(更年期エクササイズ講習会1の続き・・・)
この講習会を今回受講してナニを思ったのかというと・・・
ワタシは今、
・赤ちゃんが欲しい方のためのエクササイズ
・妊娠中のエクササイズ
・産後のエクササイズ
・
ベビービクス
そして、コチラのマタニティフィットネス協会以外で
更年期の方対象としてオススメのエクササイズを
全てレッスンしているのですが、
このメノポーズケア(更年期エクササイズ)を
女性のターニングポイントの
最後のカテゴリとして
今回受講して改めて確認したのは、
それぞれの対象者に対して
解り易いように・・・
そして、その対象者への配慮を忘れない。
という当たり前の事です。
『・・・続く』なんて言うから、
もっと、すんごいことを期待してくれた方も
多いと思うのですが、
実は当たり前のことを改めて確認し直しました。
(ナニセ、いくつもカテゴリを持っていると、
ダブる内容のモノが多くて・・・
女性のカラダですから、
内容は繋がっているのです。
もちろん、
『このカテゴリはコレ!
コレが大切!!!』
ってポイントはありますが・・・)
でもね、
この、『配慮』って
意外と難しいんですよ
配慮するからには、
それ相当に知識が無ければ
配慮のしようがありませんからね。
『あら〜・・・そうだったの?
知らなかったぁ〜
』
若けりゃ 笑って済まされるかも知れませんが、
(でも、仕事として行うのであれば・・・
どうだろう・・・
信頼問題?
というよりも、
人格的に疑われかねない
)
そういう意味では、
流産の経験や、
身内に乳がん経験者(死んだ祖母)が
いたりするのは、
決してマイナス面ではナイハズだと・・・
だからと言って、自分の経験だけを
表立って言うつもりはありませんがね
それよりも、
こういう経験から
この参加者は
もしかして・・・
同じような辛い気持ちでいるかもしれない・・・
とか、
全く想像が出来ないわけではナイ。
というのは、
仕事上、大きいと思うんです。
まぁ、経験が無くたって、
思いやりの気持ちがあれば、
そんなのどうでもいいことなんですがね。
ただ、調子づいてる時なんかは
自分がかなりの痛手を負っていないと、
ついつい相手の気持ちを踏みにじっちゃう
失敗ってないですか?
ワタシはコレ、けっこうあるんです
でも、自分が経験してイヤだった事に関しては
絶対に
口が裂けても
そんな間違いはしないんです。
こういう点は良かったかも。
特に
今回の講習会で思ったことは、
骨盤底筋群のところですね。
メノポーズケアではかなり重要な内容になります。
実はこの骨盤底筋群、
マタニティビクスでも試験内容に組み込まれています。
但し、この時には
妊娠している方への指導になるので、
妊娠しているからこそ
解り易いイメージ方法などの伝え方や
エクササイズする部位を直接具体的に
指示します。
分娩の時に子宮口が柔らかければ、
開きやすくなるわけですから、
そのような理由を伝えれば
動機づけにもなるわけです。
また、赤ちゃんの通り道でもある
産道が柔らかくなれば、
赤ちゃんのためにもなる!と言う訳で・・・
いずれにしても、
明るい未来に向かっていらっしゃる方向けへの
レッスンなんですよね。
では、更年期の方への指導としては
どうでしょう・・・?
正直、『オバチャン』と呼ばれ始めている方々ですかね・・・
世間では、いわゆる
『逞しい!』とか言われている部類の方たちでしょうか?
スポーツクラブなどでも、
この年代辺りからシニア世代まで
かなり最近では増えてきつつあります。
一見、かなり元気そうに見えるのですが、
実際には・・・
意外と自分に起きているカラダの変化と
戦っているんですよ
だからこそ、
一生懸命通っているんです。
医療保険だって、
全て保障出来る内容のモノに加入している
訳ではないかもしれません。
何より、保険に加入していたとしても、
やっぱり女のヒトが病気をすれば
家の中は回りませんよね。
ワタシが病気をしたら、どうしよう・・・
そんな不安さえ頭をよぎっているかも知れません。
ですもの、必死で頑張ってますよ!
