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がんばった、らしいです。 [2006年09月29日(金)]
医者がしみじみとわたしの様子をみて、「よくがんばったね」と言ってくれました。
自分としては、がんばってる自覚はないのだけれど、やっぱりがんばったのかな?
この自覚のないあたりが、勝手に体が緊張して凝るのと関係あるのかしら(^ ^;)。
まぁ、アトピーってやつが自律神経の失調を促し、交感神経優位になってしまって、体のあちこちが凝るらしいってのは、なんとなく分かってきましたが。
というか、わたしはまったくといっていいほど、自分で自分の体を「楽に」することができないんです。力が抜けない……。
力を抜いてって言われても、抜き方がわかんないです。抜こうとするとかえって力がはいってしまうぐらい。
これってたぶん、がんばっちゃってることですよね。無自覚に。
あ〜あ。

とはいえ、今回のアトピーは、もう絶対に治るって分かっていたから、本当に一回目に比べたら格段に楽でした。
でたものは仕方がないわけです。
出るきっかけというのは、きちんとあって、わたしの場合はストレス。もう医者が「仕事やめたら」というぐらいのストレス。だから仕方がない。
本来は、そんなストレスものともせずに働かなくちゃいけないんだろうけど、病気になっちゃったんだから仕方がない。
でも、アトピーぐらいじゃ、いちいち仕方がないって言ってられないのも事実です。
まぁ、わたしみたいに、全身から体液が流れでてきて日々の動きも大変になってしまうと、あきらめてやめることも可能と思いますが。てか、就職不可能状態ですな。
わたしの場合は、たぶん、ひとさまに比べて新陳代謝がものすご〜〜〜く悪いんで、出るとなったら一気にでちゃったんだと思いますが、ふつうはもう少し出方が軽いから、仕事しながら対応するとなると、かえって大変なのかもしれませんねぇ。

今回はとにかく、状況が見えているので、本当に精神的に落ち込むことがまったくなかったのが楽でした。
ふつう、この状態は絶対に落ち込みますからねぇ。分かっていても落ち込む。
落ち込まないようにするには、「大丈夫」って言い続けることと、アトピー以外のことで気の紛らわせることにできるだけ気を逸らす。
あと、今回はけっこう料理できない時期が長かったので、外食で美味しいものを食べるとか。
あぁ、前回もそうだったなぁ。
最近はコンビニ弁当ですら以前とは比べ物にならないほど美味しくなっていて、ファミレスでも食事の素材に気を使う時代になったので、ほんの少し前と比べても外食が楽になってきました。
どうしても舌が敏感らしくて、添加物や農薬の多い素材はそれだけで食べられないって感じなんです。(そのぶん、摂取量は少ない……はずだ。でも新陳代謝が悪いから、体にたまってる分は多いのかも(; ;))
とにかく一番ひどい状態は、本も読めない(^ ^;)。少しましになると、パソコンつらつらみながらネットウォッチもできるようになります。
で、ゲームやったりヴィデオみたりってのは、もうちょっとあと。わたしの場合、ヴィジュアルはすごく神経使うらしく、本を読むよりビィデオやDVDみるほうが体力いるみたいなんです。
ゲームできるぐらいになると、料理もできるようになるかな。
片づけはまだまだって感じですね。とほほのほ〜。

今回、特別にちがうと実感できるのは汗です。
もうはなっから医者に「汗かけるように」と言われても全然だめだった汗が、ようやく、やっとのことでかけるようになってきましたよ。
たしかにこの部分はがんばったかも。
長時間、風呂にはいるのはかなりきつかったのを、少しずつ伸ばしていって、一時間ぐらいははいっていられるようになってきましたからね。
そうなるとかなり顔や首からだらだら汗が流れるようになってます。
あぁ、顔はね、こないだからシルクのタオルに石鹸つけて顔をこするようになってから、それまでダメだったのに出るようになってきましたねぇ。
汗が流れるようになってきたのと、岩盤浴やったのがわりと重なるので、(汗が出るようになったのは、岩盤浴はじめるちょっと前だけど)岩盤浴がいい感じに拍車をかけてるみたいです。

