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中国の大盗賊・完全版 [2008年10月31日(金)]
高島俊男著

講談社現代新書

個人的に高島さんの本は大好きで、

特にご自身が中国文学者であることから、

中国に関する著書は面白い。

その割りに文章は柔らかいので、読みやすい。

この本は人物によって各章に分かれているから、

より読みやすくなっていると思う。





盗賊というと、日本では石川五右衛門のような泥棒のように思うが、

中国では違う。

盗賊とは官以外の、武装した、実力で要求を通そうする、集団、

と定義してある。

だから、皇帝になった人物のほとんどがそうなる。

ここでは、明の太祖や李自生など、皇帝と名乗った人物6名を書いている。





実はこの本の初版は1989年。

完全版は講談社現代新書の40周年を期にリニューアルした時に、

当時はほとんど載せてもらえなかった毛沢東の項を入れた

当初の原稿通りで発売されたもの。

どの章も面白いのだが、やはり毛沢東の章が白眉。

この時代というのは、各国が複雑に絡み合い、難しく

私もよくわからないのだが、それを簡単に事実のみを書いてあるので、

大変わかりやすいです。

そして、あの時代を紐解くことによって、今の中国を垣間見ることもできる。

中国とは近くて遠い国。

日本は古くから影響を受けていて、なんとなく同じような考えであるよに

錯覚してしまうが、中国とは文化や思考が違う。

それをハッキリ認識させられます。
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