ロードバイクに乗りながら、多摩川サイクリングロード(多摩サイ)で見た夢、見た風景、想った事などを中心に、気ままに更新中のブログです。地球の上の様々な場所の一つ、東京の近郊から。

日本人のアイデンティティ [2008年09月26日(金)]
●鎖骨骨折から623日目。


9/23(祭)、渋谷のNHKホールで行われた、「学問のすすめ21 日本人のアイデンティティー」と題するパネルディスカッションに行ってきた。
 
 パネリスト(50音順、敬称略)
   安西 祐一郎 (慶應義塾長)
   上田 宗冏 (茶道 上田宗箇流十六代 家元)
   坂村 健 (東京大学大学院 情報学環教授)
   向井 千秋 (宇宙航空研究開発機構 宇宙飛行士、宇宙医学生物学研究室長)
   茂木 友三郎 (キッコーマン株式会社 代表取締役会長CEO)
 コーディネーター
   宮本 隆治 (アナウンサー)

会場は、約3,000人の聴講者で満員。

ご高齢の方も多く、平均年齢は60歳くらいだったのではと思う。

日本人(又は日本)のいい点、日本人に足りないもの、世界は日本に何を求めるか、若い日本人への期待等などについて、熱気あふれる発言が続いた。

パネリストの発言の大雑把な引用:
 ・日本人には、春夏秋冬の微妙な移ろいを感じる、素晴らしい美意識がある。
 ・日本(生花)は引算(奇数)、欧米(フラワーアレンジメント)は足算(偶数)の文化。
 ・日本人は(一般的に)謙虚すぎて自己主張をしない。独立心がない。
 ・自分自身をきちんと理解し、自分で考え、自分の言葉で主張すべき。独立自尊。
 ・日本はアメリカと同じようなことをする必要はない。
 ・自分だけでやろうとせず、周囲とよく協力する。コミニュケーションとネットワークが大切。
 ・日本の社会は類まれな安定を志向する社会。これはこれでいい。世界へ出よう。
 ・夢に向かってもう一歩。燃える思いで、一歩前に。

向井千秋さんの発言、元NHK宮本アナウンサーのリード、安西さんのまとめの言葉が、殊更に光っていたように思う。

写真は、開場前に、並んでいた時のもの。

夏から秋へ、季節は確実に変わっている。
posted at 07:22 | この記事のURL
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エド・はるみ賛 [2008年09月03日(水)]
●鎖骨骨折から600日目。


日曜日の午後、24時間テレビのチャリティーマラソンで走るエドはるみさんを、偶然見かけた。

黄色いTシャツを着た伴走者の方々と一緒に、あっという間に、駆け抜けていった。

毎年24時間テレビで、番組のエンディング直前に武道館にゴールインする姿は、番組の趣旨に照らすと、なかなか微妙とは思うが、エドはるみさんが真剣に走る姿は、とても印象深かった。

エドはるみさんと言えば、「ダンシンぐ〜」。

創造性溢れる、軽妙で愉快な芸。

あらゆる面において、創造性は、とても大切だと思う。

 創造性=体験×意欲

ゼロから新しいものは生まれない。体験なくして、新しいものは創りだせない。

「体験」と「意欲」の乗算で、「創造性」が生まれる。

エドはるみさんの体験と意欲の源泉に、思いを馳せた。
posted at 07:20 | この記事のURL
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大同窓会 [2008年03月26日(水)]
●鎖骨骨折から439日目。

先日、大学の同窓会に行った。

ホテルの大宴会場に、同窓の仲間が集まった。

900人を超える参加者の数に、まず圧倒された。

司会は、3人のプロのアナウンサー。彼らも同期の仲間らしい。

 「お〜ぉ!」
 「久し振り!」
 「元気?」
 「今、何してるの?」
 「嘘! 本当〜!」


全員で肩を組み、応援団の指揮のもと、応援歌を唄った。

大学を同じ年に卒業し、社会人になり、同じ数だけ歳をとった仲間達。

この間に、様々な出来事があった事だろう。

宴会場を出れば、それぞれの人生が、また始まる。

同窓の仲間が、様々な場所で活躍している事を、とても頼もしく思った。

大同窓会で、仲間達から、元気をもらった。

有難う。
posted at 07:30 | この記事のURL
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東南アジアで、ぐびぐび [2008年03月02日(日)]
●鎖骨骨折から415日目。

