@とAの続きです よろしかったらご覧ください
Bはちょっと長くなってしまいました
CPRはこの人形を使って行います
脇から紙が出ているがわかりますか?
レコーディングペーパーといいます
これで、行った時間や吹き込んだ酸素量、
心臓マッサージの強さが人目でわかります
傷病者を発見したら
「もしもし、大丈夫ですか?」
肩峰を叩き、肩を左右に揺らし、胸骨に痛み刺激をする
それでも反応なければ
「あなたは救急車を呼んでください
あなたはAEDを持ってきてください」
そして体位変換、気道確保
耳と頬を傷病者の鼻・口の近くに持って行き、
見て聞いて、そのままお腹に手を当てて確認
呼吸なしなら 人工呼吸2連の吹き込み(続けて2回)
吹き込み量は0.8〜1.2リットルの間の量
そのまま手を頚動脈に持って行き、
左右の頚動脈を人差し指と中指で各5秒
脈なし
心臓も止まっていればマッサージ開始
マッサージする箇所はおへそから45度の角度で斜めに
肋骨につきあたったら、そのまま沿わせて
胸骨端 そこから剣状突起から2〜3cm上部に右手指
そこに左手の母子球を置き、
左手に右手を絡ませて行います
1分間100回のスピードの割合で胸部圧迫を30回と
1回1秒で2回の人工呼吸のセットを5サイクル
約2分間
脈があった場合は5〜6秒に1回の割合の人工呼吸
これを救急隊or医師が到着するまで続ける
結構、体力要ります
もちろん疲れたからやめます、というわけにはいきません
冷静に続けるのです
このペーパーを見せて、合格ラインに辿りつくまで続きます
ワタシが取った資格は 国際救急救命協会 の
CPR/BASIC というものです
小児用はまた少し違います
それに他の団体や消防署で行われているものとも
若干違うと思います
吹き込んだ酸素量が多ければ肺に裂傷が
足らなければ行き渡らない
心臓マッサージも胸部が4〜5センチ沈むくらいとされています
そして心臓の位置を間違えると絶対に認定はもらえません
吹き込んだ酸素量、心臓マッサージの強さと合計時間
(例:頚動脈を測った時間も記録される)
全体の時間が足らなくても足りすぎてもやり直しというわけです
去年も今年も試験開始してそれほど苦労なく終了できましたが、
最初の2回は腕もパンパン、
唇もガビガビ(人が変わるたび人形に消毒するので)、
腰も膝も痛かったです
去年は産後1ヶ月経ってなかったのですが、
更新しておきたかったので受講しに行きました
決して楽ではないし、
いざという時に人命救助できるかが問題なのですが
なんとかしっかり感覚を忘れないようにしたいものです