と諦めるしかないのだろうか。

「野心を持って欲しい」、「普段いる場所から垂直に進め、90度違うところに行ってみろ」、「感動を大事にして欲しい」、「机に座ってやることだけが勉強ではない」、「脳は青天井」、と後輩達を鼓舞する。

黒板も自在に使う。黒板に大きく書かれた言葉の一つが、「偶有性」。確実性と不確実性が混在する「偶有性」が現実の世界であり、これが脳にとっても大切、だと。

明日の事はわからない。茂木さんの鼓舞に呼応して、偶有性の海に飛び込もうではないか。脳の無限の可能性を信じて、偶有性の海を泳ぎ回ろうではないか。刺激溢れる発見が、豊潤な出会いが、新たな飛躍への糸口が、きっと我々を待っている。

偶有性の海を、楽しみながら、泳ぎ回ろう!
posted at 07:50 | この記事のURL
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小林秀雄の響き     [2008年11月26日(水)]
●鎖骨骨折から683日目。

先日、新潮12月号(1,100円)を買ってきた。


小林秀雄の講演が収録されたCDが、特別付録として付いている。

この講演CDが、実に素晴らしい。

小林秀雄の声は、茂木健一郎著「脳と仮想」にも書かれている通り、まさに「古今亭志ん生」。

よく通る声で、澱みもなく、情熱的に語る。

温かみのある肉声は、硬質な文体とは違う魅力がある。

未発表音源「勾玉について」で、小林は「美」について語る。
 - 「美」を愛している人は、1万人に一人もいない。「美」につきあっていない。
 - 人ごみに行って、「ミロのビーナス」を見物してきたところで、美しさに接している訳では
  ない。「ミロのビーナス」という名前に接している。
 - 「美」というものは、一つの経験。知識では決してない。親しまなくてはいけない。時間
  をかけなければいけないものがある。

卓越した確信。

70分超の講演が、ココロに響いた。 ■
posted at 08:05 | この記事のURL
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自転車イベント     [2008年11月09日(日)]
●鎖骨骨折から666日目。

小雨の中、幕張メッセの「CYCLE MODE International 2008」、に行ってきた。


広大な会場は、最新の自転車が並び、多くの自転車愛好家達で凄まじい熱気だった。

鶴見辰吾さん、今中大介さん、絹代さん、そして国内外の有名な選手も、拝見した。


そして何と、伝説の最強ロードレーサーにして僕の自転車のメーカーのオーナー、エディ・メルクス(Eddy Merckx)さんご本人に、お会いした。


エディ・メルクスさんは、現役選手の時代とは違い、細身ではなかったけれど、大柄でがっちりとした体型と、芯の強そうな顔つきが、とても印象的だった。

愛車、エディ・メルクス アルクロスに乗りたくなった。

このところ、何だかんだと理由をつけて、多摩サイを少しご無沙汰している。本格的な寒さが到来する前に、多摩サイに行こう、と思う。

初めて行った自転車のイベント・CYCLE MODEは、なかなか楽しかった。

来年も行こう!
posted at 17:25 | この記事のURL
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フェルメール展     [2008年11月06日(木)]
●鎖骨骨折から664日目。

「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」、に行ってきた。



土曜の朝9時、開館時間から、沢山の人で溢れていた。

フェルメールの作品を軸に、デルフトの風景、教会内部の絵、室内風俗画など、17世紀後半のデルフト派の作品39点が、ゆったりと展示されていた。

フェルメール作品は、初期の宗教画、風景画、風俗画まで、7作品。 (フェルメールの現存する全作品の原寸大のパネル展示も面白かった。)

