中国・広州生活を綴ります。

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しゃさんとの語らい [2009年04月16日(木)]
チャイナねたが続いておりますので、もうひとつおまけに。

昨日、我が家の運転手、
しゃさんと運転中におしゃべりした内容を再現したいと思います。
これを読めばわたしの貧困な中国語力も透けて見えますよ。


車窓よりぼーっと車道を行く自転車の人を見ながら、

(わたし)「しゃさん、むかしは自転車多かったアルカ?」

(しゃさん)「そうだね、ボクが子供の頃は、
        車道に車は少なくて自転車ばっかりだったよ。」
(現在、大都会・広州の車道は車で埋め尽くされています。)

「あのころは、自転車で1時間もかけて出かけたりしたもんさ。
  ・・その当時は国の決まりで、都会に住む家からは必ず一人、
  農村に手伝いに行かなければならなかったんだよ。」

 (おお、徴兵制の農村バージョン!)

「でね、ボクのお兄さんが農村にしばらく行ったのさ。」

「それはミンナすきな仕事アルカ?」

「いやいや、もちろん都会に住む人にはいやがられていたよ。
  なんと言っても重労働だからね。
  そこに、うちの家からはお兄さんが行ったのさ。」

「じゃ、しゃさんラッキーアルネ!」

「そうだね、ラッキーだったね。行かずに済んで。

「ノーソンの人は親切にしてくれたのアルカ?」

「そりゃあ親切にしてくれたさ〜。お手伝いをしたんだもの。
  お米と野菜、食べるものが十分あれば幸せな時代だったから。
  今と違ってお金はあんまり要らなかったんだよね〜。」

「うつくしい生活アル!」

「そうだね〜、ここ広州でも、ボクが子供の頃、夏の夜は、
  家の戸口の前に床を用意してね、家の前で寝たもんだよ。
  今と違って、家に盗られて困るものなんてないし、
  街の人々も人のものを盗ろうなんて思わなかったんだねぇ。」

「アンゼン!戸口のソトでネルアルカ!!」

「そう、安全だった。
  あのころはお金なんて大して重要ではなくて、
  食べるものがちゃんとあれば生きて行けたんだよねぇ。
  それが今はお金のことばっかりになってしまったんだなぁ。」

「うつくしい生活ネ〜!ニホンも同じアル。
  むかしはもっともっとアンゼンだったアルヨ〜。
  今はおかねばっかり、なんでアルカネ〜」


二人してしみじみ。ちょっとノスタルジィに浸った道でした。


まうみさん向けおまけのおまけ:
上記会話の『戸口』覚えてます〜?menkou
低音聞かせて勢い良くお願いします。
posted at 22:10 | China | この記事のURL
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コメント
KYOさん、こんにちは〜。
一家で外出の度に親戚に預けられる家電って。。。ペット?
さっすが、ブラジル、地球の裏側まで行くと常識も突き抜けるもんですね〜。

現在では、ぼやぼやしてるとスリの餌食になってしまう、生き馬の目を抜く世知辛い大都会、広州ですが、のどかな時代がほんの30年くらい前にあったっていうのに救われます。
ちなみに盗難関係ではラッキーな我が家、広州に住んで1年半ですが、紛失した(≒盗難された)のはおとといの学校行事の最中になくなった傘一本だけです。銀行カード、2回も忘れてちゃんと戻ってきた強運。

たった一年半で、アパートの水漏れは数えきれないんですけどね〜。

Posted by:KYOさんへ  at 2009年04月20日(月) 19:14

ししははさん、こんにちはーー。しゃさんの話、のどかでいいですねー。

ブラジル人の男性と結婚した友人とこの間話をしていたら、彼の実家のあるエリアはしゃさんの話の真逆で、こちらこちらでびっくりでした。

とにかく泥棒がひどいところで、家に人がいても、入ってくるくらいの厚かましさ。そのため、家族全員で外出するとき(ホリデーに行く時など)は、テレビとか電化製品は、親戚の家に預けたりしていくらしいです。おおごとですよねー。

お国柄、いろいろですね。

Posted by:KYO  at 2009年04月20日(月) 18:40

まうみさん、えへへ、中国語力を褒めてくれてありがとう!でもね、1年半住んでこれっぽっちってかなり日本人としてはお粗末な方なのよ。

しゃさんとの会話が円滑なのは、彼が私の発音を理解してくれ、私が彼の発音に慣れていて、(中国語は発音の個人差が半端ない。英語や日本語の比ではありません。)そして、しゃさんがまるで2歳児と話す様に簡単な語意を選んで話してくれるから成立するんですよね〜。

中国語をもっと上達させたいとは思うものの、英語の方が自分の至らなさを痛感する機会が多いもので、ついつい2歳児中国語でサバイブすることに慢心してしまっているわたしです。まうみさんも『門口』ちゃんと言えるんだから、中国語できるってことですよ

美しきシンプル・ライフ。実現するには俗世にまみれきっている我が身ではありますが、その片鱗を少しでも心に留めておこうと思うのであります。


Posted by:まうみさんへ  at 2009年04月18日(土) 17:01

あらいやだ!ししははちゃんったら、わたし向けのだなんて……まるでわたしがそれをめちゃんこ好きみたいに……え?なになに、低音聞かせて勢い良く……ふんふん、って……再びなにをさせるんっすかまったく、ふふん{ニマリ}。

いやでも、大した会話力じゃないの?そんないっぱいなこと聞けたり言えたり。中国語っしょ?あんなの、しゃべれるようになるなんて思えない!わたしなんて絶対に無理!あ〜も〜無理無理

でもなあ、ほんの少し前、かれこれ17年ほど前、わたしんち、その日ちゃんと食べれたらそれで○っていう日を過ごしてたんだよねえ。それだけで幸せだったんだよねえ。周りはもうすっかり今みたいな社会になってたんだけど……。あの頃の、幸せ基準をまた戻さないと。この頃贅沢になっちゃって、その分不満も増えたような気がする。反省しなきゃ。いい話をありがとう!
Posted by:まうみ  at 2009年04月18日(土) 08:29

みみやすさん、こんばんわ!
本当にこの世は世知辛いですね。
そして、そんなこと言いつつも、欲しいものが次から次へと現れてしまう罪深い自分。。。
少しだけでもそんな生活を心に留めておきたいものですね

Posted by:みみやすさんへ  at 2009年04月17日(金) 22:33

ししははさん、こんばんわぁヾ(≧∇≦)〃

食べられれば良いという生活を
してみたいですね、
でも今は食以外に金が掛り
世知辛い生き難い世の中です(;_ヘ)ウルウル
Posted by:みみやす  at 2009年04月17日(金) 21:52

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