先日、久し振りに東南アジアに出かけた。

成田空港を離陸して約30分後、四国の東側の上空にいた。

 高度:11,600m

 時速:796km/h

 外気温:-49℃


大きな鉄の塊が、たくさんの人を乗せ、高速で空を飛ぶ不思議さ、又は科学の偉大さを、改めて実感する。

ビールを飲み、機内食を食べ、ワインを飲み、映画「ラッシュアワー3」で大笑いし、小説を読んでいる間に、5時間弱が過ぎ、あっという間に到着した。

12年ぶりに訪れた空港はすっかり新しくなり、世界一離着陸が難しいと言われたかつての面影は全くない。

電車とタクシーを乗りづぎ、ホテルに到着したのは深夜のこと。

ホテル近くのコンビニで、サンミゲール(ビール)を2本買い、部屋に入った。

窓の外には、控え目な夜景が見える。

熱いシャワーを浴びて、ビールを飲んだ。

ぐびぐび。

スッキリとした喉ごし。

ぐびぐび。

やや薄い味が、乾いた喉に浸みこむ。

ぐびぐび

これから数日間、異国の地で、外国人になる。

ぐびぐび、ぐびぐび。
posted at 17:55 | この記事のURL
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師、走る。 [2007年12月11日(火)]
●鎖骨骨折から333日目。

今朝の東京は曇。

日の出は、6時40分。

日の入りは、16時28分。

12月に入って、朝晩めっきり寒くなった。

コートを着ている人も多い。 (そろそろ、コートを出そうかなぁ。)

12月の別称は、「師走」。

もともとは旧暦での呼称だが、新暦にも転用されている。

語源の由来は諸説あるようだが、「師匠の僧が忙しくて走り出す」、という説もその一つ。

走るほどあわただしい、12月。

忘年会続きの、12月。

計画的に飲んで、計画的に走って行こう、っと。

(できるかなぁ..。)
posted at 07:05 | この記事のURL
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欽ちゃん、ゴール。 [2007年08月20日(月)]
●鎖骨骨折から220日目。

フリー百科事典『Wikipedia』で「萩本欽一」をチェックしたら、昨夜の24時間テレビでのマラソンの記載が、早くも追加されていた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%A9%E6%9C%AC%E6%AC%BD%E4%B8%80

 2007年8月18日〜19日に放送された『24時間テレビ「愛は地球を救う」』のチャリティーマラソンランナーになった。年齢等を考慮して本来100kmのところ70kmに減らし歴代のランナーの中では史上最短の距離で挑んだが、残り900m余りを残したまま放送時間内(20時52分30秒)でのゴールはかなわなかったが、後番組の生放送『行列のできる法律相談所』内にてゴールした。 (「Wikipedia 萩本欽一」からの引用)

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マラソン中の欽ちゃんは、本当に辛そうで、苦渋の表情と両足のテーピングが痛々しかった。

夜9時5分、ゴール後の欽ちゃんの笑顔を見て、少しホッとした。

24時間テレビの賛否は色々ある。

バラエティ番組の要素も強く、手放しで誉められる企画ばかりではない。司会進行役の大仰なコメントには閉口するし、番組の最後は何故マラソンなのかという根本的な疑問はあるが、毎年、ついつい観てしまう「魔力」がある。

ジャイアンツの阿部慎之助捕手が、200万人に1人という難病の進行性骨化性線維異形成症(FOP)と闘う少年に、夏休みのプレゼントとして、18日のヤクルト戦で予告ホームランを約束した。この日は打てなかったが、少年からもらったお守りをポケットに入れて、翌日は満塁サヨナラホームラン。

ちょっと出来過ぎだけど、素晴らしい。

欽ちゃんのマラソン秘話を映した特番も、どこかで放映されるだろう、と思う。

観ちゃうんだろうなぁ、きっと。
posted at 12:15 | この記事のURL
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ミスコンに勝つ戦略 [2007年07月19日(木)]
●鎖骨骨折から188日目。

先週土曜、スポーツ・ジムで観たバラエティ番組、「美食だ!美女だ!南米サッカー生祭り コパ・アメリカSP」で、ベネズエラの「美女養成学校」が紹介されていた。

この「美女養成学校」は、富豪が私費で設立した学校で、授業料は無料。ミス・ベネズエラは、毎年この養成学校から選ばれているという。歴代のミス・ベネズエラは、「ミス・ユニバース」「ミス・ワールド」「ミス・インターナショナル」などで、数々のグランプリを取っているらしい。