以下、フェルメールの7作品についての、極めて個人的なメモと雑感;
 △ 《マルタとマリアの家のキリスト》 
   ・日本初公開。大きめの宗教画。
   ・フェルメールらしさは、感じられない。
 △ 《ディアナとニンフたち》 
   ・大きめの神話画。
   ・フェルメールらしさは基本的に感じられないが、光と色彩に、僅かな片鱗か?
 ◎ 《小路》 
   ・日本初公開。現存する2つの風景画の中の1つ。(写真の絵)
   ・デルフトの街並み、レンガ、窓、婦人、子供が、実に見事に描き込まれている。
   ・今回の展覧会で、最も好きになった作品。
 ○ 《ワイングラスを持つ娘》 
   ・日本初公開。
   ・男性のしぐさや女性の笑顔が、意図的に下品に描かれているのが特徴的。
   ・女性のスカートのひだ、ステンドグラスの描きこみがいい。
 ○ 《リュートを調弦する女》 
   ・フェルメールらしい作品。左側の窓からの光、椅子、テーブル、大きな地図といった定番
    の小物が、フェルメール的。
   ・約10年前、メトロポリタン美術館で観た時は、保存状態の悪さが目立った。洗浄されたの
    か或いはライトニングの影響か、今回は気にならなかった。
 ◎ 《手紙を書く婦人と召使い》 
   ・日本初公開。秀逸。
   ・召使いの表情、視線を合わせない二人の対比が特徴的。
   ・床に転がっている封蝋と手紙に物語性がある。映画のワンシーンのよう。
 × 《ヴァージナルの前に座る若い女》 
   ・日本初公開。
   ・2004年に、科学的解析によりフェルメール作品と認定され、33億円で落札された、唯一
    の個人蔵の作品。
   ・黄色いシュールとドレスが不自然で、女性の描き方も荒い。
   ・真贋議論は今も続いているらしいが、個人的には、フェルメール作とは認めたくない。

メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、フリックコレクション(ニューヨーク)、ナショナルギャラリー(ワシントン)で、フェルメールの11作品を観たことに加え、昨秋、東京新美術館の「牛乳を注ぐ女」と、今回の7作品を合わせると、19作品を観たことになる。

全点踏破への道のりは、かなり遠い。

とほほ。
posted at 22:29 | この記事のURL
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言語芸術論 2     [2008年11月01日(土)]
●鎖骨骨折から659日目。

先日、吉本隆明さんの講演会に行ってきた。

場所は、新宿・紀伊国屋ホール。

講演会のタイトルは、「芸術言語論 その2 自宅から生中継」。


吉本さんのご自宅と会場がインターネット回線で結ばれ、紀伊国屋ホールの大きなスクリーンに吉本さんのお顔が大きく映されて、講演が始まった。

 ◆大雑把な要約;
   ・日本語の詩の起源は、「記紀歌謡集」の中にある「問答歌」。神話と歌謡が調和し、結合
    している。
   ・奈良時代には、歌謡よりも短く整った「和歌」(短歌)が生まれた。和歌の五七五・七七と
    いう構成は、上の句と下の句で、主観性と客観性或いは受身と積極性の対比があり、
    「問答歌」の名残りが見られる。江戸時代に、さらに短くなった「俳句」の中にも、同様の
    対比がある。
   ・優れた歌人、芭蕉も正岡子規も、そのことをよく理解している。
   ・そして、萩原朔太郎の「月に吠える」、中村草田男、角川春樹、岡井隆、吉増剛造、辻井
    喬らの現代詩へとつながっている。

 ◇優れた句として、紹介されたもの;
    風になびく富士の煙の空に消えて ゆくへも知らぬわが思ひかな (西行法師)
    夏草や つわものどもが 夢の跡 (松尾芭蕉)
    暑き日を 海にいれたり 最上川 (松尾芭蕉)
    鶏頭の 十四五本も ありぬべし (正岡子規)
    かなかなや 蝋涙 父の貌に似る (角川春樹)

 ◇俳句になっていない(目前の風景を詠んだだけ)、と説明されたもの;
    赤とんぼ とまっているよ 竿の先 (三木露風)

「つかしん」(堤清二の街づくりの理念を具現化した尼崎市の商業施設)を、"驚くべき理想の都市”と呼び、辻井喬(=堤清二)の自伝詩に対応させて、吉本さんのお話は終わった。

ハイビジョン画像のリアルタイム圧縮技術(XVD)を使ってスクリーンに投影された映像は、極めて鮮明で、実に見事なQUALITYだった。

83歳というご高齢にも関わらず、熱く語り続ける吉本さんに、とても感銘した。

”奇跡的な講演会”に立ちあった、と思う。

糸井重里さん、スタッフの皆様、素晴らしい企画と見事な運営でした。

有難うございました!
posted at 18:31 | この記事のURL
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気合とコツ     [2008年10月23日(木)]
●鎖骨骨折から650日目。

