美容とファッションなどについて

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おんなの日本史修学旅行 [2013年05月27日(月)]






おんなの日本史修学旅行 花房観音 KKベストセラーズ

古典エッセイストの大塚ひかりさんのブログにリンクがあり、

そのときに花房観音なる人物を知りました。

正確にいうと、小説家デビューの直前でしたので、

以前のPNでしたが。

ブログの下の方に”お暇なら読んでね”と書いてあり、

いくつものリンクがありました。

私はそこを読んで衝撃を受けるわけです。

「この文章をタダで読んでいいの!」って(笑)。

私は小説というのを極一部しか読まないので、

エッセイが出るのを待っていました!

アマゾンで予約して昨日夕方に手にし、

もう3回くらい読んでいます。

それくらい軽くて、読みやすいエッセイです。






京都、奈良が中心の話になるのですが、

私自身、それほど日本史に詳しくなくても

本の内容はほとんど知っていました。

だから、重箱の隅をつつくような雑学ではないです。

でも、コメディタッチの文章がスイスイ読める。

これから、京都方面に行く人におすすめ!

修学旅行と名前があるくらいだから、

ある程度噛み砕いてかいているのだと思います。

一番のおすすめは信長・秀吉・家康の××対談。

私のブログだとNGワードで載せられないのよ(笑)。

花房観音さんのブログをトラッドバックしているので、

そちらから詳細を確認してはいかが?


トラッドバックできませんでしたので、

下記にリンクを貼り付けます

http://d.hatena.ne.jp/hankinren/20130525



個人的にいえば、もう少し重厚感ある文章が好みです。

ブログにある”血天井の話”が真骨頂です!

このような大人の話を本にまとめてほしいと切望しています。

この視線は、”死にたいのに死ねない”という人生観に

あるように思います。

筋肉少女隊の大槻ケンヂさんが

”愛されたいのに愛されない”ゆえに

江戸川乱歩が好きな理由と同じよう思う。

花房観音という人は、苦しみを己に取り込むことで

文書が生きてくる作家だと思います。

(小説を読んでいないのでかなり独断です・・・。)

だからと言って、笑ってしまう文章もとっても上手。

香水の理由”とか”素人公開羞恥現場”とかおすすめです。

何より苦しみ、叫びというのでは

”雑誌の死”が素晴らしいです。

私はこれを一番最初に読み、ガツンときました(笑)。






私がこの人に魅かれるのは、

単に文章が上手なだけではないように思います。

あとがきにあるような、

「自意識過剰で卑屈」というがかつての私とダブルのです。

幸いにというか、自分は紆余曲折はあれ

平凡な人生ですが、根底が一緒なんだと感じます。

ちなみに、たまたま子供を歯医者に連れて行った際、

週刊誌で花房観音さんのお写真が載っていたんですね。

「想像と違うな」とは思ったものの、

知的な香りのする方でした。

以前、美容ジャーナリストの齋藤薫さんが、

「よい下着をつけている人や本が好きな人は

透けて見えなくてもわかる」というようなことを

書いていましたがその通りです。
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