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アイスの中にアリ点在の思い出 [2007年12月11日(火)]

過去に思いを馳せている時、ふと面白い(その当時は生きた心地がしなかった)人々と出会ったことを思い出しました。



オーストラリア留学時、最初の数週間だけホームステイをするように留学エージェントを通して手続きを取ってから出国しました。

落ち着いてから、アパートなり何なり探そうかな…と…。

とりあえず、食べ物と泊まるところは確保できるわけですから、安心です。




私が最初にホームステイをさせていただいたのは、ええと…大丈夫かな(色んな意味で…)と思われる一人暮らしのおばあさんの家でした。

インド洋沿いの広い家にお婆さんと二人暮らし…(本当に不安だった…、色んな意味で


ルーマニア移民の彼女。 ちょっと訛りがあって聞き取りづらいのですが、お人柄はとってもよい。



でもやってくれましたね〜。

私の日用品を購入するために車でショッピングモールに連れて行ってくれたのはいいものの、突然の衝撃!!

中央分離帯に乗り上げる!

あっという間に人だかりですよ…。

運転手であるお婆さんは起こった意味が分かっちゃおらず、同乗しているのはテンパるアジア人。






ある日の休日。

冷蔵庫の中の水。 緑茶かな??日本人である私のために用意してくれたのかな?…とおもむろに飲むと…、




カビもしくは苔。

うんがぁ。  この家で信じられるのは自分の五感だけかよっ 
 








またある日。 食後にアイス、手作りのマンゴーシロップた〜っぷり(この食生活で、2ヶ月で5キロ太りましたからね…)

よく見ると、黒い粒々がシロップにびっしり。

(キウイか何かの種かな…)と気にせず噛み締めていると… 気づいたよ、私。




アリよ、アリっ!!


アリがたーくさん徘徊 in シロップ




お婆さん、とってもいい人なんだけれど、私はここには住めない…。 

言い出しにくかったけれど、通学に時間がかかりすぎるという理由にし、ホームステイの契約はラスト一週間で解消することにし、それから次なる住処を探したのでした。



移民のお婆さん。 移住してきた当時の話を聞き、本当に辛い思いをされたんだと感じました。

今は全く連絡取っていませんが、どうなさっているのでしょう。 元気であることを願うばかりです。。。





またカメムシ味かい… [2007年11月16日(金)]

今日の夕飯ナシゴレン

東南アジアのチャーハンみたいなもんです。



上に乗っかってる茶色の物体はパリパリに揚げたフライドオニオンです。



で… 横の物体。




揚げる前






揚げると、こんなに、ふわサクのエビせんになります。 これがないと、ナシゴレンではない!というくらい、サブキャラながら欠かせない存在。

私もそんな存在になりたい…(希望的観測)



もちろん昨日の残りのパクチー添付(私の皿上のみ)。

みんな、カメムシだなんだと寄り付かないからさ…。


少々クセのある人間のほうが

人間味帯びてるじゃんかっ


一人で食すカメムシ味…。



…でも、このナシゴレンの味自体は本当に好評で、

3.5合を5分で完食

(実話です。エンゲル係数高。)




そう言えば、某アジア国の屋台で一人ナシゴレンを食してると、とってもうさん臭いおっさんにつかまって、しつこいのなんのって…。

あれは俗に言う日本人狙いの詐欺師??と考えたので軽くあしらうが、本当にしつこかった。

本気で拉致されるんじゃないか…と思った。



もしかしたら店の店主とグルか??そんなことを思ってかなり焦ったが、やはり後で警察のお触書により知るところによると、

彼は詐欺師だったらしい



あんな旅、若いから出来たのかなぁ。 年齢を重ねるにつれてフットワークは確実に重。 

でも、今無事だからこんなこと言えるのだろうけど、いくつになってもチャレンジ精神みたいなものは持ち続けたい…


複雑な心境になりながら食した今日のナシゴレンでした…。

捨てるか捨てぬべきか… [2007年10月10日(水)]

自分の心の中と、部屋の状態が密接に関係しているとはよく言ったもので、今のこの家の状態は…

もともと、部屋に必要のないものが散乱していることが大嫌いなので、この状態がとっても精神に悪い影響を及ぼしていることには間違いない。


…1日じゃムリだな…。数日かけて、家中を完全スキャンしていくことにしよう。



必要なものは、必要。 いらないものは容赦なく処分できる性格なので仕事も順調にはかどるだろう…と思いきや、実に「ニュートラル」なものが出現し、どうしようか本気で悩むのだ。

ニュートラルなものとは…

絶対必要ないと分かっているのに、 今後の入手困難が予想されるもの…。


私の中では「旅のお土産」に多い。


例えばこんなもの。



こ、これは…   数年前、バックパッカーで中国の西安〜洛陽あたりをうろついていた時に買ってしまった、歴史人物のトランプ(苦笑)。


冷静に考えれば「こんなのいらね〜」って分かるのだけれども、旅情…というか、「今、手に入れなければ日本で入手困難だぞ!!」という自分の中のセンサーが察知してしまい、こんなものがたくさん…



4年間、開封すらしていなかったので、まさに今、開封します。

(付加価値つくかなぁ…と思って、開けずにいたが、そんな価値つくかいっ




誰…??


