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ずっと掃除が嫌いなのだと思っていました。

そうではないと思い直したのは、

少し前のことです。

名古屋から東京へ引越して

毎日のように掃除をしていまいたが、

あまり苦痛に感じませんでした。

考えれば、東京のマンションが

私にとって初めて自分で選んだ住まいだったのです。

自分で納得したものだから大事にできるし、

収納もあり、スペースも３人では広めで

交通の便なども含め、すごく満足していたのでした。








今の和歌山の住まいも自分で選んだわけではないのですが、

かなり満足しています。

以前より狭くなったとはいえ

想像以上に収納スペースもあり、

全体の雰囲気も好きな作りなんです。

そうではあるのですが、

掃除は嫌いでなくても片づけは苦手。

一緒に考えてしまうものだけど、

掃除と整理整頓って全く別物ですね。

ついついいらないものまでしまいこんでしまう。

それでも、一見スッキリするので、

続けているのが、

ダイニングテーブルだけを片づけるということ。








「お部屋スッキリ！」の法則　あらかわ菜美著　大和出版

数年前になんとなく購入した本ですが、

収納ハウツー本の中では一番自分に合っていたものです。

やり方は簡単。

ダイニングテーブルを片づけるだけ。

ここだけ常時片づける習慣をつけると、

本当にスッキリしてきます。

そうして部屋全体がゴチャゴチャするのが嫌で

家も片付いてくるというのが、この本の主旨です。

私の家の場合ではカウンターキッチン周りも

物を出さないようにすると

家が片付いている印象になります。

更に言うなら、リビングの床に物を置かない。

この３点を守ると部屋は綺麗に感じます。

とにかく仕事へ出掛けるときでも、

ダイニングテーブルだけはササっと片づけます。

帰ってきて気分が違う。

本当にそれだけだけど、

片づけのペースが速くなったように思います。
















もちろん、テーブルの上にはいくつか必需品はあります。

シュシュや電卓、携帯の充電器などの小物を入れたり、

子供に使う消毒用ハンドジェルや日焼け止めなど

かごに収納しております。

ティッシュやリモコンもダイニングテーブルの端に。

ここの真上はちょうどキッチンカウンターの部分になるため

多少ものが置いてあっても邪魔になりません。

ここだけ物を置き、テーブル全体に何も置かない。

逆に言うと、大事なものをテーブルの真ん中に置くと

忘れ物をしない！

物でもメモでも効果てきめんですよ。








子供がいるから手狭に感じるし、

すぐにゴチャゴチャするし、

やはり片づけは苦手だから

綺麗好きの人から見たら

決してスッキリと整理された部屋ではないと思いますが、

帰宅してガッカリするような家ではないと思っています。

だから、私は家に帰るのが楽しみなんです。