あれから10年・・・F [2007年11月02日(金)]
内容が重い話で申し訳ありません
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『あれから10年・・・@』
『あれから10年・・・A』
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『あれから10年・・・C』
『あれから10年・・・D』
『あれから10年・・・E』
あれから10年・・・Fです。

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あれから10年・・・Fです。
Mさんはよく嘘をつく。
嘘をついてみんなの反応を見て面白がるのだ。
だから、その日も「また言ってるよ」と思い岐路についた。
家に着くと、母親が
「○○さんのところの○○ちゃんが亡くなったって、
今


・・・・・・嘘じゃなかったんだ。
彼女は自殺だった。
理由はだいたい想像が付いた。
「私のせいだ」
そう思った。
『私』というターゲットを失い、
新たなターゲットに『彼女』が選ばれてしまったのだ。
たとえ直接彼女に何かをしたわけじゃなくても、
無関係ではない。
でも、今更、私にどうすることも出来ない。
出来るわけが無い、彼女はもう居ないんだから。
亡くなった彼女とは、特別仲が良かったわけではなかった。
『同じ部活のお友達』程度の付き合いでしかなかった。
彼女はとてもまじめな子だったから、
私のように、逃げ出して、
サボることが出来なかったんだと思う。
2学期が始まったある日、
その頃私が所属していた部の顧問の先生に呼び出された。
「女子バスケ部内のいじめの事実について話を聞きたい」
ということだった。
Gに続く・・・。
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