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日々の変化 [2006年06月29日(木)]
ここ数日、もう直ったはずの腕や太股にぶちぶちでてきます。なんかものすごく痒いんで、ばりばり掻いちゃってるのがいけないかもしれないんですが。
もっと痒くて、もっとひどかったときがあるので、「掻いてもこの程度か、だいぶんおさまってきたな」という印象ではあります。

私が思うに、痒いのは、出したいものが皮膚の下にたまっているからで、おさえこんでも無駄。
ステロイド剤は免疫作用をおさえこむので、たしかに塗れば皮膚は一見「治った」ように見えますが、そうではなくて、皮膚の下の出したい作用を無理やりおさえこんでいるだけなんです。
この出したいものっていうのは、本来、汗とか垢とか、あるいは大小便によって体外に排出すべきものが、いろいろな意味でうまく排出できなくてたまっちゃうんじゃないかなって思ってます。
胃腸が未発達な子供に出る場合は、まさしくこのケースですよね。
子供の場合は、成長して胃腸が発達すれば治るわけです。
が、この段階でステロイド塗ると、皮膚が弱くなってしまうし、場合によっては自律神経なんかに触ってしまうので、のちのちに引っ張ってしまう……そういうステロイド性アトピーというのも、最近はあると聞いてます。
本来、3〜5日塗ったら、一週間から10日以上、塗らない日を設けて、繰り返し塗布してもきかない場合は、体質がステロイドに負けているのだから塗るのを放棄しないといけないと思うんですが、なかなか、そういう使い方はできないですよね。
だって、塗れば痒みがおさまるんでしょう?
だれだって、使いたくなりますよ。無制限に。
そのぐらい痒いんだから。

私はアトピーがはじまる前に、たまたま、ステロイド剤の長期使用で若年性白内障になってしまった女の子の話を聞き、おそろしい薬だなぁと思いました。20歳そこそこで白内障で両目の手術って……あの手術、そんなにもたないのでは? などとドキドキしたり。
あと、ステロイド剤には薬物依存の傾向がある、ともきいてました。(いや、実際、痒いのおさえてくれたら依存すると思いますよ)
私自身、20台後半のノイローゼで、精神安定剤に薬物依存した経歴があるので(そして、それがすごくいやなのに、抜けられなかった……きつかったです)、薬物依存の可能性のある薬というのは、極力避けたいと思っていました。
だから、自分がアトピーだと分かったときに、ステロイド抜きで治療する方針を定めたわけです。

これには医者の協力が必要です。
ステロイドなしっていうのを認めてくれて、フォローしてくれる医者なしでは、長期的治療はむずかしいと思います。えぇ、アトピーってどうしたって長期的なものになってしまうので。
結論として私は、漢方を扱う内科医を選びました。
保険で漢方を自在に組み合わせて、そのときそのときの症状(と季節変化)にあわせて薬をだしてくれます。
私のアトピーを一目見るなり「ステロイドも焼け石に水だね」と笑い飛ばしてくれたその医者は、「結局、アトピー直すというより、胃を丈夫にしないと」と、一見、すごく遠回りのようだけど、地道に胃を直す作業につきあってくれました。
いや、実際、胃薬だけでアトピーが直っていくというのは、ある意味、壮観でした。
私自身の基礎体力がおそろしくないので、時間のかかる作業でしたが、時間がかかることも含めて自分で納得していたので、治療について悩むこともなく、今日にいたっています。

