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2月3日(土)、鎖骨骨折から22日目。
朝、整形外科病院に行った。いつものDr.は学会に出席されているとの事で、代理の大柄なDr.。1週間ぶりに撮ったレントゲン写真を見ながら、「鎖骨の周囲に骨が少し出来つつありますね。胸を張った姿勢を意識して下さい。」、と言われた。
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先日、首都圏1都3県の中学受験者数が増えている、との報道があった。今年初めて5万人を超え、受験者数、受験率(6人に1人)ともに過去最高。
中学受験用のガイダンス資料には、学校別に偏差値が記載されている。偏差値とは、ある数値が母集団の中でどの位置にあるかを示す値。偏差値の数式を復習してみる。
偏差値={(自分の点数−平均点)/標準偏差}×10+50
例@ (受験生2名)
A:80点 B:40点 (平均点:60点)
分散:{(80-60)2乗+(40-60)2乗}÷2=400
標準偏差:√分散=20
Aの偏差値:{(80-60)÷20}×10+50=60
Bの偏差値:{(40-60)÷20}×10+50=40
例A (受験生4名)
A:80点 C:70点 D:50点 B:40点 (平均点:60点)
分散:{(80-60)2乗+(70-60)2乗+(50-60)2乗+(40-60)2乗}÷4=250
標準偏差:√分散≒15.8
Aの偏差値:{(80-60)÷15.8}×10+50≒62.7
Cの偏差値:{(70-60)÷15.8}×10+50≒56.3
Dの偏差値:{(50-60)÷15.8}×10+50≒43.7
Bの偏差値:{(40-60)÷15.8}×10+50≒37.3
点数(A:80点、B:40点)や平均点(60点)が同じでも、母集団の点数のばらつきで偏差値は変化する。(A:60→62.7、B:40→37.3)
各学校につけられた偏差値は、「入試の難易度」の目安に過ぎず、その学校の絶対的、又は相対的な価値を示すものでは決してない。
小川洋子著の小説「博士の愛した数式」には、80分間しか記憶がもたない元数学者「博士」と、「私」とその息子の心のふれあいが、美しい数式と共に描かれていた。
博士が愛するとは思えない数式と格闘する、12歳の子供達。
2月1日から首都圏の中学校入試が始まった。
頑張れ小学6年生!