ロードバイクに乗りながら、多摩川サイクリングロード(多摩サイ)で見た夢、見た風景、想った事などを中心に、気ままに更新中のブログです。地球の上の様々な場所の一つ、東京の近郊から。

日本人のアイデンティティ     [2008年09月26日(金)]
●鎖骨骨折から623日目。


9/23(祭)、渋谷のNHKホールで行われた、「学問のすすめ21 日本人のアイデンティティー」と題するパネルディスカッションに行ってきた。
 
 パネリスト(50音順、敬称略)
   安西 祐一郎 (慶應義塾長)
   上田 宗冏 (茶道 上田宗箇流十六代 家元)
   坂村 健 (東京大学大学院 情報学環教授)
   向井 千秋 (宇宙航空研究開発機構 宇宙飛行士、宇宙医学生物学研究室長)
   茂木 友三郎 (キッコーマン株式会社 代表取締役会長CEO)
 コーディネーター
   宮本 隆治 (アナウンサー)

会場は、約3,000人の聴講者で満員。

ご高齢の方も多く、平均年齢は60歳くらいだったのではと思う。

日本人(又は日本)のいい点、日本人に足りないもの、世界は日本に何を求めるか、若い日本人への期待等などについて、熱気あふれる発言が続いた。

パネリストの発言の大雑把な引用:
 ・日本人には、春夏秋冬の微妙な移ろいを感じる、素晴らしい美意識がある。
 ・日本(生花)は引算(奇数)、欧米(フラワーアレンジメント)は足算(偶数)の文化。
 ・日本人は(一般的に)謙虚すぎて自己主張をしない。独立心がない。
 ・自分自身をきちんと理解し、自分で考え、自分の言葉で主張すべき。独立自尊。
 ・日本はアメリカと同じようなことをする必要はない。
 ・自分だけでやろうとせず、周囲とよく協力する。コミニュケーションとネットワークが大切。
 ・日本の社会は類まれな安定を志向する社会。これはこれでいい。世界へ出よう。
 ・夢に向かってもう一歩。燃える思いで、一歩前に。

向井千秋さんの発言、元NHK宮本アナウンサーのリード、安西さんのまとめの言葉が、殊更に光っていたように思う。

写真は、開場前に、並んでいた時のもの。

夏から秋へ、季節は確実に変わっている。
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