私の場合、胃腸だけでなく、肝臓も腎臓も弱いので(なぜ、そうなっちゃったかというと、先天的体質+後天的な理由もあるんですが)、もともと新陳代謝がものすごーーーーく悪いらしいんですね。だからからだにいろいろたまる。
で、あまりにも体力がなくて排出すらできなかったのでぶくぶく太っていたんですが、30代後半から漢方と鍼で体質改善やってきたところ、ようやく、アトピーだすぐらいまで、体力がついてきたようなのです。
で、二度のアトピーで、ほぼ9キロ痩せました。まだ自分が標準的と思うより少し多いんですが、ずいぶんからだが楽になってきましたよ。
だからアトピーは、究極、デトックス(解毒)作業なんじゃないかと思います。
なんかもう、からだが、やむにやまれず緊急に、肌から排出!って感じがします。
したがって、新陳代謝の部分を正常に戻してやると、よくなるんじゃないかなぁって思うんですが、子供のときから人並みの新陳代謝がなかった私は、これを鍛えるのがなかなか大変なのです。
たぶん、いまの私、20代30代よりも、新陳代謝がよいはず。
でもまだ、人並みにはほど遠いので、努力あるのみ、です。

これだけ新陳代謝が悪いと、サプリの吸収にも影響あるらしくて、あまり目にみえた効果は感じられないんですが、続けて飲んでいると、いつのまにか「あら、ちょっとよくなったかしら」というものもあります。
プロポリスなんか、そうですねぇ。やっぱり、アレルギー体質を根幹から直していくには、プロポリス、いいんじゃないかと思ってます。
掻いて掻いてまた掻いて…… [2006年06月24日(土)]
とにかく、アトピー患者、掻きます。掻きまくります。
駄目って言われたって、実際に肌が悪化したって、掻かずにはいられないのです。
そのぐらい痒い。
この痒さ、本当に経験しないと分かりません。
私の認識としては……蚊にさされた痒さを1とします。
あぶとかぶよとかだと、これが3ぐらいになります。
うるしにかぶれると、5ぐらい。
で、アトピーの痒さは10かそれ以上。
しかも長く続く。身体の芯から痒い。
痒さ物質(ヒスタミンと呼ばれるものですね)が発射(というのもおかしいけど)されるのが分かるぐらい、皮膚ではなく、体内から痒さがぐわーんとあがってきます。
しかも痒い体液が皮膚の下をどよどよ流れるのも分かるんです。
そうやって皮膚まででてきた体液も痒いし、それが乾いたものも痒い。
とにかく掻かずにはいられないわけですね。

掻くな、という指令をだすのは脳です。
でも痒みの神経伝達経路を調べると、どうも脳(というか、脳下垂体?)を経由せずに、皮膚からダイレクトに指先に「掻け」という信号を送るそうなのです。
ということは、「掻くな」っていうのは、無理ってことです。
痒いと思った瞬間には手が動いています。
実際、寝ていても掻きます。無意識に掻くものを、意識でとめようとしても、そりゃ無茶です。

でもみなさん「掻くな」っておっしゃるわけです。
気持ちは分かります。掻くと悪化する。
掻いてる姿が気になる。
だからやめろ、というのは気持ちとしては分かるけれど……無理なんですよ。
無理なことをいうと、患者は、掻いてる自分を責めます。
が、何度もいいますが、身体機能として痒い部分があれば掻くのは当たり前のことなんです。
暑いときには汗をかくぐらい、普通のことなんです。
それをとめろというのは……そう何度もいいますが、無理です。
アトピー患者が自責の念にかられたり、自己嫌悪に陥ったりする原因のひとつに「掻くな」があると思うわけですが。

とはいえ肌が悪化するのも事実。できれば掻きたくない。
私自身は、薬物アレルギーが豊富にあるし、西洋薬を使って副作用で苦しんだり、胃をやられたりすることが多いので、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤はできるだけ使いたくないのです。
そこで、最近はLOHASでも話題になっている代替医療としての漢方というわけです。
漢方にも痒みどめがないわけじゃないんです。
ただ、患者さんの体質と状態によって薬が変化するので、「痒いからこの薬」とは言えない。
現在の私は、どうやら、梔子柏皮湯(ししはくひとう)という薬が比較的きくようです。
じゅくじゅくのひどいときは、消風散(しょうふうさん)がけっこうよかったです。
まぁ、比較の問題ですけどね。

