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目脂が多い [2006年07月29日(土)]
ここ二日ほど、目脂が増えてます。
かといって、すごく痒いというわけでもないし、目のまわりに何かできているわけでもないので、あまり気にしないようにしていますが。
本当にひどい時は、コンタクトが白く曇って使えなくなっちゃうし、目の周りがすごく腫れて痒くてがさがさしていて、目脂にただれてまた悪化して、という感じでした。
いまは全体的によくなっているようです。
やっぱり、マルチ・ミネラルがきいているのかなぁ。
ぶつぶつと鳥肌だか鮫肌だった部分がおさまってきて、一見、普通の肌っぽくなっているけど、痒くて掻くと、白い粉がふわーっと吹く感じ。
ところどころで、ぷつっとできて血が出るケースもあるけど、むしろ痒くて書いたら皮が向けて体液が出る部分がほんの少しできる、というほうが増えてきた。
というか、血の出るぶつぶつは痛いので、そっちのほうがましかも。
というのは、治る速度が全然ちがうのです。
血の出るぶつぶつってのは、二週間から二カ月ぐらいでていて治るのに時間かかるんだけど、一皮剥けるやつは、ソフポアはっとくと、三日ほどで直ってしまう。
傷と同じレベル。
ふと気づくと、脇のあたりにあったぶつぶつはほとんどなくなっているし、背中も同様。
胸のまわりの一番ひどかったところも、落ち着きだしています。
肘の内側と膝の裏側の悪化していた部分が、目にみえて減っているます。
まだ完全に治ったというにはほど遠いけど、明らかに、一週間前とくらべても軽くなっている。

とはいえ、今日はちょっと足首のあたりが痒くて困ってます。
足首まわりは、水がたまるとすぐに痒くなるので、分かりやすいのですが。

私のように水分代謝が悪い人間は、そもそも腎臓が弱いわけでして、腎臓の働きのためにミネラルを摂取するのは意味があるのかもしれません。
なんとなく、それ以外に、好転する要因があまり思い浮かばないんですよ。
梅雨も末期で湿気も温度もひどくて、全体的に過ごしにくいし、急ぎの用事があって、きりきりしていたし、むしろ悪化要因のほうが増えているようなので、それでも直ってくるということは、本当に治るのかなぁって感じたり。
まぁ、最終的にきれいになっても、また出るというのは経験ずみなので、完治、という言い方はできないのかもしれないけど、あの全身体液吹き出し状態(ほとんどゾンビ)から、ほぼ人間並の肌まで戻ってきたというのは、なんというか感無量です。しかも二度だもんね。

もともと、腕の付け根あたりの筋肉がこわばって硬くなっていたのか、板のように張っていて、どう押しても痛くてたまらなかったのですが、毎日せっせともんでいたら、ようやく、筋肉のありかが分かるぐらいまでほぐれてきました。
そうしたら、肩が後ろへいくようになって、貝殻骨がくっつくようになって、胸を張ることができるようになってきたのです。
ずーーーっと、姿勢が悪かったのは、これができなかったから、らしいんですね。
だから、姿勢を矯正することができて、いろいろと、よくなっている、気がする。
ようやく、背中の後ろに手を回して、左手を下にすれば、上から回した右手の先に触れることができるようになりましたよ(逆は駄目なんです、右手が弱くてうまくあがらない……)。
これが両手をつなげるぐらいに柔軟になるといいわけでして、まだまだ先は長いんですが。