アトピーには汗がいけないってあちこちで書いてあるのを見かけるんですが、本当にそうなんだろうか、と思います。
たしかに汗をかくとアトピーが悪化することがあります。
べとべとじわーっという汗は、アトピーに滲みてすごく痛い。
でもさらっとした汗は全然滲みないんです。
汗にも二種類あるっていうけど、本当だなぁって実感しました。
だから、いい汗をかいたら、大丈夫なんじゃないかしら。
医者が言うには、いい汗をかくと、肌を保湿してくれるんだそうです。岩盤浴でも、岩盤浴でだした汗は肌を保湿するから、岩盤浴のあとはシャワーを浴びないでっていいますね。
なんでも皮脂腺から汗が出るんだそうですよ。
べたべたじとじとする汗っていうのは、汗に不純物も含まれていて、たぶんそれがアトピーに触るんじゃないかと思うんですね。
で、いい汗をかくと、その手の不純物はお小水から出るようになるんですって。
そういえば、水みたいに色もにおいもないお小水が、においつき色つきになってきました。
医者もそういうお小水出すようにっていってたけど、そう簡単には変わらなかったですね。意識して出せるもんじゃないし。
それで、汗だしを繰り返して、いい汗が出るようになったら、お小水のほうも濃くなってきたわけです。
これがどうやらいい感じらしい。
というところまでは、がんばった、ことになるのかな?
結局のところ、自分の新陳代謝をあげること、なんですね。
新陳代謝が正常になれば、アトピーも直ってくるんじゃないかな、と思えるようになってきました。
わたしの場合は内臓諸機関の動きがきわめて低いので、ちょっと時間もかかるし大変なんですが、ちょっとした狂いだけででている場合は、内臓の動きを正常に戻してやるだけで、ずいぶん楽になるんじゃないだろうか、なんて思いますよ。
いやしかし、40台になってからの激烈なアトピーでも、ここまで対処できるし、結果としてより丈夫になるわけですから、人生ほんとうに侮れないです。
見限っちゃいけませんね(^ ^;)。
本当によくなってきた [2006年09月27日(水)]
外出して疲れても、アトピーがばーっと出ることが少なくなってきました。
まだ、新たに出る分っていうのはあるんです。
部分的にかゆくなって、がーっと掻くと、一皮剥ける。もう血はでませんが、するっと一皮剥けちゃうってことがあります。大きさは……う〜ん、5ミリ四方とか、せいぜい1センチぐらいまでの小さいものですね。
こういうものが、ところどころに出るんで、がりがり掻いて剥いちゃってソフポア貼っておきます。
大体、2〜3日で、乾いてなんともなくなります。
ときどき薄皮が張って、そのうえに白い粉とかカサカサとかがでていて、さらにかゆいときは、また掻いて剥いてしまいます。
荒療治なんだけど、それが一番早いの。
ただし、皮膚の弱っている人には向きません。あと、風呂の湯が沁みて痛いと思われる人にも向きません。私はその程度の痛みは平気なので。
剥けてしまう一皮というのは皮膚のように見えていて皮膚ではない、しみ出てきた体液が固まったもので、こいつにはヒスタミンが含まれているらしく、かゆいのです。これを除くとずいぶん楽なんだけど、でも一皮剥けたままでは痛いし、また体液がでてきて固まるからもとの木阿弥なのですね。これをソフポアを貼っておくと、体液は排出されて、患部は保護して、まともな皮膚ができるまで安全なのです。
こういうところが、体のあちこちにあるんだけど、どんどん少なくなってくる。
治るのもどんどん早くなる。前は一週間ぐらいかかったのが、最近は三日ほどでおさまる。
それでもまたふたたび出るものもあります。特に、膝裏と肘の内側は、なかなかよくなりません。
足指の股にできたやつは、ほんっとーに時間かかってます。
でもそういうのも、どんどん小さくなって、排出されるものも減ってくる。
それは、汗をたくさん出しているからだと思います。
本当にここにきて、驚くほど汗をかいています。
ごはん食べてもお茶飲んでも汗をかく。風呂にはいっても汗を満遍なくかけるようになってきました。
そうやって皮膚の新陳代謝をよくすると、全身の新陳代謝がアップするらしいです。
がんばれ、自分の体、って感じ。
基礎代謝がアップすれば、当然、ダイエットにもつながるわけですよね。
いま、ちょっと妙に太ってしまって(それでも最盛期よりは減っているけど)気になってるんです。
あと10キロ痩せても問題ない感じがする。
けど、10キロ痩せるのは至難の技なので、とりあえず、5キロダウンをめざしたいと思います。
こう、汗がかけるようになったら、ウォーキングで汗だししていくだけで、シェイプアップが可能だと思うのです。
あとは、自宅でステッパーかな。
無理せず、少しずつ、やってこー。

猫背は老化のはじまりだっていいますが、私は小学校あがる前から猫背でした。
とにかく、体をしゃんと伸ばしていられないんです。無意識のときは常に猫背。
いろいろと矯正しようと試みたけど、全然ダメで、自律神経の失調になってからは、それどころじゃなくって、生きていくのが精一杯って感じでした。
体が硬いのも、本当に子供のころからで、小学校一年生のときに、両足をひろげて180度開脚ができなくて、学校に居残りさせられた記憶があります。
前屈もダメで、ほんとーにダメダメって言われたけど、どうやって体を柔らかくするかってとこまで話がいかなかったですね、あのころは。
20歳すぎてからヨガをやって、少し、前屈できるようになったけど、まだまだです。
そんな体が、アトピーの治療をしていくうちに、少しずつ背筋が伸びてきて。
体のほうはまだ硬くて随所が痛いのですが、ちょっと柔軟もできるようになってきたし。
これから背筋が伸びたら、若返りますか?
ちょっと楽しみかも。
ふたたび岩盤浴 [2006年09月23日(土)]
昨日は、ふたたびロテンガーデンに行ってきました。
医者から、間をおかずにもう一度岩盤浴するといいよ、と勧められていたからです。
で、岩盤浴をはさむようにして温泉もいろいろ。まぁ、岩盤浴の汗は流さないほうがいいともいうので、そのあと温泉にはいってしまうとナニですが、せっかくの温泉施設なので、温泉も楽しまなくっちゃね。
料金は平日だと1000円。岩盤浴が500円。バスタオルを借りると+200円。
食事の施設もいろいろあるし、マッサージとか受ける施設もあるらしいですよ。