あと、漢方の塗り薬に紫雲膏(しうんこう)というのがあって、これはもともと火傷の薬なんですけど、アトピーって低温火傷の症状を示すので(実際、日焼けしたみたいにそばかすになったり色黒になったりします)、この紫雲膏がよくきくことがあります。(ただし、成分にごま油がはいっているのて、ごまアレルギーの方は使えません)

当然のことながら、西洋薬にくらべると、効きはよくないです。
なので、それ以外に工夫が必要になってきます。
まず、患部を空気にさらさないこと。
とにかく肌を覆う。痒いときはまず、ガーゼなどでしっかり巻いてみてください。それだけで痒さがちがうし、もし掻くとしても、ガーゼの上からだと、直接皮膚を掻くより肌へのあたりが柔らかいです。
私は体液の流出がひどかったので、ガーゼではおっつかなくて、一番ひどいときは、両手両足胸から腹へとタオルを巻いてました(^ ^;)。
絆創膏はかぶれやすいので、要注意です。が、私は、ニチバンのソフポアという不織布でできた絆創膏を愛用しています。
私自身絆創膏にはとてもかぶれやすいんですが、なぜかこいつはかぶれない。
患部をきっちり覆ってくれるだけでなく、不織布が水分を適宜排出するので、かさぶたにならないというのがポイント高いです。
ケガはかさぶたにして直さない、というのが、いまや常識なんだそうです。
かさぶたにすると、それだけ治りが遅いんですって。
実際、ソフポア使ってかさぶた作らないようにしたほうが、治りは早いように思います。
あと、アトピーの場合は、かさぶたというのは、痒み成分満載の体液がかたまったものですから、それ自体がすっっっごく痒いんですよ。
だから、かさぶたができると、猛烈に掻きたくなる。これができないだけでも掻く回数が減ります。
最近、小さいタイプはネットでも販売するようになったソフポアですが、5センチ幅の大きいやつは、まだ売っていませんねぇ(; ;)。私はこれを取り扱う薬局で勧められて買っていますが、どうも病院で手術後にカテーテルやガーゼをとめるのに開発されたものらしいです。
術後の患者さんはどうしてもからだが弱っていますから、それだけ絆創膏にもかぶれやすいんでしょうね。
あ、でも、私はニチバンの回し者じゃないですよ〜。
リンパとアトピー [2006年06月23日(金)]
もともとリンパ腺は腫れやすい体質だと思うんですが、特にアトピーの酷い時はリンパ腺も腫れて痛くなります。
そして、いま、リンパ腺に沿って、最後の(だといいなぁ)アトピーがでています。首筋、腕と足の付け根……ほとんど収束したいまになって、新たにでてくるんだから、よっぽど頑固だなぁ。
幸い、ほとんど体液はでない軽いもので、悪化もしないようなので、ほっとしていますが。

よく、アトピーの子供が足の付け根にリンパのぐりぐりができるとか、(私もときどきなりました)リンパ・マッサージをするとアトピーが軽くなるとかいいますけど、アトピーとリンパって関係あるのかしら。
私は胃が極端に弱いので、胃の経絡に沿ってアトピーがでてるんじゃないかなぁって気もしているんですが、ほんと、リンパのほうもでますねぇ。
だから、リンパ腺の凝ってるところを自分でもむと、ずいぶん身体が楽になる気がします。
しかし、リンパ腺が弱いっていうのは、要するに体力がなくて、免疫力が落ちてるってことなんでしょうねぇ。
アトピーと免疫の関係もかなり解明されてきたから、やっぱり関係あるのかなぁ。
このへんがはっきりして、画期的な治療法がでてくれるといいんですけどねぇ。

