昨日、いつも行くローカル美容院へ友達Pちゃんと
Pちゃんは今までにもブログにcake fairy(お菓子の妖精)として登場したことのあるスペイン人です。初めて会った頃、アメリカ
英語しか知らない私には、完璧なイギリス
英語を話す彼女の言っていることがちっともわからなかったものでした。名前そのままに、いつもいつもオーブンから出したてのほっかほかのとびきり美味しい焼き菓子をさりげなく届けてくれる、心があったかくて愉快な人です。日本へ向けたチャリティ・セールでは、必ずいろんな焼き菓子を沢山作って協力してくれました。最近ではさらに進化して、うちの息子達に the legendary goddess of cookies(伝説の
クッキーの女神!)と呼ばれるようになったPちゃんですが、今月に別の街へ引っ越していくことに
昨日は引っ越しを済ませ家の中を片付け終えて、くたくたになったところで、スッキリする為に一緒に洗髪へ出かけたのでした。
普段わたしはローカル店へはあまり友達を連れて行きません。今人気のスギちゃん(さりげなく日本の流行についていってる感をアピール)の上を行くワイルドさをほとんどの国民が兼ね備えているチャイナ・ローカルは、たいていの外国人には刺激が強すぎるからです。
でも、Pちゃんは2度目の挑戦なので大丈夫!
参考画像:
(洗髪をされるぴいす)
わたしの担当についたのは女の子、Pちゃんについたのは男の子。
別々に洗髪と頭皮マッサージを堪能することしばし。
そして頭のマッサージが終わったころ、Pちゃんの担当の男の子が
中国語で私に何か言ってきました。
『あなたのお友達に、手をマッサージしてもいいか聞いてもらえますか?』
遠慮がちで丁寧なお兄ちゃんだなぁと思いつつPちゃんに通訳すると、
鳩が豆鉄砲を食らったようなリアクション。
もちろん疲れているPちゃんにマッサージは大歓迎なので、二人で満喫しました。
このローカル美容院はスタッフによりサービス内容が大きく違います。
頭皮マッサージが念入りな人や、肩や背中までシャンプー中にほぐしてくれる人まで。
参考画像:
(同上、ぴいす)
後で解ったことですが、Pちゃんの担当は後者だったようで、仰向けに寝た彼女の肩甲骨の下の方まで手を入れてもんでくれたばかりか、なんとおっぱいの上部分までマッサージしてくれたんだそう。
ううわぁ〜〜っっ!こここんなところまでっ!!!
と吃驚しつつもどう言っていいやら解らず、疲れきっていたのでなすがままだったと。
その後、手のマッサージに許可を求められたので、おっぱいはOKで何故に手は遠慮?とキョトンとしてしまったんだそうです。
わたしもこの洗髪師に一度だけ当たったことがあります。
思わず『胸部不要、謝謝』と言ってしまいましたもん。
でも、この人が背中をマッサージしてくれた後は本当にスッキリしました。
Pちゃんは2度目にして当たるとは引きが強いですね〜。
わたしは、別のスタッフから耳の穴に指を突っ込んでグリグリ洗われたこともあります。
あれは目から鱗が落ちるような衝撃体験でした。。。
このように中国では、人が他者に触られてもOKなプライベートの境界ラインの線引きがあまりにも違って、大いに戸惑うことがあります。
明後日もPちゃんと行く予定。
今度はどんな人が担当してくれるのか楽しみです