番組の中では、目鼻立ちのはっきりした典型的なラテン系美女が、ウォーキングを練習する姿が映っていた。

ミスコンと言えば、5月末の「2007年ミス・ユニバース」の記憶が新しい。「日刊スポーツ」の記事から抜粋した事実関係を、改めて整理してみる。

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1959年、児島明子(22歳)さんが優勝
1998年、イネス・リグロン氏を招聘
2003年、宮崎京(25歳)さんが5位入賞
2006年、知花くらら(25歳)さんが2位
2007年、森理世(20歳)さんが優勝

イネス・リグロン氏は、世界のトップモデルのマネジャーとして活躍した、パリ出身の敏腕女性プロデューサー。「世界のセレブのスタンダードを知り、それを日本の候補者に教えられる」人物によるプロジェクトが、98年からスタート。2003年の5位入賞、2006年の準優勝を経て、見出したのが、森さん。

森さんがブロードウェーの舞台に立つ夢を叶える為にニューヨークに渡るその前日に、イネス・リグロン氏は森さんに直接会い、日本代表選考会への応募を口説く。

森さんが4,000人以上の応募者の中から日本代表に選ばれると、リグロン氏は森さんを都内に呼んで同居を始める。6〜7人の専門スタッフを組織化。フランス合宿などを通して、栄養の取り方、話し方、歩き方、パフォーマンスの特訓等を繰り返した。

決勝では審判員10人全員が森さんに投票する圧勝だった。


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森さんが典型的な大和撫子ではないことから、ミス・ユニバースの選考・審査基準に対する是非の議論があるが、やや的外れだと思う。

森さんの圧勝が意味するところは、トランプ財団の主催するミス・ユニバースの査基準に合致した、ということであり、そこに是非はない。

ミス・ユニバースの選考・審査基準を熟知した上での、日本代表の選考とその後の戦略が正しく、森さんが期待に応えて頑張った、という事実。

そもそも、個人的な主観に基づく「美しい女性」という基準に、グローバル・スタンダード(アメリカ標準)があるはずはなく、是も非もない。

全ての物事には、戦略の立案と着実な実行(時には軌道修正)が不可欠。

仕事も、ダイエットも、美容も、ミスコンも。
posted at 12:40 | この記事のURL
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大先輩達の多摩サイ [2007年07月01日(日)]
●鎖骨骨折から170日目。

朝早く、曇り空の中、時折僅かな湿り気を感じつつ、多摩サイを走った。

先回走った時、第三京浜を過ぎて南に下る川崎側は、サイクリングロードの両側の草が伸び放題で、草の中を走るような感じだったが、それが見事に刈られていた。

2週間で、多摩サイの風景も大きく変わる。

六郷橋を過ぎた辺りで、50人〜60人の大人数でラジオ体操をする年配の方々を見た。同じ位の大人数で、ストレッチをする年配の方々のグループにも出会った。

テンポが合う方、遅い方、体が柔らかい方、硬い方と、様々だったが、サイクリングロードの端に一列に並ばれた姿は、壮観だった。

いづれも、人生の大先輩の方々達。

いつまでも健やかで、お元気でいて頂きたい、と心から思う。  
posted at 17:35 | この記事のURL
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公園の若手漫才師 [2007年06月24日(日)]
●鎖骨骨折から163日目。

日曜の朝、犬の散歩をしていると、公園で漫才の練習をしている若い男性の二人組を見かけた。

漫才ブームが去って久しいが、漫才は大衆に根付いた、立派な大衆芸能だと思う。

TVのバラエティー番組は、漫才出身の若手芸人達で溢れている。彼らの多くは、人気が出る一方で、芸を磨いていないのではないだろうか。

芸人とは、
 (1)遊芸・芸能を職業とする人。
 (2)素人で芸道に巧みな人。また、多芸の人。
 (大辞林 第二版 (三省堂)より)

少なくとも、自分の恋愛や、仲間の恋愛をネタに笑いを取ろうとする行為が、芸とはとても思えない。 (恋愛に対して失礼ではないだろうか、と思う。もしそれが本当の恋愛であるならば。)