年をとると身体が硬くなる、というけれど、トレーニング次第では、若い時の状態をそのまま維持はできなくても、そこそこに柔らかくすることはできそうです。
私などは、若い時からすっっっごく固かったので、最近のほうがむしろ、20台より柔らかいかも。
脇腹や背中など、ぱんぱんに張って板みたいだったところが、自分で揉んでほぐせるようになってきたので、さらにいい感じがしています。
簡単なストレッチでも毎日続ければ効果絶大。
ラジオ体操でも、やるとならないでは大違い。
身体を動かすのは苦手だった私ですが、アトピーをきっかけにして、身体を動かさないと、という気になりました。
まだ、普通の人のような運動はとてもできないけれど、いずれは水中ウォーキングとかやってみたいですねぇ。
身体に過度の負担をかけずに、柔軟性を維持する運動をするっていうのは、案外むずかしいと思うんですが、家の中でもできる簡単ストレッチや骨盤体操、腰痛体操なんかでも、日々、続けているとそれなりって感じがします。
逆にいうと、日々続けていけるだけの体力はついてきた、ということかな?
マルチ・ミネラル飲み始めました [2006年07月26日(水)]
そういえば、DHCで買っておいたのに、忘れていたよ〜とここ数日飲みだしたら、気のせいか、調子がいいんです。
アトピーの、ぶつぶつでていたやつがおさまって、血が出るような痛痒いのがおさまってきたし、多少とも皮が剥けて体液が出るような部分も、ソフポア貼っておくだけで三日ほどできれいになっていきます。
オドロキですな。
まぁ、ミネラル分がよいだろうことは想像がついたんですが、わたしは紅茶愛飲家なので、飲むタイミングがむずかしく、買ってあるのに飲んでないという、お馬鹿な状態だったのですね。
でも、いくらなんでもそれじゃもったいないし、ここのところ食事が不規則で、一日三回きちんと食べられない、内容もお粗末という状態なので、少し不安だったのです。
そもそもアトピーはタンパク質とともにミネラルが流出してしまうものらしいので、ミネラル分の補給は必須のようです。
食事で補える分にはいいのだけれど(海藻たっぷり味噌汁を毎日飲んでいたときは、やはりかなり調子よかったです)、それができないときは、サプリが有効かもしれません。
亜鉛がいいという話もあるので、亜鉛も試したことあるんですが、マルチ・ミネラルほど実感できる効果はなかったので(病状にもよるだろうけれど)、私としては、このマルチ・ミネラルのほうがいいかもと思います。
いや、ほんと、こんなにきくなら、まぢで、ちゃんと飲まなくっちゃ……。
悪化なのか変化なのか [2006年07月24日(月)]
とりあえず、昨日よりは落ち着いているようです。
全体に、ぶつぶつではなく、あちこちにぷくっと凝りのようなものができていて、それをせっせと掻いてやると、少し剥けて、跡から淤血ではなく体液が少し出る感じです。
風呂上がりには、透明な液がたまっていたりします。が、流れるほどではないですね。
場所によって黄色くなっていたので心配していましたが、抗生物質を飲んだし、それ以上ひどくはならないようなので静観です。
ここ数日、かなり動きにくくてつらかったのですが、今日は買い物にもでられたし、ちょこっと動いたり作業したりができるようになってきたので、むしろ出しちゃったほうがよいのかもしれません。
というか、でない状態でたまっているのが一番つらい感じがします。
いろいろと出るようになってくると、落ち着くっていう感じです。
まぁ、本当にすさまじくひどいときのような、全体的な腫れや熱、体液の流出からくらべたら、もう1/10ぐらいの軽さなので、静観もできるというものでしょうけれど。

それにしても、気温25度をこえて汗をかくようになったら、てきめんに軽くなったような気がするのは気のせいかなぁ。
どうもこの、梅雨寒の間がまずかった気がするのです。
全体的に機能がおちるというか。
常に25度以上あるような、常夏の国にいくと、私も少しはましかしら……。
というぐらい、寒さに弱いです。冷えるとてきめんに新陳代謝がおちます。
真冬でもごはん食べると汗かく人がいて、すごいなぁと思っていたんですが、真夏だってごはん食べて汗かくってこと、あまり感じなかったんですよ。
今年は少なくとも食べたり飲んだりすると汗をかくなぁって如実に感じられるようになったので、少しましだと思います。
というか、ましだと思いたい……。
悪化してます [2006年07月23日(日)]
もうしかたないんだろうけど。
悪化がはっきりあらわれてます。
というか、痒いよ〜。
珍しく日がな一日、掻いていますな。
ぶつぶつだったものが、ちょっと変わってきていて、なんか皮が剥けて、赤い部分が露になっておりますよ。
そのままだとたぶん滲みて痛いだろうと思うので、ソフポアでカバー。