温泉は単純アルカリ泉ってことで、アトピーにもひびかず、楽ちんです。
香りの湯なんてのが作ってあって、この日はローヤルゼリー湯でしたが、こっちのほうが少し肌にひっかかる感じがするぐらいでした。
岩盤浴は特に室になっていて蒸気を出しているほうがすごく汗がでて気持ちいいです。
足首のあたりまでびっしり汗をかいていて、こんなに汗がかけるんだーって感じ。
人間のからだには65000もの汗腺があるけど、十分には使われていないんだそう。
たしかに、汗をかかない生活っていうのが増えていますから、汗腺が退化してっちゃうかもね。
ましてや私のように体質的にも汗をかきにくいと、余計に汗腺が退化するので、ちゃんと使ってあげないといけません。

さすがに岩盤浴した晩は、ちょっとかゆかったです。
まぁ、岩盤浴のあとに、少しだけどお酒も飲んだので。
ひさしぶりのお酒でしたよ。
岩盤浴も温泉も血行よくするのに、さらにお酒飲んでどーすんだー、というか、まぁそれで少しぐらいかゆくなっても仕方ないかって感じでしょうか。

あけて本日は、古くからのメーリングリストのお仲間の告別式でした。
まだ44歳ということで、本人もさぞや無念ではないかと思います。
乖離性大動脈瘤という病気で、ふたたび破裂したら死にますと宣告されていたそうです。
一度目、命を取り留めたのが、運がよかった、というような病気らしいです。
こういう病気をみると、アトピーなんか命に別状ないから、たいしたことないなぁ、と思ってしまうのは、いいことなのか悪いことなのか。
お父さんを看取るために、会社を辞めて自宅でお店しながらおとうさんの世話をしていた、という心優しい彼なので、きっと天国でお父さんも待っているだろうと思います。
合掌。

岩盤浴の疲れが残ったまま、私にしては早起きして電車を乗り継いで、あげくに迷ったり、交通事故の現場に出くわしたりと、不要なストレスを感じてしまい、ちょっとアトピーは悪化したかもしれませんが、やっぱり告別式に参加できてよかったです。
本当にアトピーひどいときは、どうにも出かけられないケースがでてきますから、なんだかんだいってもずいぶんよくなったんだなぁと思いました。

時同じくして、何度かお会いしたことのある翻訳家の方が亡くなられたとの報が。こちらは乳ガンが転移して手のうちようがなかったそうです。私とあまり年が違わない、もしかしたら少しお若かったかもしれないぐらいの方なので、こちらもとても残念です。
癌はなぁ、どうやったら予防できるか、がまだわからない病気ですからねぇ。
私は父方も母方も祖母が癌で亡くなっており、父も叔母も癌で、弟も癌を患ってます。(叔母と弟はまだ生きているのですけどね)どうにも癌の発生率の高い家系なので、ほんと、どうやったら癌を予防できるか、とても気になります。
が、癌ってけっこう、ストレスでなるんですってね(; ;)。
ストレスで癌になるよりは、ストレスでアトピーになるほうがまだましかなー、とついつい考えてしまったのでした。
なんとなく話がしめっぽくなって、ごめんなさい。
歯科治療とアトピー [2006年09月21日(木)]
アトピーになって一番困ったことは、歯の治療が受けられないこと。
受けると確実にアトピーが悪化して、根性続かなくなってしまいました。
しかも、アトピーって、ものすごく歯を食いしばるものだから、奥歯がぼろぼろ。
とうとう、奥歯がかけてグラグラしてしまい、やむをえずって感じで歯科治療をはじめて三カ月。
まぁアトピーは終息に向かっていってたし、幸いにいい先生にあたって、様子を見ながら少しずつやってもらえるんで、ほっとしていますが。
とにかく、だめになっちゃった歯が三本もあって、そのうちの一本は中で折れたまま抜けずにぐらぐらしていて、最初に抜歯しました。
それから、ぼろぼろかけた歯が一本、どうも神経が剥き出しになっちゃいそうで、これも抜かないといけないっぽい。
もう一本、かぶせてあった金属が取れたあと、歯肉が膨れて覆いかぶさった状態になっていたので、昨日はレーザーでこの歯肉を切る治療を受けました。
麻酔って段階で、すでにけっこうつらいのです、私の体は。
それでも、前回よりも麻酔の抜けが早くなって、ちょっとはましになったかな?
とても麻酔がききやすいので、それはいいんですが、やっぱり麻酔薬って私の体には強いらしいんですね。
それと歯科治療を受けてる間って口で息ができないわけで(当たり前だ)、なかなか鼻呼吸のできない私には大変な騒ぎになってしまうのです。
とにかく、息ができない、つまる!
あほんだら〜って感じですよ。
なんとか少し顔を傾けて、後半は左の鼻が息を取り戻してくれたんでほっとしました。
ずっと鼻炎で鼻が詰まっていたせいで、鼻呼吸を自然にやることがなかなかできないのです。
鼻炎になろうものなら、もう完全だめだめだから、鼻が通っているだけありがたいと思わなくてはね。
気をつけて、口をあけずに鼻で息するように毎日訓練してるんですが……そんなこと訓練しなくちゃいかんのかってあたりからして、ダメダメ(^ ^;)。

