京都オフ会レポ〜ふたつの難篇 [2008年01月30日(水)]

一足先に松尾大社に向かったちさちささんやsmileさんを追って、わたしたちも松尾大社に歩みはじめました

松尾大社では、お正月らしく干支のネズミの絵が描かれた大きな絵馬がわたしたちを出迎えてくれました



拝殿前でお参りをすませ、ともだちに頼まれたお札やお守りをいただき、ふと横を見ると、将ちゃんが元気に走り回っていました。将ちゃんの側によると、足じゃんけんで氷鬼のはじまりです。smileさん、ちさちささんとともに将ちゃん、あーちゃんと境内で遊んでいると、ほかの参加者のかたがおみくじを引いているのが目に留まりました


うん、わたしもやってみよう

さっそくおみくじを引いてみました

結果は、・・・
すでにシュリンさんらのブログで明らかにされているよう《末凶》でした。

おみくじを結んでいると、隣でおみくじを結ぶ御婦人も同じ《末凶》だったらしく、互いにおのれの不運を慰めあい、凶を転じて吉とすることを誓いあいました


松尾大社をあとにしたわたしたちは、月読神社に向かいます。途中、美大生の母さんから松尾大社名物の飴をいただき、飴をなめながらのんびりと歩きました。



月読神社で参拝を済ませた後、いよいよ朝の部の最終目的地、鈴虫寺に歩を進めます。

競歩選手のように早足の美大生の母さんを先頭に、将ちゃん・あーちゃんといっしょにのんびり歩くわたしたちをしんがりに進んで行きました。

目的地の鈴虫寺について、びっくり 

寺に続く階段はゆうに及ばず、バス停近くまで、延々と行列ができていました。この分では、なかにはいるまで2時間以上かかりそうです。

わたしたちは泣く泣く鈴虫寺をあきらめ、お昼ごはんを食べる湯豆腐屋さんに向かうことにしました。

嵐山駅行きの電車に乗るため、松尾駅に戻りました。

ちさちささん、将ちゃん、あーちゃんとは、ここでお別れです。お別れのとき、電車のなかからいつまでも手を振っていたふたりのこどもたちの笑顔は、いつまでもこころに残るしあわせな笑顔でした


Posted at 21:25 | オフ会 | この記事のURL

京都オフ会レポ〜松尾駅篇 [2008年01月26日(土)]

京都オフ会朝の部集合場所の松尾駅は阪急嵐山線の駅です。

阪急嵐山線は、一時間に4本しか電車のないローカル線です
わたしたちが乗る予定の電車は、集合時間より10分以上前に着きます。ただ、その電車に乗り遅れてしまうと5分ほど遅刻してしまいます。

オフ会の幹事として遅れるわけにはいかないので、始発の桂駅で嵐山線に乗り込むまでは、気が抜けませんでした

松尾駅に向かう車中、ほかのオフ会参加者のすがたはないかときょろきょろとあたりを見回してみました。短い電車なので、先頭から最後尾まで、見渡すことができます。

ほんとうなら、ぽじてぃぶさんたち、浪速の三人娘が乗っていないといけないのですが、車内にそれらしきひとたちのすがたは見えません。ぽじてぃぶさんは、とてもかまびすしいとてもはなやかなかたなので、遠くからでもすぐにわかるはずなのですが、・・・。

ちょうどそのとき、一通のメールがはいりました。はどぅさんからメールでした。はどぅさんもおなじ電車に乗っているようです。

「では、車内で合流しましょう」、と返事をしてまもなく、おたがいに探す間もなく、電車は松尾駅に到着しました。

結局、はどぅさんとは、松尾駅ホームで合流しました。

改札口をぬけるとちさちささんたちが待っていてくださいました。かわいいふたりの男の子、将ちゃん、あーちゃんは、ちさちささんのブログでおなじみのお揃いの帽子をかぶっていました。顔を近づけ、挨拶すると、はにかみながら微笑んでくれました

改札口前には、ほかの参加者のかたの姿はまだありませんでした。みなさん、きっと一本つぎの電車でいらっしゃるのだと考えました。はるりんさんとじゃすこっこさんからは、前日の段階で一本遅れの電車でいらっしゃることをすでに伺っていました。浪速の三人娘もきっとその電車のはずです

すると、電車が入ってきたわけではないのに、はるりんさん、じゃすこっこさん、美大生の母さんがわたしたちのもとに次々合流してきましたいったいなぜ

はたしてその訳は、・・・。(理由は、はるりんさんと美大生の母さんのオフ会レポを参照してください

残るは、ぽじてぃぶさん、いちごのはなさん、歌音♪さん浪速のかしまし娘、もとい、浪速の三人娘です。

午前11時4分、定刻通りに電車が入ってきました

笑顔の三人がホームから改札に向かってきます

これで、京都オフ会朝の部参加者全員集合です


Posted at 21:40 | オフ会 | この記事のURL

京都オフ会レポ〜往路京都駅篇 [2008年01月23日(水)]