そういえば、ぼんやりしているのか、よっぽど間が悪いのか、野菜を千切りする道具で、指先をスパッと。
いや〜、鮮血がどくどくと流れでて、そうそう、綺麗な血っていうのは、こういうふうに出るものなのよ〜と思いました。アトピーの血はぷくっとでてそのまま丸くかたまっちゃうもんね。
鮮血と淤血の違いがはっきりとわかったんですが。
どじだっ。
間の悪いことは重なるもので、こんどはザルの針金のでているところに小指をひっかけ……あうあう。
こんなときにも、ソフポアは便利でございます。

それにしても、あまりに気勢があがらなくて、何かこう、ブログ書く意欲まで失せますね。
しかも梅雨前線は停滞したまま、各地に水害をおよぼし、次なる台風がまた近づいています。
うげー。
台風はまっすぐ台湾をめざしているけれど、また梅雨前線を押し上げるんだろうなぁ。
そして、梅雨あけがすごく遅れていて、もしかすると八月にずれこむかも、とか?
今年の梅雨はやたら陽性で、あちこちすごい雨を降らせているというのに、さらに梅雨あけが遅れるんですか?
(ちなみに、関東地方で、例年は7/20ぐらいだそうです、梅雨あけ)
そんなにすごく降られているという印象はないんですが、台風で前線が押し上げられた時期、むちゃくちゃ暑くてすでにへたれましたので、あれがもう一回くるのかと思うと、ぞっとします。
そして、まだ涼しいのにこの痒さ……なに?

と思ったら、微熱がでていました、ちゃんちゃん。
台風発生感知装置(^ ^;) [2006年07月21日(金)]
数日前も、「健康な人には、天候で体調が左右されるってわかってもらえないよねぇ」などという話をしていたんですが、ほんと、いちいち天候に左右されるのが、アトピーのつらいところです。
基本的にアトピーは自律神経の失調症なので、天候に左右されるのは当たり前、なのだと思いますが、意外にここの部分が知られていなくて、苦しんでらっしゃる患者さんも多いんじゃないかと思います。
昨晩はなぜか知らないけどとにかく痒くて、同じアトピー仲間と「なんでこんなに痒いんだろうねぇ?」と話してました。
冗談に「台風が発生したかも」といったら、冗談ではなく、本当に南海上に台風が発生していましたよ……あうっ。

本日の最高気温は22度予想(関東地区)で、明日の予想最高気温が32度、一気に10度あがるということは気団が急激に入れ代わるわけですから、もうダウンははなっから予想されています。
こういうとき、苦しい理由がわからないと、何か自分が悪いことしたんじゃないかととかく自分を責めてしまうものですが、天気のせいなら「しょうがないか」になれるのがいいんじゃないかと思います。
あまり自分を問い詰めるのは、かえってストレスでアトピーを悪化させるだけですから。
とりあえず、具合の悪いときは天気図を眺めて、「な〜んだしかたないか」と納得してます。
昨晩なんかひさしぶりに微熱もなくて気分も爽快だったのに、やたら痒くておかしいなぁと思っていたんですよ。
ともあれこの台風でまた梅雨前線が活発になってしまうし、豪雨の被害は深刻だし、わたしのアトピーも痒みを増すばかりで、ほんと、勘弁してって感じですよね。
でも、日本が台風銀座なのは例年のこと。いくら憤っても台風はやってきちゃうんですから、せいぜい「台風きたからしかたないか」と居直るのが勝ちかと思われます。
頭痛でダウン [2006年07月19日(水)]
数日前から、あちこちで「頭痛がする〜」という悲鳴があがっていたんですが、私も本日は頭痛で起き上がれませんでした。
気圧の関係なのか、それとも冷えてきたせいなのか、そのへんこまかくはわからないけれど、どうにもこの雨がうだうだ降っている状態というのは、人間の身体によくないみたいですねぇ。
でも梅雨は毎年やってくるし、今年は特に陽性で派手な梅雨前線なので、ある程度自衛してなんとかやり過ごすしかないと思うんですが。