で、神経に触ったり、レーザー治療したあとだったので、鎮痛剤を飲んで、しばらく喫茶店でぼーっとしていたら、急激に冷えてきました。
昨日は、いいお天気だったし、冷房はそれほどきいてなかったのですが、もういきなり、腰のあたりから冷えてきて、空調の流れを敏感に察知してしまう……。
って、以前はこれが当たり前だったじゃないか!
そういうものを感じなくなってるってことは、それだけよくなっていたってことなんですね。
その後、こんなに冷えているからには、温かいスープ状の食べ物がいいよね〜ってことで、カレースープめいんの食事をとったら、汗ばむほどに温かくなって、帰宅してしばらく横になっていたら、疲れがすーっと抜けて楽になりました。
その後、さらに入浴して汗を流したら、あ〜ら不思議、翌日の今日もアトピーが悪化してません。
こうやって考えると、あの冷えが、体のあちこちの流れをとめて固く凝らせてしまうので、排出すべきものが排出できず、アトピーになるんだなぁって実感できます。
帰宅してからも紅茶をたっぷり飲んで、お小水をたくさん出すようにして、そこからも排出を心がけたのがよかったのかもしれません。
もうちょっとで腕のアトピーがおさまりそうだし、昨年四月来ずーーーーーっと大波小波を繰り返していた膝裏も、そろそろ終わりそうな雰囲気です。
このまま、涼しくなっても汗が出せるようにがんばっていけば、冬までに完治するかなぁ、なんて思ってしまいましたよ。
びっくりしたこと [2006年09月18日(月)]
今日(というか、もう昨日になっちゃったけど)は、ちょっとヲタクなイベントででかけてきました。
遠方にいるお友達にサークルの世話を頼まれていたので、ちゃんと早起きしてでかけていかなくちゃいけなかったんですが、岩盤浴のあと、なんだか寝つけない日が続いて、睡眠不足になったらどうしようとか余計な心配をしてました。
蓋をあけてみたら、六時間ぐらいちゃんと眠れたようだし、まぁいいかってんででかけていって、そのあと、もう一人上京した友達がアキバにいきたいというのでつきあって、けっこうあちこち回って食事して別れたら、もう眠くて眠くて、帰りの電車は爆睡してきました。
しかも雨も降り出すし、帰宅したら頭痛と、歯の浮く症状もあって、風呂にはいるのはやばいかなぁと思ったんですが、かゆくなってきちゃったんで、はいらないわけにもいかず。
で、いつものように汗出しの態勢になったら、汗が流れるに連れて、頭痛がとれていくんです。
歯が浮いた感じも抜けていきます。
なんかまるで、疲労物質が汗で流れだしたみたいに、すごく楽になりました。
これはもう、はじめての経験なので、びっくり。
入浴すると疲れが取れる、とよくいわれますけど、そんなことは生まれてこのかた、一度も経験したことなかったんです。
いやー、これがはじめて。
たしかに岩盤浴はきつかったかもしれないけど、確実によい方向に変化があります。
こうなったら、あまり間をおかずにまたいきたいものです。
てゆーか、今週の金曜に一緒にいきましょー、と友達と約束しちゃったんですけど♪
すっかりダウン [2006年09月16日(土)]
アトピーがすごく悪化するというのではないんだけれど、腕がけっこうあちこち広がって、一時期おさまってきた膝裏もまた少し悪化して、という感じで、そのうえ、寝つけない、寝汗がひどい、寝起きがだるいときたもので、医者にいってきました。
岩盤浴をしたことを伝えると、「う〜ん、その反動だね」とおっしゃいます。
やっぱりそうか〜。
医者は、あまり岩盤浴は勧められないけど、やるんだったら、一回だけじゃなくて、もう一回やってみて、といいます。(実は来週に友達とまたいく予定)
医者がいうには、わたしのからだというのは、なかで何カ所も詰まっていて、いろいろなものがうまく通らない。それが岩盤浴によって、少しだけ通って、通った分だけ淤血をだそうとからだのなかがいろいろ動いて、やっぱり通らなくなって詰まる、現在その状態らしいんです。
だからもう少し通してやると、もう少しまた楽になるかも、ということでした。
でも岩盤浴は水分のとり方がむずかしい、ということで、あまりいい顔はされなかったです。
そっかー。
とはいえ、やったら気持ちよかったというと、それなら続けてもいいんじゃないかとおっしゃいます。
このお医者さん、気持ちいいことはやっていいんじゃないの、という考えの方なので。

それにしても、岩盤浴の翌日から急に冷えたのは、どうにも仕方なかったですねぇ。
一日だけは、からだがとても温かくて、あの冷えを全然感じなかったのですが、二日三日たつと、やっぱりもとに戻ってしまいました。
(それでも、一日、温かかっただけ、ましかも。そして一日だけだけど、背中が痛くなかったから、すごくましかも)
でもそれはいままでも、鍼やマッサージをして何度も経験しているんですが、ちょっとほぐしてもらっても、またすぐ戻ってしまうんですね。
それが、以前に比べると最近は、ほぐしてもらってから、もとに戻るまでに少し時間がかかる幼稚なっている。つまり、いい状態が少しずつ長くなっているんです。
なので、岩盤浴も続けていくうちに、温かい日が少しずつ増えていくんじゃないか、という気がするんですよ。これから寒くなるから、やりたいんだなぁ。
このへん、医者と相談しながら、少しずつやってみたいと思います。