なんか…新手のタロット占いみたいだな…


トランプなので、オールスター全員集合!とはいきませんな 選び抜かれた54人の理由を知りたい!







こちらは、三国志人物の「しおりセット(8本入り)」。 どう気の迷いが生じてこれが手元にあるのか当時の自分に問いかけてみたいくらいです。


百均ならぬ、1元均一ショップ
で購入してしまったこれらの商品…。


「部屋完全スキャン」を妨害する、この実にニュートラルすぎる品々…。

処分方法に大変頭を痛めているのであります…。


帰宅後、ふと我に返る
土産の数々…。








鶏手羽ピリ辛揚げ>アジア飯 [2007年08月24日(金)]


ワンプレート・アジア飯。


今日のアジア飯、メインディッシュは、「アジア風手羽先のピリ辛揚げ(仮称)」



極低温から、高温へ… じっくり15分かけてパリっと揚げた手羽先に、ナンプラー、スイートチリソース、ニンニクみじん切りベースの甘辛〜いタレを絡めまくった、

超居酒屋系なおかずです。



レシピに「コリアンダー」を入れると書いてあったのですが、どうも、カメムシ臭いアレが苦手なので、代わりに香り高き自家製ハーブを使いました



これがどうも、「酒」を呼んでしまうようで…  ダイエット中なので謹慎してましたが、ちょっとならいいや…と、比較的カロリーの低い焼酎をチョイスして、一人で飲んでいます。




ワンプレート・アジア飯…というと…

外国の客も滅多に来ないような某アジアの街で一泊した時のこと。

食堂で「ほら、食え!!」と言わんばかりに出された料理。(超愛想ナシ

…いやいや、彼は愛想がないわけでなく、私が怖い…、どう対処していいのか分からなかったのでしょうね。

その証拠に、ふと顔を上げると、異国人Gum Treeが食べる様子を、客、店員みんなで伺っている!!!

「ニヤリ」と笑って見せると、彼らも「ニヤリ」。

「うまい!!」とジェスチャーすれば、「こうやって食うんだぞ!」と教えてくれる!!


あんなに愉快なことはなかったですね。


だから、一つの皿に、無造作に並べられたワンプレート・アジア飯、なんだか彼らの素朴さのような気がして大好きなのです。



(ただし、バックパッカーには恐ろしい体験も時には付きものなので、要注意!!)




以上、うちで人気の高いアジア飯のご紹介でした

後にひくから、カロリーに注意しよっと…







タンスの奥から忘れていた民族衣装が… [2007年06月06日(水)]



これ、どこの国の民族衣装だと思います? 


マレーシアです

もちろん女性のもの。ツーピースになっているのですが、上着はちょうど膝くらいまであり、前をホックで止めるようになっています。 

下は、ラップスカートになっていて、私の身長(160cm)で引きずるくらいあります。多分裾上げが必要なのでしょう、それとも短足なのか…



柄のアップです。 写真では分からないですが、ラメが入っていたりします。


衣替えをしようと思ったら、奥底からこの民族衣装が出てきて、これを手に入れた経緯を書こうかと…



それは昔、日本に一時帰国していてオーストラリアに帰る際、飛行機の乗り換えのため一旦マレーシアで降り、そのまま10日ほど一人ブラリ旅をした時です。

財布の中の現金…確か1、2万くらいだったと思います。 しかも宿の予約ナシ!降り立ったのは午後9時!(スゴイ

今考えればゾっとするような行動ですが、当時は型破りなことばかり 唯一所持していた「るるぶ」…機内に忘れて来てしまった… しかもマレーシアの知識ゼロ。 


とりあえずその日は、ヤモリが部屋にいっぱいいる廃墟のような安宿になんとか泊まることができ、次の日に首都クアラルンプールをブラブラしてみることに しかし…
 

しまった!ここイスラム国だった!!私の服装はキャミソールにハーフパンツ。 みんなの視線が痛い…。 おまけに特定のレストランに入ることも出来ません。

もちろん、旅行者に対して服装がどうのこうのという制限はないのですが、やはり慣習の問題。 郷に入れば郷に従え。 失礼なことは出来ません。

そういうわけで、この民族衣装を店の人に勧められるがままに購入したのですが、スコールが降る熱帯気候の下、長袖にロングスカートはかなりきつい


安宿で一緒になったエジプト人の「このスカーフ巻きなよ。エジプト綿が世界一の品質だよ」のアドバイス通り実践していたが、まるでアラブ商人な私。 エジプト綿が世界一かどうかなんて、もうどうでも良くなっていました。

スカーフを巻いて、この衣装を着て、汗もかかずにオシャレを楽しんでいるお嬢さんたちが、信じられなかったです
(本当にオシャレさんが多いんです

そのままお蔵入りしていた、このマレーシア民族衣装。 その後、貧乏な屋台料理暮らしが祟ったのか、ココナッツジュースの飲みすぎがいけなかったのか、ひどく胃腸をやられて苦しかったのを鮮明に覚えています。 

それからは、旅に出る時は必ず
「修学旅行のしおり」にように入念な下調べをして出発していくことにしてます

(いつか、マレーシアにてリベンジする時までに裾上げしておきます



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