若手芸人だけでなく、世の中全体が軽薄なものに流れがちで、大物や本物が減っているとしたら、大きな問題だ。

今日現在の人気だけでは、本物かどうかは判らない。

本物は、本物の為の努力には、いつかきっと、大輪の華が咲く。

公園で練習をしていた未来の若手漫才師に、頑張って欲しい、と思う。
posted at 19:12 | この記事のURL
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立食パーティーの挨拶で [2007年05月31日(木)]
鎖骨骨折から139日目。

先日、職場で、あるプロジェクトの慰労会を企画・開催した。

80名規模の立食パーティー

パーティー当日の僕の役割は、4名の人に挨拶をしてもらう箇所の司会進行。

事前にお願いした4人に挨拶してもらっている途中、ちょっと遊び心が沸いてきた。この場で、突然、指名をしちゃおうと。

追加で4人に、マイクを向けた。皆、突然の指名に戸惑いながらも、なかなか愉快な挨拶をしてくれた。

挨拶をする人達は、話し方も、選ぶ言葉も全く違うが、それぞれに、際立った個性がある。容姿は勿論のこと、年齢、所属組織(会社)、経験も違う人達が、他の人の挨拶を時に引用しながら、他の人の挨拶に影響を受けながら、自分自身の言葉で話をしている。挨拶をする人達には、緩やかな関係性と、豊かな多様性がある。

「リーダーシップ」の文字が、頭に浮かんだ。

多様性に満ちた人達の個性を活かしながら、大きく緩やかに束ねていく。個性の相互作用と科学反応を仕掛けながら、同じ目標・目的にベクトルを合わせていく。それこそが、リーダーシップの要諦ではないだろうか、と。

「命令と管理」ではなく、「共鳴と協働」のリーダーシップ。

愉快な挨拶を聞きながら、ふと思った。

ほろ酔い気分のパーティーで。
posted at 18:05 | この記事のURL
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悪質トラックバックへの対処 [2007年05月28日(月)]
鎖骨骨折から136日目。

DHCブログで先週から問題になっている、「悪質なトラックバック」

他人事だと思っていたが、何と、このブログにもやってきた。

全く同じ、意味のないトラックバックが12件。

トラックバックそのものは削除できないので、ブログデザインを変更し、サイドーバーから「最新トラックバック」全体を削除した。

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インターネットには、ある種の匿名性がある。

匿名性があるとはいえ、サーバー管理者側にはIPアドレスの履歴が残る。そもそも、匿名で行った行為は、その人の「心脳」には確実に残る。自分自身は騙せない。

インターネットに限らず、様々なところに、影や闇がある。負の面を恐れすぎると、何もできない事になる。

影や闇の存在(の可能性)を認識し、リスクをミニマイズしながら、「伸縮自在な距離感」を保って、冷静に対応することが大切だと思う。

という訳で、当面トラックバックは閉鎖します。(とほほ)
posted at 22:15 | この記事のURL
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幸せな人が幸せな馬をつくる [2007年05月16日(水)]
鎖骨骨折から124日目。

5/15(火)の「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、競馬調教師の藤澤和雄さん

1995年から2004年まで、10年連続で年間最多勝を獲得した、名調教師。

牧場を手伝っていた若き日の藤澤さんは、イギリスの名門厩舎で働く機会を得る。帰国後、イギリスで学んだ事を活かし、独自の方法で調教を始めた。

異端児だった彼がようやく出会った期待の馬が、ヤマトダマシイ。ところが、2戦目のレース中に骨折し、安楽死を選ぶことになる。このことが、「高い能力を持つ馬も、故障をしたら全てがおしまい」、という大きな教訓を、藤澤さんに残す。

10年以上も前のヤマトダマシイのVTRを観る藤澤さんの目が、真っ赤になっていた。

藤澤厩舎では、馬に負担をかける調教はしない。「強い調教」をしない代わりに、毎日2時間、早足で馬を歩かせる。故障のリスクを避け、手間のかかる調教を行う。馬を集団で走らせる事により、弱い馬が強い馬に自然と引っ張られる形を作り出し、馬に無理をさせることなく、馬に合わせた「馬なり」に、力を引き上げていく。

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勝てなかった馬を勝たせるのが、調教師としての腕の見せ所、とも言う。