で、今日は朝からくしゃみ鼻水だったので、医者が「寒包熱」状態だよ、といいます。
からだの芯には熱がある(だから汗をかく)のだけれど、外側が冷えていて、そのせいでくしゃみ鼻水なんですね。
そんなわけで、新しい薬がでました。
潤腸湯というやつです。ひらたくいうと便秘の薬なのだけど、それだけではないらしい。
これと桂枝茯苓丸を組み合わせて、淤血を出せるといいねってことで。
しばらく(といっても、この医者なので、四日間)この薬で様子をみます。
少し、この背中の痛いのや、胃にガスがたまるのが緩和されるといいんだけどなぁ。
アトピーを漢方で治療すると [2006年09月14日(木)]
このDHCブログでは、はじめておいでになる方が、どんな検索を使っていらっしゃるかが分かります。(アクセス解析というのかな? 無料でこのシステムが使えるのはいいですね〜)
このブログの場合は、やはり、アトピーと漢方薬という単語が一番多いですね。当たり前といえば当たり前ですが(^ ^;)。
アトピーはいろいろな意味で難治性の病気なので、どうしても治療期間に患者に迷いが出ます。いまの治療で本当に治るのか、間違った選択をしていないか、不安になりますからね。
それでなくてもアトピーは、そもそも、精神の不安状態を引き起こすと思います。
なぜなら、アトピーの状態というのは、胃がそもそも不安定でストレスに晒されやすいからです。ストレスが原因で胃が不安定になり、アトピーがでてまたさらに胃の状態が悪くなり、これがストレスとなって些細なことも気になって気になって仕方なくなる、そういう経験をしたかたはけっこういらっしゃると思います。
この精神状態は、アトピーを直す上で障害となるのですが、ここの部分を直そうという意識が、残念ながら現状ではあまりみえないように思うのです。
精神的な部分が落ち着けば、長期の治療なのだということも自分で納得できるし、些細な悪化も気にならなくなるし、全体として快方に向かっているかどうかを見定めて、大きな心で(というとおおげさですけど)自分を見つめることができます。
これができないと、堂々巡りしてしまう、そんな部分があるような気がします。

漢方で治療する、ということは、自分の体、精神状態、季節の変化や食事状態を全体としてみてくれる医者にかかる、ということです。
そして、そういう医者がとても少ない、というのもまた、現状では致し方ないことなのでしょう。
日本の医学教育では、東洋医学の伝統教育をほとんどしてきていません。
人間というのは、単体で存在するわけではなく、地球という惑星の上で、ほかの動植物と共存して、肌は四季を体験し、内臓は飲食物を受け入れるわけです。
本来、そうやって生きていくものの不調を、単純に皮膚の上だけの症状で判断するのは、ちょっと早計じゃないかなって気がします。

漢方は、中国三千年の人体実験の成果です(^ ^;)。漢方を「科学的根拠がない」とおっしゃる方が、プロアマ問わず、かなりたくさんいらっしゃるんですけど、科学的根拠とは何かというと、実験と観察と分析で、これは漢方にはとても豊富にあるのです。
ただ、理論が西洋医学とは違います。五行という自然の流れに基づいたシステムを使っているので、ここの部分が、はっきりいってしまうと、ちょっとオカルト的にみえるんです。
たとえば、木火土金水(もっかどごんすい)という五行は人体のそれぞれの内臓の働きと密接な関係があって、なんていわれて、すぐに納得できるかっていわれたら、そりゃぁむずかしいですよね。
でも、きちんと東洋医学の本を読んで勉強していくと、あら、本当に人体ってば、五行で解けちゃうんじゃない、すごい〜〜、ということになります。
この「すごい〜」が分かると、漢方の、個人個人の体質や生活環境、気質や精神状態によって薬が変わるというシステムも、分かってきます。
つまり、人間を、単体ではなく、少なくとも地球規模で考えるってことです(←おおげさ?)。
季節によってたべるものは変わるし、人間関係によって精神状態も変化します。雨が降ったり気温がさがったりしたら新陳代謝はさがるし、台風がくれば自律神経が乱れます。
こういう環境に左右される人間という存在を、できるだけ、その環境のなかで自律させようとするのか漢方なんだ、とわたしは思っています。

つまり、言い換えると、アトピーを漢方で治療すると、ほかのアレルギー性の病気も一緒に治っちゃうってことです。
ついでにいうと、胃腸の弱いのも、腎臓肝臓の弱いのも、以前に比べてずっとよくなっている。
精神的にも強くなってくるし、天候不順にいちいち左右されなくなってくる。
たぶん、方向性として「自律神経が丈夫になる」ほうにいってるんだと思いますが。
結局は、体質そのものを変えてしまうわけです。
それは、そもそも中国の古いものの考え方で「中庸」というのがあって、病気はその中庸状態から、どちらかへ傾いて乱れている、という発想なんですね。
だから、どちら方向に乱れているかを見極めて、もとへ戻してやればいい、ということなのです。
この傾き方、乱れ方は、その人その人によって違うし、当然のことながら環境に左右されるわけですから、そこを踏まえて、一人一人を判断して、薬を出していくことになるのです。
まぁ、薬だけでなく、食事指導、あるいは鍼灸マッサージなども含まれるわけですけど。