京都駅で、シュリンさんと待ち合わせしていました。シュリンさんとは京都駅の八条口で待ち合わせです

シュリンさんとも名古屋オフ会以来の再会です

名古屋オフ会ではあまりお話しすることができなかったので、今回の京都オフ会ではたくさんお話しするつもりです

改札口で無事再会を果たしたわたしたちは、地下鉄に乗るため、人通りの多いせまい通路を急ぎました

ガシャン

どうやらひとにぶつからないように端を通っていたわたしのかばんが、レストランの前に置いてあるメニューにぶつかってしまったようです

あわてて、メニューを拾い上げると、メニューがはいっている額の枠がはずれてしまい、メニュー、枠、プラスチック板とバラバラになってしまいました

まるで、コントのようなできごとにじぶん自身でも驚いてしまいました。直そうと思ってさわって、これ以上壊すとまずいので、お店のかたを呼び、事情を説明し、謝り、その場をあとにしました。

ついていません

前途多難の前触れでしょうか


Posted at 21:50 | オフ会 | この記事のURL

京都オフ会レポ〜往路500系篇 [2008年01月21日(月)]

オフ会当日、わたしは新幹線に品川駅から乗車しました

乗車予定ののぞみが博多行きということもあり、混雑が予想されたので、座席を指定するつもりでした。しかし、東京駅から乗車する親切なmogmogさんが席を確保しておいてくださるということなので、自由席で京都に向かうことにしました

その日の朝は、とても寒い朝でした。品川駅の新幹線ホームは寒風が吹き荒ぶ最悪の状況でした。いくらmogmogさんに席を確保しておいてもらったとはいえ、列の後方から車両にはいり、確保してもらった席に座るのは気がひけるので、はやめにホームに下り、自由席車両の列の先頭部分に並んで新幹線がはいってくるのを待ちました。

定刻どおりに500系ののぞみが品川駅ホームに滑り込んできました
ほぼ席が埋まっている自由席車両でした。あらかじめ、mogmogさんから座席番号をうかがっていたので、まよわずにmogmogさんの座る席まですすみ、挨拶を交わし、横に座りました

おなじ新幹線に名古屋からSoraさんとsmileさんが乗車されることになっています。

博多行きの満席の新幹線、名古屋でどれくらいのかたが降車するか、わかりませんでしたが、なんとかSoraさんとsmileさんの座席は確保しなければなりません

名古屋に近づくにつれ、鵜の目鷹の目であたりを見回していたところ、左斜め前の3列シートに座っていた家族連れがどうやら名古屋で下車するようです
その3列シートに目星をつけたわたしは、名古屋駅到着の車内アナウンスが流れ、席を立った家族の後ろにぴったりつき、どっしりと構え一向に動く構えのないmogmogさんを尻目にすばやく3列シートを確保しました

名古屋駅ホームに到着すると、Soraさんとsmileさんがいっしょに並ばれているのが目にはいってきました。手を振り、合図をし、座席の位置を知らせました。

Soraさんはmogmogさんのとなり、smileさんがわたしのとなりにそれぞれ腰をおろし、京都まで向かいます。smileさんとは名古屋オフ会以来の再会です。僕ちゃんやご実家の猫のことなど猫談義に花を咲かせました


Posted at 21:41 | オフ会 | この記事のURL

京都オフ会レポ〜きっかけ篇 [2008年01月21日(月)]

まず、そもそもなぜ京都でオフ会を開いたか、ということからお話しましょう

わたしは毎年京都に行っています。ただ昨年は時間がとれなくて、京都に行くことができませんでした。そこで、「年初に京都に行きたいなぁ〜」と、ぽじてぃぶさんに話したところ、それが希望から予定決定に変化し、どうせわたしとぽじてぃぶさんが会うのなら、みんなを誘ってオフ会をしよう、ということになりました。

いちおう言いだしたのがわたしだったので、京都オフ会の幹事はわたしということになりました。でも、幹事といっても、わたしは東京在住です。実質は関西在住のぽじてぃぶさんたちが仕切ってくれるだろうと考えていました。しかし、これはとても甘い考えだということをのちのち十二分に思い知らされました

ぽじてぃぶさんは、とってもわたしを信頼なさっていたので、なにひとつご自身では動かれませんでした。お昼に湯豆腐を食べた松籟庵は、ぽじてぃぶさんが「ここで食べたい」といったお店です。ただし、コースの選定・お店の予約はわたしにゆだねられました。夜の部のお店に至っては、わたしにすべて丸投げです

おかげで、京都の飲食店事情には多少詳しくなることができました 

ありがとう、ぽじてぃぶさん 



Posted at 21:40 | オフ会 | この記事のURL

オフ会レポを楽しみにしてくださっているみなさんへ [2008年01月16日(水)]