先週末、”コストコ(COSTCO)金沢シーサイド店(横浜)”に久しぶりに行ってきた。

倉庫型の、いかにもアメリカ的な広い店内は、沢山のお客さんで賑わっていた。




昼時だったので、フードコーナーに直行し、ホットドッグと冷たいソフトドリンク(おかわり自由)のセット(260円)を注文した。

空の紙コップの中に、紙に包まれた熱々のホットドッグが無造作に入って出てくる。これも、アメリカ的なものの一つ。

紙を広げ、パンとソーセージの間に、ピクルス、オニオン、ザワークラフトをどっさり入れて、ケチャップとマスタードをかける。

ダイエットコークを飲みながら、いつものように、ガツガツ食べた。

たっぷり入れたピクルスやオニオンを、こぼさず残さず食べるには、気合が必要。

それと、ちょっとしたコツ。

考えてみれば、「気合とちょっとしたコツ」があれば、多くの事は、乗り切れるのかもしれない。

気合とコツ、そして継続。

それにしても、ノーベル科学賞を受賞された下村教授の、85万匹のオワンクラゲの採取は、凄まじい。

勿論、コストコのホットドッグとは、全く次元が違うけど。
posted at 07:48 | この記事のURL
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静かなる詩情     [2008年10月18日(土)]
●鎖骨骨折から645日目。

国立西洋美術館の「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」展に行った。


ヴィルヘルム・ハンマースホイ(1864-1916)は、19世紀末のデンマークを代表する画家の一人。1997-98年にオルセー美術館とグッゲンハイム美術館で、2003年はハンブルグ美術館で行われた回顧展で再び脚光を浴び、世界的な再評価が高まっている、とのこと。

美術館の階段を下りて、展示室に入って、驚いた。

モノトーンを基調にした、静謐な世界が広がっていた。

音のない世界。

特に、写実的に描かれた自宅アパート、そこを舞台に繰り返し描かれた女性(画家の妻)の後姿が、実に印象的だった。

約90点の作品は、そのスタイルが一貫している。

あくまでも、静謐。

静かなる詩情(The Poetry of Silence)という副題が見事な展覧会だった。
posted at 17:48 | この記事のURL
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これが私のパリだ     [2008年10月16日(木)]
●鎖骨骨折から643日目。

先週末、「ロベール・ドアノー写真展」 に行ってきた。



ロベール・ドアノー(1912-1994)は、パリを舞台に、軽妙洒脱で幸福感に満ちた瞬間を写してきた著名な写真家。

本展は、2006年10月パリ市庁舎内で開催され、本国フランスでも11年ぶりとなった大回顧展の日本巡回展。

日本橋三越本店・新館7Fのギャラリーに、200数点の写真やパネルが作品が並べられていた。展示にも工夫が見られ、モノクロの作品群に、躍動感が溢れていた。

ポスターに使われている「パリ市庁舎前のキス」は、僕にとって、とても思い出深い写真。

20歳代の頃、仕事で訪れたシドニーで、偶然この作品の大きなポスターを見かけ、衝動買いをした。当時は、ドアノーの名前も、この作品が非常に有名であることも、全く知らなかったが、ココロに響いた。連日連夜のハードワークで「愛おしさ」を切望していたのかも知れない。

それから時が経ち、本物の写真を見た。控え目に展示された作品の前で、暫く立ち止まり、ゆっくりと見た。憧れの人(写真)に、ようやく逢えた。

「ギャラリー・ロミのウィンドウ」も面白かった。裸の女性の絵が飾られている画廊のウィンドウを覗く人々を撮影した連作で、人々の多彩な表情が、活き活きと切り取られている。

しかもこの連作は、透明のガラス板に並べて展示され、向こう側からこの作品を見る人達の様子が確認できるよう工夫されていた。ドアノー本人がこの展示を見たら、さぞ喜ぶのでは、とも思う。