この季節、わたしは毎年、寝込んでました。
とにかく夏から秋にかけての、急に冷え込んだり、雨が降ったりが大の苦手。(いや、春先の天候不順も苦手だし、冬の寒いのもダメですけど(^ ^;)。そして今年は夏もとにかく天候がおかしくて、ダメダメでしたね)
自分でもそれとはっきり分かるぐらい、気持ちが不安定になってイライラしたり、先行き不安になったり、体がだるくて動かなかったり、というのを、自律神経の失調した16歳からこっち、ずっと経験していました。
それが、アトピーを治療しはじめてから、ずいぶん楽になってきたんです。
まぁ、アトピーが出る前に、10年ぐらい、鍼灸マッサージにせっせと通って、漢方薬も飲んでいたので、そのぶんの蓄積もあるとは思いますが。
この秋、いきなり冷え込んでも、くしゃみがでない、鼻水がでない、鼻がつまらない、というのは、ほんと30数年ぶりの快挙で、びっくりしました。
気がつけば、寝起きに胃がむかつくことがほとんどない、食事をして胃がもたれることもなくなったし、苦手だったコーヒーが美味しく感じられて、飲んだあとも胃が苦しくなることがないのです。
それと、ずっと猫背だったのが、少しずつ背中か伸びて、姿勢がよくなっている。
気をつけてはいるけれど、とても伸ばせなかったものが、自然に伸びてきている。
これもびっくりするような変化です。
自分の体が、より、中庸に向かっている、という実感があるわけです。

こうなってくると、繰り返すというアトピーも再発を抑えられるかもしれないと思えます。
もう少し体が楽になったら、軽い運動をはじめられそうだし、そうやってまた少しずつ、体を中庸に戻していくことができそうな気がします。
わたしのように中年をすぎると、成人病や老化現象によるさまざまな病気への不安があるわけですが、わたしは現在、10台後半の、あのいきなり自律神経失調でダウンしたときより、調子がよくなってます。(あのころは、肉体年齢60歳といわれたからなぁ……)
年々、若返る感じすらあるので、ちょっとびっくり。(いや、それまでがひどすぎたから……というのはありますが)
わたしの場合は、多発性癌と血栓と糖尿病をもった家系なので、余計に病気に対して神経質になっているのかもしれませんが、いまこうやって自分を中庸にもっていくことで、こうした家系病を予防できたらいいな、と思っているのです。
そういうこともできるのが、漢方の魅力、かな?
岩盤浴について [2006年09月12日(火)]
実際にやってみた感じ、よかったんだけど、疑問もあった、そういうことを解決してくれるサイトがあったので、ご紹介してみます。

岩盤浴情報

そもそものきっかけはこれでした。

におう汗、におわない汗

まるっきり汗のかけなかったわたしには、さらさらで流れる汗なんて、夢のまた夢。そもそもべたべたでもいいから汗がでてくれないと、やばいじゃん、と思ったわけです。
で、ずいぶんと長風呂やってました。
最近ようやく、汗が流れるようになったのと、ちょうどいいタイミングで、岩盤浴にいけたわけです。

私が行ったのは、岩盤浴の専門店ではなく、温泉施設付属の岩盤浴。どういう違いかというのは、専門店を試してみないと分からないのですが、使ってる鉱石がいろいろあるようです。
今回私がはいった岩盤浴は麦飯石(ばくはんせき)を使っていました。

麦飯石は私には馴染みのある言葉でした。というのも、アトピーになった当初、しばらくのあいだ、この麦飯石の粉末をお風呂にいれる、というのをやっていたからです。
当時はあまり効果を感じられなかったけど、とにかくなんでも医者が勧めるものはやってみるって感じで、あれこれ試したなかに、この麦飯石もあったわけです。
まさかそれが、岩盤浴で使われているとは!

もともと、秋田県の玉川温泉で、古くから岩盤浴が行われていたそうです。温泉地帯で地熱で温められた場所にゴザを敷いて寝っころがるというものですね。
全身が温められて、大量の汗が出るため、冷え性にとても効果があるそうです。

冷え性に効果がある、というだけで、がぜん、行きたくなりました。

実際にやってみると……サウナにはいってもすぐには汗をかけない、もしくはまったく汗をかけないかもしれない私が、驚くほど楽に、全身に汗をかけました。
それというのも、マイナスイオンと遠赤外線効果によって、体内の水分が小粒になるのだそうです。
そのために、ふだんは出にくい汗腺からも汗が出やすくなるのだそうです。
人間には65000もの汗腺があるんだけれど、使われていないものがとても多いんだそう。
これを使うことによって、体内の老廃物をより効果的に排出できると、新陳代謝も高まるわけですね。

この岩盤浴情報を読んでいて、あっと思ったことがいくつかありました。

そのひとつに、脂肪には、燃える脂肪と燃えない脂肪がある。
燃えない脂肪というのは、水銀、鉛、カドミウムといった有害金属を含んだ脂肪のことなんだそうです。
人間の体には、こういう有害物質が多く取り込まれて、うまく排出されずに残ってしまうことがあるようなのですが、それは、脂肪部分に含まれるんですね。

