広島旅日記〜厳島神社篇・前編 [2007年03月02日(金)]
岩国から在来線に乗り、宮島口に着いたわたしたちは、目の前に見えるフェリー乗り場まで先を急いだ。宮島口から宮島に向かうフェリーは、JRのものと広島電鉄のものがあったが、その時点で出船時間が迫っていた広電のフェリーに飛び乗った。
その日は日曜日ということもあって、2階の船室は満員だったため、吹きさらしの3階席に座った。宮島までは10分ほどの短い船旅だが、遠目に見た厳島神社の朱い大鳥居が段々と迫ってくるさまは圧巻だった。
宮島に着いたわたしたちをまず迎えてくれたのは、たくさんの鹿たちだ。宮島の鹿たちは奈良のそれと違って、とてもフレンドリーに思えた。観光客にえさをねだるもののその態度は奈良の鹿に比べて控えめで好感が持てる。以前、鹿せんべいを強奪しようとし、わたしの脇腹に噛みついた奈良の鹿とは大違いだ。わたしの脇腹にはいまだに鹿の噛み痕が残っている
わたしたちは、かわいい鹿たちに別れを告げ、先を急いだ。そう、もちろん昼ご飯を食べるためだ。腹ぺこのわたしは早くお店を決めるよう主張し、商店街の入口近くのお店に入った。メニューを手にとると、名産のかきやあなごを使った料理が並んでいた。わたしはその中からかき定食という料理を注文した。
運ばれてきたかき定食は、かきフライ、かきの酢味噌にお吸い物とお新香、そしてごはんがついたものだった
あ〜あ、やっとまともなごはんにありつけた
さっそくかきフライに手を伸ばす。やや小ぶりのかきは細かめのパン粉をつけて、きつね色にこんがりと揚げられており、コロコロとかわいげであった。 かきを真ん中から噛る。とたんに熱いかきのうま味汁が口にこぼれる。 あちちちっ、慌てて、箸に残る半かけを皿に戻すとじわっと淡い白色のうま味汁がこぼれだした。小ぶりであるぶん、うま味がぎゅっと詰まっているかきだった ううっ、うまい、うますぎる 地獄で仏とは、このことだ
わたしは夢中になってかきを食べはじめた。
はたと気がついた。しまった、写真を撮るのを忘れた。食い意地が張っていたため、かきを食べることに精いっぱいで、ブログに貼り付けるための写真を撮るのをすっかり忘れてしまった
まぁ、やってしまったことはしかたがない
わたしはかきフライをたいらげると、つぎなるかきの酢みそに箸をつけた。
かきの酢みそは、熱湯に軽くゆがいてしゃぶしゃぶ状態のかきのうえに酢みそがかけられたものだ。ほどよく肉が引き締まり、うま味がなかに閉じこめられたかきは、それだけでももちろんおいしいが、酢みそと一緒に食べると、酸味とみそのうま味とかきのうま味が合体し、濃厚なのにとてもさっぱりした味だった
満腹になった、わたしたちはいよいよ目的地である厳島神社に歩を進めた。
広島旅日記〜厳島神社篇・後編につづく
その日は日曜日ということもあって、2階の船室は満員だったため、吹きさらしの3階席に座った。宮島までは10分ほどの短い船旅だが、遠目に見た厳島神社の朱い大鳥居が段々と迫ってくるさまは圧巻だった。
宮島に着いたわたしたちをまず迎えてくれたのは、たくさんの鹿たちだ。宮島の鹿たちは奈良のそれと違って、とてもフレンドリーに思えた。観光客にえさをねだるもののその態度は奈良の鹿に比べて控えめで好感が持てる。以前、鹿せんべいを強奪しようとし、わたしの脇腹に噛みついた奈良の鹿とは大違いだ。わたしの脇腹にはいまだに鹿の噛み痕が残っている
わたしたちは、かわいい鹿たちに別れを告げ、先を急いだ。そう、もちろん昼ご飯を食べるためだ。腹ぺこのわたしは早くお店を決めるよう主張し、商店街の入口近くのお店に入った。メニューを手にとると、名産のかきやあなごを使った料理が並んでいた。わたしはその中からかき定食という料理を注文した。
運ばれてきたかき定食は、かきフライ、かきの酢味噌にお吸い物とお新香、そしてごはんがついたものだった
あ〜あ、やっとまともなごはんにありつけた
