警察
にとっては、田舎町で起こった
小さな強盗傷害事件なのかも知れません。
今だに犯人は捕まってないし、捜査なんてしてんのかな
あれから4年経ちますが、今日は「
あの日」
自分がブログやってるのを誰にも言ってないので
かなりボカシますが・・・
勤務中の
深夜3時過ぎに
「何だか解らないけど
血まみれの人がいるので見に来て欲しい」
と連絡があり駆けつけるとベッドに横たわった人
の顔が血まみれ・・・枕で沈んだ窪みにも血だまりが・・・
片側の口角が耳まで裂かれ
片目は潰され
もう片方はとっさに目つぶったのでしょう
まぶたが裂かれていました。
そして周囲の
カーテンは血まみれで
床には歩きまわった血のあとのスニーカーの
足跡・・・
鍵のかかる引き出しには、これまた血まみれの
鍵がぶら下がっていました
幸いこの方は適切に医療処置をうけ
命には別状なく、すぐに警察がきて
建物内の捜索もされました。
朝
になって50人体制で警察が建物内の
捜査と事情聴取をしました。
私はその朝、仕事を終えたら専門学校の実習が
あって即行で汽車に乗って行かなくてはならない
事情があり、先に事情聴取をしてもらった。
そのことで、その日建物内にいたという事と
やけに急いで去ろうとしているって事で
怪しまれ後日、私だけ警察に呼ばれ
朝から昼過ぎまで調書
をとられました。
両手の指と手のひらの指紋もとられました。
昼過ぎたのに
カツ丼も出なかったよ
なにが悲しくて、自分の仕事を大変にするような
そんな事するかっ
あの日、夜があけるまで建物内にもしかしたら
まだ潜んでいるかもしれない犯人から
建物内の人達を守らなければならない
立場にあり、その恐怖と重圧感。
あの日の事を深々と
冷える夜の闇・・・
だとか、大勢の警察官
・・・
だとか、大量の血・・・
それらの状況に置かれると今だに
動悸がして
手足が痺れ
思考が停止してしまいます
PTSDってやつですね
しかし、同じ職場の人間でも
今日が「あの日」だって事を忘れています。
・・・たぶん
今日は(もう昨日ですね)忘年会でした。
私も忘年会の実行委員で忙しく
走り
廻っていたので、あまり考えずに済みましたが。
少なくとも今日、夜勤でなくて良かった。
犯人は「何やっても捕まらないから大丈夫
」
とのうのうと暮らしているのです。
日本って結構何やっても
OKなんだね
おまわりさん
私は又、「
ちょろいから又やってやろう」と
そいつが、やって来るんじゃないかって
恐怖にかられているというのに。