場所は赤坂の
サントリー・ホール
一度でも行かれた方はご存知だと思いますが、
この

ホールはブドウ畑形式で前後左右に座席があり、
舞台は常に丸見えの状態です

もちろん、幕などなく、
はっきり言って
オペラを上演するには不都合極まりないホールです

果たして、どんなオペラを上演されるのか

身振り手振りを入れて歌う程度かな

・・・なんて思っていたら、
とんでもない
いい意味で「裏切られた

」公演でした
演目はモーツァルトの「フィガロの結婚」

開演前の舞台はこのような状態でした
「モーツァルトと同時代の画家ゴヤの絵画を舞台に散乱させ、
貴族社会であるオペラの時代背景や反骨精神を理解してほしい」
という、俳優でもある演出家ガブリエーレ・ラヴィアの
斬新なアイディアが盛り込まれているんだそう

なるほど
通常、オーケストラ・ピットに入るオーケストラ

も
舞台の上で「主役の一部」として演奏していました
そして、何よりも驚いたのはお芝居がとても面白かったこと

芸の細かさ、躍動感溢れる歌手の動き、歌唱の素晴らしさ

ここがコンサート・ホールだとはとても思えない、
立派なオペラハウスにも匹敵するほどの出来栄えでした
立派な体格と声で圧倒したフィガロはもちろん、
所狭しと動き回り、表情豊かに歌い上げるスザンナは
見ているだけでもとても楽しく、ダンスもキュート
スザンナ役のダニエレ・デ・ニースは華道家・假屋崎省吾さん邸で
サロン・コンサートをしたそうなので、テレビで放送していたかも
伯爵はかなりかっこよかったし
写真がうまく撮れなかったけど
優美な歌唱の伯爵夫人は落ち着いて貫禄十分

ケルビーノはとてもスマートでズボン役にぴったり

<ケルビーノのパンツはハート

模様

>
また、マルチェリーナ役の日本人女性(下の写真、左端)の
コケティッシュな演技がおもしろいったら・・・爆笑ものです
演出家自ら、絶賛の笑い声をたてていました
そして、全ての衣装

が大変美しく、
登場人物の個性が見事に表されていて素敵でした

<マルチェリーナ、ケルビーノ、フィガロ、スザンナ>
ゲネプロだけあって、些細なところでNG

が出たり、
逆に予想以上のデキだったのかウケていたり、
good jobのサイン

がでたりと、
すぐ近くで演出家がいろいろな反応を示すので、
それもまた、興味深く拝見させていただきました

<右から二人目の青いシャツの方が演出家、その左が指揮者>
「ホール・オペラ」と掲げるだけあり、工夫を凝らしているので、
コンパクトでありながらも充実した舞台が繰り広げられるのだと
つくづく納得した舞台でした

写真がどれも上手に撮れなかったのが残念です・・・
ちなみに、この公演はただいま上演中です

チケットが残っているかどうかはわかりませんが、
もしご興味をもたれた方は足を運んでみてはいかがでしょう

ちなみに、このあとの公演はあと二回。
3月9日(日) 16:00開演(15:20開場)
3月12日(水) 18:30開演(17:50開場)
見てみたいと思った方は
コチラへどうぞ
私は決して
サントリー・ホール
の回し者ではありません

でも、このお値段で見られるのは絶対にお得

だと思います。
これだけキャストが充実して、あの舞台が見られるなんて

できることなら私ももう一度みたいくらい

特に初心者

の方にはお薦めです

オペラを一度見てみたいと思っていた方、チャンスですよ

モーツァルトの美しい旋律と楽しい舞台に
あなたも是非、
りんごのみつさんとか・・・いかがですか

しばし引き込まれること、間違いなしです

さっそく起こしいただきありがとうございます
ご予定があったとは・・・残念です
でもきっとまたいい機会があると思いますので、
そのときは是非
今回のゲネプロはスペシャルだったので
たぶんもうみることはないと思います