人は、誰しも思い通りには生きられません。
その中で、笑って生きる自由も、愚痴を言いながら生きていく自由も、
人間にはあるのです。
だったら、思い悩むことも多いけど、
陽気に、楽しく、笑顔で生きていくぞ〜!

足跡、コメント、大歓迎です♪

どうぞ、お気軽にお越し下さい。

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今朝の春 [2010年09月18日(土)]



akiさ〜ん  yukariちゃま〜


出ました〜 出ましたよ〜



みをつくし料理帖 待望の4作目









不倫、同棲は当たり前。


自分の勝手な想いだけを優先させ、人のことはお構いなし。


親が子を殺し、子は親を白骨化するまで捨て置いておく今の日本




何処か遠くへ、大事なものを葬り去った現代人に


温かな筆致をもって、作者が問いかけているようです。





血が繋がっていようが、いまいが


自分のことより、まず相手を思いやる


その 愛の深さ に心を打たれます。





精進をいとわぬ心ばえ。


決めたことをやり通す芯の強さ。



そして、心根の温かさ。




一途な澪ちゃんに見習いたいものです。




今朝の春・・・・・浅い春に自分の想いを告げることなく


報われることなど、最初から望まない。


ただ、想い人の幸せだけを祈る。




切なく美しい春の初めです。






akiさんへ


何でかわかりませんが、コメント欄に書き込めないので

試しにこちらに書き込んでみます。


akiさぁぁん  個 人 情 報保護の時代に
大きくお名前アップしてしまってごめんなさぁぁい

高田 郁さん、まだ6冊ほどしか出版されてないので
本屋さんで探すのは困 難でしょう

私は楽天で、新作が出たらメールがくるように
設定していたものですから

早く読みたくて、取りあえず この1冊だけ注文しました。

今、1冊でも送料無料・速達で届けてくれます。
ありがとー 楽天ブックス

この内容だったら、またakiさんが状態で
読みはるやろなぁと、想像してしまいました










posted at 16:32 | おすすめBook | この記事のURL
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大切なもの [2010年05月28日(金)]







その日っていうのは、命の終わる日のことです。



私達は、今日が過ぎ、明日がくるのが当たり前だと思って生きています。

明日も明後日も、ずーっと続いていくはずなのです。


このを読んだら、シュワちゃんムカツクとか、

娘達を叱り飛ばしてたり、一緒に笑い転げてたり

息子が鬱陶しいとか、勉強しいやとか

晩ご飯何食べるとか・・・


そんな普通の毎日が、いかに幸せかということを教えてくれます。



期限付きの命であるなら、

いったい何が出来るのでしょうか



それぞれのなかにある生と死、

そして日常の中にある幸せの意味を気付かせてくれます。







posted at 16:58 | おすすめBook | この記事のURL
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江戸版‘おくりびと’ [2010年05月07日(金)]
こちらも 高田 郁さんの小説です。







『八朔の雪』 『花散らしの雨』 『想い雲』 シリーズのノリで読んでいたら

まったく違った内容のものでした。 ちょっとコワイです




父親と共に行き倒れた艶ちゃんは、“縁”と名を改め、

死者の弔いを専門とする墓寺=青泉寺に身を寄せます。



縁は“屍洗い”と蔑視される、死者を湯灌する仕事を自ら選び取ります。

拾われた13歳の頃から最後の18歳まで、

生者と死者の双方に関わる ことを通じて、

縁が美しく見事に成長していく姿を描いたストーリィ。


ミステリ要素を含み、湯灌に携わる者という独自の視点が興味深く、

縁という純粋な少女というキャラクターと合わせ、心洗われる小説です。


なお、題名の 「出世花」 は、

名前を変えながら成長していく出世魚をもじり、

若い娘だから「魚」ではなく「花」だという意味だそうです。



あとがきで、高田 郁さんが

『 取材で見た湯灌の光景がずっと心に残っていて、

いつか必ずその優しい手のことを書きたい、と思っていた 』


『 この本を手にとって下さった、まだ見ぬあなたに心から感謝します 』

と書いておられます。



優しい小説を書く人は、やはり優しい人なのだと思いました。



posted at 13:08 | おすすめBook | この記事のURL
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心に沁みます(T_T) [2010年04月27日(火)]

最近ハマッているのは、高田 郁さんの時代小説です。








主人公の江戸の女料理人・澪ちゃんは、

人に喜んでもらうために、毎日心を込めて料理を作っています。









澪ちゃんの心根が美しくて

周りの人達の人情が温かくて、読んでいてハラハラ涙してしまいます






人を思いやること、

感謝の気持ち、

清廉な想い、

惜しまぬ努力、

ひたむきな生き方・・・・



人が信じられなくなった時は、高田 郁を読めと言われています。

大事なものを教えてくれる、

陽だまりのように優しい、心に響く小説です。





posted at 16:03 | おすすめBook | この記事のURL
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秋の夜長におすすめの3冊目 [2009年11月07日(土)]