さっそくかきフライに手を伸ばす。やや小ぶりのかきは細かめのパン粉をつけて、きつね色にこんがりと揚げられており、コロコロとかわいげであった。 かきを真ん中から噛る。とたんに熱いかきのうま味汁が口にこぼれる。 あちちちっ、慌てて、箸に残る半かけを皿に戻すとじわっと淡い白色のうま味汁がこぼれだした。小ぶりであるぶん、うま味がぎゅっと詰まっているかきだった ううっ、うまい、うますぎる 地獄で仏とは、このことだ
わたしは夢中になってかきを食べはじめた。
はたと気がついた。しまった、写真を撮るのを忘れた。食い意地が張っていたため、かきを食べることに精いっぱいで、ブログに貼り付けるための写真を撮るのをすっかり忘れてしまった
まぁ、やってしまったことはしかたがない
わたしはかきフライをたいらげると、つぎなるかきの酢みそに箸をつけた。
かきの酢みそは、熱湯に軽くゆがいてしゃぶしゃぶ状態のかきのうえに酢みそがかけられたものだ。ほどよく肉が引き締まり、うま味がなかに閉じこめられたかきは、それだけでももちろんおいしいが、酢みそと一緒に食べると、酸味とみそのうま味とかきのうま味が合体し、濃厚なのにとてもさっぱりした味だった
満腹になった、わたしたちはいよいよ目的地である厳島神社に歩を進めた。
広島旅日記〜厳島神社篇・後編につづく
広島旅日記〜錦帯橋篇 [2007年02月28日(水)]
広島でこだま号にのりかえ、新岩国に着いたわたしたちは、タクシーで錦帯橋に向かうことにした。ここで、少々興味深いことに気がついた このあたりには、小型タクシーしかないのである。 東京では、タクシーといえば、中型タクシーで、運賃の安い小型タクシーを見つけることはなかなか難しい。 しかし、新岩国駅前のタクシー乗り場では中型タクシーは1台も見つけることができなかった
タクシーで錦帯橋に向かう途中、川岸に延々と連なる桜並木があった。いまはまだつぼみすら芽吹いてはいないようだが、花の咲くシーズンには、さぞかしにぎやかな風景が楽しめることであろうと思った
10分ほどで目的地錦帯橋に到着した。錦帯橋は当初考えていたより落ち着いた色合いの橋で、周囲の景色に自然と溶け込んでいた
入り口で橋の渡り賃を支払い、橋を上りはじめた。樽を半分で切ったような半円形のだんだんがいくつか連なる橋はしかし、わたっている間、真正面だけ見ていると、たんに川にかかる階段を昇り降りしている感覚しかなく、記念写真を撮るといっても、まるでどこか階段に並んでいるふうにしかみえない。 だが、橋の頂上部から下を流れる錦川をのぞき込むと、改めて橋であることがつよく認識される。 高さはどれくらいだかわからないが、流れの速い錦川の川面を眺めていると、高所恐怖症ではないわたしもちょっぴり恐くなった
橋を渡り、わたしは最初にしなければならないことがあった。それはななさんに教えていただいたソフトクリームを食べることであった。その日はとても寒かったけれど、ななさんがおいしいと推薦してくれたソフトクリームを食べないことには、食いしん坊でならすりんごのみつの名が泣ける。なんのこっちゃ
橋を渡ってすぐのところにたくさんの種類のソフトクリームが書いてある大きな看板を掲げる店を確認した。「ふむふむ、ここだな。ななさんのお奨めの店は」、ひとり納得したわたしは、仲間たちと一緒に金運に御利益がある白ヘビを見るため、白蛇観覧所まで吉香公園をはりきって歩いていった。
白蛇観覧所では、ガラス張りの大きな部屋の中に白ヘビたちがくつろいでいた。アオダイショウのアルビノである白ヘビはガラスを通してみると、かすかに黄みかがった白色で、目は赤い色をしていた。白いかおにあかい目のへびは、へびが少々苦手なわたしから見ても、愛嬌があって、かわいい感じがした
白蛇観覧所の入り口では、白蛇神社のお札やお守りが売っていた。 金運アップを狙うわたしたちは、まるで池の鯉にえさを与えたときのようにお守り授与所に群がり、お守りを買いあさった。 これで、金運はOK、ではつぎは食欲を満たそうかなぁ〜。
