今日は、科学城(Science Park)という、
広州の中心から、車で30〜40分ほどかかる所に行きました。
ここには、子供たちの学校の、真新しい広大なキャンパスがあり、
2年後には、広州の町中から、完全に移転を予定しています。
現在、一足先に、中等部と高等部が移転を完了した状態です。
(現在通っている小学部は、うちから車ですぐの所にあります。)
つまり、ししは来年からこの新しいキャンパスへ、
長い通学時間をかけて通わなければならないわけです。
わたしが先生と話す機会もぐっと減ることでしょう。
日本の教育と違い、自主性が非常に重んじられ、
宿題の量も増え、すべてにおいてしっかりしないといけません。
(前回、ちょっと書いた説明会もここで行われました。)
ふ、不安。。。
そんなわけで、今日はパパと一緒に開校式に出席してきました。
キャンパス自体は、本年度の始め頃から機能していたのですが、
なぜに今 開校式 の謎
ま、なんでもいいや。 中等部の先生と話す機会さえあれば。
立派な体育館で行われた式典では、
まず、学校理事が、
中国語の同時通訳付きで威風堂々とスピーチ。
この人、体格も姿勢も良く、本当に威風堂々としているんです。
で、その次に現れたアメリカ総領事。
これが、ちょっとしょぼくれた感じのかわいいおじさんです。
ところが、侮るなかれ、さすがは総領事、彼は凄かった!
なんと、全ての段落ごとに区切って、
英中2カ国語で流暢なスピーチをしたのでした。
まさに、セルフ同時通訳!
外交官ってすげ〜っ
と感心。
なんか、理事がとってもかっこわるい印象になっちゃったのは
気のせいでしょうか。
お次ぎは中国の役人。
彼は広州広域にわたる地域の開発を司るお偉いさんらしい。
さっすが特権階級、堂々っぷりが半端ではありません。
カメラも、彼がマイクを握ると、突然動き出します。
『本当は総領事の
中国語より自分の
英語は上手だけど、
勇気がないので
中国語で話します』
なんて、負け惜しみのような微妙なジョークの後、
英語の同時通訳付きで威厳あるスピーチ。
と思いきや、スピーチによると、
お子さんは現在アメリカに留学中だそうで、
20年くらいして孫が産まれたら、是非ここに通わせたい、と。
あら、意外にオープンな人なのね。
でも、政府のお偉いさんがそんなこと言っていいのかな。。。
式典をした体育館は、キンキンに冷やされていて、凍えました
あー、そうか、スーツを着たお偉いさんたちに合わせてたんだ。
と、粗末なTシャツを着て震えながら納得。
中国名物獅子舞を観賞後、
お茶を飲む時間に化学の先生をつかまえて、質問。
来年度の始めの5日間を欠席する予定のため、
ちゃんとついていけるか不安だらけのわたしとパパなのですが、
『始めの1週間は宿題もでないし、
メールでやり取りもできるし、大丈夫よ〜』
と勇気づけられる。
これからも、先生との連絡を密に取って、頑張って行こう!
と新たに決意しました。
帰りがけに、同じく科学城にある日本人学校に寄って、
新年度の教科書を配布してもらい、
多くのものを得た午前のひと時でした。
午後はおなじみ、
メンターのボランティアへ。
今日は、パパを伴っての出席です。
パパは、難しい
英語に慣れている上に、
この日のために遺伝子操作についてもばっちり予習済みでした!
そのおかげで、とっても落ち着いて参加できました。
ありがとう、パパ
時間切れで、遺伝子操作の話まで行かなかったけど。。。
最後に、ネットで見つけた子供たちのクラス写真をつけま〜す。