「能力のない馬をどうやって速く走らせるんですか?」という、住吉美紀アナの素朴でストレートな質問への回答が、素晴らしかった。

「能力のない馬はいない。」

馬に笑顔で話しかけ、馬と一緒に多くの時間を過ごす。馬の側にいればいるだけ、馬の個性と能力が見えてくる、と言う。

目先の「一勝」より、馬の「一生」を重視する、と言う。

表層的で局所・局時的な視点ではなく、大きな時間軸で、その馬に合わせた柔軟な視点で、馬と真摯に向き合う姿が素晴らしい。勝つ事を義務づけられた競走馬の世界で、今迄の常識に逆らい、「強い調教」をしない勇気と信念は、本当に凄まじいと思う。

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藤澤さんは、イギリスから帰国する際に友人から贈られた言葉を、大切にされている。

「Happy people make happy horse.」

幸せな人が、幸せな馬をつくる。自分が幸せでなければ、馬も幸せになれない。

horseは、peopleに置き換えてもいい。Happy people make happy people.

いい笑顔は、一朝一夕には身につかない。藤澤さんのような「信念の笑顔力」を鍛えたい、と思う。
posted at 21:35 | この記事のURL
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プロフェッショナル、走る [2007年03月28日(水)]
鎖骨骨折から75日目。

NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」の放送時間枠が、木曜22:00から火曜22:00に変わった。 http://www.nhk.or.jp/professional/index3.html

僕自身、毎週楽しみにしている、数少ない番組の一つ。(他は、「笑点」、「さんまのからくりテレビ」、等。)

番組の中で、様々な道のプロフェッショナル達が、自分の仕事と生き方に確かな「流儀」を持ち、現在進行形で果敢に挑戦していく。昨夜は映画監督・宮崎駿さん。深夜の帰宅で見逃したので、今週末、録画を観なきゃ。

過去の番組で、プロフェショナル達の「走る姿」がとても印象的だったことを、思い出した。

脳科学者兼キャスター・茂木健一郎さん:
 Backpackを肩にかけ、ホテルから走って移動する。(2月1日放映)
MIT教授・石井裕さん:
 Backpackを肩にかけ、MITのキャンパス内を、急いで歩く。(2月8日放映)
クリティカルケアの専門看護師・北村愛子さん:
 大阪府りんくう総合医療センターの中を、走る。(2月22日放映)

皆、活き活きとした顔で、一流の顔で、走っていた。

プロフェッショナルとは、走る人。きっと。
posted at 21:30 | この記事のURL
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春雨と桜の花 [2007年03月25日(日)]
鎖骨骨折から72日目。

時々、鎖骨周辺で、引っ張られるような感覚や小さな疼きはあるが、痛みはない。

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東京近郊の朝の気温は16℃。暖かい。外は雨と強風。

@niftyの天気予報で、ピンポイントの予報を見ると、6時から9時の風速は5〜8m/sになっているが、実際はもう一ランク上の、9〜12msで「大枝が揺れる」レベル、だと思う。サッシの網戸が風で左右に動く。とにかく凄い風。

桜がしっかりと咲く前で、本当に良かった。今日の風と雨に耐えて、可憐な花を咲かせて欲しい、と思う。

春雨の しくしく降るに 高円(たかまと)の 山の桜は いかにかあるらむ (万葉集)
 (春雨がずっと降っている高円山の桜は、どうなってるのだろうか)

去年(こぞ)の春 逢へりし君に 恋ひにてし 桜の花は 迎へけらしも (万葉集)
 (去年の春に逢ったあなたが恋しくて、桜の花が咲いて迎えているようだ)

別れと出逢いの春が来る。
posted at 08:23 | この記事のURL
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八千草薫さんにお会いした [2007年03月22日(木)]
鎖骨骨折から69日目。

左鎖骨に少し違和感はあるが、左腕自体は問題なく動かせる。左手で犬のリードを持っても大丈夫。

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昨日3/21(水)昼、デパ地下で、八千草薫さんにお会いした。

より正確に言えば、八千草薫さんらしき人を、お見かけした。思いのほか小柄な方で、周囲に気づく人はいない。凛とした、しかし控えめな品格がある。川辺の土手に咲く一輪の小さな花。そんな感じを受けた。

八千草さんと言えば、主演されたTBSのドラマ「岸辺のアルバム」の印象が強い。山田太一さんが原作と脚本を手がけ、1977年に放映された。良妻賢母のイメージが強い八千草さんの不倫。家庭の崩壊。ジャニスイアンの唄う主題歌「Will You Dance?」の優しさと倦怠感。