昨晩は、風呂にはいったら、しばらくぶりにけっこういっぱい湯の表面に浮かんでいて、あらら〜、気づかないうちにけっこうでていたのね〜と思いました。
肌そのものはむしろよくなっている感じで、ぶつぶつとか減っているんですが、そのぶん、別の形ででているのかしら。
一夜あけたらまたお小水の出が悪いし(頭痛と関係ありそう)、まったくちょっと気を許すとすぐこれだからって感じです。とほほ〜。

首を回すと、なんか砂でも詰まっているみたいにじゃりっじゃりっと音がします。ぐはー。
頭痛は、葛根湯飲んで寝直したらだいぶんおさまってきました。
やっぱり冷えたかなぁ。一気に最高気温21度とかまでさがってますからねぇ。
みなさまもお気をつけて。
それでも少しずつよくなるみたい [2006年07月18日(火)]
昨日は歯医者にいき、抜歯はしないで〜とお願いしました。
あと二本、抜いたほうがいい歯があるんですが、ちょっとここのところの体調の低下が心配なので、もう少し体力ついてからのほうがいいかなぁと思って。
で、前歯の下四本だけ綺麗にしてもらったんですけど、さすがに気持ちいいですね。
昨晩はそれほどつらくなかったんですが、四時間ほど寝たら目がさめてしまい、猛烈に痒くて駄目。どうも微熱っぽかったので、猪苓湯飲んで紅茶もいれて、水分排出してみました。
わりとすぐにおさまったのでびっくり。
たぶん、梅雨前線がさがってきて、気温が涼しくなっているのが、結果としてよかったんじゃないかと思います。
梅雨の湿気にそれほどやられていない。
そもそも雨の中、歯医者にでかけていって、ダウンしなかったわけですから、そのへんの底力は少しついてきたかなぁと思います。
そして、一時期すごかった太股が、すっきりしてきました。腕や胸のほうはまだもうちょっとって感じだし、背中にもぽつぽつでているようですが、微熱さえでなければそれほど悪化しないようです。
やっぱり、熱は大敵だなぁ。
それと、水がたまったせいで、体重が増えてしまったのも問題ですねぇ。
うまく絞れるといいんだけど。
もっと汗をかかなきゃいけないんだろうなぁ。
でも、何よりも長時間風呂にはいっていられる体力がついただけ、ましですね。
長期間にわたる病気なので、あまり悪い方向にばかり気をとられないようにして、いい面を見つけるように努力しないといけない気がします。
というか、鬱がでやすいから、その兆候見つけたら気分転換しないとね。
一進一退 [2006年07月17日(月)]
医者の指示で、猪苓湯をメインにして、体内の水分排出に勤めたところ、かなり微熱がとれてきたのですが、それでもときどき、かーっと熱がでてきます。
たぶん、体内にたまったものを手っとり早く肌から出すには、微熱をだして、肌の該当部分を低温火傷させて、そこから体液でだしてしまったほうが早いんでしょう。
が、現在は、低温火傷→体液流出というほどひどくはないようです。
なのでなにもかもが中途半端。で、とにかく痒い。というか、痛い。
微熱がでると汗の質も違うらしく、やたらとアトピーに触って痛痒いのです。う〜む。
汗をかくと、すっきりと熱がさがることもあるし、さがらないこともある。
今日は特に胸まわりが異様に痛痒くておかしな感じです。
しかも体重増えているし!
明らかに水太りですね(-_-;)。
なので、もうちょっと水分を絞ったほうがよさそうなのですが、まぁふつうでしょうぐらいにしかでないわけで……困ったもんだ。

