京都初詣ウォーキングオフ会レポ〜後篇 [2009年01月19日(月)]

伏見稲荷大社の参拝をすませるとそろそろお昼時となってきました。
参道の祢ざめ家というお店で食事をとることにしました。ここのお店は豊臣秀吉によって命名された老舗です。店頭ではうなぎやうずらを焼いており、その煙はあたりを香ばしい香りに包んでいます。

冬はうずらの焼き鳥が名物というので、わたしはうずらの焼き鳥と助六寿司(おいなりさんとのり巻き)を頼みました。






うずらの焼き鳥を食べたのは初めてでしたが、骨までよく火が通っていたので、ボリボリいわせながら残さずに食べました。鶏よりは締まった肉は癖もなくたっぷりつけられた甘めのたれと、山椒のぴりり感との相性もとてもよかったです。次回は暖かい季節に来て、スズメの焼き鳥にも挑戦したいと思いました。

おなかを満たし、一服ついたわたしたちが次に向かったのは、東福寺です。

東福寺は臨済宗の大本山で、新緑・紅葉の名所として有名なお寺です。
境内の仏殿から開山堂を結ぶために架けられた通天橋からの眺めはとくに絶景とされています。あいにくわたしたちが訪れた冬には木々にはもはや葉は残っていませんが、それでも「美しさ」を感じさせる風景でした。



東福寺を出て、泉涌寺に向かう道すがら、非公開文化財特別公開中の勝林寺に立ち寄り、特別公開中の毘沙門天像、吉祥天女像、善膩師童子像を拝観しました。財運に御利益があるという金色のお札が売られていたので、思わず買ってしまいました。

勝林寺から泉涌寺へと向かう途中、三叉路でどの道を行くべきか考えていたわたしたちに泉涌寺方面から来たというかたの教えてくださった道は、人家の間の狭い路地を縫うように進んでいくわかりづらい道でしたが、一番の近道だったようです。

泉涌寺では、その日は山内の各寺院をお参りする七福神巡りが行われており、賑わいを見せていました。山内各寺院で買った小判や宝船、恵比寿様や大黒様を笹につけ、肩に背負ったり、大事そうに抱えたりの七福神巡りの善男善女はみな一様に早足で、ちょっとおもしろかったです。



玄宗皇帝が楊貴妃の冥福を祈って造顕したと伝わる美しい《楊貴妃観音》(ここには美人祈願のお守りもありました)、壮大な仏殿に参拝後、自動販売機のお茶で一服し、オフ会の解散場所の東福寺駅まで長い下り坂をのんびりと下っていきました。



万歩計をつけていたrinkyohhenさんによると、今回の京都初詣ウォーキングオフ会、総歩数は約10,000歩だったそうです。正味歩くこと4時間、登りが多かった10,000歩、ウォーキングの名に恥じないオフ会となりました。

翌日はふくらはぎがパンパンでした


Posted at 22:50 | オフ会 | この記事のURL