うちの兄弟はそろって発達障がいです
(あーちゃんはまだ診断でていませんが)
そしてどちらにも共通してやってあげないといけないことがあります。
それは
「待つ」こと。
障がいの程度で言えばおそらく将ちゃんの方がキツイ、気がします。
でもここは2人とも同じです。
納得するまで「待つ」。
自分で決めたことにはかんしゃくを起こしにくいんですよね。
これはどのおうちのお子さんでも同じだと思いますが
うちの場合は色んな場面のフラッシュバックがあったりするので
納得するまでに時間がかかります。
私と子供が1対1なら「待つ」のは簡単です。
でも兄弟を連れている場合はそうは行きません。
どちらかが納得して・・・・までなんて待てないことが多いです。
しっくり、ハマるところにハマりきらなかった感情は後でまた
フラッシュバックして(うちでは
思い出し怒りと呼んでいます)
急にモノを投げたり、噛んだり、叫んだり・・・
そういう行動に反映されているようです。
中に溜め込むよりはマシなんですが、
本当に急に怒り出したりするのでこっちとしては
です。
特に、将ちゃんはクラスが上がるたびに園児の数が増えて
刺激が強かったり、みんなに合わせないといけないことが多くて
しんどいんでしょうね。
そしてあーちゃんにもかなり自我が出てきて、
今までは将ちゃんに合わせていれば良かったんですが
そうもいかなくなってきました。
身体がふたつ欲しいよ〜ってしょっちゅう思います
せめて家で過ごす時ぐらいは我慢して!って言いたくないもんですが
そうも行きませんね。
今日はあーちゃんがめちゃくちゃゴン太で
なかなか家に帰ることができませんでした。
落ち着くまで「待つ」をしないといけないんですが、将ちゃんが
どうにも待てそうにない。そう判断して、とりあえず玄関の前までは
無理やり帰り、将ちゃんを家の中に入れ
「ゲームしててもいいから、中にいてね」と言い
私はあーちゃんを抱っこして家の前の廊下であーちゃんの
気持ちの整理がつくのを待ちました。
道路を見ながら「白い車が多いね」とか
他愛もない話をして、「2人っきり」な状況で「待つ」しました。
次第にパニックも落ち着いて・・・・
「おうちはいる・・・」と自分から言ったので
「じゃあ帰ろうか、お兄ちゃん待ってるよ
」と言って入ることが出来ました。
本当ならもう少し先を見越してパニックにさせなきゃ良かったんですけど。
まあ毎回そんなに上手くもいきませんし、
これから先こんなことはしょっちゅうです。
私も修行してやっとここまできたわけで・・・・
これからも「待つ」
兄弟が納得するまで
時間が許すなら。
それがうちの兄弟の育て方、のひとつなのです。
待つ、待ってあげたほうが後々楽なんだって(親も子も)最近です。
まだまだ修行中のワタクシでございます。
将ちゃんにも、一人で待たせてごめんね。ありがとう。って
抱きしめておきました