実はこれについて、別件で、すごく気にしていたんです。
というのももともと私は豚の脂身が苦手でした。豚だけでなく、肉はなんでもそうなんですが、脂身部分というのはどうしてもまずくてたべられなかったんです。
それがあるときすごく美味しい三枚肉(豚バラ)の煮込みに出会って、いったいどうしてその脂身が美味しいんだろうと疑問に思っていたのです。
そうして、あちこち捜していくうちに、成長課程で抗生物質などを投与しない、餌も人工のものを使わず天然素材に限っている、という豚肉に出会ったのです。
たしかに豚バラが美味しい。しゃぶしゃぶにしても、ほかのどの部位よりも、豚バラが一番甘くて美味しいんです。
アトピー仲間の、やっぱり脂身苦手な友人も、この肉は美味しいと言っていたので、何か共通点があるのかな、と思ってました。
そうしたら、脂肪部分には薬物がたまりやすいので、抗生物質を投与している豚肉の脂身は美味しくないんだよ、ということを教えてもらったわけです。
はあぁ、なるほど、と思うと同時に、自分の脂肪にも、そうした抗生物質やら有毒金属やらが、たーっぷり殘ってるんじゃないかと思いました。
それが、自分の体に悪さをしているとしたら、どうやってその有毒物質をうまく排出できるだろうか、こんなに新陳代謝が悪いのに、と思っていたわけです。

で、急激にアトピーになったとき、もしかして、そういう悪いものを出してるんじゃないかな、と思ったわけですね。
実際、出せば出すほど、からだの調子はよくなっていく。
でも、体内に悪いものが殘っていれば、アトピーは繰り返すわけです。
いつかはでていくかもしれないけど、実際のところ、有害物質を一切体内にいれずにすむ環境ではないですから、多少ははいってくる。
それを効率よく、アトピーではなく、排出するには、どうしたらいいか。

(こいつを排出しないで体内にためてしまうと、癌なんかになる可能性、高いんじゃないかなぁって思ってました。実際、岩盤浴で有名な玉川温泉は、癌予防に有効らしいですね)

それでなくても新陳代謝の悪い私、医者も汗をかけ、汗をかけと言いますが、ちーとも汗をかいてくれないのです。
ちゃんと動けばいいんだろうけど、運動どころか家からも出られない日が続くし、そもそもだるくて日常生活にも支障が出てるのに、汗かくような行動ができるはずありません。
そこで、やむなくって感じで長風呂をはじめたわけですが、最初は本当に、長く漬かることができませんでした。
しかも、かなり長く漬かっても、ちっとも汗をかかない。肩まで漬かってないと冷えてくしゃみが出るなんて体たらくでした。

実はアトピーになる直前からはじめたこの長風呂、もしかすると、アトピーを促すことになったかもしれませんが、後悔はしてません。だって、アトピー出さないより出したほうが、絶対にいいですから!
それでもアトピーがひどいときはさすがに長風呂できず、適宜、できるときにやるって感じで四年半たって、ようやく、入浴時に首筋や顔から汗が流れるようになってきたのです。

この状態になるより前に岩盤浴にいっても、もしかしたら汗はかけたかもしれないと思うんですけど、とにかく、少しは汗の流れる状態が分かってきたところで岩盤浴を体験したわけで、それはそれでまた、よかったかな、と思います。
う〜ん、長くなってしまったので、この続きはまた、改めて。
温泉にいってきました! [2006年09月11日(月)]
一応、東京都と名のつくところにも、いろいろと温泉があります。
今回、私がいったのは、町田市にあるもの。ちゃんとそこで温泉が沸いたらしいですよ。

ロテンガーデンのサイト

源泉は37度のアルカリ性単純泉で、あまり刺激がなく、アトピーもまったく痛くなかったのです。たぶん大丈夫とは思っていたけれど、やっぱり漬かるまでは心配でした。
それというのも、温泉って、本当にいったことなくって、どうやって漬かるのかとか、いろいろ、ろくでもない心配をしていたのです。
いってみたら、ほかの人がやってるようにやればいいんだって分かってほっとしました。(そんなことにいちいち心配するからいかんのだが、そういうタチなので仕方がない……)
施設は改装して広くなっているので、日曜だというのに、それほど激混みという感じではなく、うまく使えばそれなりに楽しめるし、平日だったらもっと楽ちんでしょう。
それとここは岩盤浴(別料金+500円)があって、こいつを試したかったのですが、いや〜、実に気持ちよかったです。ほんと、びっくりするほど全身から汗をかきました。さすがに疲れますけどね〜。
ただ、岩盤浴室の床が熱くて、裸足で歩くと痛いぐらいで、びっくりしました。いや、火傷するかと思ったよ(しないけど)。
でも、岩盤浴は内臓から温めて、冷え性も解消するらしいので、(だって終わったあと、太股なんかいつまでも熱かったもの……こんな経験はじめて)興味があったらぜひ、お試しあれ。
汗も、つるつると流れる汗で、まったくアトピーに触らなかったです。
ただし、アトピーは人によってタチが違うので、私に触らなかったからといって、ほかの方も触らないと決まったことではないので、ご注意を。