リンパをやられているとき、私は大体において、小柴胡湯という、柴胡剤を使った漢方薬を飲むようにしています。
肝臓のお薬だともいいますけど、風邪が長引いて微熱っぽいときにも有効なんです、この薬。
わりと私にとっては基本の薬かもしれません。(もっと基本っぽいのは柴胡桂枝乾姜湯だけど。これも柴胡がメインで、でも小柴胡湯よりもっとやさしい薬ですね)
小柴胡湯は一時期、西洋医学的な使用方法で副作用が多発してだいぶん話題になってしまった薬ですが、漢方できちんと使うとそんなにこわい薬ではないと思います。
もともと漢方の薬は「この病気にこの薬」ではなく、「この体質にこの薬」なので、どんな体質だろうと一律こういう病気だからこの薬的な使用方法をするものではないはずなのです。
が、漢方薬が保険適応されるようになってから、どうもこの「この病気にはこの薬」的な使い方がされているみたいで、大丈夫かいな、と思います。
葛根湯は風邪薬って簡単にいうけれど、葛根湯が向かない体質の人もいるのです。
ある程度、胃は丈夫だけど冷え性の人っていうのが、一番きくかなぁ。頭痛にも足が攣るときにもきくし、冷えてぞくぞくっとして熱があがりそうなときに効果的なんですけど、万人が万人、葛根湯で直るわけじゃないんです。
そこのところが、漢方が誤解されやすい部分なんじゃないかなぁって思っているんですけど。
まぁ、そもそも漢方の向かない体質の人もいるようですし、私みたいに西洋薬が向かない体質もあるわけですから、ほんと、使いようだと思うんですけどね。
LOHASと私 [2006年06月21日(水)]
最近、「ロハス」って言葉がはやってきて、なんとなく、雰囲気変わったなぁと思っておりました。
で、どんな意味なんだろうと調べてみたら……。

Lifestyles of Health and Sustainabilityという言葉の頭文字をとった略語なのだそうです。
この意味は、「健康と環境の持続可能な社会生活を心がけるライフスタイル」なんだそうです。
ふーん、と思っていろいろ調べてみたら。

地球環境問題や農薬汚染の問題に危機感を持つ。
オーガニックや代替医療への関心。

なんて言葉があって、あら〜、私はロハスなのね〜、と思ったり。
そうなんです。おおげさですが、環境問題に興味ありありです。
早い話が、空気汚染、こいつのおかげでアトピーがつらい。
水質汚染、これまたアトピーにはつらい。
アトピーがひどいときは、肌全体が外気にあたるとピリピリして、一刻も早く室内に戻りたくなります。
水道水が手にも辛くて洗い物いちいちビニールの手袋つけないといけません。(それも手指にアトピーできたらアウト。ビニール手袋すら辛いです)そして風呂の水には、竹酢水やビタミンCを補わないと入浴できません。(一般の水道水にはいっているカルキは、アトピーには天敵のようです)
まぁ、興味もたざるをえませんよね。

アトピーやるより前から、「らでぃっしゅぼ〜や」という有機栽培野菜の宅配サービスを利用しています。理由は、美味しいから、なんですけど。地味の肥えた、化学肥料を使わない(あるいは最低限利用にとどめる)野菜は、季節感があって自然の豊かな味がします。
スーパーの野菜が食べられなくなる……ってこういうことです。(最近はスーパーでも地の野菜とか有機栽培の野菜とか増えていますけどね)

漢方や鍼灸マッサージへの関心は、学生のころからです。16歳で自律神経失調症になり、あちこちの病院をまわっても判然とせず、西洋医学に限界を感じて、東洋医学の門を叩きました。
それ以来、節目節目に東洋医療と接するようになって、最近ではもっぱら漢方中心です。
まぁ私の場合は、病気ではないけれど、なまはんかでないぐらい胃が弱いらしく、代謝がこれでもかっていうぐらい滞っていて、西洋医学で力まかせにえいやっと直せる状況じゃないらしいんですけどね。

そんな私、アトピーのおかげで絹ものと綿ものしか身につけられず、化粧にいたっては一切合切まったく駄目、それどころか化粧水も駄目になってしまいました。
それで現在はオリーブ石鹸で洗いっぱなしな状態なんですが、これがけっこう、肌にはよいみたいで、アトピー以外のトラブルはなし(って、アトピーだけで十分すぎるぐらいトラブルですけどね)。
化繊を使った衣服でおしゃれできないけれど、素材を選んでいけば、それなりに。
皮膚が弱いので、アクセサリーも辛いけれど、身につけられる数少ないもの(金と真珠かな)でなんとか。