米原さんのお父さまが、国際共産主義運動唯一の

常設交流機関、プラハに設けられた運動理論誌の

編集局に派遣されたことから、

米原さんは当地で、ソビエトに通ったそうです。
 

そのソビエト学校で親しんだ友人たち、

リッツァ、アーニャ、ヤスミンカの思い出と、


それから30年を経て

3人との再会を果たした万感の思い
 

                    を語ったエッセイです。




そんな学校ですから、同級生の父親には

同じ編集局勤めが多く、生徒たちも国際色豊か。



リッツァはギリシャ系で、

          チェコスロバキアへ亡命してきた一家。

アーニャはルーマニアのチャウシェスク政権幹部の娘。

ヤスミンカはユーゴスラビアから。


と言っても、単に国際色豊かという言葉だけでは

片付けられない面があります。

生徒それぞれ、東欧各国の政治事情と

全く無縁ではありえません。

そして、米原さんが彼女達と別れた後の30年間、

東欧諸国は共産主義の崩壊、

地域紛争勃発という激動に揺さぶられた訳です。


3人との文通は既に途絶えており、消息不明。

したがって、久々に訪れた東欧で、彼女達を捜し求め、

遂に再会を果たす までの道筋はまさに

ドラマチック 胸熱くなります。


また、3人の辿ってきた人生も波瀾万丈と言えるでしょう。



考えさせられることが沢山あります

                  是非お薦めしたい一冊。

posted at 16:03 | おすすめBook | この記事のURL
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秋の夜長におすすめの二冊め [2009年10月21日(水)]









わたしは 『みんな』 を信じない。

だから、あんたと一緒にいる。


足の不自由な恵美ちゃんと、病気がちな由香ちゃんとの友情

優等生や、弱虫、八方美人・・・

それぞれの立場のお話で展開する、

『 友達 の本当の意味 を考えさせられる本。


チビ子は、とても共感して、3回は読んだと言っていました。

友達関係に悩んでいる、中学生位のお子さんにピッタリ

もちろん、大人が読んでも  

昔を思い出しつつ、反省も・・・

ラストは、号泣 でした。

posted at 17:06 | おすすめBook | この記事のURL
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秋の夜長におすすめの一冊 [2009年10月04日(日)]
男女を問わず、最近はどんどん晩婚化がすすんでいるとか・・・

うちのブー子も、全く結婚する気がありません。

母を女中のようにこき使い、

気楽なパラサイトシングルを楽しもうというハラが

ミエミエです



そこで、登場するのが、

山本周五郎著の 『 小説 日本婦道記 』です。

11編の短編小説になっています。

全て、江戸期の下級武士の生活、

それも、夫に仕える妻の奥ゆかしさ、賢さ、慎ましさが描かれています。


時代錯誤だぞ〜〜 とか、

女性蔑視というブーイングもあったそうですが、

山本さんは (まるで、友達のよう・・ヘヘッ )

いつの世にも、つつましく、けなげに生きた、

多くの日本の妻や、母に捧げる讃歌である

語っておられます。


そのひとつに、 『桃の井戸』 というお話があり、

ブー子に読んでおくように言ったのですが、

まるで、手に取ることなく、2ヶ月が経過してしまいました。



あまり、見目麗しくない私は、

そのことの、悲しい自覚があって、幼少時から

書物を読んだり、ものを書いたりすることだけに

楽しみを見いだすようになりました。


案の定、いきおくれの年になってしまった私に、

妻に先立たれ、子供2人のいる男性との縁談が舞い込みます。

最初は冗談だと思っていたのに、

本気の縁談だとわかると、自分が可哀想になったのでした。


和歌の師匠の ‘おばあさま’ に相談したところ、



「 女には、誰にも共通な夢がひとつあります。

  云うまでもなく、結婚です。

  娘でいるうちは、考え得られる限り、美しい空想で飾り、

  ほぐしてはまた、もっと美しく飾りあげる。

  こんなことが、実現されるなずはないと知っていながら、

  自分から、なかなか、その夢が捨て切れない。

  そうして、ついには、多かれ少なかれ失望を感じずにはいられない。

  
  何故なら・・・娘達が空想するような 
       
     美しさ 在るものではなく

        新たに、自分が築き上げるものだからです



   夢の行き着いたところに、 

          結婚があるのではなく、

  結婚から、夢の実現が始まるのです。

  それも、ほとんど、妻の力によって。
 」


                                  と、諭されます。


  今までの私なら、聞く耳なかったのですが、


  美しさは在るものでなく、

             自分で新たに築き上げるものだ



  その一言が胸に沁みて、嫁ぐ決心をします。



自分には、和歌の才能があるので、歌を詠んで、一生を過ごそうと

考えていましたが、独り身を通そうという気持ちがになって、

些細なことにも、すぐ肩肘を張る癖がつき、

力んだ考え方をする・・と気付きます。


是か非かではなく、たまにはこの手の本を読んで、

琴線に触れるような文章に出会えたら、

心の糧になると思いますよ、 ブー子さん。





posted at 12:53 | おすすめBook | この記事のURL
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