上映されていたショートフィルムも面白かった。作品をバックに、ドアノー自身が、こう語る。

「これが私のパリだ」、だと。

素敵な言葉だと思う。

「これが私の東京だ」、という写真を撮りたい。
posted at 08:17 | この記事のURL
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♪ボイジャーくん     [2008年10月01日(水)]
●鎖骨骨折から628日目。

週末、青山ブックセンターで、絵本『ボイジャーくん』(白泉社)の刊行記念イベントがあった。

エンケンこと遠藤賢司さんと絵本作家の荒井良二さんのトークショー。



絵本『ボイジャーくん』は、エンケンさんの歌詞「ボイジャー君」に、荒井良二さんが絵を描きおろしたもので、「ボイジャー君」のミニCD付き。

イベントでは、この絵本が生まれた経緯、愛猫、音楽、政治の話などのトークに加え、9月3日に吉祥寺のライブハウスで行われた御二人のパフォーマンス映像が紹介された。

そして何と、「ボイジャー君」の生演奏もあった。

『ボイジャーくん』の絵をスライドで観ながら聴く、エンケンさんの生演奏と優しい歌声は、感動的だった。

この絵本は、圧倒的な存在感と強烈な個性が光るお二人の、奇跡的なコラボレーションだと思う。

無人惑星探査機のボイジャー(1号、2号)が打ち上げられたのは、1977年の9月と8月。

今夜、夜空を見上げて、今も宇宙の海を泳ぐボイジャーくんに話しかけよう。

ボイジャーくん、「土星の輪くぐり」や「天王星のオーロラをよじのぼった」話を聞かせてよ、と。
posted at 07:50 | この記事のURL
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日本人のアイデンティティ     [2008年09月26日(金)]
●鎖骨骨折から623日目。


9/23(祭)、渋谷のNHKホールで行われた、「学問のすすめ21 日本人のアイデンティティー」と題するパネルディスカッションに行ってきた。
 
 パネリスト(50音順、敬称略)
   安西 祐一郎 (慶應義塾長)
   上田 宗冏 (茶道 上田宗箇流十六代 家元)
   坂村 健 (東京大学大学院 情報学環教授)
   向井 千秋 (宇宙航空研究開発機構 宇宙飛行士、宇宙医学生物学研究室長)
   茂木 友三郎 (キッコーマン株式会社 代表取締役会長CEO)
 コーディネーター
   宮本 隆治 (アナウンサー)

会場は、約3,000人の聴講者で満員。

ご高齢の方も多く、平均年齢は60歳くらいだったのではと思う。

日本人(又は日本)のいい点、日本人に足りないもの、世界は日本に何を求めるか、若い日本人への期待等などについて、熱気あふれる発言が続いた。

パネリストの発言の大雑把な引用:
 ・日本人には、春夏秋冬の微妙な移ろいを感じる、素晴らしい美意識がある。
 ・日本(生花)は引算(奇数)、欧米(フラワーアレンジメント)は足算(偶数)の文化。
 ・日本人は(一般的に)謙虚すぎて自己主張をしない。独立心がない。
 ・自分自身をきちんと理解し、自分で考え、自分の言葉で主張すべき。独立自尊。
 ・日本はアメリカと同じようなことをする必要はない。
 ・自分だけでやろうとせず、周囲とよく協力する。コミニュケーションとネットワークが大切。
 ・日本の社会は類まれな安定を志向する社会。これはこれでいい。世界へ出よう。
 ・夢に向かってもう一歩。燃える思いで、一歩前に。

向井千秋さんの発言、元NHK宮本アナウンサーのリード、安西さんのまとめの言葉が、殊更に光っていたように思う。

写真は、開場前に、並んでいた時のもの。

夏から秋へ、季節は確実に変わっている。
posted at 07:22 | この記事のURL
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ビッグイシュー     [2008年09月08日(月)]
●鎖骨骨折から605日目。


明治大学で行われた、「ビッグイシュー日本版創刊100号&5周年記念イベント」に行ってきた。

  第1部 記念講演 「ビッグイシューと社会」 茂木健一郎さん

  第2部 対談 「若者を包摂できる社会を語る」 香山リカさん/大津和夫さん


「ビッグイシュー」は、1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊された雑誌で、ホームレスの人達の自立を支援している。