京都オフ会もおかげさまで無事終了いたしました
参加者のみなさんととても楽しい交流ができました

オフ会レポを楽しみにしてくださっているかたも多くいらっしゃると思いますが、じつは今週は新年会を複数抱えており(昨日もそうでした)、落ち着いてブログをする時間がありません

来週以降、徐々にアップしていこうと思いますので、しばしお時間をいただけると幸いです
ただし、これはわたしのオフ会でのお約束事ですが、わたし自身はオフ会の食レポは書きませんので、どうかよろしくお願いいたします。

なお、この記事に対するコメントへの返礼コメントはとても失礼とは存じますが、割愛させていただきます

Posted at 22:10 | オフ会 | この記事のURL

ボワシエのマロングラッセ [2008年01月09日(水)]

ボワシエのマロングラッセです

ボワシエは、フランスの老舗のチョコレート屋さんです。これまで、バレンタインデー期間限定でチョコレートが輸入されてきました。昨年、わたしもペダルチョコレートというハーブ入りのかわいらしいチョコレートを紹介しました。昨年、大丸東京店の移転・新規オープンの目玉テナントとして日本初出店を果たしました

そして、そもそもマロングラッセは、このボアシエでつくられたのが最初とされています。
今回ご紹介するのは、そのマロングラッセです



店の名がプリントされた金色の包装紙にひとつぶずつていねいに包まれています




包み紙を破ると、大きな栗がごろんと現れました。うっすらとプラチナ色の砂糖の衣をまとった黄金のマロンです。

わたしがこれまで食べたどのマロングラッセより大粒の、上品な色合いのマロングラッセです。まわりはつやつやと輝いており、ところどころシロップがかたまって光を反射しています

しっとりとしたマロングラッセを摘み、口にいれます。一口では無理なので、半分ほどのところで口を閉じました。

その刹那、鼻に甘〜いバニラの香りが抜けていきました。つづいて、シロップのほのかなごくごく控え目な甘味、抑えられた洋酒の香りが現れます。しかしながら、あくまでもそれらは脇役です。存在感があるのに自らを目立たせないようにしているそれらの脇役に迎えられ、栗そのものが持つ上質な風味が立ち現れます

とってもおいしいマロングラッセです。その気高く上品な味わいは、わずか一口ですっかりわたしを虜にしてしまいました


機会があれば、ぜひみなさんにも召し上がっていただきたい一品です


京都オフ会が近づいてきたので、体調管理のため、この記事で京都オフ会前の記事はおしまいとさせていただきます
Posted at 22:30 | 雑記 | この記事のURL

天現寺・月島オフ会〜参加者印象篇 [2008年01月09日(水)]

今度の日曜日は、京都オフ会です。待ちに待った京都オフ会ですが、わたしにはその前に絶対に終わらせなければならないことがあります

それは、前々月のオフ会3連ちゃんの後半部分、のりぴーさん主催の天現寺オフ会と、月島もんじゃオフ会の参加者紹介です。

天現寺オフ会月島もんじゃオフ会ともに、すでに秋の遠足オフ会の参加者として紹介したかたも参加なさっています。きよ♪さん、mooncatさん、mogmogさんのおさんかたです。きよ♪さんたちのご紹介は、秋の遠足オフ会の記事を参照していただくことにして、ここでは、のりぴーさん、チーコさん、そして歌音♪さんのご紹介をしたいと思います。

まず、のりぴーさんから。
のりぴーさんは、言わずと知れたDHCブログ内の大御所的存在で、ランキング上位の常連です。新しくブログをはじめられたかたに積極的にコメントを残し、そのかたたちがブログを続けるサポートをなさっています。
のりぴーさんは、以前ご自身でもおっしゃっていましたが、フジテレビのアナウンサーだった中村江里子さんによく似た知的な美人です。オフ会当日、緊張なさっていたとおっしゃっていましたが、参加者をきめ細やかに気遣いながら主催者としてみごとにオフ会を取り仕切っておられました

続いて、チーコさんです。
チーコさんは、ひとこと、お若いです。とても、ふたりのお子さんのお母さんとは思えません。セーラー服を着たら、そのまま女子高生として十分通用すると思います。恋多き女を自称なさっていますが、当日お話をしていて、K先生への憧れがいいかたちで結実されるといいなぁ〜と思いました。愛くるしい笑顔が印象的なチーコさんでした

さいごは、歌音♪さんです。
もともと道産子の歌音♪さんですが、現在は関西在住です。とても陽気なかたで、「きっとこのかたの歌を聞くとこころに光りがさすのだろうなぁ〜」と思わせる明るさです。ケラケラと朗らかに笑う声が印象的でしたが、ことお好み焼きとなると、表情が一変。もんじゃ焼き屋さんの中途半端なお好み焼きにたいし、「こんなものお好み焼きちゃう」と激怒されていました。根っからの関西人です

