●鎖骨骨折から628日目。
週末、青山ブックセンターで、絵本『ボイジャーくん』(白泉社)の刊行記念イベントがあった。
エンケンこと遠藤賢司さんと絵本作家の荒井良二さんのトークショー。
絵本『ボイジャーくん』は、エンケンさんの歌詞「ボイジャー君」に、荒井良二さんが絵を描きおろしたもので、「ボイジャー君」のミニCD付き。
イベントでは、この絵本が生まれた経緯、愛猫、音楽、政治の話などのトークに加え、9月3日に吉祥寺のライブハウスで行われた御二人のパフォーマンス映像が紹介された。
そして何と、「ボイジャー君」の生演奏もあった。
『ボイジャーくん』の絵をスライドで観ながら聴く、エンケンさんの生演奏と優しい歌声は、感動的だった。
この絵本は、圧倒的な存在感と強烈な個性が光るお二人の、奇跡的なコラボレーションだと思う。
無人惑星探査機のボイジャー(1号、2号)が打ち上げられたのは、1977年の9月と8月。
今夜、夜空を見上げて、今も宇宙の海を泳ぐボイジャーくんに話しかけよう。
ボイジャーくん、「土星の輪くぐり」や「天王星のオーロラをよじのぼった」話を聞かせてよ、と。