この5年間に、777人のホームレスの人が販売者として登録し、265万冊が販売され、それが販売者にとって3憶890万円の収入になり、76人の方が自立された、との事。

茂木さんの講演は、ロンドン留学中のビッグイシューとの出会いで始まり、人間の持つ「善意」への確信、大脳皮質の「ミラーニューロン」=共感・コミニュケーション、単一原理の脆弱性、人間だからできる例外処理の話など等、論理的かつ刺激的だった。

茂木さんは講演後も会場に残り、第2部の対談の途中で香山さんと質疑を行う、という嬉しいハプニングもあった。

TVタレントの女医さんの名前が何度か出て、会場は大爆笑。

ホームレスの人達の”舞台”挨拶、講演と対談後の会場からの様々な質問等、実に多彩で、多様性と偶有性に溢れた素晴らしいイベントだった。
posted at 12:35 | この記事のURL
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エド・はるみ賛     [2008年09月03日(水)]
●鎖骨骨折から600日目。


日曜日の午後、24時間テレビのチャリティーマラソンで走るエドはるみさんを、偶然見かけた。

黄色いTシャツを着た伴走者の方々と一緒に、あっという間に、駆け抜けていった。

毎年24時間テレビで、番組のエンディング直前に武道館にゴールインする姿は、番組の趣旨に照らすと、なかなか微妙とは思うが、エドはるみさんが真剣に走る姿は、とても印象深かった。

エドはるみさんと言えば、「ダンシンぐ〜」。

創造性溢れる、軽妙で愉快な芸。

あらゆる面において、創造性は、とても大切だと思う。

 創造性=体験×意欲

ゼロから新しいものは生まれない。体験なくして、新しいものは創りだせない。

「体験」と「意欲」の乗算で、「創造性」が生まれる。

エドはるみさんの体験と意欲の源泉に、思いを馳せた。
posted at 07:20 | この記事のURL
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僕は狩猟民族。     [2008年08月20日(水)]
●鎖骨骨折から586日目。

先週末、久しぶりに焼肉屋に行った。


掘り炬燵式テーブルのある個室で、ユッケ、リブロース、カルビ、ハラミ、タン、トントロ、地鶏、サラダ、キムチ盛り合わせ、ユッケクッパ等を、堪能した。

炭火の上のリブロースを見たとき、突然、思った。

「僕は、狩猟民族だ」、と。

祖先から受け継いだ血を、ふいに感じた、という感覚。

今読んでいる、中沢新一著「アースダイバー」(講談社、2005/5)の影響も大きいと思う。

この本の中で、筆者は、縄文時代の東京の地図を独自に作り、それを持って東京を歩き回る。

縄文時代の東京は、海が(現在の)陸地に深く入り込み、リアス式海外が複雑に入り組んだ地形だったらしい。

縄文時代の海外線のあとをたどりながら、現代の東京の街並みを読み解く筆者の、独創性と行動力には、脱帽する。

縄文時代、僕の遠い祖先は、竪穴式住居で暮らし、弓矢を使って狩猟生活を営んでいたことだろう。

焼肉と一冊の本のお陰で、1万6500万年前から1万年以上続いた縄文時代へ、一足飛びに、旅をした。
posted at 20:58 | この記事のURL
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現代の秘境は”こころ”     [2008年08月14日(木)]
●鎖骨骨折から580日目。

爆笑問題と中沢新一さんの共著を読んだ。

「爆笑問題のニッポンの教養 現代の秘境は人間の“こころ”だ」 (爆笑問題・中沢新一著、2007/09、講談社)

爆笑問題の二人が多摩美術大学を訪れ、芸術人類学研究所所長の中沢新一さんと話した様子がまとめられている。

NHKの番組が書籍化されたもの。

平易で読みやすく、とても面白い。

中沢新一さんの視点、考え方、多彩な行動のエッセンスが俯瞰できる、素晴らしい入門書だと思う。

吉本隆明さんの世界観、吉本隆明さんが指向する世界普遍との接点も感じられる。

爆笑問題の素直で真剣な対応、太田さんの知力にも驚いた。

言動に目が離せない人達、また増えた...。
posted at 08:58 | この記事のURL
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ホノルル・センチュリーライド     [2008年08月10日(日)]
●鎖骨骨折から576日目。