さっそく、さっき確認したソフトクリーム屋さんに向かったわたしは、「こんなに寒いのによくソフトなんか、食べるよなぁ〜、りんごは」という仲間のことばを無視し、お店の一番目立つところにポスターが貼ってあったさくらソフトクリームを食べることにした。ただ、やはりちょっと寒いので、レギュラーサイズではなく、小さいサイズを頼んだ。
ぺろり、ひとなめすると、舌にひんやりとしたやさしい甘みが広がる クリーミィなミルクに桜の味がアクセントとして加えられたさくらソフトは、寒くなければもうひとつ食べられるくらいおいしかった さくらといっても桜が決して強いわけではなく、ひかえめにその風味を主張しているようであった。
ソフトクリームを食べ終わったわたしは、コーンに巻かれていた紙を返すためお店に向かった。返したあと、ふと視線を横に移すと、2、3軒離れたところにもたくさんの種類のソフトクリームを売っているお店を発見した
目を凝らすと、「佐々木小次郎商店」と書いてある。「ええーっ」 たしかななさんに教えていただいたお店は「佐々木小次郎商店」ではなかったか、では、こちらのお店は、・・・。うえを見ると、でかでかと「むさし」と書いてあるではないか。「むむっ、謀ったな武蔵」。 見間違えた自分のせいです、むさしさんはまったく悪くありません
後の祭りである。食い意地のはったわたしは、おいしいソフトクリームということしか頭になかったため、橋を渡ってすぐ目に飛び込んできたソフトクリーム屋さんを「佐々木小次郎商店」だと思い込んでしまったのだった
たしかに「武蔵」のソフトクリームもおいしかった でも、ななさんが奨めてくれる店だから、「佐々木小次郎商店」のソフトクリームはもっとおいしかったのではないか、とてつもない後悔がわたしを襲う
傷心のわたしに次なる災難が襲った
ここでお昼に「岩国寿司」を食べてから、次の目的地として宮島に行く予定だったのに、時間がないから、とりあえず宮島に行ってそこでお昼を食べようという意見が出された。
わたし 「ええっ、岩国寿司たべないの〜」
仲間A 「宮島に行けばかきがあるじゃん」
仲間B 「そうだよ、かき食いたいもん」
一同 「そうだ、そうだ」
わたし 「わかったよ」
結局、宮島に行くことになった。朝から、サンドイッチとコーヒーとソフトクリームしか食べていない腹ぺこのわたしは、みんなといっしょに岩国駅までのタクシーに乗った。
とほほ
広島旅日記〜厳島神社篇に続く
タクシーで錦帯橋に向かう途中、川岸に延々と連なる桜並木があった。いまはまだつぼみすら芽吹いてはいないようだが、花の咲くシーズンには、さぞかしにぎやかな風景が楽しめることであろうと思った
10分ほどで目的地錦帯橋に到着した。錦帯橋は当初考えていたより落ち着いた色合いの橋で、周囲の景色に自然と溶け込んでいた
入り口で橋の渡り賃を支払い、橋を上りはじめた。樽を半分で切ったような半円形のだんだんがいくつか連なる橋はしかし、わたっている間、真正面だけ見ていると、たんに川にかかる階段を昇り降りしている感覚しかなく、記念写真を撮るといっても、まるでどこか階段に並んでいるふうにしかみえない。 だが、橋の頂上部から下を流れる錦川をのぞき込むと、改めて橋であることがつよく認識される。 高さはどれくらいだかわからないが、流れの速い錦川の川面を眺めていると、高所恐怖症ではないわたしもちょっぴり恐くなった
橋を渡り、わたしは最初にしなければならないことがあった。それはななさんに教えていただいたソフトクリームを食べることであった。その日はとても寒かったけれど、ななさんがおいしいと推薦してくれたソフトクリームを食べないことには、食いしん坊でならすりんごのみつの名が泣ける。なんのこっちゃ
橋を渡ってすぐのところにたくさんの種類のソフトクリームが書いてある大きな看板を掲げる店を確認した。「ふむふむ、ここだな。ななさんのお奨めの店は」、ひとり納得したわたしは、仲間たちと一緒に金運に御利益がある白ヘビを見るため、白蛇観覧所まで吉香公園をはりきって歩いていった。