多摩川水害の実際の映像も、効果的に使われていた。

「岸辺のアルバム」から30年後に、デパ地下でお見かけした八千草さんは、76歳の大女優。

そして今日、3月22日は、八千草さんも大女将役で出演されているTVドラマ「拝啓 父上様」の最終回。演出の宮本理江子さんは、「岸辺のアルバム」の山田太一さんの娘さんらしい。

不思議な符合。八千草さんが元気でご活躍される姿を、今後も拝見させて頂きたい、と思う。
posted at 23:11 | この記事のURL
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ブログのデザイン刷新 [2007年03月05日(月)]
3月5日(月)、鎖骨骨折から52日目。

鎖骨バンドを外した土曜の夜は、鎖骨が気になってか、3時間半しか眠れなかった。

21時に布団に入り、24時30ェ頃に目が覚め、ほどなく布団を出た。日曜は一日が長かった..。

土曜の診察で、Dr.にリハビリをするように言われたので、左手を少しづつ使ってみた。犬のリードを右手から一瞬持ち変える、両手でタオルを使って背中を洗う、両手でスニーカーの紐を結ぶ、等など。

一歩前進。

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週末、プログのデザインを全面的に刷新した。

左右にサイドバーを配する3列表示は、本文の横幅(横の文字数)が少なくなるので、どうしても、2列表示にしたかった。

DHCブログで予め用意されているデザインでは、今日現在、2列表示は「Notebook01」1つしかない。このテンプレート(左)は、左右の赤の配色が鮮やかすぎて、目に辛い。

仕方がないので、HTML/CSSを変更できるデザイン(左下)を選び直し、見よう見まねで、スタイルシートとテンプレートを直接編集してみた。

●主な修正点
 ・ブログタイトル(h1)の文字(font-size、font-weight)を拡大。
 ・全体を2列にし、本文(text)の横の文字数(width)を拡大。
 ・本文のタイトル文字(font-size、font-weight)を拡大。
 ・フォント(font-family)に英数字フォントを追加(Arial)。

オリジナルっぽいデザインになり、思いのほか、愛着が湧いてきた。

これからも、(ぼちぼち)書くぞ!
posted at 05:22 | この記事のURL
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偏差値の数式  [2007年02月03日(土)]
2月3日(土)、鎖骨骨折から22日目。

朝、整形外科病院に行った。いつものDr.は学会に出席されているとの事で、代理の大柄なDr.。1週間ぶりに撮ったレントゲン写真を見ながら、「鎖骨の周囲に骨が少し出来つつありますね。胸を張った姿勢を意識して下さい。」、と言われた。

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先日、首都圏1都3県の中学受験者数が増えている、との報道があった。今年初めて5万人を超え、受験者数、受験率(6人に1人)ともに過去最高。

中学受験用のガイダンス資料には、学校別に偏差値が記載されている。偏差値とは、ある数値が母集団の中でどの位置にあるかを示す値。偏差値の数式を復習してみる。

偏差値={(自分の点数−平均点)/標準偏差}×10+50

例@ (受験生2名)
A:80点 B:40点 (平均点:60点)
分散:{(80-60)2乗+(40-60)2乗}÷2=400
標準偏差:√分散=20
Aの偏差値:{(80-60)÷20}×10+50=60
Bの偏差値:{(40-60)÷20}×10+50=40

例A (受験生4名)
A:80点 C:70点 D:50点 B:40点 (平均点:60点)
分散:{(80-60)2乗+(70-60)2乗+(50-60)2乗+(40-60)2乗}÷4=250
標準偏差:√分散≒15.8
Aの偏差値:{(80-60)÷15.8}×10+50≒62.7
Cの偏差値:{(70-60)÷15.8}×10+50≒56.3
Dの偏差値:{(50-60)÷15.8}×10+50≒43.7
Bの偏差値:{(40-60)÷15.8}×10+50≒37.3

点数(A:80点、B:40点)や平均点(60点)が同じでも、母集団の点数のばらつきで偏差値は変化する。(A:60→62.7、B:40→37.3)