先日、「ホノルルセンチュリーライド・走り方講座」、に参加してきた。

ホノルルセンチュリーライド・ツアーに申し込んだ人、又は現在検討中の人を対象にした無料セミナーで、講師は今中大介さん、司会は絹代さん。

今中さんは、日本人で唯一近代ツール・ド・フランスに出場した方で、今は(株)インターマックスの経営者。絹代さんは、サイクルイベントのMCでよく知られた方らしい。

書店の奥の一角に折りたたみ椅子が並べられ、とってもアットホームな雰囲気で始まった。ホノルルセンチュリーライドのコース紹介、自転車の乗り方(今中さんが実演)、ロングライドの必需品、日焼け止め対策など、具体的に、優しく、楽しく、アドバイス頂いた。

セミナー後に、お二人と少しお話もさせて頂いた。

お二人の飾らないお人柄、よく締まったスリムな体型、そして何よりも素敵な笑顔が、とても印象に残った。

いつの日か、ホノルルを走りたい!

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今朝早く、2週間ぶりに多摩サイを走った。

曇り空で、それほど暑くはなかったが、しっかり汗をかいた。

 ●多摩サイで過ごした時間:2時間45分
 ●総走行距離:69km
 ●多摩サイ前後の体重差:▲1.2kg

今日も快調!
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♪クラシック名曲と恋     [2008年07月31日(木)]
●鎖骨骨折から566日目。

「クラシック名曲と恋」(生活人新書)を読んだ。

桐山秀樹・吉村祐美共著で、日本放送出版協会から、2003年12月に出版されたもの。


第一章:モーツァルト
       「悪妻」が作らせた珠玉の名曲
第二章:ベルリオーズ
      永遠の恋人に捧げる失意の「幻想交響曲」
第三章:ショパン
      その愛と別離
第四章:シューマンとクララ
      音楽史に残る夫婦愛
第五章:ブラームス
      クララへの生涯変わらぬ愛


国土の分割、革命、不治の病、仕事探しなど、生きること自体が大変だった時代に、偉大な音楽家達が、恋もしながら、素晴らしい才能を開花させて、今に残る名曲が生まれた様子が、判りやすく描かれている。

それに比べて現代は、科学や医学が発達し、何と豊かで恵まれていることだろう、と思う。

忙しい、なんて言ってられない。

僕も頑張るぞっ!(何を?)
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♪暑い夏を乗り切る音楽     [2008年07月28日(月)]
●鎖骨骨折から563日目。

久し振りに、TSUTAYAに行った。

「レンタル準新作&旧作半額クーポン」を使って、CDを借りてきた。



以前は、準新作&旧作のレンタル期間設定に、「当日」や「1泊」があったが、 「7泊」だけになっていた。これも、原油高の影響だろうか。

とほほ。

10枚のCDには、こんな曲(演目)が入っている。

 ターフェルムジーク・バロック管弦楽団 「ヘンデル:水上の音楽」
 篠崎 史子 篠崎 和子 「バッハ:主よ、人の望みの喜びよ」
 John Holt 「TIME IS THE MASTER」
 Boz Scaggs 「We're All Alone」
 Bobby Caldwell 「Come To Me」
 柳 ジョージ 「FENCEの向こうのアメリカ」
 久石 譲 「One Summer's Day」
 水森 かおり 「鳥取砂丘」
 古今亭 志ん生 「黄金餅」


クラシック、レゲエ、ポップス、演歌、落語などなど、てんでバラバラ。

まあ、これも一つの、多様性。

DIVERSITY。

さて、もうすぐ8月。

日本全国、一様に、夏本番。

暑い夏を、クラシック、レゲエ、演歌と落語で、乗り切ろう!
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そして今日も体重計に★     [2008年07月15日(火)]
●鎖骨骨折から550日目。