自分の方向性は決まってしまうけれど、それが自分にあっているわけですから、それはそれでいいのかなぁ、なんて思っています。
病気による制限ではなく、自分にあったものって思うほうが、前向きですね。
だとすると、ロハスは私にあっているのかな。
抜歯したら [2006年06月21日(水)]
アトピーがひどい時に、すっごく奥歯を噛みしめている印象があって、これはやばいなぁと思ったんですが、病状が病状だけにやむなしって感じでした。
そのせいかどうか、歯がぼろぼろ欠ける夢を何度もみるんですよ。口の中いっぱい、砂利みたいな欠けた歯が……というなんともシュールな触感つきの夢で、正夢だったいやだなぁと思っていたんですが。
欠けました。はい。
右も左も(; ;)。奥歯、どっち側もやられてしまって、歯医者も「抜くしかないわねぇ(←女医さんなんです)」ということで、まずは右奥からはじめました……(ここは欠けた残りがまだ抜けてなくて、ぶらぶらゆれていて、どうやらその下から膿がでているようだったんです)。
なにしろ抗生物質アレルギーはあるし、麻酔にも弱いし、けっこう事前が大変だったんですが、いざ抜いたらすっきり簡単に抜けたので、それはそれでよいとして。
特に発熱するとか痛みがひどいとかでもないので、まぁ、ほっとしました。
が、三日目の今日もまだ、なんとな〜く違和感があって、少しふくらんでいて、ときどきちょっと熱くなる……こういう時は冷やすといいよってことで、菓子屋でもらうような保冷剤を冷凍庫に保管してあるので、これをハンカチでくるんで患部にあててます。

以前に歯医者にいったときは、そのせいでアトピー悪化しちゃって心配していたんですが、いまはかなり落ち着いてきているのと、どうやら歯のほうのせいでなかなか直らなかったんじゃないかと思われる部分があって、抜いたらむしろすっきりしたようです。
特にここのところへきてしつこかった膝裏、肘の内側、胸の下あたりが、なんだか急に軽くなった気がします。全面的に直ったわけじゃないけれど、軽くなるとやはり印象がちがいますね。
こちらの体調を考えて、薬なんかも考慮してくれる医者でよかった。

それでも、抜歯後にでた抗生物質、結局、かかりつけの内科と相談して、ふだんその内科がだしてくれる抗生物質にかえました。
というのも、軽いけれども、ペニシリン系の薬だったんです。
なんとなく、ペニシリン軟膏でかぶれた記憶があり、念のため母に確かめたら、父もペニシリン系の抗生物質でやられたことがあるというので、心配になったんですね。
そこでこれまで飲んでいて副作用のなかったセフェム系という抗生物質のほうにしました。
歯医者からも、かかりつけの医者がだしてくれる抗生物質があったら、そっちにシフトしていいよ、と言われていたので(その歯医者さん自身も抗生物質アレルギーがあるそうで、理解があってよかった)、翌日消毒にいったときに、その旨伝えました。
結局、痛み止めは飲まなかったし、胃薬はいつも漢方がでているのでそっちを飲んでいるので、歯医者からでた薬を全然飲んでないなぁ(^ ^;)。
痛まないのはよいことです、うん。
私のアトピーの経緯 [2006年06月18日(日)]
普通、アトピーって子供がかかる病気のような気がするんですけど、私の場合、44歳という、どうにも中年、というよりヘタすりゃ更年期障害?ってときにかかりました。
いまから四年前です。
ちょっと前から首すじにカサカサとできていて、けっこうしつこいなぁと思ったんで、薬局にいって相談したら「ステロイドでないと直らないよ」と言われました。が、たまたま知り合いで、ステロイド使っていて白内障になって手術しなければならなくなった若い人の話を聞いたばかりだったので、ステロイドはこわいなぁと思って、ステロイド使わないで直したいと言ったら、酸化亜鉛配合のクリームをだしてくれました。そのときはあわなかったけど、あとですごく重宝しました、この薬。
で、風邪ひいてリンパ腫らしてひどい状態になったときに、いきなりアトピー炸裂。というより最初はそれがアトピーだとは思えなかったのです。
もちろん、身体は弱いしアレルギー体質だし、たぶん生まれてすぐのときには、乳児性湿疹にもかかっていたとは思うんですが、物心ついて以来、もちろん皮膚も弱いけれど、アトピーと言われる症状になったことはなかったんですね。
そして、あれは、子供か、せいぜいがところ若い人の病気だと思っていましたから。
それと風邪の悪化にともなってでてきたので、何かリンパ系のやばい病気だったらどうしようって思ったぐらいです。
で、少なくとも皮膚の病気じゃないよな、と思って、つてを頼って、漢方をだしてくれる内科医のところへいきました。これがどんぴしゃあたりました。
とにかく、「ステロイドも焼け石に水だね」状態で、たぶん、普通に皮膚科にいったら間違いなくステロイドがでて、重症宣言されていたでしょう。ヘタすりゃ入院。
そこを根気よく漢方だけで直してくれる医者にあたったというのは、われながらラッキーだったと思います。
その医者にはいまも通っています。アトピーは、数多い私のアレルギー症状のひとつって感じで、根本的に体質改善していくうちに軽くなるだろうっていう判断です。

