先日、
どうしようもなく、人の鬱々気分が
自分に移ってしまって落ち込む・・・
という話を書きましたが、
そんなときの、自分なりの「解消法」を
私は持っています。
その1
「泣く」
正しくは、「泣くようにしむける」
なのですが、
つまり、泣いてしまうような本や映画を
読んだり見たりするのです。
それも、しくしく泣くようなのじゃなく、
もう、この上ないくらい、
わんわん泣いてしまうようなやつ。
泣くと、案外にすっきりします。
自分が、本当は、泣きたかったのかもな・・・
と思ったりします。
でも、普段はそれがよく分からなかったりするので、
むりやり泣かしてみる、という荒療治(笑)。
その2
「磨く」
何でもいいのですが、
私の場合、キッチンにある何かしら、です。
シンクだったり、やかんだったり、
レンジ台だったり、グラスだったり、
とにかく、もう、無心でぴかぴかになることだけを
目標にして、できるもの。
これは本当に、心からすっきりします。
心もすっきり、キッチンもすっきり、の一石二鳥(笑)。
吉本ばななさんの名作「キッチン」にも、
同じようなシーンがあって、
あの気持ちは、ほんとうによくわかる・・・
と納得したものでした。
その3
「どこまでも落ち込んでみる」
これは、あんまりお勧めできないものかもしれないですが、
下手に、「元気出そう」と頑張ってしまうと、
自分にとっては逆効果で、
もっともっと落ち込んでしまうので、
あえて、
どん底まで落ち込んでみる、という方法です(笑)。
ネクラなので、
本当にどこまでも落ち込める感じがしますが、
やっぱり、
今の自分は、子をもつ母であり、
生活のどこかで、
気を紛らわす機会を得られているように思います。
子どもの一言だったり、
無邪気な笑顔だったり、
落ち込んでいる自分が、
もったいなく思える瞬間というのが、
日々のどこかしらには必ずあって、
それを頼りに生きていける、ということなのでしょう。
人生、それほど悪くないぞ、
と思えるものが生活のあちこちに点在している。
それは、幸せなことだと思います。
誰もに有効な方法ではないと思うけど、
こんなのもあるぞ・・・くらいで