先週末、土曜と日曜の朝、多摩サイに行った。

朝5時過ぎに、沢山の人達とすれ違った。

一人で歩く人、カメラ片手の人、手をつなく熟年のカップル、仲間で談笑する人達、犬を連れた人達..。

朝6時過ぎ、多摩サイ横のテニスコートは、4面ともに一杯。

河川敷のグランドで、野球の試合をやっているところもあった。

まだ熟睡中の人も多い時間帯に、初夏の多摩サイには爽やかな風が吹き、沢山の人達が多摩サイを楽しんでいた。

その中の一人の僕は、今日も、体重計に乗る...。

●土曜日の多摩サイ
  ・総走行距離:67Km
  ・多摩サイで過ごした時間:2時間40分
  ・多摩サイ前後の体重差:▲1.2km


●日曜日の多摩サイ
  ・総走行距離:65Km
  ・多摩サイで過ごした時間:2時間40分
  ・多摩サイ前後の体重差:▲0.7km


体重は、減っては増え、増えては減る。

今週も爽快!
posted at 23:19 | この記事のURL
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♪夏の朝の多摩川     [2008年07月05日(土)]
●鎖骨骨折から540日目。

今朝、多摩サイに行った。

朝から暑い。

顔から汗が噴き出てくる。

半袖ジャージのファスナーを少し下げて、体に風を入れた。

体で風を受け止める。

体を風で冷却する。

気持ちいい。

鳥の鳴く声も聞こえる。

川辺の緑がとても鮮やかに見えた。

野球少年、ジョギングする人、談笑する人、体操する人、自転車に乗る人、...。

愛犬を連れる人達にも、多く出逢った。

夏の朝の多摩川は、犬がよく似合う。

 今日の多摩サイ
  ●総走行距離:68Km
  ●総走行時間:3時間
  ●前後の体重差:▲1.3km


今日も爽快!
posted at 12:16 | この記事のURL
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不思議、大好き。     [2008年06月23日(月)]
●鎖骨骨折から528日目。

先日の土曜日、詩人・谷川俊太郎さんと写真家・松本美枝子さんのトーク&サイン会でのこと。

対談前の待ち時間に、「谷川俊太郎質問箱」(東京糸井重里事務所、2007/8)を読んだ。

糸井重里さんのwebサイト、「ほぼ日刊イトイ新聞」での連載をベースに、単行本化されたもの。

64個の質問に、谷川さんが丁寧に答えている。

その答えは、まるで魔法。

しなやかで、暖かい知性が、キラキラ光る。

優しいコトバが、真夏に浴びる霧雨のように、爽やかに飛んでくる。

江田ななえさんのイラストが、愛らしく寄り添う。

思わず笑顔がこぼれでる。

---------------
巻末に、糸井重里さんと谷川さんの対談が、写真つきで掲載されていた。

糸井さんの写真を見た時、背筋がゾクッとした。

その翌日、世田谷美術館で、横尾忠則さんと糸井重里さんの対談を見に行く予定を思い出したから。

谷川さんと、横尾さんが、糸井さんを通じて一本の線で繋がった。

何たる偶然、何たる交差。

何たる不思議。

20数年前の、糸井さんの名コピーを思い出した。

「不思議、大好き。」

posted at 08:15 | この記事のURL
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谷川俊太郎さんに会いに行く     [2008年06月22日(日)]
●鎖骨骨折から527日目。

