BLEACH 382
現世への道をひた走るイッチーと卯の花さん。
イッチーの作る道がボロボロでどんどん崩れていくものだから
卯の花さんが見かねて
「あの…黒崎さん よろしければ私が前を走りましょうか?」と
声をかけるが・・・
「え?いやいいよ霊圧の消費を心配してくれてるなら大丈夫だから」
というイッチーのセリフをさえぎるように再度卯の花さんの
「黒崎さん よろしければ私が前を走りましょうか」
という有無を言わせぬ言葉が・・・
(イッチーの作る道ボロボロだから〜〜〜
)
「…………はい …お願いします…
…すいませんでした」とイッチー
卯の花さんが前を走ると美しく作られた道が出来ている。
「うおお………………隊長格の霊圧でやると こんなキレイな道になんのか…
差がありすぎて さすがにショックだ…」
「何をおっしゃるのです 霊圧は貴方も似たようなものですよ
見たところ怪我も癒えている様ですし
万全の霊圧であの有様ということは生来霊圧が雑だから不向きなのでしょう」
「そ…そんなことねーよ!霊圧が全快してりゃ もうちょっとイケるって!」
「あらまあ寝言にしては目が開きすぎですよ」
「ちょっと!言うことキツくねえ!?さっきから!つーか寝言でも冗談でもめえよ!!」
(・・・でも全快しててもイッチー道作るのヘタクソそうだが
)
「見てくれよこれ! 俺の卍解は死覇装も変化するんだけどさ
どうもこの変化した死覇装も含めて卍解みたいなんだ
その証拠に さっき井上にキズを治して貰った時 死覇装はちょっとしか直んなかったんだ
いつもは井上の治療で死覇装も直るのになんでだろうって思って訊いたら
どうも井上はキズを治すのは早いけど霊圧を回復させるのは遅いらしいんだ
けどそん時は下でルキア達がやられてたから急いでて…
結局霊圧は回復させねえまま来ちゃったんだよ
だから今の俺の霊圧はこんくらいってこと!」ちょっとだけ残っていた右袖を指差すイッチー
「なっ!全快なら−…」
『そんな馬鹿な あの死覇装は普段と比べると半分も無い 今の霊圧が半分?
私はその霊圧を隊長格に匹敵する万全の霊圧だと錯覚していた−?』
「…黒崎さん やはり先を走って下さい
今から移動を続けながら貴方の霊圧を限界まで回復させます」
「移動…って走りながら?そんなことでき…」
「できます 本来の鬼道による治療では多くの場合霊圧の回復を先に行います
それにより回復した内部霊圧と術者による外部霊圧とで肉体の回復を図るのです
肉体が回復している状態での霊圧の回復など造作も無いこと
さあ黒崎さん前へ」
『今の霊圧が本当に限界値の半分以下なら
彼は本当に真の切り札になり得るかも知れない−…!』
画面変わってヤミー対剣ちゃん
ヤミーの足を切落し切り倒す剣ちゃん
「ようやくブッ倒れやがったか 頑丈な野郎だ
オイ終えかデカいの」
倒れふしたままのヤミー
「…ちっおおい朽木白哉ァ!!こいつァもうダメだ!!
後はてめえにやるよ!!」
「………………… …言葉の意味が解らぬが」
「馬鹿かてめえは 今まで見ているばっかでヒマだったろうが
あとは止めだけだから てめえにゆずってやるってッんだ」
「…成程 私に貴様の半端な仕事の片付けをしろと言っているのか身の程を知れ」
「弱ェ奴に止めを差すのは性に合わねえんだ ゴチャゴチャ言ってねえでやれよ」
剣ちゃんさんざ食べ散らかした後の食べ残し食えと言ってるようなものだよソレ
つかヤミーの方が0のクセにノイトラより弱いじゃないか
「断る止めを刺すなど兄の如き蛮人にこそ似合いの仕事だ」
「…んだとオ!?」
剣ちゃんと白哉の間にヤミーが手を叩きつけて来る
ヤミー「くそっ くそ…っ」口にエネルギーを溜めて
巨大な虚閃を吐き出すヤミー
ヤミーの横を駆け抜けながら
「大した虚閃だぜ この野郎まだチカラ余ってんじゃねえか…」
「全くだ よくもこの状態で『後は止めだけ』などと言えたものだ
浅薄な見立てに哀れみすら憶えるな」
「ハッ 俺にとっちゃあのくらいで後は止めなんだよ
てめえにゃ荷が重かったみてえだがな!」
カチンときた白哉が千本桜を地に立てる
「荷が重いかどうか− その身を以って確かめるが良い」
「面白れえ!!俺もてめえとは一遍戦り合ってみたかったんだ!!」
構える両者の間にヤミーが迫る。(この事態で仲間割れするのもどうかと思うが)
白哉&剣ちゃん「…邪魔だ」
「失せろ!!」
見開きで二人の攻撃がヤミーにヒットしたところでつづく・・・
・・・これで倒されちゃったらヤミー数字が0十刃でも10十刃だと思うよ・・・。
絶対ノイトラより弱いもん・・・・・・・。
剣ちゃんの見せ場はもう終わりなのかな〜〜
剣ちゃんの見せ場終わったら今度は拳西をお願いします