各学校につけられた偏差値は、「入試の難易度」の目安に過ぎず、その学校の絶対的、又は相対的な価値を示すものでは決してない。

小川洋子著の小説「博士の愛した数式」には、80分間しか記憶がもたない元数学者「博士」と、「私」とその息子の心のふれあいが、美しい数式と共に描かれていた。

博士が愛するとは思えない数式と格闘する、12歳の子供達。

2月1日から首都圏の中学校入試が始まった。

頑張れ小学6年生!
posted at 22:34 | この記事のURL
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浦沢直樹の仕事の流儀  [2007年01月19日(金)]
1/19(金)、鎖骨骨折から7日目。

昨夜、NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」、を初めて観た。この日のプロフェッショナルは、漫画家の浦沢直樹サン。

ペン先から描かれる人物の顔が画面に映った。その筆力に大いに驚いた。構想力も、漫画への情熱も素晴らしい。BGMにボブ・デュランが流れる(鳴る)部屋で、人物の深い表情が、濃密な物語が、描かれていく。

長年のハードワークで、滝沢サンの体は歪んでいるという。超過密スケジュールをこなす浦沢さんにとってのプロフェッショナルとは、「締め切りまでに最善の努力をすること」。

体を犠牲にしながら、期日に合わせて仕事を仕上げる。

鎖骨骨折ごときに負けちゃいられない。早く治そう!
posted at 21:59 | この記事のURL
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鎖骨骨折と進化論  [2007年01月18日(木)]
1/18(木)、鎖骨骨折から6日目。

昨夜布団に入った時、患部に鈍痛が走った。参ったなあ、寝れるかなあ、と思っている間に、すぐに熟睡。今朝は3時に一瞬目が覚めたが、2度寝して5時まで熟睡した。

夜、帰宅途中、ダーウィンの進化論(The Origin of Species)の一節を思い出した。

“It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is the most adaptable to change.”

都心から郊外に向かう電車が駅に到着すると、一斉に人がホームに降りてくる。一斉に改札に向かって歩き出す。急に立ち止まる人がいる。携帯電話の液晶画面を見ながら歩く人がいる。千鳥足の人がいる。人の列をかきわけて急いで歩く人もいる。

前後左右の人の動きを注意深く観察し、流れの「揺れ」を予測し、対応する。左肩が、左鎖骨が、誰にも触れないように。

変化を予測し、変化に合わせる。 adaptable to change
posted at 21:56 | この記事のURL
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26年前の成人式  [2007年01月08日(月)]
1月8日(月)、成人の日、快晴。

今日の多摩サイには、着物を着て、ロードバイクに乗る人がいた。(嘘、嘘!)

祝日法の改正(ハッピーマンデー法)で成人の日が1月の第2月曜日になったのは、2000年から。それよりずっと以前、1981年の1月15日、横浜市主催の成人式に同郷の友人と出席した。首長の式辞と作曲家の高木東六さんの講演が淡々と行われた式典だった。

二十歳になった若者が、大人としての自覚と責任を認識し、社会への貢献を決意する。既に大人になった人達が、それを祝福し激励する。

当時、大学2年生。後期試験の真っ最中で、「渾身の一夜漬け」で奮闘中だった。26年後、奮闘の場が多摩サイに移るとは、夢にも思わず。

●週末の走行距離:084km
●今迄の累積距離:788km

今日は富士山がはっきり見えた。

霊峰富士も新成人を祝福している。
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行列が生む大行列  [2006年12月16日(土)]
12月16日(土)朝、曇り。

多摩サイの東の空の太陽が橙色だった。一服の絵画のようで、とても美しい。

今日すれ違ったロードバイクは11台、クロスバイクは28台。猛スピードでクロスバイクを繰る強者もいた。圧倒的にクロス優位。今日も快調。ぐいぐい、ぐんぐん、帰途についた。

●本日の走行距離:041.83km
●今迄の累積距離:413.57km

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3つの行列に出合った。

多摩サイに行く途中、開店前の「トイザらス」。多摩サイの往路で、「東京多摩川ゴルフ練習場」の受付待ち。そして職場近く、開店前のゲーム販売店。

行列には、「何かいい事がありそうだ」という期待を抱かせる、強いメッセージ性がある。行列は、周囲の人々に同調行動を誘発し、更なる行列を生む。今日のゲーム販売店の行列でも、通りかかった人達が、「これ何?」と口々に話していた。

もうすぐ新年。銀座の百貨店の福袋大行列も、目前だ。
posted at 20:45 | この記事のURL
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