先日の土曜日、詩人の谷川俊太郎さんに会いに行った。

場所は、自由が丘のブックストア。

谷川俊太郎さんの詩「生きる」に、写真家・松本美枝子さんが写真を撮りおろした、写真詩集『生きる』の出版記念トーク&サイン会。

谷川さんが松本さんに質問する形で、トークは始まった。

今回「ボツ」になった写真を幾つか取り出して、ボツにした理由を松本さんが話してくれた。

ボツになった写真も、なかなか味わい深かった。

松本さんは、フィルムカメラで撮影し、ご自身で現像するという。便利なデジカメをあえて使わないところに、女流写真家の心意気を感じた。

参加者からの質問で、「生きる上で最も大切なこと」を尋ねられた時、谷川さんは笑顔で即答された。

「そりゃ、愛でしょ。」

「愛にも様々あります」、とも付け加えられた。

素敵だなぁ、と思った。

谷川さんは76歳、松本さんは33歳。

谷川さんが「生きる」を創作されたのは、30歳代後半だという。

40年前に作られた詩が、今でも読み継がれ、詩が書かれた後に生まれた赤ん坊が大人になって写真家になり、その詩に写真を添える。

何と素敵なことだろうか。

----------------
トークの最後に、谷川さんが「生きる」を朗読された。

詩の中の一字一句が、谷川さんの口を通じて、宙に舞った。

音楽のようだ、と思った。

谷川さんの詩に聴き入っていると、不意に、僕の目から、涙が出てきた。

唐突に、静かに、そっと、涙が出てきた。

呼吸をするように、瞬きをするように、ごく自然に、無意識の行為として、涙が出てきた。

驚いた。

不思議な不思議な体験だった。

谷川さん、松本さん、有難うございました。

posted at 15:50 | この記事のURL
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♪偉大な冒険王     [2008年06月04日(水)]
●鎖骨骨折から509日目。

世田谷美術館で開催中の 「冒険王・横尾忠則」 展が、無類に面白い。


http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html

横尾忠則さんと言えば、60年代〜70年代のグラフィックデザイナーとしての大活躍がまず頭に浮かぶが、その後「画家」として、様々なスタイルに挑み、変貌し、創作を続けられてきた。

「冒険」を縦軸に、横尾さんの作品が数多く展示されている。

まず、序章として、アンリ・ルソーのオマージュ作品が20数点並べられている。

横尾さんの作品の横には、ルソーの原画写真。

原画を忠実に描きつつ、大きなメッセージが、真剣に描きこまれている。

極めつけは、「正確な寸法で描かれたルソー像」。原画の中の異様に巨大なルソーのサイズを、横尾さんが正しく描き直している。

そのサイズの違いが、何とも愉快。

Y字路シリーズも面白い。やや空中からの視点で、Y字路を背景に、夢、生死、魂、愛、様々なものが飛び交っている。

交錯と呼応。

グラフィックアートのコーナーでは、ポスター、原画、雑誌「話の特集」の表紙、印刷上の指示メモ等、プロセスまで感じさせる構成が面白かった。

色鮮やかな、躍動。

温泉シリーズでは、「横尾忠則の温泉」が、実に見事に描かれている。

注意深く作品を見ると、意外なものが描きこまれていることに気づく。

発見、享楽。

過去、現在、そしてこれからの横尾忠則さんを、立体的に把握・獲得する、素晴らしい展覧会だった。

-------------
6/1(日)の午後、「冒険王との対話」と題する、横尾忠則さんと中条省平さん(学習院大学教授)の対談があった。

「芸術新潮」(7月号)に掲載されている、お2人の対談に目を通してから、最前列で拝見した。

横尾さんは、革のジャケット、ジーンズ、白い革靴。

中条さんは、茶系のアロハシャツ。

2時間弱、アート、世田谷区教育委員会、朝食、愛猫、演歌の話など等、とてもとても興味深いお話をお聞きした。

冒険を忘れない、冒険を恐れない、冒険し続ける、偉大なアーティスト、横尾忠則さん。

鬼気迫る大迫力の「冒険王」に東京で逢えるのは、6月15日(日)まで。
posted at 12:39 | この記事のURL
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モディリアーニ展     [2008年04月13日(日)]
●鎖骨骨折から457日目。

雨の日曜、国立新美術館で開催されている、「モディリアーニ展」に行った。





20世紀初頭、 パリのモンパルナスを舞台に活躍した、モディリアーニ (1884-1920)。

長い顔と長い首、瞳を描きこまない目が特徴的な、モディリアーニの肖像画。

静謐でいて、不思議な躍動感がある。

そのモディリアーニが、アフリカや東南アジアの素朴な原始美術に関心があったことや、彫刻家を志していたことを、この展覧会で初めて知った。

瞳を描かないのは、彫刻の影響だという。

我が身の無知さに、あらためて呆れてしまった。

出展作品の中に、「個人蔵」が多かったのも驚いた。

モディリアーニの最愛の妻、ジャンヌの絵をもう少し見たかったが、全体としてモディリアーニの全貌を俯瞰できる、いい構成だとも思う。

絵葉書とマグネットを購入し、乃木坂を後にした。
posted at 16:40 | この記事のURL
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