もともととっても汗をかかない体質なので、汗を出すのに一苦労です。
それでも以前はできなかった長風呂、だいぶんできるようになったので、首のあたりから少し汗が垂れるぐらいまで入っていられるようになりました。
以前は、風呂からあがったらくしゃみするぐらい、あったまらなかったのですが、最近はちゃんと芯まであったまって、あとから水浴びして冷やすぐらいにまでなっています。
それ自体はとてもよいことだと思うんです。
とにかく体力がついてきているのがわかるというだけでもでかいですね。
でも、アトピー、なかなかよくなりません。
というか、治るとそのすぐ脇にまた、という感じなんですね。
たぶん、出さなきゃいけないものはまだ皮膚の下にたまっていて、出したそばから、さらにまだ出す〜って感じなんだと思います。
これを、アトピーではなく、汗や垢、大小便で出せるようになれば、ずいぶんと違ってくるわけです。
特にいまは汗と垢が以前よりずっと盛んにでるようになって、また、髪の毛も汚れやすくなってきているため、正常な新陳代謝に向けて身体が戻ろうとしているように思えるのです。
でもまだ、足りないらしい。
なにがどう足りないのかわからないけど、もうちょっと、この汗とアトピーの混在を耐えないといけないっぽいです。

汗も、流れるような綺麗な汗だとそんなにアトピーに触らないんですけどね。
臭いのついた、べたっとした汗だと、どうもかなりアトピーにはきついようです。
どんどん汗出さないといけないんだけど、萎えてクーラーに頼ってしまうのも、そういうあたりにあるみたいですね。
一度、岩盤浴というものをやってみたいと思っています。
あれって、すごく綺麗な汗がでるっていうじゃありませんか。
果たしてわたしの身体でもちゃんと綺麗な汗がでるかどうか、やってみないとわからないわけですが、なんとなく、よさそうな気がするんですよ。
でも、いってみようと思ったお店、皮膚疾患がある人はご遠慮ください、だった……う〜む。
深夜に微熱が出て痒い [2006年07月14日(金)]
もともと微熱が出やすく、逆に、きちんとした形の熱が出にくいタイプです。
昨年九月にいきなり九度以上の熱が出てびっくりしましたが、それまでの20年以上、7度5分より上に熱があがったことがありません。
いったん微熱がでると、だらだらと続いてなかなかとれず、そのために余計に消耗してしまうタイプです。
熱があがらないというのは、熱をあげるだけの体力がない、ということらしいです。
人間の身体は体内に細菌などがはいってきた場合、熱を出して細菌を殺すという働きをするようです。だから熱があがらないということは、この細菌を殺す働きがうまくいかない、つまり病気に対する抵抗力が弱いということですね。
十分に熱があがらないので、中途半端に微熱がだらだらと続いてしまうようです。
で、たいがい、朝はどうってことないのに、夜になると熱があがってくる。

小学校にあがる前に結核を患ったということもあって、なんというか子供のころからこの微熱少女だったようです(いまは少女は詐称もいいところですけどね)。
ちょっと熱があがってくると、自分でも動きづらいなぁと思うし、疲労感がましてきます。
気圧がさがっても熱があがることがあって、特に台風でもこようもんならさぁ大変。
これから台風シーズンなので、ちょっと辛いですね。

熱が出れば当然のことながら血行はよくなるので、痒くなるのも道理です。
ちょっとおさまったかと思われた患部がまた赤くなって、ぽつぽつが目立ってきます。
がりがり缺こうものならば……あぁでも、ほんと、淤血もほとんど出なくなってきました。
そういう意味では本当に軽くなってきたかな。