白蛇観覧所では、ガラス張りの大きな部屋の中に白ヘビたちがくつろいでいた。アオダイショウのアルビノである白ヘビはガラスを通してみると、かすかに黄みかがった白色で、目は赤い色をしていた。白いかおにあかい目のへびは、へびが少々苦手なわたしから見ても、愛嬌があって、かわいい感じがした
白蛇観覧所の入り口では、白蛇神社のお札やお守りが売っていた。 金運アップを狙うわたしたちは、まるで池の鯉にえさを与えたときのようにお守り授与所に群がり、お守りを買いあさった。 これで、金運はOK、ではつぎは食欲を満たそうかなぁ〜。
さっそく、さっき確認したソフトクリーム屋さんに向かったわたしは、「こんなに寒いのによくソフトなんか、食べるよなぁ〜、りんごは」という仲間のことばを無視し、お店の一番目立つところにポスターが貼ってあったさくらソフトクリームを食べることにした。ただ、やはりちょっと寒いので、レギュラーサイズではなく、小さいサイズを頼んだ。
ぺろり、ひとなめすると、舌にひんやりとしたやさしい甘みが広がる クリーミィなミルクに桜の味がアクセントとして加えられたさくらソフトは、寒くなければもうひとつ食べられるくらいおいしかった さくらといっても桜が決して強いわけではなく、ひかえめにその風味を主張しているようであった。
ソフトクリームを食べ終わったわたしは、コーンに巻かれていた紙を返すためお店に向かった。返したあと、ふと視線を横に移すと、2、3軒離れたところにもたくさんの種類のソフトクリームを売っているお店を発見した
目を凝らすと、「佐々木小次郎商店」と書いてある。「ええーっ」 たしかななさんに教えていただいたお店は「佐々木小次郎商店」ではなかったか、では、こちらのお店は、・・・。うえを見ると、でかでかと「むさし」と書いてあるではないか。「むむっ、謀ったな武蔵」。 見間違えた自分のせいです、むさしさんはまったく悪くありません
後の祭りである。食い意地のはったわたしは、おいしいソフトクリームということしか頭になかったため、橋を渡ってすぐ目に飛び込んできたソフトクリーム屋さんを「佐々木小次郎商店」だと思い込んでしまったのだった
たしかに「武蔵」のソフトクリームもおいしかった でも、ななさんが奨めてくれる店だから、「佐々木小次郎商店」のソフトクリームはもっとおいしかったのではないか、とてつもない後悔がわたしを襲う
傷心のわたしに次なる災難が襲った
ここでお昼に「岩国寿司」を食べてから、次の目的地として宮島に行く予定だったのに、時間がないから、とりあえず宮島に行ってそこでお昼を食べようという意見が出された。
わたし 「ええっ、岩国寿司たべないの〜」
仲間A 「宮島に行けばかきがあるじゃん」
仲間B 「そうだよ、かき食いたいもん」
一同 「そうだ、そうだ」
わたし 「わかったよ」
結局、宮島に行くことになった。朝から、サンドイッチとコーヒーとソフトクリームしか食べていない腹ぺこのわたしは、みんなといっしょに岩国駅までのタクシーに乗った。
とほほ
広島旅日記〜厳島神社篇に続く
広島旅日記〜新幹線篇 [2007年02月27日(火)]
広島旅行に出発するため、早朝品川駅に集合したわたしたちは、車内でとる朝食として駅弁を買うことにした。ここで、わたしは考えた。「待てよ、品川の駅弁はいつでも食べられる。車内で関西地方の駅弁を買おう」。
駅弁や飲み物を買いあさる仲間を尻目に、「ぼくはほかの地方の駅弁を車内販売で買うからいらないよ」と言い放った。乗車すると、さっそく車内販売のカートがやってきた。品川出発したばかりなので、もちろん地方の駅弁など売っていない。当然だ
名古屋まで何回かカートはわたしたちの脇を往復した。わたしの仲間たちはお弁当をすでに食べ終わり、ビールを買いはじめた。ビールを飲みながら話しをするもの、ビールを飲んで一眠りするものなどが現れはじめた。
