なんとシンプルなのに深いお話なんでしょうか。
静かにひとりでしずく
を運ぶハチドリに
私はとても感動してしまいました。
アンデス地方の先住民には伝統文化を守るだけでなく、
その基本ともいえる自分達の環境を守ることが
当たり前のように根付いていることがよくわかります。
その通りだと思うと共に、私は親近感を覚えました。
スーパーに行ってもレジ袋をもらわない。
シャンプーや歯磨き中のお水は出しっぱなしにしない。
こまめに電気を消す。
エアコンの設定温度を低くする・・・etc.
こんな一人の小さな努力が
いつかは北極の消滅を防ぐことに繋がるかもしれない。
そんな希望も少しは湧いてくる気がしませんか?
最近はこの物語が絵本
になり、
また自発的にお話を広めようという動きもでて、
温暖化阻止にも一役買っているそうです
たとえば、「ナマケモノ倶楽部」というNGOでは
温暖化防止のための小冊子を作成しているそうで、
二酸化炭素削減になる行動を「ポトリ」という
単位であらわしています。
その「ポトリ」の例はこちらです。
◎三キロの移動にタクシーではなく地下鉄を使うと
→12.0ポトリ
◎アイドリングストップを5分すると
→1.1ポトリ
◎エアコン暖房を21度から20度にすると(一日)
→1.5ポトリ
◎レジ袋一枚(15リットル)をもらわないと
→0.9ポトリ
◎米国産でなく国産大豆の豆腐を選ぶと
→2.0ポトリ
*ちなみに1ポトリ=二酸化炭素100gの削減に相当するそうです。
昨日の私の場合、
国産大豆豆腐を買ってレジ袋をもらわなかったから・・・
一日で2.9ポトリ!
という感じでしょうか。
ハチドリの精神はとても純粋。
自分の巣だけでなく、森全体を
つまりは社会や地球全体を守ろうとしているのです。
それもごく当たり前に。
「チリも積もれば山となる」という言葉がありますが、
まさしくその通りです。
このお話には結末がありません。
でも大切なことは、何よりも
誰でもない自分自身が行動するということ。
ハチドリはそれを身をもって教えてくれていると思います。
このお話「一人ひとりが自分にできることをやろう」という
メッ
セージにも読めませんか?
どんなに小さな努力でも大きなパワーになりえるということ。
環境問題は大きすぎて自分にはできることがないと
目をつぶっていてはいけないのです。
せめて今の状況を見ること、考えることからはじめませんか?
私もとても偉そうなことはいえないけれど、
できることをできる範囲で、と思って生活しています。
地球を冷やす心の一滴
ハチドリの心が世界中に伝わりますように
お越しいただきありがとうございます
実は昨日、私もkikiさんのトラバから
密かにお邪魔していました。
読み逃げしていてすみません
マレーシアは行ったことがないのですが、
開発途上国だからこそ、
まだまだ自然が残っているような気がします。
と、同時に昔の高度成長期の日本のように
凄まじい開発が進んでいるのかもしれませんね
アイドリングストップで蒸し風呂とは驚きますが、
そんな中で牛乳パックをひとり洗っている
暇人ひーさんは素晴らしいと思います
(私も当然、洗って干してリサイクル、です)
ケチだと言ったその方は
いつになったらこの環境破壊に気がつくのでしょうか?
ポトリ運動、地道にがんばりたいと思います。
また、私のブログにもいらしてくださいね