最初のピークは半年で、出口の見えない状態から、少しずつ軽くなっていくのが分かり、ゆる〜くゆるゆると、一年半かけて、いったんは完治しました。
が、医者は「アトピーは再発するよ」と言っていたので、そういうもんかなぁと思って、そのときにケア用に集めたガーゼやそのほかを、ちゃんととっておいたんですよね。これが二度目にすっごくききました。
二度目は、それから一年後に、夏の終わりからゆるゆると始まり、春の花粉で悪化して、次の夏の終わりに猛烈な状態に……それが昨年後半です。四カ月ぐらい、家から一歩もでられないぐらいでした。
でもピークは三カ月で、いまは、運がよければ夏までに完治するんじゃないの?というぐらい軽くなっています。
次やるときは、さらに軽くなっていて、そして、でなくなるようになると、もっといいですね。
そのための予防はどうしたらいいか、というのが、現在の私の一番の課題です。
ブログデザインを変更してみました [2006年06月17日(土)]
新しいブログデザインが増えていたので、薔薇を選んでみました。
ずっと花の香りが苦手だったのですが、薔薇だけは平気でした。
よくよく調べてみたら、薔薇はアレルギーに有効なのだそうですね。
DHCでも、バラのサプリがでていますが、わたしもときどき、飲んでいます。
化粧品でもバラの香りのものだけは大丈夫なんですよね〜。
(ちなみに、無香料と呼ばれる化粧品でもけっこう駄目だったりするので、ほんと、化粧品選びは厳しいです。これはアトピーやる前からそうでした)
そんなわけで、薔薇はとっても好き。
亡くなった父も薔薇作りが好きだったので、その影響もあるかもしれません。
はじめまして [2006年06月13日(火)]
48歳、夫と猫と暮らす主婦です。
44歳のときに突然、アトピー、それも重症になって、生活が一変しました。
一時期はほんとうにまったく身動きできず寝たきりに近い状態だったのですが、幸いにして現在は小康状態です。が、またいつ悪化するか分かりません。

身体が弱いこともあって、ステロイド剤は自分にきつすぎると思い、漢方だけで治療してくれる医者を見つけて、もっぱら漢方治療です。
アトピーの治療というよりは、体質改善をしている、といったほうがいいかもしれません。

アトピーとはどういう病気なのか、どんな人がなりやすいのか、なったらどうすればいいのか、再発しないようにどう心がけたらいいのか、そのあたりを模索しながら紹介していければ、と思います。