みなさん、お話ししていて、とても楽しいかたばかりで、機会があったら、ぜひまたお会いしたいと思いました


Posted at 22:20 | オフ会 | この記事のURL

初詣 [2008年01月05日(土)]

1月3日に神田明神に初詣に行ってきました
前日に話題の〈朝青龍〉も来た、と聞いて、思わず2日にお参りすればよかった、と思ってしまいました



わたしが詣でたのは、午後だったため、人出もだいぶ落ち着いていました
昨年、午前中に行った時には、お参りの順番待ちの善男善女が大鳥居外の《天野屋》(有名な甘酒屋さん)まで列をなしてました



隋神門です。
総檜、入母屋造。二層建ての朱塗りの門です。外回りには四神(朱雀・白虎・青龍、玄武)、内側には「因幡の白兎」といった大貴己命の神話をモチーフにした彫刻が飾られています。(神田明神公式HPより)。




神田明神に詣でたあと、お茶の水駅に向かう途中、湯島聖堂に立ち寄りました。
湯島聖堂は、徳川綱吉によってつくられた《孔子廟》です。



大成殿という廟内には、孔子像や孔子の弟子たちの像が祀られています。
また、ここには江戸時代、昌平黌という幕府の学問所が設置されていました。
合格祈願のお守りや鉛筆、神農(古代中国の伝説の皇帝)のお守りが売られていました。





聖橋からヲタの聖地秋葉原方向を眺める
Posted at 22:45 | 雑記 | この記事のURL

新開花の御引出祝膳 [2008年01月02日(水)]

東京・神田明神下、新開花のおせち《御引出祝膳》です

上下2段の引き出し型の重箱です。下段はひとつ、上の段は左右2つに分けられています



上の段には、左に百合根金団、黒豆、田作り、かまぼこ、厚焼・薄焼玉子ほか、右に雲丹新丈、平目竜肥巻、青梅蜜煮、小肌卯の花和え、若鶏文銭巻、子持昆布、唐寿美粕漬ほかが収められており、下段には、海老芋旨煮、叩き牛蒡、鰊黄金漬、松茸旨煮、高野豆腐東寺巻、あわび松笠煮、印籠柿、菜の花辛子和え、慈姑レモン煮、編み笠柚子ほかが収められています。





上の段左側の引き出しの品々は、おせちの基本とも言えるきんとん、田作り、かまぼこ、卵焼き、黒豆といった面々です。

通常のおせちにありがちなしっかりした味付けではなく、素材のそのものの味が感じられる控えめな味付けとなっています。

ぷっくりふっくらとした黒豆、やや甘めの伊達巻風の厚焼き玉子と関西風だし巻きの薄焼き玉子の織りなす味のコントラスト、しっかりした苦味の田作り、そしてなにより、栗のきんとんにくらべ、おだやかで切れのいい甘みをもつ百合根きんとん、どれもが正統的なおせち料理の味わいを満喫させてくれます

上の段右には、鶏や魚に丁寧なしごとを施した酒肴の数々が並びます。雲丹の香りが豊かで、ねっとりときめのこまやかな雲丹新丈、昆布のうま味が程よく平目に染みこんだ平目竜肥巻、酢じめをされた小肌とおからの上品な酸味、チーズを巻いた若鶏、唐寿美粕漬はこれまで食べたどのカラスミよりもやわらかく、しかもうま味が感じられるました





下段は煮物が中心です。彩りをあざやかにするために中心に置かれた柚子釜盛りのいくら、その脇には柚子を甘く煮しめた編み笠柚子もあります。海老芋はちいさなさいころのように切られ、こんにゃくのたまり煮とともに並べられています。かりっとしっかりした歯ごたえの叩き牛蒡は、芯まで味が染みこんでいました。鰊黄金漬は、西京漬けの鰊を焼いたものにほぐした数の子をまぶしたもので、脂の乗った鰊と数の子が西京みその味でとても深みのある味わいとなっており、絶品と呼ぶのにふさわしい味でした。甘党のわたしがとくに感動したのは、まんなかのくりぬかれた大きな干し柿(印籠柿)のなかに、菜の花の辛子和えがはいったものです。干し柿の口のなかにじわっとひろがる甘みを辛子に和えられた菜の花の辛みと春の苦味がぴりっと引き締めます。甘みとそれを引き立たせる辛み・苦味のバランスがとてもよかったです

ちょっとはりこんで買った《おせち》ですが、寸毫の後悔を感じさせない、ものすごくおいしいおせち料理でした。いつか、このお店に行って、料理を食べてみたい、そう強く思いました
Posted at 15:10 | 雑記 | この記事のURL
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