みむママの一日

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お友達のききょう。さんが出産のことを書かれていたので、
これから出産を迎える方や、
将来出産される方が、
「こんな出産もあるのね～」と
ちょっとした情報になればと思って書かせて頂きます

私の場合は、二人ともちょっと珍しい？タイプの出産でした。

まずは息子編です。

出産は途中まで地元で見てもらい、
里帰り出産を選択しました。

予定日になっても、一向に出産の気配がありませんでした。

担当医師から、
「一週間後に、計画出産にしましょう」と勧められました。

私の主産予定日に合わせて、
北海道の祖母が来てくれ、帰る日はあと９日後だったので、
「お願いします」と頼みました。

計画日の前に出産の兆しが見えるかもしれないし･･･、
なんて思ってたら、あっという間に計画出産前日に

前日になっても一向に子宮口が開く気配はありません

前日にラミナリアという子宮口を広げる処置と、
陣痛促進剤の処置を受け、一晩大部屋に入院しました。

そして翌朝、陣痛が始まったので、分娩待機室に移動しました。

しかし、１ｃｍしか開かない子宮口

産院の分娩待機室は、
仕切りをつけて、２名で使用します。

隣にいる無痛分娩の処置を受けた女性が旦那さんに電話していて
「無痛だから本当に痛くないし、どんどん子宮口開いてるの」
という会話が聞こえてきます。

私は必死に何時間も痛みを我慢しているのに、
一向に開かない子宮口･･･

（開いてくれるなら、痛みにも耐えられますが

）

片や隣の女性は余裕で開いている･･･と思い、
我慢の限界に達した私は、
「すみません。今からでも無痛分娩に切り替えられますか？」
とナースコール

しました。

「大丈夫ですよ。では処置室に移りましょう」
ということで、しばらくしてから処置室に移りました。

脊髄に麻酔の注射をするから、本当ならかなり痛いはずですが、
この苦しさから逃れられるならと、痛くても余裕で耐えられました。

しばらくして麻酔が効いてくると、
今までの苦しみが嘘のように楽になりました。

また待機室に戻ったんですが、
リラックスしたお蔭で、どんどん子宮口が開きました。

そして、ようやく分娩室へ移動し、出産の準備が整いました。

やすらげる音楽と、天井のキラキラを見つめ、
どんどんリラックス出来ます。

ここまで来て、
ようやくロビーで何時間も待っていた主人が、
案内されることになりました。

でも「イキんで～」と声をかけられても、
下半身に完全に麻酔が効いているので、全然感覚がありません。

力が入らないため、なかなか子供の頭が出てきません。

吸引分娩にしようかと医師が話している時に、
息子の頭が出てきました。

私はといえば、
とにかく息を止めて、
力を下の方に送るというイメージで頑張っていました

傍で見守っていた主人は、
出産前に「両親学級」でお産のビデオを見ていて、
その時の映像は、妊婦さんが獣の様に泣き叫んでいたので、
無言であっさり産んだ私にビックリしていました。
（急に無痛分娩に切り替えたので、主人は全然知らなかったのです）

そして、４月１８日の午後４時１８分に、
待望の第一子

が生まれたのです。

数字は医師が合わせてくれたのか、
同じなので、何だかお目出度い感じがしました

産後すぐの抱っこをして、
主人と３人で写真撮影をしてもらいました。
産声入りのカードが産院からプレゼント

されました。

それから赤ちゃんを預け、
個室へ移りました。
そして少し休んでから、
母と主人に支えてもらい、新生児室まで向かいました。
ヨロヨロとガラス越しに見てみると、
３５０５ｇと大きいので、その日生まれた赤ちゃんの中、
新生児室でひときわ目立ってました。

産後の体調は、とっても良好でした。
この産院は、無痛分娩の人が８割なんですが、
みんな痛くなくて楽だった～と言ってました。

もちろん、自然に産まれたら言うことないんですが、
長い間、胎児がお腹にいるとリスクが伴いますし、
母体の影響も心配されます。

祖母にもひ孫の顔を見せてあげられ、本当に良い出産になりました

長々とお付き合いくださり、ありがとうございました