昨年九月のびっくり九度のあと、全身から体液が滲みでるように、二度目のアトピーの山が訪れました。年末までの四カ月、ほとんど家から一歩も出られなかったほどです。
体液を出すということは、カロリーもミネラルも流出してしまうので、とことん、体力がなくなるらしいです。もともと体力ないのに、限界いっぱいまでなくなるようです……。
元気な人でも、体液流すほどの症状(ステロイドがきかなくなると、リバウンドでそうなることもあるみたいですね)になってしまうと、本当に寝たきりの病人のようになってしまうのです。
私の場合はステロイドを使っていないんですが、たぶん、ものすごく身体が弱いのと、もとから自律神経失調なので、ステロイド剤による自律神経失調症と同じような形になったのかなぁ。
一回目のアトピーの山のほうがすごかったんですが(2002年の2月から7月にかけて)、二度目もけっして楽ではありませんでした。

が、山をこえて峠にはいってからも、手をかえしなをかえって感じでアトピーはでてきます。
体液を流すほどではなくなると、当然、体力は戻ってきますから、ぼちぼちとウォーキングなどして自律神経の正常化をめざしながら(とはいえ、33年にわたる自律神経失調症とのつきあいで、そう簡単には正常に戻ってくれないのもわかってます)、次の小さな山をこえていくって感じですね。
もう山が三つ目ぐらいで、だんだん低くなってきます。
夏までには大体おさまるかなぁと思ったんだけど、もう少しかかりそうだなぁ。

これまで、あまりにも体力なくて夏場にも汗かけないぐらいだったんですが、せっせと半身浴やったり長風呂(←これも体力ないとできない)したりして、だんだん汗がかけるようになってきました。
それでもまだ、すっきり透明気持ちのいい汗がだらだら、という状態にはほど遠いんですが。
最初の年の夏は、患部が異常なまでに熱をもっていて、しかし汗が出ず、すっごく奇妙な感じでした。
昨年の夏、つまり悪化する直前も、少し悪化していた首が熱をもっていて、へんな感じでした。
こんなふうに熱をもつから「アトピー性皮膚炎」といいますが、皮膚が炎症をおこすからといって、皮膚の病気というわけではないように思います。
つまり炎症は肌の下からあがってくるみたいなんですね。
で、患部に熱が集まると、それ以外の部分が冷えて、要するに体内に熱いところと冷たいところの格差がでてしまって、それがまたバランスを崩すという感じだったのです。

いまは、だいぶん落ち着いて、ぼちぼちとでているものはあっても、淤血も少なくなってきたし、体液が流れることもなくなったので、患部が熱をもつということはあまりありません。
が、深夜に微熱がでたときは、ちょっと熱くなったりします。
そんなときは、足首とか二の腕が冷えてへんな感じなんですね。

朝は平熱なのに夜になると微熱がでるような症状を、漢方では「寒熱往来」というらしいんですが、結局、自律神経のバランスが悪いとでてくるらしいんです。
いやまぁ、ほんとーに、自律神経の失調症だから、仕方ないんだよな……。
そして、アトピーも、過激ではあるけれど、やっぱり自律神経失調症の一種なのだなぁとしみじみ思います。

熱くて痒いと、朝まで眠れなかったりして、それでなくても寝付きの悪い私は、またぞろ昼夜逆転傾向です。
早起きしなきゃならないイベントがあるたびに、苦労してこの昼夜逆転を直すのですが、なかなかちゃんと直せないで寝不足ででかけたり、あげくにあっというまにまた、昼夜逆転してしまうことが多くて、どうにも気になるんですが。
というのも、自律神経を正しくするためには、昼間の太陽を浴びることがポイントらしいんですね。ところが、その太陽がかんかん照ってる時間に起き出せなかったりして……(^ ^;)。
いふはやなんとも、面倒な状態なのです。
ソフポアについて [2006年07月12日(水)]
ソフポアは、ニチバンの商品です。が、私はニチバンの回し者ではありません(^ ^;)。

