そもそもわたしが
太ったのは、年をとるにつれて基礎代謝が落ちている
にもかかわらず、若いころと同じような食事、
否それ以上の食事
をしていたからだと思っています。
とりわけ、茶わんを
男性用サイズの茶わんに変えたことと、
間食をだらだらと摂っていたことに大きな原因があるとにらんでいます。
三十を過ぎてからご飯を一膳しか食べないように注意をしていたのですが、愛用していた小ぶりの
青磁茶わんが欠けてから、柄が気に入った
赤絵の普通サイズの茶わんに変えました。結果として、一回あたりに食べる量のごはんが、
五割増しぐらいになりました。これはボディーブローのように効きました。
また、わたしは
木の実のたぐい、
フルーツや
ナッツ類が
大好物で、そのとき、親戚からもらった
殻付き落花生の
大袋を抱えるように、
食後、食間、食前にだらだらと間食していたのが、いまから考えるととても悪かった
ように感じます。
ご承知のように、落花生は
植物性脂肪分がとても豊かな食べ物です。
大袋二袋分のその
植物性脂肪分は、わたしのおなかの中で
動物性のものに変化し、
胴回りに
しっかりと蓄えられました。
結果、じぶん自身がからだの鈍さを感じるようになった
だけでなく、他人からも指摘される
ようになり、
ダイエットを決意した
訳です。