名古屋を過ぎ、またカートがやってきた。だが、浜名湖名物「ウナギ弁当」を売っている様子はない。でも、もともと「ウナギ弁当」を食べるつもりはないし、だいいち朝からウナギを食べるひとなんていないから、売っていないのだろう、と思った。それに名古屋や京都では停車時間が短いので、新大阪に停まったあと新しいお弁当が補給されるのだろう。その時はそう思った。
京都を過ぎ、新大阪駅も出発した。カートがやってきた。カートのなかを覗く。そこには品川を出発してからすぐにみた光景とまったく同じ光景があった。「ええーっ、同じじゃん」、どうやらいまは昔と違ってずっと同じお弁当を売り続けているようだ。「がっくり」
傷心のわたしはひとこと。「サンドイッチとコーヒーをください」。結局、東京名物の駅弁を買うこともなく、いつでもどこでも売っているサンドイッチを食べたのである。トホホ
だがわたしには秘策があった。ここでお腹をいっぱいにしないで、錦帯橋名物の「岩国寿司」を食べよう。そうだ、そうしよう 内心固く決意したわたしはみんなに告げた。「お昼は錦帯橋で名物のを食べるからね」。仲間たちからも特に異見もでることなく、流れがつくられた
広島旅日記〜錦帯橋篇につづく
駅弁や飲み物を買いあさる仲間を尻目に、「ぼくはほかの地方の駅弁を車内販売で買うからいらないよ」と言い放った。乗車すると、さっそく車内販売のカートがやってきた。品川出発したばかりなので、もちろん地方の駅弁など売っていない。当然だ
名古屋まで何回かカートはわたしたちの脇を往復した。わたしの仲間たちはお弁当をすでに食べ終わり、ビールを買いはじめた。ビールを飲みながら話しをするもの、ビールを飲んで一眠りするものなどが現れはじめた。
名古屋を過ぎ、またカートがやってきた。だが、浜名湖名物「ウナギ弁当」を売っている様子はない。でも、もともと「ウナギ弁当」を食べるつもりはないし、だいいち朝からウナギを食べるひとなんていないから、売っていないのだろう、と思った。それに名古屋や京都では停車時間が短いので、新大阪に停まったあと新しいお弁当が補給されるのだろう。その時はそう思った。
京都を過ぎ、新大阪駅も出発した。カートがやってきた。カートのなかを覗く。そこには品川を出発してからすぐにみた光景とまったく同じ光景があった。「ええーっ、同じじゃん」、どうやらいまは昔と違ってずっと同じお弁当を売り続けているようだ。「がっくり」
傷心のわたしはひとこと。「サンドイッチとコーヒーをください」。結局、東京名物の駅弁を買うこともなく、いつでもどこでも売っているサンドイッチを食べたのである。トホホ
だがわたしには秘策があった。ここでお腹をいっぱいにしないで、錦帯橋名物の「岩国寿司」を食べよう。そうだ、そうしよう 内心固く決意したわたしはみんなに告げた。「お昼は錦帯橋で名物のを食べるからね」。仲間たちからも特に異見もでることなく、流れがつくられた
広島旅日記〜錦帯橋篇につづく
ただいま〜! [2007年02月26日(月)]
ただいまもどりました
留守中、さまざまなかたからコメントをいただきまして、どうもありがとうございました
コメントに対するお返事は順番に書かせていただきますので、すこしお時間をいただければ幸いです。
通常の記事のアップは明日か、明後日からするつもりですので、よろしくお願いいたします
留守中、さまざまなかたからコメントをいただきまして、どうもありがとうございました
コメントに対するお返事は順番に書かせていただきますので、すこしお時間をいただければ幸いです。
通常の記事のアップは明日か、明後日からするつもりですので、よろしくお願いいたします
旅の途中で〜その4 [2007年02月26日(月)]
原爆ドームです。二度と地球上にこのような状態の建物を出現させてはならないと思います。亡くなられたかたがたのご冥福をこころからお祈り申しあげます。
旅の途中で〜その3 [2007年02月25日(日)]
ホテルから見た夕焼け
旅の途中で〜その2 [2007年02月25日(日)]
厳島神社です。
旅の途中で〜その1 [2007年02月25日(日)]
錦帯橋です。