たまたま、そのときは不織布のガーゼを捜していたのですが、ふとはいった薬局で、ガーゼはないけれど絆創膏があって、アトピーの人が重宝して使っているので、定期的にいれているんですよ、と勧められたのです。
不織布のガーゼというのは、たまたま父が入院していたときに病院で購入したものらしく、一般の薬局ではそう簡単には入手できません。
この不織布の絆創膏も同じで、もともと病院向けのもの。ところが、その薬局の薬剤師さんは、もともと病院勤めだったそうで、卸先にコネがおありだったようですね。
箱単位の卸になるし、普通の薬局だと、そもそも商品を知らないようです。
ニチバンのサイトをみれば普通にのってるんですけど、やっぱり、どうやって買ったらいいかはわかりませんね。
最近になって、小さいタイプのものは比較的出回るようになって、ネットの薬局などでも購入できるようになりましたが、5センチ幅の大きいタイプはやっぱりこの薬局以外ではいまのところ購入できないでいます。

そもそも、患部が熱をもって膨れてただれて、一皮剥けて、真皮が見える状態で、じくじく体液が流れ出てくる場合、どうしたらいいかって問題でして。
当初、ガーゼでおさえていたわけですが、いろいろと不快感もあったわけです。それが不織布のがーぜのほうが気持ちよかったので、それを捜していたわけですが。
ソフポアは絆創膏なので、そもそも絆創膏にかぶれやすい私としては、粘着液の部分に不信感がありました。が、病後のカテーテル定着など、体力の衰えた人向きに設計されているというだけあって、いまにいたるも一度もかぶれたことはありません。
ブラボー。

5センチ幅ですので、かなりの範囲に適応します。狭い範囲はハサミで切って使います。
患部中央だけではなく、患部のまわりまで覆うぐらいのほうが、安全です。

不織布製品ですので、空気を通し、体液を排出して、患部を保護するという感じがあります。
どういうことかっていうと、カサブタができないんです。
よく、けがはカサブタを作れば大体終わりっていいますけど、最近の創傷事情は少し違うようで、カサブタを作らないほうが肌に負担が少ないらしいんですね。
このへんは、火傷の治療からだいぶん進歩うしてきたらしいんですが、アトピーもいうなれば低温火傷なので、火傷治療のノウハウはけっこう役にたちます。

で、ソフポアを貼っておく利点は三つ。
1はカサブタを作らない。
2は直接空気に触れない。ガーゼや衣服ごしよりも、さらにソフポアできっちり密着させておくのが、一番空気に触れない感じがします。でも、皮膚呼吸はできるんです。不織布だから。
3は直接掻かない。痒くて上から掻いても、肌を直接傷つけません。

まぁ実際はソフポアを貼ることで、相当にかゆみは軽減されます。が、体内からくるかゆみばかりはおさえきれません。(直接空気に触れないことで、かなりかゆみが軽減されると思います。また、体液が乾くと乾いたカサカサのものが痒いんですが、これをかなりおさえてくれます。でも、でてくる量が多ければ、ソフポアの中でカサカサができるので、やっぱりかゆいですな)それと、広範囲に貼ったつもりでも、その周辺部分からかゆくなるってことはどうしたってあります。
その場合は、掻いて傷になった部分には、さらにソフポアを追加……。

私はがりがりと掻くほうです。一時的に悪化しても、掻くことで早く直せる、と思っています。
これは皮膚がきちんと再生する(28日周期だそうですが)ことが前提であって、患部がひどい状態だと、再生までもっていく暇がありませんから、そういうときはできるだけ掻かないようにがんばる……でも、肌に付着したカサカサ(体液の乾いたもの)は猛烈にかゆいんです。これが中途半端に残っても仕方ないから、できるだけきちんと落としたい。
それで風呂にはいって徹底的に落とします。最盛期は一日三回はいってました……。
落として、風呂からあがると、患部から透明な体液が盛り上がっていたり、つーとたれさがってきたりする時期もありました。
そういうところを、とりあえずティッシュでおさえて、紫雲膏を塗って、またティッシュで油分をおさえて、ソフポアを貼っていきます。

