答えは、食肉でした
桜が、馬肉。
柏が鶏肉。
紅葉が鹿肉。
牡丹が猪肉。
食肉がタブー視されていた頃の隠語表現ですが、
なかなかに風流な言い回しですね。
福島県会津若松市は、桜肉で有名な土地柄です。
会津若松市 『蔵の店』
久しぶりの桜肉を食しに、会津若松市『蔵の店』に行って参りました。
その名のとおり、本物の蔵を利用しています。
重厚な漆喰の白壁に、飴色のどっしりとした梁・・・
それもそのはず、その昔、酒蔵だった建物を改造した店舗なのです。
桜寿司
熊本の桜は霜降りですが、会津は赤身が身上。
桜肉は空気に触れると、鮮やかな淡紅色に変化。
『桜』と呼ばれた由来です。
臭みもなく、お口の中でとろっとほどけて行きます。
桜肉は、グリコーゲンが豊富。
低アレルギー、低カロリー、低脂肪。
高たんぱく、高
ミネラル。
しかも、馬は高体温のため、桜肉は寄生虫や病原菌とは縁遠いそう。
内陸盆地の会津若松の、貴重なタンパク源として、
今も昔も愛され続けているようです。
狐狸妖怪なので、むしゃむしゃ食べて
そういえばペット用の桜肉も売っているそうな。
そうか
おいしそうな和菓子を作っていた、
ウノさんならではの発想おみごとです
紅葉に牡丹は花札ですよね、きっと。
桜は色なのかな?
柏は「柏手」を打つ姿を、
鳥の羽ばたく姿になぞらえているそうな。
ちょっと衒学連してみました
北海道の方々はダチョウや羊は食べても、
桜は食べないですものね。
青森・長野・会津・熊本あたりは桜肉文化みたい。
その他の地域ではなかなか手に入らないのかも
知れませんね。
美大生の母さんは、九州でしたっけ
北海道から南を臨むと、
遠方の地理には疎い狐狸です
スーパーで桜肉売っているんですね
新玉ねぎとのコラボはおいしそうです