真剣さ が違うのです!!!
この世代の方たちの参加者の中には
もしかしたら、
子供を産まなかった方もいるかもしれません。
また、年代的に子宮の摘出などをされているかも
知れません。
もしかして、排尿障害に悩んでいらっしゃるかも
知れませんよね。
まぁ、この排尿障害に関しては
妊娠中や産後にも繋がるものがありますが、
最初の2つの項目に関しては
少なからず、
ココロの奥底に残る内容だと思います。
多分、一生忘れてないと思うんですよ。
だからと言って、
ものすごく慎重に言葉を選び過ぎても、
選ばれすぎても
傷つきませんか?
ワタシは流産経験者です。
その後、5年ほど一度も妊娠成功していないので、
今では立派な不妊です。
自分がナーバスになる時期も定期的にあるので(笑)、
余計に気持ちが解ってしまうのです。
気を使わないでいられるのもイヤですし、
気を使われ過ぎるのも惨めな気持ちになります。
こんなのはワガママだと分かっていますが、
そんなワガママ許されませんか?
許されなくても、
そう感じるのであれば仕方がない・・・
(あ〜・・言っちゃった〜・・・
)
だから、更年期世代の方への骨盤底筋群の
指導には
産道とかの部位指定は適切ではないと
思うのです。
それに、産んでからウン十年たってるヒトに
産道って言ったって あーた・・・・
同じく、子宮と言ったって・・・
内臓なんてそれ以外でも
沢山あるし、
表層筋で説明するのも大切なことですし・・・
なにも、意識しづらい説明をしなくても・・・
(コレに関しては今回ご指導いただいた、
藤田先生もしっかり説明していましたね・・)
それから、産後のエクササイズでも、
『やっとの思いで産まれた子』
という方も少なからず・・・
みんながミンナ、
簡単に妊娠して出来た訳ではないのです。
特にウチのスクールにいらっしゃっている
ママ達の中にはそういう方多いと思います。
ワタシに直接言っていただける方も
いらっしゃいますが、
言われなくてもわかります。
その方の言動や、思慮深さなどから
十分に伺い知ることが出来ますから・・・
ちなみに・・・・・・
コレはマタニティフィットネス協会の方でないと
分からないハナシで申し訳ないのですが、
今回骨盤底筋群の指導の時にお世話になった、
枡口先生の説明がワタシは好きです。
今回はアシスタント的な感じで
控え目にされていらっしゃいましたが、
5年前の女性のカラダのしくみや、
骨盤底筋群の講習を今でも鮮明に覚えています。
しっかりとした口調でお話ししてくれているのですが、
その時の説明は妊婦さん向けのものでしたので、
とても希望に満ちたお話で・・・
明るい光がさしたような・・・
そんな気持ちになりました。
彼女は助産師さんなので、
その専門には間違いないのですが、
偉ぶった態度や説明の仕方では無く、
その穏やかな温かい説明が
とても心地よかったのです。
(ちなみにワタシの身近にいる助産師さんは
みんなこんな感じ
恵まれた環境の みーこ
てへっ)
骨盤の模型も、
紙のジグソーパズル?ちっくなものを
自分で作って持ってきててね・・・
(骨の模型よりも数段分かり易かった)
ワタシ、初めてその時に
骨盤のしくみがよくわかりましたよ。
あ〜・・・
赤ちゃんがこの骨盤をスムーズに通るためには
こうするんだなぁって。
だったら、ママはこうしてあげると、
分娩の時に
赤ちゃんが出やすいんだな〜って。
おかげで、マタニティビクスのレッスンに
参加してくれた方たちの
お産がとてもイイみたいです
アレ?話が飛んじゃった・・・・
なんだか、試験勉強したアトでのアップなので、
そろそろ眠くなってきちゃいました。
まだまだ話しは続くのですが、
今宵はここまでと致しましょう・・・
・・・続く・・・