紫雲膏というのは漢方の軟膏で、かの華岡青洲先生がお作りになった処方だそうですが、もともと火傷や痔の薬です。
消炎効果と殺菌効果、それに肉芽の発生を促す効果があります。火傷の薬として効果的なのは、この肉芽の発生を促す効果だそうで、アトピーの場合も低温火傷化しているときに、効果大のようです。
熱をもつから消炎効果もありがたいし、とかく二次感染しやすいので、殺菌効果もありがたいですね。
成分ははっきりしていて、当帰と紫根という漢方薬、それに豚脂、胡麻油、蜜蝋で作られています。食べられるものばかり、というのがポイント高いです。
ただし!
アレルギー患者の中には胡麻のアレルギーも存在するので、胡麻アレルギーがないことを確認してから使ってください。
私はいつも、ツムラのものを医者にわけてもらっています。

そうそう。ソフポアを使う利点の4がありましたね。
二次感染を防ぐ。
アトピー肌はそれでなくても弱いし、でてくる体液というのはリンパ液です。ここに黄色ブドウ球菌なんかが繁殖することが多いわけですし、トビヒの症例もよくききます。
したがって、患部を清潔にして殺菌して覆ってしまうのが、一番二次感染を防ぎやすいということです。(もちろん、体内からくることもあるので、状態によっては、抗生物質の投与なども否めませんが)

もういい加減軽くなってきているので、かゆいとなるとがりがり掻いて、で、血でも出てたらソフポア貼って終わりな昨今です。
がりがり掻くと、小さな孔がぽつっと見えます。ここから血が出てくることもあります……がこの血は流れることなく、ぷっくりふくらんで表面張力でささえられています。「淤血」といって、普通、傷して流れ出てくる血よりも、濃度の高い、要するに汚れた血らしいです。
これが肌の下にたまってくるので、肌が赤くなるし、かゆいらしいんですね。
だから、がりがり掻いて淤血がでても、私は気にしません。むしろ患部の両側をつまんで、淤血を絞り出すようにして、少しでも排出するようにします。で、そのあと、ソフポアを貼っておく、と。
たいがい、2〜3日で、患部は綺麗になり、カサブタができることなく終わります。
ソフポア貼ってないとカサブタができて、またこれがかゆいんだ……で、がりがり掻くと同じことの繰り返しなので、ソフポアのほうが治りが早い、と思うわけです。

まぁ、ちょっと強引なやり方なので、掻くと悪化する人(が、大半じゃないかな?)にはお勧めできないし、ビタミン補給がうまくいかない(私はまさしくそれです)と、色素沈着がおきるんですけどね。
おかげで、肌のあちこち、そばかすできたり黒子できたり、薄茶だったり茶が濃かったり、まだアトピーでている最中だから仕方ないけど、果たしてこれは治るかしら〜、なんて思いますよ。
自分の年齢が49ということもあって、肌の再生能力、若い人ほど高くないですものね。

でも、アトピーが終わった肌は、以前のように綺麗になってます。この年でびっくりするぐらいの再生力。むしろ、アトピーのときのほうが、肌の再生能力は高いかもしれません。傷の治りも早い気がします。
皮膚から出しているってことで、身体全体が皮膚機能に敏感になっていて、そこの処理を第一目的にしてるって印象があります。
生物としての人間の肉体が、本能で直しているっぽいんですよ。
これはこれで、ちょっとおもしろいです。

えぇ、もちろん、痒い!! ですけどね(^ ^;)。
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