とはいえ、温泉、なかなか楽しいですね〜。ここは、近くにある「憩いの湯」ほど安くはないけれど、都内のその手のリラクゼーション・スパ施設にくらべると格安で、時間制限もないですから、ゆったりと一日遊べます。食べ物もいろいろあって、これがけっこう美味しい(それも割高だという人がいたけれど、都内にくらべれば……)。
ほかにも、タイ式セラピーだの、リフレクソロジーだの(別料金)あって、若い女性もけっこうきていましたが、家族連れやおばーちゃんが圧倒的に多かったな。

岩盤浴もやるのはじめてでしたが、本当にいいものだなぁと思います。特に私のように汗をかきにくい、流れるような汗をかくほど運動できない場合に、芯から温めて汗を流すことができるのは貴重です。
とにかく汗を流すことによって、汗腺を開いて、老廃物を出せる素地ができるわけなので、それでせっせと長風呂してきたんですが、岩盤浴一発で全身の毛穴が開いちゃうみたいなんですね。これはよいことだと思います。
アトピーって、結局、体内にたまった老廃物をうまく排出できなくて肌から出しているって印象があるんで、垢や汗が正常に出るようになってくるとおさまってくるみたいなんですよ。
だから汗の出ないときがあって、それが一番辛い。まぁ、そういうときに岩盤浴は無理かもしれないんだけど、少し落ち着いたら試してみる価値はあると思います。

あぁ、でも、昨夜はときならぬ雷雨で目がさめるほどひどい前線通過で、今朝はちょっぴり痒いですよ〜(; ;)。
ぷち悪化 [2006年09月07日(木)]
三歩進んで二歩さがる、というほどではない感じもしますが、昨晩から今日にかけては悪化しています。
まず、昨晩は全然、眠れませんでした。
午前三時もすぎても目がさえていて、とにかく横になっても全然眠れない。
ひさしぶりにきた〜〜〜という感じです。
そのうえ、ずっと浮いてる左側の歯の根元が、またぞろ痛くなり……ついには痛み止めを飲まないとならないぐらいに痛くなってしまったので、仕方ないから痛み止めを。
それでどうにかこうにか寝たのが何時かよく分からないけど、おきたらお昼でした。
あうっ。
合間に何度か、小柴胡湯+十全大補湯or葛根湯加川弓辛夷+小柴胡湯という具合に、柴胡剤をメインに漢方をいれて、おきたら痛みはおさまっていたのだけれど、猛烈痒いのです。
ただ、汗をかいているけど、汗で痒いという感じではなく、痒みが体内から沸き上がってくる感じ。
これは以前にも何度も経験しているけど、体内でなにやらヒスタミンが発射されたっぽい雰囲気ですね。
う〜ん、痛み止めに対してかなぁ。もともと薬剤アレルギーがあるし。西洋薬というのは、結局のところ工業製品ですから、そういったものに耐性のない私は、アレルギーがでやすい感じがします。(だから、歯の治療をして麻酔を使うと、そのあと、一時的にアトピーが広がる)
加えてこの天気も悪い感じです。
前線が低気圧とともに動いています。雨も降ったりやんだり。湿気がものすごく高くて、そのわりに気温はそれほどあがらないから、汗をかいて冷える感じもあります。
う〜ん、風邪っ気がとりあえずおさまっただけましか?
とりあえず、柴胡剤で歯の浮いた感じがおさまってきたっぽいので、少しずつよくなるとは思いますが、う〜ん、こないだから歯が浮いたときに、せっせと柴胡剤をいれておけばよかった〜。ちょっと甘くみて、抗生物質ですませていたのが裏目にでた感じです。
てか、ここんところちょっと漢方、さぼってたからな〜。

医者も調子のいいときに薬をわすれるのはかまわないよ、といいます。
というか、薬が欲しいと思うのは、体の調子が悪いときなんだから、その体の様子をみて必要な薬が分かれば、それを飲むことでオッケーだ、という意見です。
ちょっと微妙に日本の漢方と違うような気もしますが、私は大変にわかりやすくて気にいってます。
たとえていえば、冷えるので生姜とネギのはいったスープを飲むとか。
お小水の出がいまいちなので、小豆粥を炊いてたべるとか。
そういう感じに近いのです。
本来、漢方という気は、医食同源という趣旨からも、そういうものなんじゃないかという気がします。
だから、薬をわすれるということは、調子がいいからなんで、飲まなくていい、というのがうちの医者の意見なわけです。
これは私としては理にかなっているのだけど、西洋医学だとそうはいかないですよね。
抗生物質とか、調子がよくなっても三日間は続けて飲みなさいとか。
ステロイド剤でも、見た目よくなっても何日間は続けなさいとか。
こう、患者の自己判断ではすまない部分が多いですよね。
それはそれで、医学の領域だという感じはしますが。
そういう医学になれてしまうと、自分で判断して自分で飲む漢方って、なんだかおかしいってことになるし、実際、そう言われることもあるんですけど。
でも、私はいまの医者の言ってることを、実感として正しいと思えるのです。
ま、全体としてゆっくりとだけどよくなっているから、それでいいと思いますが。
漢方使うことのむずかしさは、このへんを理解できるかどうか、にもあるかなぁと思いました。
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